ルビィ「鞠莉ちゃんみたいになりたいなぁ」 鞠莉「えっ!?//」
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部室での一年生の会話を盗み聞きした鞠莉
鞠莉(今、私みたいになりたいって言ったわよね!?) 鞠莉(そ、それって・・・//)
鞠莉(・・・お、落ち着きましょ!)
鞠莉(一旦外に出て深呼吸よ!)ダッ 善子「は?それヨハネに対して嫌味?」
ルビィ「ち、ちがうよ!」
善子「ルビィの家もお金持ちじゃない」
ルビィ「でも規模が違うよ、それにルビィが使えるお金はちょっぴりだし・・・」 ルビィ「はぁ〜鞠莉ちゃんみたいにお金持ちになりたいなぁ」
善子「ヨハネもお金持ちになりたいわよ」
ルビィ「スウィートルームに一度でいいから住んでみたいよ」 善子「マリーに頼めばいいじゃない」
ルビィ「でもなんだか遠慮しちゃうかも」
善子「マリーに遠慮なんていらないでしょ」
ルビィ「うーん・・・」 鞠莉(落ち着きなさい、きっと聞き間違いよ)
鞠莉(ルビィが私にそんな気持ちなんて、まさかね)
鞠莉(さすがにナッシングよ!)コソコソ ルビィ「決めた!」
ルビィ「(スウィートルームで)鞠莉ちゃんと遊べるか聞いてみるよ!」
鞠莉(えぇっ!?//) 鞠莉(私、ルビィにそんなに慕われていたなんて//)
善子「まぁ、がんばりなさい」
鞠莉(がんばりなさい!?それってルビィに、告白頑張れってエールを送ってるの!?)
ルビィ「うん、がんばルビィ!」 鞠莉「・・・」
鞠莉「オ、オーウ!お二人とも奇遇ですねぇ!」バッ
善子「なんだ、マリーいたのね」 ルビィ「ふぇぇっ!?もしかしてルビィたちの話聞いてたの!?」アセアセ
鞠莉「ほ、ホワッツ!?なんのこと!?」
ルビィ「よ、よかった・・・(厚かましい話を)聞かれていなくて」ホッ
鞠莉(恋話を聞かれていたらルビィも恥ずかしいよね、聞いてないふりしとこっと//) ルビィ「あ、あの・・・!」
ルビィ「明日、鞠莉ちゃんの家に遊びに行ってもいいですか!」
鞠莉「!!」 ダダダッ
鞠莉「ダイヤーーー!!!」
鞠莉「ダイヤいるーー!?」
鞠莉「ダイヤいたーー!!」
ダイヤ「やかましいですわ!」 鞠莉「ルビィの好きな食べ物ってなに!?」
ダイヤ「はぁ?いきなり何を」
鞠莉「早く教えて!」ズイッ
ダイヤ「!?ポ、ポテトとか・・・」 鞠莉「サンキュー!」
ダダダッ
ダイヤ「何でしたの・・・?」 鞠莉「ウェルカム!」
ルビィ「お邪魔します!」
ルビィ「うわぁっ!すごい!スウィートルームだ!」キャッキャッ
鞠莉「ルビィが家に来るから、はりきって掃除しちゃった・・・//」 ルビィ「やっぱり鞠莉ちゃんはすごい!」
鞠莉「気に入ってもらえたかしら?//」
ルビィ「うん!ルビィ、この部屋にずっと住みたいなぁ・・・」ウットリ 鞠莉「!?そ、そそそれはまずダイヤや親御さんからの許可をもらわないと!//」アセアセ
ルビィ「そうだよねぇ・・・」
鞠莉「あっ!ちょっと待ってて!」 ダダッ
鞠莉「ルビィ、これ・・・」
ルビィ「それは・・・スイートポテト!?」パァァッ
鞠莉「ルビィのために、私が手作りしてみたんだけど・・・よかったら食べて?」 ルビィ「えっ!?鞠莉ちゃんの手作りなの?」
鞠莉「ま、まぁ・・・お口に合うといいんだけど・・・」ドキドキ
ルビィ「・・・」モグモグ ルビィ「美味しいよ!鞠莉ちゃんすごい!」
鞠莉「ほんとう!?」
ルビィ「鞠莉ちゃんってお菓子作りも上手なんだね」 ルビィ「ずっと食べていたい味です・・・♪」
鞠莉「!!」
鞠莉(こ、告白!?今の遠回しに告白よね!?//) ルビィ「あっ、そろそろルビィ帰らないと・・・」
鞠莉「る、ルビィ!またいつでも来てちょうだい!//」
ルビィ「ありがとう!また遊ぼうね、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「オフコース!」 ルビィ「ただいま」
ダイヤ「お帰りなさい」
ダイヤ「どこに行っていたの?」 ルビィ「鞠莉ちゃんの家だよ」
ダイヤ「鞠莉さんの?」
ルビィ「うん!」 ダイヤ(ルビィと鞠莉さんってそこまで仲が良かったのかしら?)
ルビィ「それにね!鞠莉ちゃんが手作りスイートポテトを作ってくれたんだ!」
ダイヤ「鞠莉さんが手作りぃ!?」ガタタッ ダイヤ(どういう風の吹きまわしなのでしょうか・・・)
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「やっぱり鞠莉さんはよくわかりませんわ」
ルビィ「楽しかったなぁ♪」
その後、鞠莉さんは毎日のように手作りスイートポテトを作って持ってきましたわ。
さすがにルビィも飽きたらしく、クラスメイトにスイートポテトを配っていました。
その光景を見た鞠莉さんがしょんぼりしていましたが、いったい何故なのでしょうか。
やはり鞠莉さんはよくわからない人ですわ。
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