千歌「ライブ中に幼馴染二人がゾーンに入ってる」
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果南「……」ゴゴゴゴゴ
曜「……」ゴゴゴゴゴ
千歌「二人だけ別次元のダンス踊ってるせいで何か千歌たちが下手っぴに見えるんだけど」
梨子「……うん」
千歌「二人のゾーンを何とか止められないかな。ゾーンに入られるとチームワークがめちゃくちゃになる」
梨子「ゾーンは集中を極限まで突き詰めた状態だし、二人のゾーンを解くには集中を崩してあげればいい。だから>>2をすればいいんじゃないかな」 千歌「分かった。やってみるね。まずは果南ちゃんからーー」
果南「……」たったったっ
千歌「なっ! 疾っ!? どうしよ、梨子ちゃん。ダンス中にキスって難しいよ」
梨子「大丈夫。>>10ちゃんが動きを止めてくれるから、その隙に唇を奪って」
千歌「う、うん、分かった!」たっ |c||^.- ^||私が止めている間に、はやく!! 果南「……」たっ
梨子「っ、ぐっ」
梨子(なんて速度。走って付いていくのが精一杯だよ。私の全速力と同等の速度で移動しながら踊り続けるとは……、でも負けない!)
果南「……」たったったっ、きゅっ
梨子「なっ!?」
梨子(ここで緩急!? しまっーー)
梨子「きゃっ」どてん
果南「……」たったったっ
梨子(やられた。でも、一瞬だけどスピードを緩めた! 千歌ちゃんならばその隙に果南ちゃんに追い付くことも可能!)
千歌「ーー梨子ちゃん、ありがとう。後は任せて」
果南「!」くっ
千歌「とりゃ!」
果南「……」きゅっきゅっ、ぐるん
梨子「!?」
梨子(そんな! 飛びかかった千歌ちゃんを回転して抜きさった! でもーー)
梨子「そこだ!」
果南「!」ぴたっ
梨子(この一瞬を待ってた)
梨子「今だよ、千歌ちゃん!」
千歌「うん!」がしっ
果南「!!!」
千歌のキスは成功する?
安価下
0-50成功
51-99失敗 >>16
金「オレの魔王の眼―ベリアルアイ―はお前の眼とは格が違うぞ」
善子「なにそれ!かっこいい!!」 千歌「んっ」
果南「むぐっ、んっ……」
千歌「ちゅ、んはぁ……はぁ」
果南「ぁう……うう」とろん
千歌「これで果南ちゃんは止まったね」きりっ
梨子「はわわ……、千歌ちゃんはげし」
千歌「さてと、次は曜ちゃんだね」
曜「……」ゴゴゴゴゴ
千歌「曜ちゃんは手強いよ。どうやって止める?」
梨子「うーん、曜ちゃんなら>>27とかいいと思う」 今の曜ちゃんはステージのどこからでも100%ヨーソローできる…! 千歌「ちかりこの写真。つまり千歌と梨子ちゃんの写真だね」
梨子「うん。曜ちゃんなら見せれば仲間に入れてーと言うと思う」
千歌「そうだね。でも、本当に大丈夫かな。曜ちゃんって千歌と同じで頭空っぽだし、集中している時にその程度で何とかすることが出来るとは思えないよ」
梨子「きっと大丈夫だよ」
千歌「梨子ちゃんがそう言うなら試してみるけど……」
梨子「じゃー果南ちゃんと同じく私が動きを止めるからその間に千歌ちゃんは曜ちゃんの目の前に写真を突き出してね」
千歌「うん、分かった」 曜「……」ゴゴゴゴゴ
梨子(まずは牽制の為に、曜ちゃんに突撃!)たっ
曜「……」ぴょん
梨子「!?」
梨子(何この脚力! 跳んでーーいや、飛んだ!)
曜「……」たんたん
梨子(空気を蹴って、加速! そんな……ありえない!)
千歌「流石、曜ちゃんだね。前に飛び込みの全国大会でも、曜ちゃんはゾーンを使った。その時に魅せたのが、これだよ」
梨子「確かに曜ちゃんは強敵みたいだね。でも、だからって諦めないよ」たっ
曜「……」すたっ
梨子「これはラブライブ! 飛び込みは関係ない」
千歌「……甘いよ、梨子ちゃん。曜ちゃんは飛び込みだけじゃない。なんでもできるんだ」たっ
曜「……」ぎゅいん
梨子「!!」
梨子(これはさっき果南ちゃんが使った回転。いや、それよりも遥かに迅く廻っている!!)
千歌「果南ちゃんよりもさらに深いゾーン。流石に曜ちゃんはゾーン慣れしている」 第2の扉を開いたらゾーンを超えたゾーンに入るんだよね確か 梨子「だけど、こんなに回ってたら直ぐにバテるはず」
千歌「ううん、体力お化けの曜ちゃんは決してバテることはない。それどころかさらに集中が増して、手が付けられなくなる」
梨子「そんな……」
梨子(打つ手が……ない。写真はある。でも、それを見せるための手段が……私達にはない)がくっ
千歌「梨子ちゃん、諦めちゃダメだよ」
果南「ーーその通りだよ」ゴゴゴゴゴ
ちかりこ「「!?」」 千歌「果南ちゃん……!」
果南「千歌、ありがとう。私の暴走を止めてくれて」なでなで
千歌「果南ちゃん、またゾーンに入って! いや、それ以前にどうしてゾーンに入ってるのに平然としてるの!?」
果南「自我を失くすほどに極限の集中状態じゃなくなっただけで、ゾーンにはいつでも入れるみたい。まあ、たださっきのようには動けないけど」ゴゴゴゴゴ
千歌「流石は果南ちゃんだね」
梨子「あ、そうだ。果南さん、お願いがあります。曜ちゃんを抑えてください」
果南「……分かってる。その為に私はまた起き上がったんだから。でもあまり期待しないでね。曜のゾーンは私の極限のものよりも遥かに深いし、今の浅い状態の私では追い付くだけで精一杯かもしれない」
梨子「それで十分。ね、千歌ちゃん」
千歌「うん!」
果南「分かった。任せて」 曜「……」ぎゅいいいん
果南(私の回転を昇華させたもの。模倣だけに留まらず、昇華までさせるとは流石は曜。だけど、それくらいなら私にだってーー)ぐいっ
果南「できる!」ぎゅいいいん
果南(よし、曜の回転に逆回転をぶつけて、強引に止める。これならば相殺は叶わずとも、一瞬の時間は稼げるはず)ゴゴゴゴゴ
果南(二人とも、後は任せたよ)
曜「!!」ゴゴゴゴゴ
千歌「うん」たっ
梨子「任されたよ」たっ
ちかりこ「「とりゃー!」」ぐいっ
つ【ちかりこの写真】
曜「!?」ゴゴゴゴゴ
安価下
コンマ0-49成功
コンマ50-99失敗 曜「はっ! あっ、かわいい! 千歌ちゃんと梨子ちゃんの写真だー! ねえねえ、のれどこで撮ったの?」
千歌「うん、千歌のお家で撮ったんだ。ねえ、梨子ちゃん!」
梨子「うん」
曜「いいなあ! あ、そうだ! 今から千歌ちゃん家で写真撮ろうよ」
千歌「えっ……、あ、うん」
梨子「……うん、いいけど」
曜「どうしたの、二人とも。元気ないね、よーそろー!」どやっ
果南「……」ぐったり
曜「あ、果南ちゃん! どうしたの、そんなところで寝てると風邪引くよ」
果南「あー、うん、そだね」
千歌「……ちょっと疲れたね、梨子ちゃん」
梨子「うん、果南ちゃんと曜ちゃんを立て続けだからね。……もう無理」
曜「じゃー、千歌ちゃん家へ、しゅっぱーつ!」
ちかりこ「「あ、うん」」
ちかりこ((でも、元の曜ちゃんに戻ってくれたからまあいっか))
おしまい 「ゾーン慣れ」とかいうパワーセンテンスでダメだった 安価両方成功だったけど失敗してたらどうなったんだろな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています