善子「もしかして果南さんって…暗いのとか怖いの苦手なの?」
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バチン
果南「わっ…!」
善子「停電?」
果南「うぅ…」フルフル
善子「果南…さん?」
果南「よ、善子ちゃん…どこ?」
善子「えーっとスマホで照らして…
果南さん?」
果南「あ、善子ちゃん!
よかったぁ…」ギュッ
善子「なっ…///」 果南「ごめんね、ちょっとだけこうしてていいかな…」
善子「べ、別に私は…///」
果南「ありがとう……」ギューッ
善子「痛い痛い痛い!」
果南「あっ、ごめん…」
善子「………」
果南「………」
善子「ねぇ」
果南「どうしたの?」
善子「もしかして果南さんって…暗いのとか怖いの苦手なの?」 果南「カッコ…悪いよね…」アハハ…
善子「や、そんなことないと思う…けど…」
善子 (凄いギャップだとは思うけど)
果南「そう…かな…」
善子「うん…」
果南「正直に言ってどう思った?」
善子「う〜ん…意外、だった?かしら」 果南「そっか…そうだよね…」ズーン
善子「あっ…で、でも!誰だって苦手なものはあるししょうがないわよ!
ほら、リリーだって犬が苦手でしょ?」
果南「善子ちゃん…」
善子「だから苦手なものがあるぐらい普通よ!」
果南「ありがとう♪」ギュッ
善子「って言うか否定し忘れてたけどヨハネよ!」
果南「ふふっ、そっかそっか」ナデナデ
善子「うぅ…///」 果南「そういえば善子ちゃんは平気なの?」
善子「とーぜんでしょ!この堕天使ヨハネに苦手なものなんてないの!」
果南「へー…凄いね、尊敬しちゃうよ
ほら、怖がりだって聞いたらみんな幻滅しちゃうでしょ?」
善子「そんな事ないわよ、さっきも言ったけど誰だって苦手なものあるわよ」
果南「ん…ありがとう…///」 果南「だいぶ、慣れてきたかも」
善子「そう…」
果南「でもこのまま停電がずっと続いたらどうしよう…」
善子「それは無いでしょ、流石にもうしばらくしたら復旧するでしょ」
果南「でも不運な善子ちゃんが一緒にいるからなぁ」
善子「なによそれ!そんな事言うなら離れるわよ!」
果南「ち、ちょっと待ってよ!それはダメ!」ギューッ
善子「っ……///」
善子 (ふ、不覚にも可愛いと思ってしまった…///) 善子「………」
果南「………」
善子「……ねぇ」
果南「どうしたの?」
善子「いつまでくっついてるの?」
果南「電気がつくまで?」
善子「そう……」
果南「あ、迷惑だったら頑張って離れるよ…」
善子「別に気にしてないからいいわよ」 果南「ふふっ、ありがと♪
善子ちゃんはやっぱり善い子だね♪」
善子「善子じゃなくてヨ!ハ!ネ!」
果南「うんうん、ありがとうヨハネちゃん♪」
善子「………ん」
ガタン!
果南「うわぁ!」ギュッ
善子「か、果南さ…っ///」
果南「ムリムリムリ!やっぱり怖い〜っ!」
善子 (たぶん果南さんの顔…近い…///)
果南「善子ちゃん助けて!」 善子「私がどうにか出来るならとっくにどうにかしてるわよ!」
果南「ほら、その〜得意の黒魔術で電気つけてよ!」
善子「えぇぇぇぇ!?」
果南「ほら!はやく…っ
怖いよ…」ギュッ
善子「うぅ…///」
善子 (もうどうにでもなれ〜!)
善子「デンキヨデンキヨハヤクツキナサーレー!」
パチッ
善子・果南「ついた!」
善子「ん?」
果南「あれ?」
果南「顔…近かったね…///」
善子「そうね……///」 果南「と、とりあえず離れるね…あ、ありがとう…///」
善子「べ、別に気にしてないわよ!」
果南「………」
善子「………」
果南「……ね」
善子「?」
果南「もっかい抱きしめていいかな…
善子ちゃん抱きしめてると安心できそうな気がするんだよね…///」
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