善子・ダイヤ「あっつ!」
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某日、東京のとあるホテル…
花丸(いまAqoursは東京にライブの遠征に来てるずら)
花丸(ライブはもちろん大成功!宿泊先のホテルの温泉で疲れを取ってるところずら!)
温泉…
花丸「ふわぁ〜…極楽極楽ずら〜…」カポーン
ルビィ「疲れが飛んで行くね〜…あれ?善子ちゃん、なに見てるの?」
善子「な、なんてことなの…!まさかこんなところに地獄の門(ダルヴァザ)があったなんて…!」ワナワナ
ダイヤ「なに言ってますの善子さん…ただのサウナですわ」
善子「私はヨハネよ!」
花丸「サウナかぁ〜。ねえルビィちゃん、入ってみようよ!」
ルビィ「大丈夫かなあ。ルビィあんまりサウナに入ったことないけど…」
善子「ルビィは子供ねー!ダイヤさんはオトナだから入れるわよねっ?」
ダイヤ「も、もちろんですわ!サウナなんて何時間でも入ってられますわっ!」
ルビィ(さすがにそれは死んじゃうよぉ)
善子「本当〜?じゃあ誰が長く入ってられるか勝負しましょ!」
ダイヤ「の、望むところです!」
花丸「じゃあみんなで入るずら〜♪」ガチャ
バタン…
善子「…」
ダイヤ「…」
善子・ダイヤ「「あっつ!」」
――――
――
― 花丸(…と、いうことがあってから約10分が経過したずら)
善子「…」ポタポタポタ…
ダイヤ「…」ポタポタポタ…
ルビィ「お姉ちゃん、善子ちゃん…もう出ようよぉ…ルビィ倒れそう…」
花丸「もうマルは負けでいいずら…」
善子「よ、ヨハネは平気よ!堕天使はこの程度の暑さ大したことないわ!」ポタポタ
ダイヤ「わ、わたくしもですわ!心頭滅却、火もまた涼し!全っ然余裕です!」ポタポタ
善子・ダイヤ「「むむっ…」」キッ 善子「へ、へぇ〜?でもダイヤさんかなり辛そうだけど?そろそろギブアップした方がいいんじゃない?」
ダイヤ「あ、あなたこそ!もうフラフラではありませんか?堕天使というのも大したことないんですのね〜」
善子「んなっ!ヨハネはまだまだ余裕だもん!あと2時間はいけるわよっ!」
ダイヤ「じゃあわたくしは3時間はいけますわっ!」
<ギャーギャー!
ルビィ「2人とも意固地だよぉ。小学生みたいな喧嘩してるし…」
花丸「ルビィちゃん、もう出よ?付き合ってられないずら」
花丸「善子ちゃん、ダイヤちゃん!マルたち上がるからね!ほどほどにするずら!」
ルビィ「ちゃんと水風呂に入ってね!」
バタン…
善子・ダイヤ「「ぐぬぬぬ〜…!」」キッ
――――
――
― さらに10分後…
善子「はぁ…はぁ…」ポタポタポタ…
ダイヤ「ふぅ…ふぅ…」ポタポタポタ…
善子「だ、ダイヤさん…そろそろ出たら…?もう限界きてるでひょ…」
ダイヤ「あ、あなたこそ…呂律が回ってませんわよ…?早く出なさいな…」
善子(な、な、なんでこんなムキになってるのよ!出づらくなったじゃないのー!)
ダイヤ(くっ…!こ、ここまで来たら善子さんより先に出るわけにいきませんわ!)
善子・ダイヤ「…」ポタポタポタ…
善子「…」
善子(それにしても…)ジー ダイヤ「くふぅ…ぅん…はぁっ…」ポタポタ
ダイヤ「絶対に…ふぅ…負けません…わ…!」ポタポタ
善子「…」
善子(いつもは白くて透き通るような肌のダイヤさんがあんなに火照って…)
善子(それにスレンダーな身体をなぞるように流れる汗…)
善子「…」
善子「えっろ」 ダイヤ「…?いま何かおっしゃいました?」
善子「えっ!ううん!何でもないのよ何でも!」
ダイヤ「そうですか…?」
善子(危ない危ない!思わず声に出しちゃったわ!)
善子「…」
善子「…」ソワソワ
善子「ねぇダイヤさん」スッ ダイヤ「…立ち上がってどうしました?あっ!とうとう負けを認めるんですのね!?」
ダイヤ「善子さんはまだまだ忍耐力が足りませんわね!もっと精進するように!」フフン
善子「…」ストン
ダイヤ「…?」
ダイヤ「ちょっと!先にサウナから出るんじゃありませんの!?」
ダイヤ「隣に座ったら余計に暑苦しいですわ!離れなさい!」
善子「…やだ」
ダイヤ「はぁ?あなた一体なにを…」
ギュッ…
ダイヤ「!?」ビクン
ダイヤ「な、な、なぜいきなり腕に抱きつくんですの…!?」
善子「…えと…火照ってるダイヤさん見てたら…な、なんだか…その…」モジモジ
善子「ど、ドキドキ…して…きちゃって…」カァアアア
ダイヤ「よ、善子さん…??」 善子「いまサウナにいるのは私たちだけだし…す、少しだけ…いいでしょ…?」スッ
ダイヤ「!」
ダイヤ(よ、善子さんの唇が!ち、近くに…!)
善子「ね?ダイヤさ…ダイヤ…?」
ダイヤ「えっ、あ、あのっ…!」ドキドキ
善子「ダイヤは…私のこと…嫌い?」ウワメヅカイ
ダイヤ「!」ドキッ
ダイヤ(あ、あの小生意気な堕天使が…何て顔をするんですの!///)ドキドキ
ダイヤ(あ、暑さで頭が変になってるのね!そ、そうに決まってますわ!)
ダイヤ(…)
ダイヤ(そ、そう!だから!わたくしがこのまま口づけをするのも暑さのせいですわ!) ダイヤ「よ、善子さん!」
善子「ん…?」
ダイヤ「あ、その…す、好きに決まってますわよ!」
ダイヤ「だ、だから…もっと可愛いお顔を近くで見せてください…」
善子「ダイヤ…」ドキドキ
ダイヤ「よ、善子…」ドキドキ
???『にゃー!サウナがあるにゃー!』
???『かよちん、真姫ちゃん!入ってみよーよ!』
善子・ダイヤ「!?」ビクッ ダイヤ(さ、サウナのすぐ外に人が…!)アセアセ
花陽『花陽はいいかなあ…暑いのあんまり得意じゃないし』
真姫『私も遠慮するわ。ていうか長風呂しすぎよ、先に上がってるからね』
凛『えー!つまんないにゃー。あ、絵里ちゃん!絵里ちゃんは入るよね!』
絵里『えっ、私?』
凛『絵里ちゃんはオトナだもん。何時間でも入ってられるよね!』
絵里『そ、そうね!じゃあ入ってみましょうか!』 ダイヤ「よ、善子さん!誰か入ってきますわ!離れてくださいまし!」
善子「そそ、そうね!」パッ
善子(わ、わ、私ったらいま一体ダイヤさんに何を…!)カァアアア
ダイヤ(わわ、わたくし!いま善子さんにキスをしようと…!)カァアアア
ガチャ…
絵里「…」
絵里「あっつ!」 絵里「ちょっと凛!このサウナの暑さ尋常じゃないわよ!?」
凛「えっと、都内で一番あっついサウナって説明書きがあるにゃ」
絵里「そ、そんな…死んじゃうわよそれ…私はこのサウナで死ぬのよ…」ガタガタ
凛「絵里ちゃんは大げさだにゃー」
善子(なんかこの人たち…)
ダイヤ(どこかで見たような…)
ダイヤ「…」ジー
ダイヤ「!?!?!?」 ダイヤ「あ、あ、あっ…!」ガタガタ
善子(どうしたの?)
ダイヤ「あっ、あの!」ガタッ
凛・絵里「?」
ダイヤ「エリーチ…絵里さんと凛さんではないですか!?μ'sの…!」
善子「みゅ…μ's!?そういえば…!」ハッ 凛「そうですけど…あっ!Aqoursの人にゃ!いま大人気のスクールアイドルだよね!」
絵里「確か、黒澤ダイヤさんと津島善子さん…でしたよね?」
ダイヤ「わ、わたくしたちを存じ上げてるのですか…?」
絵里「ええ、私たちだってスクールアイドルだったんだから。もちろん今のアイドルもチェックしてるわよ」
ダイヤ「か、感激ですわ〜!」ウルウル
凛「じゃあAqoursとμ's!新旧スクールアイドルの裸の付き合いするにゃー!」
ダイヤ「は、はいっ!よろしくお願いします!」
善子(ち、ちょっと!ヨハネもう暑さの限界なんですけど!)ヒソヒソ
ダイヤ(が、我慢ですわ!こんなチャンスは無いのですから!)ヒソヒソ 絵里「今日は予定が合ったメンバーで旅行に来てたの。あなたたちはライブ?」
ダイヤ「はい!おかげさまで大盛況で終わることができました!」
凛「凛は『MY舞☆TONIGHT』すっごく好きなんだ!」
善子「あ、その曲はみんなで作り上げた自信作なんです!」
ワイワイワイ…
ダイヤ(ああ…夢のような時間ですわ…まさかエリーチカとお話ができるなんて…!)
善子(私、人見知りだけど凛さんってすごく話しやすいわ…!)
善子・ダイヤ(すごく楽しいけど…)
善子(でもさすがに…)ポタポタポタ
ダイヤ(もう限界ですわ…)ポタポタポタ 絵里「ねぇ凛…そろそろサウナから出ない?」
善子・ダイヤ「!」
凛「えー?まだ入ったばっかだよ?」
絵里「私たちはそうだけど、ダイヤさんと善子さんはずっと前から居たみたいだし」
絵里「続きはロビーかどこかで話しましょう?」
ダイヤ「そ、そうですわね!」
善子「それがいいと思います!」
善子・ダイヤ(や、やっと自然に出られる…)ホッ 凛「分かったにゃ。じゃあドアを開けて…」スッ
ガチャ…
凛「ん?」ガチャガチャ
凛「…」ガチャガチャガチャ
絵里「…?どうしたの凛?」
凛「…」
凛「開かないにゃ…」
絵里「え…」
善子・ダイヤ・絵里「!?!?!?」 ダイヤ「どういうことですの!ドアの建て付けが悪いんですか!?」
凛「分からないよ!さっきまで開いたはずなのに!」ガチャガチャ
絵里「ひぃい…やっぱり入るんじゃなかったわ…!このサウナで私は干からびながら死ぬんだわ…!」ガタガタ
ダイヤ「絵里さん落ち着いてください!ど、どこかに非常ボタンとかは…!」オロオロ
善子「そんなの無いわよ!ど、どうしよう!もうヨハネ暑さの限界なんだけど!」
ダイヤ「わ、わたくしも…あ、頭が…」クラッ
絵里「ふ、2人ともしっかり!」
凛「あ、引き戸だったにゃ」ガチャ
善子・ダイヤ「!?」 善子「あ、あははは…」クラッ
ダイヤ「た、助かりました…わ…」クラッ
ビターン!
凛「んにゃああああああ!?」
絵里「た、大変だわ!善子さん!ダイヤさん!しっかりしてー!」
――――
――
― 脱衣所…
善子「う、うぅん…」
ダイヤ「こ、ここは…?」
絵里「よかった!気がついたのね!」
ダイヤ「絵里さん…?そうですわ、わたくしたちサウナで倒れてしまって…」
絵里「いま凛が飲み物を買いに行ってるわ。ちょっと待っててね」
善子「ご、ごめんなさい。心配かけてしまって…」
絵里「いいのよ、無事でよかったわ」
絵里「…」 絵里「元気になったみたいだし、少し気になってことを聞いてもいいかしら?」
善子・ダイヤ「?」
絵里「あなたたちは…その、そういう関係なのかしら?」
善子「そういう、って…?」
絵里「えっと…その…」
絵里「さっきサウナに入る前に小窓から…見えちゃったの」
絵里「あ、あなたたちがキスしようとするところ…///」
善子・ダイヤ「…」
善子・ダイヤ「〜〜〜!///」カァアアア 善子「え、えっと!あれはその…ダイヤさんがあまりにもエロかったので…!」
ダイヤ「ちょっとあなた!わたくしをそんな破廉恥な目で見てましたの!?」
絵里「ふぅ〜ん?じゃあその場の勢いだったってこと?」
善子「そ、そういうわけじゃ!ダイヤさんのことは前から大好きで…!」
ダイヤ「えっ!そ、それってどういう…」
絵里(くすっ…2人とも素直じゃないみたいね、なんだか昔の私みたい)
凛「おまたせ、飲み物買ってきたよ!」ガラッ
凛「あ、2人とも気がついたんだね!」
絵里「ありがと凛。さっそくだけどちょっと2人きりにしてあげましょ?」
凛「にゃ?」
ダイヤ「ち、ちょっと絵里さん!」
絵里「素直にならないと、私が2人にチュウしちゃうわよ?」クスッ
絵里「また後でお話ししましょうね♪」
凛「???」
バタン
善子・ダイヤ「…」 善子「…え、えっと、その…」
善子「さ、さっきのサウナのことなんだけど…その…」
ダイヤ「…」スッ
チュッ
善子「…へ?」
善子「!?!?!?」
ダイヤ「あ…き、キスしてしまいましたわ…///」 善子「な、な、な…!///」カァアアア
善子「な、なんでこのタイミングでキスするのよー!」
ダイヤ「どうして照れてるんですの!サウナではあなたからしようとしたでしょう!」
善子「そ、それはそうだけど…!」
ダイヤ「こ、今度は…」
ダイヤ「今度は、もう一度あなたからしてほしいですわ…」
善子「ダイヤ…」
善子「うん、わかった…」スッ 善子「大好きよ、ダイヤ…」ドキドキ
ダイヤ「ええ、わたくしもですわ…」ドキドキ
花丸「もうっ!善子ちゃんもダイヤちゃんもいつまで入ってるずら!」ガラッ
善子・ダイヤ「「わひゃいっ!?!?」」ビクゥッ
ルビィ「あれ?脱衣所にいたんだね。心配で見にきたんだけど」
善子「あ、そ、そうだったのね!」ドキドキ
ダイヤ「い、いま戻るところでしたわ!」ドキドキ
善子「…」チラッ
ダイヤ「…」チラッ
善子・ダイヤ「///」カァアアア
ルビィ「2人ともどうしたの?顔が真っ赤だけど…」
花丸「サウナ入りすぎずら?」オデコピト
花丸「…」
花丸「あっつ!」
おわり |c||´.-`|| おわり。短くてすみませんわ。 >>36
どうした?顔が真っ赤だぞサウナの入りすぎか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています