曜「えっちしないと出られない部屋?」 続
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曜「……」
千歌「あっ!見て見てよーちゃん!ほら!ドリンクバーついてる!」
曜「…うん」
千歌「あー!みかん味もある!飲んじゃおーっと」
曜「…」
曜(この部屋に閉じ込められてから3時間くらい経ったけど…)
曜(千歌ちゃん満喫しすぎじゃない?)
それよりも
曜(さっき千歌ちゃんとき、キス…しちゃったんだよね…///)
唇…
千歌ちゃんの唇…
曜「…柔らかかったなぁ」
千歌「なにがー?」ヒョコッ 曜「うわわっ!?ち、近い!?」
千歌「…チカだけに?」
曜「ち、違っ…くはないけど…あ、あれ?」
千歌「あはは!…もーなぁに?どうしたの曜ちゃん」
曜「えっ…と…」
千歌ちゃんは何とも思ってないのかな…?
千歌「あっ、ちょっとトイレ行ってくるね」
曜「う、うん」
千歌「…よーちゃん覗かないでね?」
曜「の、覗かないよ!!?」
千歌「ふふっ!もー冗談だよー」
__ _
バタン。
曜「…はぁ」
曜「…せっかくだし私も何か飲もう」
曜(閉じ込められてるんだしちょっとくらい勝手に飲んでもいいよね)
曜「…うわ、ほとんどお酒じゃん」
曜「ん?これ…カシスオレンジって…」 千歌「よー…ちゃんっ!♡」ギュッ♡
曜「うわっ!?…ち、千歌ちゃ…ん!?」
千歌「ふふふ♡…ねーよーちゃーん♡ちかねぇー?なんかー♡…ふふっ♡…あっついのー♡」
曜(カシスオレンジってそういう!?カシスオレンジって!?)
千歌「ねー♡…ベッド行こ?♡」
曜「は……はい…!」
はい一択だった __ _
ベッド♡
千歌「はーい♡よーちゃんおいでぇー?♡」
曜「は、はーい…よーちゃん今行くよー…」
私は情けなく千歌ちゃんの待つベッドに這い寄った
千歌ちゃんは私を優しく抱き寄せてくれてそのまま溶けるように2人で体を寄せ合った。
曜(あぁ…きっと今すっごく幸せかも…)
曜(このままずっと…ここで2人で暮らすのも悪くない…のかな…)ギュッ…
千歌「…ふふ♡…どーしたのぉ?よーちゃん♡」ナデナデ
曜「千歌ちゃん……千歌ちゃん…」
千歌「うん…チカはここだよ…」
曜「……」
曜(あったかい…このまま…全部凍らせて眠りたい…) 曜「……」
曜「……」
曜「…」
曜「…!…いや!いや!それはダメだよ!?」ガバッ
千歌「わっ!…もー…どうしたの?」
曜「こんなのダメだよ!!…こんな…っ…千歌ちゃんも!!」
千歌「…え?」
曜「お酒で酔って…酔った勢いでえっちするなんて絶対ダメ!!」ダッ!
千歌「よ、曜ちゃん!?どこに行くの!?」
曜「あのドアだよ!!こんなの間違ってる…絶対こじ開けてやる…!」
千歌「まっ…待って!!」
曜「…っ!」
千歌「…本当はね…ドア…開いてるんだよ…」
曜「え?」
曜「えっ」 ♡
千歌ちゃんの話によると
キスをした後に部屋を出ようとした時には既にドアは開いていたらしい
けど…
曜「どうして…開いてないって言ったの?」
千歌「そ、それは…っ///」
曜「…ん?なに?」
千歌「よ、よーちゃんと…その…///」
曜「???」
千歌「っ!…も、もー!ばかっ!///ばか曜!!///」
曜「えー!?」
千歌「もーいい!帰る!ほら!曜ちゃんもボサッとしてないで帰るよ!///」
曜「えぇ…あっ!待ってよ!千歌ちゃーん!」 その後、恐ろしいほどあっさりとドアは開き
私達は電車で家に帰った
けれど
曜「ねー千歌ちゃん、結局あの部屋はなんだったのかな」
千歌「さー…ねぇそれより曜ちゃん」
曜「ん?」
千歌「……///」
曜「え?なに?」
千歌「…今日…うちに泊まって…かない?///」
曜「…えっ」
はい一択だった。 __
____
梨子「……結局シなかったわね」
梨子(まぁ、わかってたけど)
「梨子先生、よろしかったのでしょうか?」
梨子「問題ないわ、小説のネタは集まったし…それに…ふふっ♡」
あぁ、それにしてもようちかは最高ね。
おわりよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています