〜善子の部屋〜


善子「ククク……クフフフ……」

善子「買ってしまった……ふふ、買ってしまったわ」

善子「悪魔の鏡!」


【悪魔の鏡】※ヨハネ命名
学校の帰り道にたまたま見つけた怪しい骨董店で買った鏡。
小さな手鏡のように見えるけれど、鏡面じゃない方を光に翳すと鏡面がぼんやりと輝いて見えるの。謎のアイテム感がヨハネ的に高ポイント!


善子「店の主人が言うには……おのれの心を実体化させるらしいんだけど……」

善子「ふふ、そういう曰く付きなアイテムが一番ポイント高いのよね」

善子「明日ルビィとずらまるに自慢しよーっと」

『善子〜? そろそろ寝なさーい』

善子「善子言うなー! もう……分かってるわよ寝るわよ」


カチッ(消灯)


善子「わ、月明かりがすごい」

善子「ククク……このような夜は我が魔力が高ぶる夜……ふふふ、今宵はいかなる魔力を我がリトルデーモン達に授けようか……」

善子「んふふ、でも今日は自分の魔力を溜め込む日だけどね」