よしりこ「犬を拾う」
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前回のラブライブ!サンシャイン!!
千歌「ラブライブ用の資金が足りなーい!ということでバイトをすることになった私達!」
鞠莉『オォーウ!キレイな五円デェ〜ス!』
果南「でも何やら、ダイヤは上の空。」
鞠莉「事情を聞いた私達が背中を押してあげるけど、その想いは皆には届かず...」
果南『本当は、すごい寂しがりやなのにね』
梨子「でも私達は、ダイヤさんの本当の気持ちを知る!」
ルビィ「こうして、おねぇちゃんとルビィ達はより一層仲が深まった!」
千歌『せーのっ』
みんな『ダイヤちゃん!』
千歌「よーし!ラブライブ用の資金もなんとか集まったし!」 千歌「練習がんばろーっ!」ピョーン
果南「テンション高いねぇ〜...」
ルビィ「でも!いいことだよ!」
鞠莉「そうねぇ〜。そう思うでしょ?」チラッ
曜「ダイヤ、ちゃん♪」
ダイヤ「ん!...そ、そうですわね//」
花丸「何照れてるずら〜、ダイヤちゃん♪」
ダイヤ「照れてなどいませんっ!//ほら、早く練習しますわよ!?」
鞠莉「くふふっ、ダイヤったらベリーキュートね♪」
ダイヤ「フンッ!」
あははは...ふふっ、あはは
善子「...」
梨子「ふふっ.........?」 ワン、ツー、スリー、フォー
ダイヤ「千歌さん!逆ですわ!」パンッパンッ
千歌「!ぁはいっ!」クルッシュタ
ダイヤ「花丸さん!もう少し早く!」パンッパンッ
花丸「ず、ずらぁ〜〜!」ハァハァ
ダイヤ「善子さん!...善子さん?」パンッパンッ
善子「...」シュタッ...
ダイヤ「善子さん!聞いていますの?」
善子「へっ?あ...ってヨハネよ!」
ダイヤ「もう...ちゃんと集中してくださいね?」
果南「...ていうかダイヤ、まだ『さん』付けなの〜?」ニヤ
ダイヤ「なっ!」クルッ
梨子「...善子、ちゃん...?」 善子「...あの、私ちょっと...その...」
みんな「ん?」
善子「その...、今日は悪魔の召喚の儀式をしなければならないの!」
善子「というわけで、さらばだ!リトルデーモン達よ!」タタッ
千歌「善子ちゃん帰っちゃった...」
ルビィ「何か用事でもあるのかな...?」
梨子「...きっと、そうだよね?」
曜「とりあえず、練習しなきゃ!」
鞠莉「そうね!」
ーーー ーー千歌の家ーー
千歌「第21回!衣装考えよう大会ーっ!」
曜「に...21回?」
ルビィ「それに大会って...?」
千歌「細かいことはいーのっ!チカ、こういうの憧れてたのだ〜♡」
〜〜〜〜〜
ちか「第ひゃっかい!ちかげーむ!大会!」
よう「ひゃっかいー?」
ちか「ちかについて答えていただきます!では第いちもんめ!」
ちか「ちかが昨日たべたご飯はなーんだっ!」
曜「えぇえ〜?わかんないよ〜」
〜〜〜〜〜
曜「懐かしい思い出だなぁ〜」
千歌「む、昔のことは忘れてねっ!//」
梨子「あ...ちょっとお菓子買ってくるね」
千歌「え?お菓子ー!」
梨子「作業進めるのに、息抜きは大事だし、買ってくるよ」
ルビィ「あ、ありがとうございます!梨子...ちゃん//」
梨子「!ふふっ...うん♪」 コンビニ帰り (手に持ってる袋の中身を確認する
梨子「...ふぅ」
ザーザー
梨子「雨かぁ...」
梨子(なんだか...今...)
梨子「...ん?」
キャンキャン!
「こら、暴れないの!」
「よしよし、よーし」ナデナデ
クゥン!クゥン!
梨子「この声...」
梨子「善子...ちゃん?」
善子「っ!...え?」クルッ
梨子「...?」
善子「...よ、ヨハネよ...」
ラブライブ!サンシャイン!! 梨子「何してるの...こんな雨なのに、傘もささないで」
善子「フードあるから平気よ...」
梨子「風邪ひいたらどうするのよ!もう...」
梨子「ーーん?それ...」
キャイン!キャイン!
梨子「...っーーーい、いい...」
梨子「犬ぅーーっ!!」ブルブル
善子「え?あ、梨子、犬苦手だっだっけ」
梨子「はわわぁあ...!!な、なんでこんなところにっ...!」
善子「落ち着きなさいよ、ゲージの中よ?」
梨子「たすけてたすけてたすけ...へ?」クルッ
梨子「...あ、な、なんだぁ...っ」
梨子(〜〜〜恥ずかしいっ!!///)カァァ
善子「...ふふっ、梨子も可愛いとこあるわよね」
梨子「もう...//」 善子「ふふふ...ふぅ...」
梨子「ふふっ...」
ザーザー
梨子「...なんで善子ちゃん、犬を...?」
善子「ヨハネよっ...て、もういいか」
梨子「い、いいんだ...」♢口
善子「ただ、拾っただけよ?昨日、帰り道でー」
梨子「へー...善子ちゃん優しい♡」
善子「なっ!そ、そんなんじゃなくてーっ!ただこいつが...」
善子「私のリトルデーモンになりたいっていうからっ!」
梨子「へー、そうなんだー♪」
善子「〜〜〜//」 梨子「ていうか、拾っただけって...飼わないの?」
善子「うち、マンションだから...飼えないのよ」
梨子「あっ...犬のこと、お母さんとかに言ったの?」
善子「...言ってない。マm...は、動物苦手だし」
〜〜〜
善子ママ「あら、善子それ...」
よしこ「んー?まま、これはねー!」
よしこ「ねこさんだよー!持ってきちゃったー」
ニャァアーン
善子ママ「ーーっ!どう、ぶつ...!!」ガタガタ
善子ママ「いやぁあーー!もう噛まれたくないぃー!」ダッ
よしこ「え?ままぁ、どこいくのおぉ!?」
〜〜〜〜
善子「...って」
梨子「あぁ...」 善子「それに、言ったってどっちにしろ...こいつは...」
クゥ〜ン
梨子「...飼え、ない...」
善子「...そういうこと。だから今日は、っ」ジワッ
梨子「今日は?...って、善子ちゃっ!?」ギョッ
善子「今日、はっ...この子を、貰ってくれる人を...」ウルウル
善子「探そうと、思ったんだけどっ...」グスッ
善子「こんな、雨...だし...っ」グスン
梨子「善子、ちゃ...」
善子「っ...ぅ」ポロッ、ポロッ
梨子「...!」ギュッ
善子「!梨子っ...」
梨子「...やっぱり、善子ちゃんは、優しいよ」ギュウゥ...
善子「ちょ...り、こ...っ」ウルウル
善子「〜〜っぅわあぁぁあぁん!」ポロポロ
梨子「っ...!」ウルッ 善子「この子っ、飼ってあげたかった、のにぃ...」ポロポロ
梨子「うん...分かるよ」グスン
善子「誰も、いないからぁあぁぁ!」ボロボロ
梨子「っ...大丈夫、大丈夫...」ポロポロ
梨子「私が、みんながいるから...」ギュ...
善子「っう、うわあぁぁん!」ボロボロ
梨子「善子っ、ちゃん...!」ポロポロ
ーーー
善子「...やってしまったあぁ//なんで泣いちゃったのよ私ぃ!」バタバタ
梨子「くすっ、大丈夫だよ」
梨子「犬の気持ちになって泣いちゃうなんて、とっても優しい証拠だよ」
善子「うぅ〜//」
梨子「それに...私も泣いちゃった」アハッ
梨子「...私ね、善子ちゃんのそういうところ、素敵だなぁって思う」
善子「え...」
梨子「知ってた?実は私が、善子ちゃんのこと尊敬してたって」
善子「...な、なにそれ...//」 梨子「...私が犬が苦手になった理由、教えるね...」
梨子「昔、幼稚園のころにーー
〜〜〜〜
りこ「〜♪」カキカキ
りこ「...できた!ママのかおー!」
りこ「かわいくかけた...♪ママぁー」タタッ
りこ「これ、みてっ...わ!」ドンッ
...っワンッ!!
りこ「ぁ...おっきい、わんちゃん...?」ビクッ
りこ「あれ...?ママのえ...あっ!」
ワンッ!(犬の足元)
りこ「あっ...あんなところに...」
りこ「そーっと...」ドキドキ
グシャッ
りこ「ぁ...わんちゃん、ふんじゃだめっ!!」
ワンッ!!ワンッ!!
りこ「...やだ、だめだよ...こわれちゃう...」ジワッ
りこ「ッ...!」(下を向いて泣く)
〜〜〜〜〜
梨子「ーーってことがあって」
梨子「私、あの時思ったんだ」
梨子「『ああ、犬って感情が分からない』」
梨子「『また何かを壊されるのが、こわい』って」
善子「...」 梨子「それから私は、あんな大きなーーいや、何か言っても伝わらない、そんな犬に何かを、大事なものを壊される感覚が忘れられなくて」
梨子「今では、犬くらい大丈夫なはずだけど...」
梨子「なんだか...まだ怖いの...あはは」フルフル
善子「梨子...」
梨子「...あ、それでね、善子ちゃんを尊敬してるっていうのは...」
梨子「さっきの幼稚園のころみたいな、あんなとき...きっと善子ちゃんなら」
梨子「何か言って、犬をどかせたかもしれないから」
梨子「ーー私は弱いから、自分の意思すら持てなくて」
梨子「人に頼って、それなのに自分はまた怖いって言って」 梨子「だから、千歌ちゃんや曜ちゃんみたいな、自分の意思を持って何かに頑張る人に頼って、くっついて」
梨子「その度、私は弱いーーって、また確信しちゃって」
梨子「...でもそんな時、善子ちゃんが現れた」
善子「なんかヒーローみたいね...」
梨子「ふふ...たしかに。でも、ヒロインだね、この場合」 梨子「善子ちゃんは、本当は自分はこんな普通なんじゃなくて」
梨子「本当は天使とかそういう特別な存在だったけど、何かのはずみでこうなっちゃったんじやないかって思ったから」
梨子「あんな...堕天使とかヨハネとか、言ってるんでしょ?」
善子「...そう、かも...うん」
梨子「ふふ...私、そういうところすごいなって」
梨子「私だったら、『私は普通の存在...』のところで、そのまま『私はなんのとりえもない』って、今も言ってると思う」
梨子「でも善子ちゃんは違う。自分は輝ける存在にあったんだって、そうやって自分を信じて、」
梨子「自ら輝こうとする、その勇気と自信と強さが...」
梨子「私は、好きなんだ」
善子「!///...それ、褒めてるの?」
梨子「褒めてるよ!...褒めてる...というか...」 梨子「ほんと、尊敬...してるんだ...」
善子「...梨子」スッ
梨子「...?握手?」
善子「...私達って、似た者どうしなのよ、きっと」
梨子「えっ...?」
善子「お互い、本当は弱くて、でも強くなろうと思ってる」
善子「言う事を聞かせる力とかそんなんじゃなくて、心を強くしようと思ってる」
善子「そして、何かに憧れてる」
梨子「あ...」
善子「私の場合、天使とかそういうやつ。」
善子「梨子の場合は、千歌とか曜とか...私、とか?」
梨子「ふふっ、そうだね」
善子「そういうわけ。だから...」スッ 善子「私達で、悪魔の契約を結んでみない?」
梨子「あははっ、何それ!」クスクス
善子「わらうなーっ!...なんていうか、その...」
善子「友達の、証みたいな...」
梨子「...そうね...でも」
善子「でも?」 梨子「私達は、正反対のようで似た者同士。」
梨子「なんか、ただの友達じゃあ物足りないじゃない?」
善子「...そうね、ふふふっ...」
善子「じゃあこれは、悪魔の契約なんかじゃなく...」
善子「大天使ガブリエルの誓い!よ!」
梨子「ぷふっ、もっとわかんないよ〜!」アハハ
善子「っ...///とにかく、誓いましょうよ!」
梨子「うふふ...そうね...」 善子「私達は、親友...て事でも、いいのよね」ギュッ
梨子「うん...千歌ちゃんと曜ちゃんみたいに、一緒にいる時間が長いからって、親友ってわけじゃないよ」
梨子「あっ...もちろんあの2人は親友だと思うよ?時間が長いだけじゃなくて、心も通じ合ってる。むしろ私は邪魔かも」ハハ
善子「!そんなことないわよ!」
梨子「そう、かな...?じゃあ私の大親友は...あの2人かな?」チラ
善子「なっ...そ、それはやだ!梨子の大親友は...」
善子「...私が、いい」
梨子「...いいの?私なんかの」クスッ
善子「いいの!」 梨子「善子ちゃんには花丸ちゃんやルビィちゃんもいるじゃない」
善子「そうだけど!もちろん、あの子達も大親友よ!」
善子「でも私、あなたの大親友は...私ごいいのよ」
善子「...ワガママだけど、本当に...」
善子「今日だけで、心が通じ合ったなって、思ったから...」
梨子「嬉しいこと言ってくれるなぁ。...実は私もそう思ってたよ」フフッ
善子「...!」 >>24
訂正
善子「でも私、あなたの大親友は...私『が』いいのよ!」 これはこれで面白いが日常回でシリアス展開は10~20%で十分 梨子「なんか本当に、もっともっと仲良くなれそう。Aqoursのみんなとも」
善子「そうね...」
梨子「 そしたら、みーんな大親友だね!...あ!でも一番は...善子ちゃん、だよ♪」
善子「...//私もそう思うわ...」
梨子「ふふ...あ!見て、善子ちゃん!」
善子「ん?...っわあ...」
善子「雨が止んで...」
よしりこ「虹...!」
〜♪(EDのイントロが流れる) 善子「...大天使ガブリエルも、私達のことを微笑んで見てるのよ」
梨子「ふふ...そうかもね、よっちゃん♪」
善子「っ!よっちゃん...いいじゃない!あなたも今日から...『リリー』よ!」
梨子「何それー!あはは...」
善子「いいでしょっ!ふふふっ...」
アハハ...ふふ...くすくす...えへへ...
コソコソ
千歌「あー!梨子ちゃんいた!遅いよーって...善子ちゃんもっむぐ!?」
曜「千歌ちゃん!しーっ!」ガシッ
ルビィ「邪魔しちゃダメですーっ!」ガシッ
(善子と梨子の繋がれた手が映る)
善子「勇気を出してみて 本当は怖いよ」
梨子「僕だって最初から できたわけじゃないよ」 善子「いっぱいつまづいた」
梨子「悔しい想いが」
善子「強さをくれたんだ!」
梨子「あきらめなきゃいいんだ!」
善子「信じて みたいと」
梨子「君の目が濡れて」
善子「迷う気持ちも」
梨子(涙も)
よしりこ「ばいばい!」
おわり
失敗した所
・よしりこ以外のキャラがほとんど出ていない(特に3年生)
・話進んでない
こんな感じ?なんかアニメ作ってるみたいで楽しかった
それではまた会いましょう アニメでありそうだな
でもここまでよしりこだけにスポットは当てないだろうな 分量的に、コンビニで梨子と善子が会ったところでAパート終了で、Bパートで各キャラ交えてもう一展開ぐらいありそう 梨子「捨ててきなさい!」
善子&犬「…」
警官「…ん?」
警官「段ボールにはいって何をしてるの?」
善子「鬼ババに捨てられたの」 前半まで普通にありそうでワロタ
雰囲気がアニメっぽかった 学校の屋上で犬小屋を作って家まで運ぶとこまでやるんじゃないんですか!? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています