千歌「私だけしか愛せないように」
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キーンコーンカーンコーン
曜「んー!やっと終わったー」
千歌「曜ちゃんお疲れ様ー!」ダキッ
曜「うわっ!?」
曜「もー、千歌ちゃん!急に抱きついて来たら危ないでしょ!」
千歌「むー……曜ちゃんは私に抱きつかれるのいやなの?」プクー
曜「いやじゃないよ。だけどね……」
千歌「じゃあいいの!よーちゃーん♡」ギュゥゥ
曜「全くもー、千歌ちゃんは」ナデナデ 梨子「ふふ、今日も熱々だね」
千歌「うん!千歌と曜ちゃんはラブラブなのだー!」ギュー
千歌「ほら、よーちゃんもギュってして!」
曜「はいはい」ギュー
千歌「えへへへ♡」
千歌「よーちゃん、今日もお泊まりするよね?」
曜「うん。明日はお休みだしね」
千歌「やったー♡」ギュー 梨子「今日は練習ないけど、明日はあるから忘れないようにね」
千歌「はーい」
曜「寝坊しないように気をつけないとね」
曜「特に千歌ちゃんは」ホッペムニムニ
千歌「よーちゃんに起こしてもらうからいいもーん」エヘヘ
曜「そっか。じゃあ明日は朝からランニングだね」
千歌「ぅ……れ、練習で走る……から!」
曜「だーめ。もう決まっちゃったから」
千歌「ちょ、ちょっと待ってよよーちゃん!?」ワタワタ
曜「はいはい。いいからそろそろ帰るよ」クスクス
曜「それじゃあまた明日ね、梨子ちゃん!」
千歌「じゃあね、梨子ちゃん!」
梨子「うん、またね」フリフリ 千歌「今日は私がご飯作るね」
千歌「よーちゃんの胃袋をガシってしちゃうのだー」ギュー
曜「うーん、それは困っちゃうなー」
千歌「むー、なんで困るのー」プクー
曜「ご飯を一緒に作れなくなっちゃうからかなー」
曜「やっぱり二人で作ってると新婚さんみたいだもんねー」
千歌「えへへ、私とよーちゃんはいつも新婚さんだよ///」
曜「はいはい」クスクス
千歌「ねぇ、それなら今日はーー」
「渡辺せんぱーい!」ギュッ 曜「わっ!?」
「今日は部活来ないんですか?」
曜「ああ、うん、今日はこのまま帰ろうかなって」
「えー!最近全然来てないじゃないですかー」
「こら、渡辺先輩が困ってるでしょ」
曜「うーん、ごめんね、来週は行くから」
「絶対ですよ!」
「全く……あんたは本当に先輩のこと好きね」
曜「あはは……」
千歌「…………」 ーーーー千歌の部屋
千歌「曜ちゃん、オレンジジュースで良かった?」
曜「うん、ありがとう千歌ちゃん」ゴクッ
曜「えっと……どうかしたの?」
曜「さっきから元気がないけど」
千歌「……そう?」
千歌「なんでだろうね……曜ちゃんはどう思う?」
曜「え?う、うーん……」
千歌「分かんない?」
曜「分かんない……」 千歌「そっか……じゃあやっぱり自覚が足りてないんだね」
曜「自覚……っ」フラッ
曜「あれ……なんで……眠く……」
千歌「前にもいーっぱい教えてあげたのに……曜ちゃんは学習しないなぁ」
曜「千歌ちゃ……ま……」パタン
千歌「大丈夫だよ、曜ちゃん」
千歌「いーっぱい教育してあげるから」
ーーー
ーー
ー 曜「ん……む……」ジャラ
曜「あれ……ここ……」
曜「……あー、そっか。またか」
千歌「おはよう、曜ちゃん」
曜「おはよう。まだ夜だとおもうけど」
曜「ねぇ千歌ちゃん、鎖外してくれない?」
曜「 拘束されてるのってあんまり好きじゃないんだよね」アハハ
千歌「…………」ニコッ
ゴスッ 曜「っ……ぁ……」
千歌「曜ちゃんはいつから私に文句言える程偉くなったの?」
曜「痛いよ千歌ちゃん……」
千歌「ふーん……でも私はもっと痛いんだよ?」
千歌「曜ちゃんは私のものなのに……勝手に知らない人が抱きついて!」
千歌「人気者だね、曜ちゃんはさ!」ゴスッ
曜「ぎっ!?」
千歌「なんで!なんで!なんで!」
千歌「なんでみんな曜ちゃんに擦り寄るの!」
千歌「私のものなのに!」 千歌「ねぇ曜ちゃん……私のこと好き?」
曜「……うん。大好きだよ」
千歌「私以外の人を好きにならない?」
曜「なるわけないよ」
曜「私は……ずっと千歌ちゃんと一緒にいたいもん」
千歌「そっか……曜ちゃんはそんなに千歌のことが好きなんだ」
千歌「そっかそっか……」
千歌「……嘘つき」ゴスッ 曜「いっ!?」
千歌「嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき!!!」ゴスッゴスッゴスッ
曜「や、やめっ、づ、ぁ!」
千歌「この嘘つき!」パァン!
曜「っ……」
千歌「それならなんであの子を引き剝がさなかったの!?」
千歌「なんであの子は曜ちゃんに好意を向けてるの!?」
千歌「可愛い子だったよね、ああいう子が曜ちゃんは好きなの!?」 千歌「違うでしょ!?」
千歌「曜ちゃんの彼女は私なの!」
千歌「だったらそう言ってよ!」
千歌「水泳部のみんなにちゃんと宣言してよ!」
千歌「『私の恋人は千歌ちゃんです』ってさ!」
千歌「そんな簡単なこと……なんでしないのかな!?」パァン!
曜「っ……」
曜「千歌ちゃん……顔はダメだよ……みんなにばれちゃう……」 千歌「っ……!」ギリッ
千歌「そうやってすぐに冷静気取って……!」
千歌「……そうだよね、曜ちゃんは私に本気じゃないもんね」
曜「っそんなことない!」
千歌「あるよ。だって、私の代わりはいくらでもいるもん」
千歌「曜ちゃんに告白したり擦り寄ってくる子、みんな私より可愛い子ばっかりだよね」
千歌「取り柄も何もないそこらへんの普通の女の子なんて、曜ちゃんならいつでもポイ捨てできるでしょ?」
曜「しない……しないよ……」
千歌「っ!だったら!言いなよ!みんなの前で!」
千歌「『千歌ちゃんが好きだからお前たちは寄ってくるな』ってさぁ!!」パァン!
曜「っ……!」 千歌「っ……あはっ!あはははははっ!!」
千歌「残念だったねみんな!」
千歌「私みたいな取り柄が何にもない子に曜ちゃんを取られてさ!」
千歌「……でも知ってるよ、まだみんな曜ちゃんのこと狙ってるんだって」
千歌「渡さない……絶対渡さない……!」
曜「千歌ちゃん……少し落ち着こう?」
千歌「私は落ち着いてるよ!だからいい方法も思いついてるんだから!」
曜「いい……方法?」
千歌「うん!曜ちゃんを壊して、壊して、壊して、徹底的に壊すの!」
千歌「私だけしか愛せないように」 曜「そんなことしなくても、私は本当に……」
千歌「そうと決まれば準備しないと」
千歌「ちょっとだけ待っててね、曜ちゃん」
ガラッ
パタン
曜「……とりあえず果南ちゃんに連絡しておかないと」
曜「スマホ……取れ……た……と」アシノバシ
曜「果南ちゃんは……あった」
曜<果南ちゃんごめん!明日私と千歌ちゃん用事があって練習行けなくなっちゃった!
果南<うん、分かった。ランニングとか軽いのでいいから少しはやっておくんだよ?
曜<了解であります!
曜「これでよしっと」
曜「多分明日……行けないもんね」
千歌「……何してるの?」 曜「千歌ちゃん……」
千歌「……スマホ?誰と?」
曜「あっ、」
千歌「……果南ちゃんか」
千歌「……ふーん、練習……ね」
千歌「そっかそっか……やっぱり曜ちゃんてさ、私のことなめてるでしょ」
千歌「こんな普通のやつなんかに何をされても問題ないって!」
曜「思ってないよ。千歌ちゃん、落ち着こう、ね?」
千歌「落ち着いてるよ。それじゃあ始めようか?」ガチャリ 曜「これ……」
千歌「首輪だよ。曜ちゃんは少し目を離したらすぐに浮気しちゃうから」
曜「しないよ……浮気なんて」
千歌「っ……口答えするな!」グイッ
曜「っ……ぁっ!?」ググググ
曜「ま、まっ……く、くび……しまっ……」
千歌「手が使えないから抵抗できないでしょ?」パッ
曜「ぁっ……はぁ……っ……」
千歌「うんうん、おとなしくて従順なのが一番だよ」
千歌「それじゃあ始めるよ、曜ちゃん」 ーーーーお風呂場
千歌「ほら、早く来て」グイッ
曜「っ……」ペタペタ
千歌「両手両足に手錠、それに首にも鎖」
千歌「ふふ、ペットみたいだね、曜ちゃん」
曜「……千歌ちゃん」
千歌「ダメなペットはご主人様が調教しなくちゃいけないんだよ」
千歌「そう……すぐに浮気しちゃう曜ちゃんをさ!」
千歌「水泳部の子、みんな曜ちゃんのファンなんでしょ?」
千歌「何度も行かないでって言ってるのに聞かないし……私は凄い傷付いちゃった」
千歌「だからね、いいこと思いついたの!」
千歌「水泳部に行けなくなるようにしちゃえばいいんだって!」 曜「何言ってるの……?」
千歌「うん?わかんない?」
千歌「こうしてね」グイッ
曜「いっ、」
千歌「こうするんだよ!」
バシャン!
曜「んぐっっぅ!?」
曜「んっ!ぐっ!!」
千歌「ほらほら、もっと抵抗してみてよ!」
千歌「いつもあんなに余裕ぶってるんだったらさ!」グイグイ
曜「っ、ごぼっ、」
千歌「…………」グイッ
曜「っ、ぶはっ、はっ、はぁ……」 千歌「ふふ、やっと表情が変わったね、曜ちゃん」
曜「っ……」ビクッ
千歌「いつもいつもヘラヘラ笑って……みんなに愛想振りまいて」
千歌「告白されたり……抱きつかれたり……私の前で……私の曜ちゃんに!」グッ
曜「んぐっ!?」
千歌「私の!私のなの!」
千歌「いいじゃんみんなは!他に取り柄があるでしょ!他にいっぱい人がいるでしょ!」
千歌「私には曜ちゃんしかいないの!だから来ないでよ!」
曜「っ、んっ、んんっ、んん、っ、」バタバタ
千歌「ほら、何とか言いなよ、曜ちゃん」グイッ
曜「っぁ、げぼっ、ごほっ、っ、」ハァハァ 千歌「私は何か言えって言ってるの!」ゴスッ
曜「ぎっ!?」
千歌「曜ちゃんはいい気分だよね?」
千歌「普通の子が捨てられないように必死になってる姿を見物してるだけだもん」
千歌「必死に恋人アピールしてる子を見るのは楽しいでしょ?」
千歌「心の中では滑稽だなって思ってるんでしょ?」
千歌「いつ捨ててやろうかなんて考えてるんでしょ!」
曜「ちがっ、ごぼっ!?」
千歌「どうせっ!私はっ!曜ちゃんにっ!釣り合わないっ!ですよっ!」グイグイグイ
曜「んっ、っ、んーー!!んっ、」
千歌「…………」グイッ
曜「ぷはっ、ひっ、」
千歌「…………」グッ
曜「ごぼっ!?」 曜「っ、っ、んっ、っ、」ビクビクッ
千歌「あはは……情けないなぁ、曜ちゃんは」
千歌「バカにしてた子にいいようにされて、どんな気分なんだろ?」
曜「っ……っ、っ、」ビクッ
千歌「ふふふ」グイッ
曜「っ、ばっ、ひっ、ひふっ、」
曜「はぁ……はぁ……」
千歌「そうそう、こういうのが見たかったの」
千歌「分かった?浮気をしたらこういう目に合うんだよ?」
曜「っ…………」カタカタ
曜「う、浮気なんて……してないよ……」 千歌「…………」グイッ
曜「んぐっ!?」バシャン
千歌「私が浮気って言ったら浮気なの!」
千歌「絶対別れないから!」
千歌「曜ちゃんは死ぬまでずっと私と一緒にいるの!」
千歌「だから他の子と話さないでよ!」
千歌「私以外いらないでしょ!?いらないっていってよ!」
曜「んっ、んぐっ、ご、」
千歌「…………」グイッ
曜「っはっ、はぁっ、ひっ……」 千歌「今日はね、曜ちゃんに水をトラウマになってもらおうと思ったの」
千歌「そうすれば……もう水泳部に行けなくなるもんね?」
曜「っ……や、やだ……」
曜「もうやめてよ……千歌ちゃん……!」
千歌「やめる?なんで?」
千歌「こうしないと曜ちゃんが他の子に取られちゃうんだよ?」
曜「取られないよ……私が好きなのは千歌ちゃんだけだもん」
千歌「じゃあ水泳部辞めて?」
曜「それは……」
千歌「できないでしょ?だから辞めさせたあげるの」
千歌「こうやってさ!」グイッ
曜「んぐっ!?」バシャン
ーーー
ーー
ー 千歌「少しは水が嫌いになった?」
曜「…………っ」ガタガタ
千歌「どうしたの?震えちゃって?」
千歌「あー……今冬だし寒いもんね」
千歌「それなら震えちゃってもしょうがないかー」
千歌「まさか曜ちゃんが私に怯えてるわけないもんね?」
曜「う、うん……」ガタガタ
千歌「……まだ全然平気そうだね?」
千歌「もう少しやったほうがいい?」
曜「っ、や、やだ……千歌ちゃん……やめて……!」
千歌「……ふふっ」ニヤッ 千歌「曜ちゃんが余裕無くなるのってほとんどないよね?」
千歌「いつも私ばっかりだもん」
千歌「他の子の前でもそうなの?私の知らないところで照れてるんじゃないの?」
曜「してない……してないよ……」
千歌「……でも、こんな曜ちゃんの表情を見られるのは私だけ」
千歌「曜ちゃんの恋人の千歌だけなんだよ」
千歌「ねぇ、曜ちゃんの恋人は誰?言ってみて?」
曜「ち、千歌ちゃん……です」 千歌「うんうん、その通り」
千歌「やっと覚えてくれたね、曜ちゃん」
曜「最初から……知ってるよ……」
曜「お願い千歌ちゃん……目を覚まして……!」
曜「私は、もっと普通に……千歌ちゃんとぎっ!?」
千歌「曜ちゃんは私の恋人なんだよね?」
千歌「それならなんで私に逆らうの?」
千歌「こんなやついつでも捨てられるって思ってるからでしょ?」
曜「ちがっ、そんなっ、っ、」 千歌「はぁ……全然ダメ」
千歌「曜ちゃんの心全然壊れてないじゃん」
千歌「早く壊して……私のことだけ考えるようにしたいのに」
千歌「……それじゃあ次の調教をしよっかな」
曜「え……?」
千歌「水を抜いて……っと」ゴポン
曜「……な、何をするの……?」
千歌「……曜ちゃん、私ね、いつも震えてるの」
千歌「明日起きたら曜ちゃんに捨てられるんじゃないかって」 千歌「怖くて……怖くて……夜も眠れない」
千歌「『お前みたいな普通の奴が……本当に私と釣り合い取れてると思ってたの?』」
千歌「そうやって捨てられて……すぐに他の子と付き合うの」
千歌「不公平だよね?私はこんなに震えてるのに、曜ちゃんは何も感じてないなんて」
千歌「だから、曜ちゃんもたくさん震えさせてあげる」
曜「な、何をするつもりなの……?」
千歌「うん?教えてあげるんだよ」
千歌「悪いことをしたら謝らないといけないってことをね!」ビリッ 曜「ひっ!?」
千歌「服は邪魔だからね」グッ
曜「や、やめて!千歌ちゃん!」
千歌「ブラもショーツも……全部いらないよね」グイッ
曜「っ……な、なんで……」
千歌「あはは、なっさけない格好」
千歌「曜ちゃん、ちゃんと自分の姿を覚えておいてね?」
千歌「それが曜ちゃんの立場なんだからさ」 グッ
ドン!
曜「っ……」ドサッ
曜「浴槽に入れて……どうするの?」
千歌「もう少し動けないようにしよっかな」カチャカチャ
曜「っ……!」
千歌「うんうん、いいね」
千歌「このままだと風邪引いちゃうかもね、曜ちゃん」
千歌「そこに冷たい水が混ざったら……もっと風邪引いちゃうかもね」
曜「ま、まさか……」
ザァァァァァァァァ 曜「ひゃっ!?」
曜「い、いやっ、!」ガチャガチャ
千歌「あはは、無理無理、逃げられるわけないじゃん」
曜「やめっ、千歌ちゃん!」
千歌「どう?寒い?」
曜「さ、寒い!寒いから!」
千歌「そっか。良かった」
曜「早く止めて!」
千歌「うーん……じゃあ曜ちゃんが上手に謝れたら止めてあげる」
曜「え……?」
千歌「謝るの。私に」
曜「あ、謝るって……何を……?」
ゴスッ 曜「っ……ぁ……」
千歌「何?」
千歌「あれだけ私を不安にさせてるのに、何もしてないつもりだったの?」
千歌「これはたっくさん反省が必要だね」
千歌「一日くらいこのままのほうがいいんじゃないかな?」
曜「な、何言ってるの!?」
曜「そ、そんなことしたら……死んじゃ……」
千歌「そしたら私も一緒に死んであげるよ」
千歌「良かったね、曜ちゃん」
千歌「そうすれば……ずっと二人きりになれるよ」ウットリ
ザァァァァァァァァ 曜「……そ、そんな、の」ガタガタ
曜「ご、ごめんなさい!」
曜「私が悪かったから許して!」
千歌「何が悪かったの?」
曜「こ、後輩の子と……抱きついて……」
千歌「それだけ?」
曜「え……?」
千歌「まだあるでしょ?ほら、もっと言ってよ」
曜「っ、えっと、千歌ちゃんを……不安にさせて……ごめんなさい……」
千歌「……それで?」
曜「ち、千歌ちゃんに……口答えして……ごめんなさい……」 千歌「…………」
曜「ち、千歌ちゃん……?」
千歌「…………」クルッ
曜「ま、待って!何処に行くの!?」
千歌「何処って……部屋だけど?」
曜「な、なんで……」
千歌「だって曜ちゃん本気じゃないんだもん」
千歌「心の奥から謝りたくなったら呼んで」
曜「ゃ……いやっ!いやっ!」
曜「ごめんなさい!千歌ちゃん!ごめんなさい!」
千歌「じゃあ頑張ってね、曜ちゃん」
曜「待って!待って、千歌ちゃんっ!!!」
パタン
ザァァァァァァァァ ーーーー二十分後
曜「ぁっ、いやっ、っ、」
曜「ゃだっ、もう、シャワー、いやっ!」
曜「千歌ちゃん……許して!」
曜「千歌ちゃん、いるんでしょ!?」
曜「お願い……もう……」
ザァァァァァァァァ
曜「やっ、やだっ、ぁ、」ガチャガチャ
曜「……ごめんなさい!」
曜「ごめんなさい!ごめんなさい!」
ザァァァァァァァァ ーーーー1時間後
曜「ごめんなさい……私、千歌ちゃんの物なのに、口答えしました……」
曜「千歌ちゃんの物なのに、他の子に告白されました……」
曜「ごめんなさい……もう許してください……」ポロポロ
曜「いつも余裕ぶっててごめんなさい……千歌ちゃんを不安にさせてごめんなさい……」ポロポロ
曜「やだぁ……もうやだ……ちかちゃん……」ポロポロ
曜「ごめんなさい……千歌ちゃん……」
ザァァァァァァァァァァァァァァァァァ ーーーー二時間後
ガチャ
千歌「曜ちゃん、いい子にしてた?」
曜「ごめん、なさい……ごめん……なさい……」ブツブツ
曜「ちかちゃん……ごめん……なさい……」ブツブツ
千歌「ふふ、いい感じ」
千歌「流石の曜ちゃんもこれはきつかったみたいだね」
千歌「シャワー止めて……っと」
曜「ごめんなさい……ごめんなさい……」
千歌「曜ちゃん、ほら目を覚まして」ペチペチ
曜「っ……ぁ……ち、ちか……ちゃ……?」 曜「ごめんねさい……!千歌ちゃん、ごめんなさい!」
曜「私……千歌ちゃんがいるのに、他の子と話したりして!」ポロポロ
曜「ごめん……ごめんね、千歌ちゃん」ポロポロ
千歌「ううん、分かればいいんだよ」
千歌「私もね、いつも同じ思いしてるんだよ」
千歌「だから曜ちゃんが……」ギュッ
千歌「こうやって抱きしめてくれないとダメだよ?」
曜「うん……千歌ちゃん……」 千歌「寒いでしょ?」
千歌「私の部屋で温まろうか」ガチャガチャ
千歌「ほら、行くよ、曜ちゃん」グイッ
曜「んっ……」ペタペタ
千歌「ふふ、随分おとなしくなったね、曜ちゃん」
曜「うん……だって、私は千歌ちゃんのものだから……」
千歌「っ」ゾクゾクゾクッ
千歌「あー……いい……今の曜ちゃん、凄くいいよ……!」
千歌「曜ちゃんは私のもの……えへ……えへへへ……」 ーーーー千歌の部屋
千歌「はい、飲んで」コトン
曜「んっ……」ペロペロ
千歌「ふふふ、曜ちゃん本当にペットみたい」
千歌「可愛いなぁ、もう」ナデナデ
曜「んっ♡」
千歌「それじゃあ……従順になってくれたお利口さんな曜ちゃんにはご褒美をあげないとね」サワッ
曜「あっ♡」
千歌「たくさん気持ちよくして……壊してあげる」
千歌「大好きだよ、曜ちゃん♡」
ーーー
ーー
ー 千歌「…………」ギュゥ
曜「…………」
千歌「…………」ギュゥ
曜「……千歌ちゃん」
千歌「っ……」ビクッ
千歌「…………」ギュゥゥゥゥ
千歌「ごめん……ごめんね、曜ちゃん……」 千歌「私……また暴走して……曜ちゃんに……酷いこと……!」
千歌「お願い……嫌いにならないで……」ポロポロ
千歌「なんでもするから……!」ポロポロ
曜「嫌いになんてならないよ」
曜「千歌ちゃんは私が好きだからこんなことしちゃったんでしょ?」
曜「それならいいんだよ」ナデナデ
千歌「……曜ちゃん」
曜「だから顔を上げて?」
千歌「ぐすっ……うん……」 曜「あはは、千歌ちゃん酷い顔してる」
千歌「見ないで……曜ちゃんに、嫌われちゃう……!」
曜「嫌わないって……全く、千歌ちゃんは」ギュッ
千歌「あっ……///」
曜「こういうことするなら、千歌ちゃんも浮気とかしたらダメだよ?」
千歌「大丈夫だよ」
千歌「私には曜ちゃんしかいないもん……」ギュゥゥ 曜「それにしても……やっぱり練習サボっちゃったね」
曜「もうお昼過ぎてる?」
千歌「多分……」
曜「うーん……体痛いし、今日は外に出られそうにないかな……」
千歌「えへへ、それじゃあずっと一緒にいられるね」
曜「いつも一緒なのに」クスッ
千歌「そうだったね」アハハ
曜「昨日のせいで疲れちゃったから、今日は一日千歌ちゃんに看護してもらうであります!」
千歌「えへへ、任されました♡よーちゃん♡」
ーーー
ーー
ー ーーーー学校
千歌「ふふふーん♡」
曜「千歌ちゃん、なんだかご機嫌だね」
千歌「よーちゃんと一緒に登校してるだよ」
千歌「それも恋人繋ぎで♡」ギュッ
曜「これでちょっとは不安が無くなってくれる?」
千歌「うん♡」
千歌「えへへ、よーちゃんはなんだかんだで私に甘々なのだ♡」
曜「それは否定できないね」ギュッ 千歌「あ……下駄箱」
曜「一度手を離さないとダメだね」
千歌「むー……せっかくいい気持ちだったのにー」
千歌「まあいいや、早く変えて手をーー」スッ
千歌「……ん?」
曜「?どうしたの?」
千歌「え?いや……何か……」ソッ
千歌「……手紙?」
千歌「なんだろう、これーー」
パシッ 曜「ふむふむ……これはラブレターかな?」
千歌「あっ、ちょ、よ、よーちゃん!」
曜「誰からだろ?あ、書いてある!」
曜「一年生の……へぇ、可愛い名前の子だね!」
千歌「ちょっと!よーちゃん!」パシッ
千歌「もー!勝手にとらないで!」
曜「あはは、ごめんごめん」
千歌「全く……よーちゃんは」
千歌「……妬いてる?」
曜「うん……ちょっとね」アハハ 千歌「もー……心配しすぎだよ」
千歌「大丈夫、ちゃんと断るから」
曜「絶対だよ?」
千歌「うん。絶対!」
千歌「えへへ、曜ちゃんにヤキモチ妬かせるなんて罪な女だね、私」
曜「そうだよー、千歌ちゃんは悪い子だよー」ムニムニ
千歌「えへへぇ♡」
曜「今日は私の家でお泊まり会だから、忘れないでよ」
千歌「うんっ♡」 ーーーーお昼
梨子「二人とも、どうして練習に来なかったの?」ジトッ
曜「え?そ、それは……あ、あはは、」
千歌「えーと……み、みかんパーティーがあったんだよ!」
梨子「……へぇ?」
梨子「そのパーティーと練習……どっちが大事なの?」ニコニコ
千歌「り、梨子ちゃん怖いよ……」
曜「あはは……」 梨子「まあいいけど……今度はちゃんと来てよ?」
梨子「今日も練習ないみたいだし」
曜「そうなの?」
梨子「うん。みんなの都合でね」
梨子「それに雨も降るみたいだし」
梨子「二人とも傘は持って来た?」
千歌「曜ちゃんが持ってるよ!」
梨子「千歌ちゃんが濡れちゃうじゃない」
千歌「大丈夫!私は曜ちゃんのに入るから!」
曜「今日もお泊まり会だから、せっかくなら相合傘したいもんね」ナデナデ
千歌「ん〜♡」
梨子「はいはい、ご馳走様」 曜「あ、そういえば先生に呼ばれてたんだ」
曜「ちょっと行ってくるね!」
千歌「行ってらっしゃーい」
パタン
梨子「千歌ちゃんは本当に曜ちゃんのことが好きなのね」
千歌「うん。大好きだよ」
千歌「それに、曜ちゃんも私のこと好きって言ってくれてるもん」
千歌「……奇跡、だよね」 梨子「千歌ちゃん……?」
千歌「曜ちゃんはさ、みんなからモテるんだ」
千歌「いっぱいラブレター貰って、いっぱい告白されて……それでも、私を選んでくれた」
梨子「曜ちゃん、カッコイイもんね」
千歌「……とったらダメだよ?」
梨子「とらないわよ」
千歌「……ありがとう」
梨子「それより、作詞はちゃんと進んでるの?」
千歌「うぇっ!?そ、それは……あ、あはは……」
ーーー
ーー
ー ーーーー放課後
曜「じゃあ下駄箱で待ってるね」
千歌「うん。告白をお断りしたら、私もすぐに行くね」
曜「うん、待ってるよ」
千歌「それにしてもどんな子かな?」
千歌「ちょっと楽しみかも!」
曜「ちーかーちゃーんー?」
千歌「もー、冗談だよ、よーちゃん!」
千歌「私が好きなのはよーちゃんだけだよ」
曜「……ん。じゃあもう行くね」
千歌「またねー」
ガラガラ
パタン
千歌「ふふ、よーちゃん嫉妬しちゃってるのかな」クスクス ーーーー三十分後
千歌「……遅いなぁ」
千歌「手紙の時間は合ってるはずなのに……なんで来ないんだろう」
千歌「もしかして手紙を出したけどいざ私に会おうとすると緊張しちゃうとか?」
千歌「いやー、困っちゃうなー」エヘヘ
千歌「でも、私はもうよーちゃんとお付き合いしてるからごめんね」エヘヘ
千歌「…………」
千歌「なんで来ないんだろう……」
千歌「もう少ししたら来るよね?」 ーーーー1時間後
千歌「来ない……」
千歌「……なんで?」
千歌「あーもー、よーちゃん待たせてるのに……」
千歌「もう帰っちゃおうっと」
ガラッ
スタスタスタ
千歌「よーちゃーん!待たせてごめんね!」
千歌「あれ、よーちゃん……?」
千歌「どこ?」 千歌「下駄箱にいるって言ってたのに……」
千歌「電話してみよっと」prrr
曜『もしもしー?』
千歌「あ、曜ちゃん?」
曜『どうしたの、千歌ちゃん?』
千歌「待ってても来ないから、もう帰ろうかなって」
千歌「曜ちゃん今どこにいるの?」
曜『ん?今ねー』
『よ、曜先輩……クレープお待たせしました』
曜『ありがとう!』
千歌「……は?」 千歌「ねぇ……今の声、何?」
千歌「なんで私を待ってるはずの曜ちゃんの電話から、他の子の声が聞こえて来るの!?」
千歌「曜ちゃん言ったよね!?」
千歌「『私は千歌ちゃんのもの』だって!」
千歌「それなのになんで浮気してるの!?」
千歌「許さない……絶対に許さない……!」
千歌「浮気者……曜ちゃんの浮気者!」ギリッ
曜『…………はぁ?』
曜『それはこっちのセリフなんだけど?』 千歌「え?」
曜『千歌ちゃんさ、なんでラブレターもらって喜んでるの?』
曜『千歌ちゃん言ってたよね、『私には曜ちゃんしかいない』って』
千歌「言ったよ!その通りだよ!!それがどうしたの!?」
曜『じゃあ……なんで無視しないの?』
千歌「無視……?」
曜『うん。なんで無視して、私と一緒に帰らなかったの?』
曜『私だけでいいならその子と会う必要ないじゃん』 千歌「そ、それは……無視したら、可哀想だから」
曜『ふーん……つまり、私はその子と天秤に掛けられて、負けたんだ』
千歌「違う!だ、だって断るんだよ!?」
曜『それが何?言い訳なら聞きたくないんだけど』
曜『というかもういいよ。千歌ちゃん、全然私のこと愛してくれてないじゃん』
千歌「な、何言ってるの……?私は曜ちゃんが好きなんだよ……?愛してるんだよ……?」
曜『でも、その愛もラブレターが貰ったくらいで揺らぐんでしょ?』
千歌「違う!私の一番はいつでも曜ちゃんなの!」 曜『もういいよ、そういうの』
曜『千歌ちゃんから愛が感じられないのは事実なんだから』
曜『結局千歌ちゃんは、好きになってくれれば誰でも良かったんだよね?』
千歌「違う!わ、私は、曜ちゃんだから好きになったの!」
曜『へー、そうなんだ、高海さん』
千歌「…………え?」
千歌「よ、曜ちゃん……今……」
曜『何?あんまり馴れ馴れしく私の名前呼ばないでくれる?』
曜『高海さん』 千歌「な、なんで……」
曜『いいよ。高海さんが浮気するんなら、別れればいいだけじゃん』
曜『良かったね、信用できない人気が取り柄の子よりも、ラブレターくれる子の方が信用できるでしょ?』
千歌「違う……違う!」
千歌「私は曜ちゃんが好きなの!他の子じゃないの!」
千歌「やだっ!……やだやだやだやだやだやだ!!!」
千歌「捨てないで!!曜ちゃん!!」 『曜先輩……電話長いですね?』
曜『あー、ごめんね。もう他人になったから切るよ』
千歌「いやっ!待って!待って曜ちゃん!」
千歌「好き!大好き!大好きなの!曜ちゃんが好きなの!」
千歌「曜ちゃんに捨てられたら……私……もう……生きていけない……!」ポロポロ
千歌「お願いっ!捨てないで……なんでも……するから……!」ポロポロ
曜『はぁ……うるさいなぁ』
曜『言い訳くらいなら聞いてあげるから、家に来なよ』
千歌「うんっ……すぐ行くから」
曜『すぐ?それはダメ』
千歌「え……?」 曜『千歌ちゃんは告白を待ってそこにいるんでしょ?』
曜『それなら最後までちゃんとやりなよ』
曜『その子の告白、断ってから来てよ』
千歌「っ、うん!分かった!」
曜『本当に分かった?できなかったら嫌いになるからね』
千歌「うん……!」
曜『それじゃあ……千歌ちゃんが来るまでこの子家に連れ込んで良いことしてるね』
千歌「え?」
曜『早くこれば阻止できるかもよ。頑張ってね、千歌ちゃん』
プツッ 千歌「嘘……嘘……でしょ?」
千歌「曜ちゃん……待って、なんで、」prrr
千歌「……でない……なんで!」カチカチ
千歌<ごめんなさい
千歌<浮気してごめんなさい
千歌<告白されてごめんなさい
千歌<曜ちゃんを不快にさせてごめんなさい
千歌<反省してるからお願いだから電話に出て
千歌<ごめんなさい
千歌<ごめんなさい
千歌<ごめんなさい
千歌<ごめんなさい
千歌<ごめんなさい
千歌<ごめんなさい 千歌「早く……早く来てよ……!」
千歌「すぐに断るから……お願い……早く来て!」
千歌「じゃないと曜ちゃんが……曜ちゃんが取られちゃう!」
千歌「いやっ!曜ちゃんは私のなの!」
千歌「すぐに行かないといけないのに……でも……断らないと曜ちゃんには嫌われちゃう!」
千歌「なんで……なんでこないの!」
千歌「どうすればいいのっ……こんなの……!」
千歌「曜ちゃん……!」 ザァァァァァァァァァァァァァァァァァ
千歌「…………」フラッ
千歌(結局、誰も来なかった)
千歌(学校は閉門時間……私は、告白を断れなかった)
千歌「…………ぁ」
千歌「雨……」
千歌「あ、あは……傘なんて、持ってないや……」
千歌「だって……曜ちゃんが……持ってるんだもん」ポロポロ 千歌「曜ちゃん……早く、曜ちゃんのところにいかないと……」
千歌「……でも、行って、どうするの?」
千歌「もう私……曜ちゃんに嫌われちゃったんだよ?」
千歌「曜ちゃんは、他の子に夢中なんだよ?」
千歌「やだっ……やだ、よぉ……」
千歌「なんで……私、こんな、曜ちゃんが、すきなの、にっ、ぐすっ、」
千歌「うっ、ぁっ……」
千歌「うぅぅぅっ、ひぐっ、ぐすっ、」 千歌「やだぁ……うっ、やだよぉ、」
千歌「曜ちゃんが、いないなんて、やだっ、」
千歌「ごめんなさい……ごめんなさい……!」
千歌「全部私が悪いの……だから……だからお願い……許して……」
千歌「うっ……ひくっ……」
千歌「曜ちゃん……ぅっ……」
ポトポト
千歌「…………ぁ」
千歌(……あれ……雨……やん……)
曜「……風邪ひいちゃうよ、千歌ちゃん」 千歌「……曜ちゃん」
千歌「曜ちゃん……曜ちゃん!」ギュッ
千歌「ごめんなさい……ごめんなさい……!」
千歌「私……曜ちゃんがいるのに……他の子に告白されそうになって……!」
曜「いいの。私こそごめんね、千歌ちゃん」ギュッ
曜「ヤキモチ妬いて……千歌ちゃんに酷いこと言っちゃった」
曜「ごめんね……本当は大好きだよ、千歌ちゃん」
千歌「私も好き!曜ちゃんが大好きなの!」 曜「……でも、千歌ちゃんも悪いんだよ」
曜「千歌ちゃんからの愛が感じられなかったせいで、もしかすると、って思ったんだもん」
千歌「ごめんなさい……治すから……全部治すから捨てないで……!」
曜「好きならさ……もっと束縛とか、ヤキモチ妬くのが当たり前だよね」
曜「この前の監禁だって、拷問はすぐ終わるし、途中で私から離れるし……あんまり本気に感じなかったの」
曜「それに監禁は犯罪だよ。でも、私を離したくないならするしかないよね?」
千歌「分かんない……私、バカだから分かんないよ……」
千歌「どうすればいいの?命令してよ……曜ちゃん」
曜「そこは自分で考えるの」
曜「いい?」
千歌「うん……頑張るね、曜ちゃん」
ーーー
ーー
ー ーーーー曜の部屋
曜「千歌ちゃん、お風呂入れたから先に入ってきて」
千歌「……曜ちゃんは?」
曜「んー、千歌ちゃんがシャワー浴び終わったら行くよ」
曜「そしたら一緒に入れるもんね」
千歌「ん……分かった」
千歌「じゃあ、終わったら呼ぶね?」
曜「うん」
ガチャ
パタン 曜「…………」ガサゴソ
曜「……あった」ガサッ
曜「……『高海千歌様へ』」
突然のお手紙すいません。
私が初めて千歌さんを見かけたのは、初めてのライブの時でした。
自分のやりたいことを諦めずに、一生懸命頑張って輝こうとする。
そんな千歌さんを見ていたら、なんだか元気を貰えるような気分になって、いつのまにか毎日目で追うようになっていました。
千歌さん自分のことを普通と言いますけど、私はそうは思いません。
私の中では、千歌さんが一番輝いていて、そして特別です。
だから、この気持ちを……伝えたくなりました。
絶対に変わることのない……私の、千歌さんへの気持ち、受け取ってください。 曜「……千歌ちゃんへの恋心が伝わってくるね」
曜「きっと書いてる時は真っ赤になりながら書いてたんだろうなぁ」
曜「……まあでも」
ビリィィィィィッ!
曜「いらないよね、こんなもの」
曜「あんな簡単に変わっちゃうような恋心なんてさ」 曜「はぁ……おかしいなぁ、なんで千歌ちゃんに変な虫が寄ってくるのかな」
曜「千歌ちゃんは私のものなに……ふふ、本当おかしいよね」
曜「でも大丈夫だよ、千歌ちゃん」
曜「千歌ちゃんへの好意は、全部私が消してあげるから」
曜「そうすれば……千歌ちゃんはずっと私と一緒にいるしかないもんね?」
千歌『よーちゃーん!シャワー浴びたよー!』
曜「うん!今いくよ、千歌ちゃん!」
曜「…………ふふっ」
曜「ねぇ千歌ちゃん」
曜「もっといっぱい歪んでよ」
曜「もっといっぱい壊れてよ」
曜「私だけしか愛せないように」 乙
退廃的な雰囲気とても良かった
この曜ちゃんめっちゃ強いな 乙乙
あんまり得意じゃないジャンルだけどお互いに歪んでるとなんか丸く収まった感あって読めたわ |c||σ.-σ||…
|c|| ;^.- ^|| ま、まぁ人の愛とはそれぞれありますし… 一緒にクレープ食べてた後輩=ラブレターを送ってきた相手ということでは 歪海千歌かと思ったら歪辺曜だったでござる
本物は曜ちゃんが回収して呼び出し用ラブレターを後輩に書かせたって感じ? ラブレターを書いたのは1年生
曜ちゃんが一緒にいたのは後輩
ラブレターの「絶対に変わらない気持ち」に対する曜の「あんな簡単に変わる恋心」発言
怖いなぁ… 千歌ちゃんに色目使った後輩を食ったんでしょ
そのあと後輩ちゃんがどうなったかは知らない これで曜ちゃんはまた好意を向けられて千歌ちゃんにお仕置きされるマッチポンプ 全部曜ちゃんの手のひらだもんね…
千歌ちゃんが曜ちゃんに見せる歪んだ愛も誘導されてやってるに過ぎない… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています