花丸「部室からいい匂いが……」クンクン
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
花丸「このお腹に染みるいい匂い、もしかして……」
ーーースクールアイドル部 部室
ガチャリ
花丸「やっぱり、クッキーのいい匂いだ!」
千歌「あぁ、まるふぁんふぃふぁっふぁい(あぁ、まるちゃんいらっしゃい)」モシャモシャ
曜「ふぁっふぉー、まるふぁん(やっほー、まるちゃん)」モシャモシャ
花丸「……2人とも、食べながら喋るなんて、はしたないずら……」 曜「……よし、送信っと」
ポチットナー
梨子「……今何を送ったの?」
曜「え、マルちゃんの寝そべり抱いてる梨子ちゃんの写メ」
梨子「……誰に?」
曜「よっちゃんに」
千歌「そういえば、一年組はマルちゃんの家に集まってたっけ」
梨子「……なんで送るの! なんで教えるの!? 口外しないって言ったじゃない……!」
曜「言ってないよ、言ってない。文章にして教えただけだよ」
梨子「それ言ってるのと一緒だよぉ!」 梨子「消してよぉ……! メール消してよぉ……!」
曜「ごめーん、一度送っちゃったからもう無理ー」
千歌「うーん、この策士。悪知恵ばっかり働くのだ」
梨子「ひ、ひどいよ……曜ちゃんの鬼……」グスッ
ピローン
曜「あっ、よっちゃんから返信が来た」 曜「なんか写メ添付されてる……」
千歌「なになに、どんな写メ?」
チラッ
曜「……マルちゃんが、梨子ちゃんの寝そべり抱いてる写メだ……」
千歌「マルちゃん顔真っ赤っかだね、梨子ちゃんと同じ顔してる……」
曜「メッセージも来た。『相思相愛ね』……だってさ」
千歌「お互い考えることは一緒なんだねー」 梨子「……マルちゃんったら……///」
ムギュッ
曜「梨子ちゃん梨子ちゃん、感極まって寝そべり抱きしめるのはいいけど、強過ぎてマルちゃんの顔潰れてる」
千歌「……梨子ちゃん病んでるね、もう重病患者だよ」
千歌「……恋という病の、ね」ドヤァ
曜「……ドヤ顔で言わなければ、いい締め方だったと思うよ」
終わり もうスレも終わりに近づきましたね
いつもいつも保守すみません、そしてありがとうございます 寝そべり抱きしめてるりこまるが最高すぎる…
ありがとうございます!
もうそろそろ完走ですか…感慨深い……
次スレとか考えてます? 次スレは考えてないです
遅筆な上に書くタイミングも思いつきなのがほとんどなので、毎回保守してもらうのも申し訳ないですし…… また書きたくなった時にスレ立てるみたいな感じですかね
それかしたらばのAqours板にりこまるのカプスレ立てるってのもいいかもです
あっちは保守の必要ないみたいですし したらばの方は保守の必要がないんでしたっけ
カプスレって需要あるかな……? 向こうにもいくつかメジャーなのですがカプスレ立ってますよ
個人的にはあっちで短編のSSとか書いてほしいですね
今回はなかったけど荒らしも向こうにはほぼ来ないですし まぁまだあっちはここほど人いないので反応は薄いかもですが… 最近見なくなったスレとかいくつか立ってますね、したらばですと
……梨子ちゃんと花丸ちゃんの名前を出すだけで荒らされることもあるからなあ……それを考えるとしたらばの方が平和か 後は普通にssのほうでもいいんじゃないかな
また見れるの楽しみにしてるわ ーーーどんなに小さな掌小説だって
ーーーどんなに分厚い長編小説だって
ーーー必ず、終わりはやってくる
ーーー終わりのない物語はこの世に存在しないように
ーーー始まったら、もう終わりに向かって走り出しているの ーーーそれは、人と人の関係もおんなじで
ーーー誰かと誰かを繋いだ糸も、いつかは切れてしまうもの
ーーーどんな形で切れてしまうかはわからないけど
ーーー繋がったら、少しずつ糸はすり減っていってしまって
ーーー最後、どこかでぷつりと切れて無くなるの ーーーマルと梨子ちゃんも
ーーーいつかは、別れてしまうのかな
ーーーいずれは、離れてしまうのかな
ーーー考えたくもない現実を
ーーーついつい考えてしまうの ーーーだって、それが現実だもの
ーーー終わりの無い物語が無いように
ーーー始まったら、終わるのが必然
ーーー終わりの、始まり
ーーー始まりの、終わり
ーーー胸が苦しくなる 「梨子ちゃん、オラたちも……いつかは、別れてしまうの?」
ーーーひどく最後を気にしていたマルは
ーーーある日つい、尋ねてしまったの
ーーーオラの言葉を聞いた梨子ちゃんは
ーーー顔をしかめて、黙ってしまった ーーー少々の沈黙を経て
ーーー恐る恐る梨子ちゃんは、口を開いてマルに尋ね返した
「……どうして、そんなことを言い出すの?」
「……なんだか、つい考えちゃって」
「ネガティブなことを、考えちゃうの?」
「この世界に、終わりの無いものは存在しないずら? 森羅万象全て平等に、最後を迎えるずら?」 「……そう言われたら、そうだね」
「……どんなに小さな掌小説だって、どんなに分厚い長編小説だって、必ず終わりはやってくるから……」
「……マルちゃんは、私と……お別れしたい?」
「それは嫌だ! 別れたくないよ……」
「……私も同じ」 「……ねぇ、マルちゃん。終わりの時は必ず訪れるけど。けど……今それを考えるのは、おかしいよね」
「だけど、いつかは……」
「その『いつか』は、明日でも、況してや今日の今でもないよ」
「『いつか』はいつか。……数年後か数十年後、もしかしたら……私たちがおばあちゃんになったときに、『いつか』を迎えるのかもね」 「……おばあちゃんって、それって……」
「それに……梨子とマルちゃんの物語は、まだまだ始まったばかりでしょ? マルちゃんは、物語を読むのに終わりを気にするの?」
「気にしないよ、……終わることより、物語の世界を存分に楽しみたいずら」
「……なら、楽しみましょ? ……二人の物語を、書いていきましょう」
ーーー梨子ちゃんは、はにかんで言った ーーーいつかは、別れてしまうだろう
ーーーいずれは、離れてしまうだろう
ーーーけど、そんなこと考えるのは野暮だ
ーーー終わりを気にして本を読まないから
ーーー物語の世界を、楽しみたいから
ーーー梨子ちゃんと書いていく世界を、たくさん楽しみたい ーーーこれで、マルのお話はおしまい
ーーーなんかじゃない
ーーーマルと梨子ちゃんのお話は
ーーーこれからだって、続いていく
「行こっか、マルちゃん」
「うん、行こう。梨子ちゃん」
ーーーぎゅっと固く手を握って
ーーー歩幅を合わせて歩き出す
ーーーゆっくり、ゆっくり楽しめばいいんだ
ーーーマルと梨子ちゃんの物語を
終わり マルちゃん梨子ちゃんらしい素晴らしいお話です
これからも続く二人の物語をずっと楽しみに見ていきたいですね >>984
したらばにスレ立てたんですか!
SSだけでなく、りこまるの良さを語れるスレになったらいいな
僕も微力ながらまた頑張ります >>987
向こうでのんびり気ままにりこまるについて語り合いましょう 荒らしも来ずここまでスレが続いたことがほんとに嬉しいです >>993
素晴らしいSS書いてくれた神宮さんに感謝 ちょっとしたネタ提供しかできなかったけど可愛いりこまるが読めて良かったです >>213
>>223
喫茶店りこまるとパン屋りこまるもいつか是非読みたいです >>998
したらばの方で書けたら書きたいですな、いつになるかはわかりませんが このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 48日 0時間 28分 53秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。