ルビィ「眠たいなぁ……」善子「じゃあ寝れば?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
善子「私はまだ起きてるけど」カチカチ
ルビィ「えーっと、どこで寝ればいいんだろう?」
善子「そこにベッドがあるでしょ、見えないの?」カチカチ
ルビィ「うーんでも、温かくないとルビィ寝れない」
善子「大丈夫よ、毛布もあるから」カチカチ
ルビィ「…抱きつくものが「枕か寝そべりでも使いなさい」
ルビィ「……」 ルビィ「……ねえ善子ちゃん」
善子「なによ」
ルビィ「眠たいんだけど」
善子「だから寝ればいいでしょ……」 ルビィ「善子ちゃんも一緒に寝ようよ」
善子「まだゲームやってたいから嫌」
ルビィ「早く寝ないと健康に悪いんだよ?」
善子「いつものことだからいいのよ」
ルビィ「でもルビィがお泊まりに来るのはいつものことじゃないよね?」
善子「……それを言われるとつらいわね」 ルビィ「ねえねえ善子ちゃん」トテトテ
善子「……」
ルビィ「善子ちゃん」
善子「……」
ルビィ「ねえ聞いて」ピトッ
善子「……なによ」 ルビィ「あのね、一緒に寝たい」
善子「さっき聞いたわ」
ルビィ「いい?」
善子「ダメ」
ルビィ「……わかった」
ルビィ「じゃあいいって言うまでここにいる」 善子「いやどいてよ、集中できないじゃない」
ルビィ「でも善子ちゃんさっきからコントローラー動かしてないよ」
善子「……」
ルビィ「ずっとゲームの画面止まってるよ」
善子「……」 善子「……ああもう、寝ぼけてるくせに見てるところはちゃっかり見てるんだから」
ルビィ「えへへっ…だって、善子ちゃんのことだもん」
善子「そういうのなし」
ルビィ「はーい」
善子「全く……」 ルビィ「ねえ善子ちゃん」
善子「なによ」
ルビィ「眠くなった?」
善子「全然」
ルビィ「じゃあベッドに行こうよ」
善子「なんでよ」
ルビィ「布団に入ったら眠たくなるから」 善子「それあんたの都合でしょ」
ルビィ「そうだよ」
善子「……あのさ、一緒に寝るとしても今の状態と何が違うわけ?」
ルビィ「うーん……多分そっちのほうが暖かいと思う」
善子「まあ、それはそうよね」
ルビィ「あとね、起きるまでずっと善子ちゃんが隣にいるからね、嬉しいなぁって」
善子「……」 ルビィ「善子ちゃん、ルビィと一緒に寝てくれますか?」
善子「……」
善子「…はぁーっ……結局こうなるのよね…」ポチッ
─プツンッ
善子「ほらルビィ、さっさといくわよ」
ルビィ「えへへっ…ありがとう善子ちゃん」
善子「あーはいはい、分かってるから」 ─
ルビィ「やっぱり暖かかったね」
善子「そうね」
ルビィ「…善子ちゃん」
善子「なに?」
ルビィ「ルビィね、今日の中で今が一番嬉しい」
善子「それは良かったわね」
ルビィ「うん」 ルビィ「善子ちゃんは?」
善子「そうね、結局どこいってもあんたの我がままは変わらないんだなあって」
ルビィ「そうかなぁ」
善子「そうよ、ルビィって本当に─」
善子・ルビィ「「面倒くさいんだから」」
善子「……」
ルビィ「言うと思った」クスクス 善子「…少しイラッとしたわ今の」
ルビィ「フフッ…ごめんなさい」
ルビィ「でも、善子ちゃんも変わらないよね」
善子「なんのことよ」
ルビィ「優しいところ、ルビィの話…ちゃんと聞いてくれるから」
善子「あんたがしつこいからでしょ」
ルビィ「うん、だからそれでも聞いてくれるところ」 ルビィ「そういうところが好きだなぁって」
善子「……あっそ」
善子「ま、私はあんたみたいに軽々しく好きだとか言えないけどね」
ルビィ「そうだね、ルビィは善子ちゃんのそんなところも好きだよ」
善子「あーもう、分かったから……早く寝なさいよ」
ルビィ「うん、じゃあそうするね」ニコッ 善子「……」
ルビィ「……」
善子「…………」
ルビィ「…………善子ちゃん」
善子「…なによ、まだ起きてたの?」 |c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^||
|^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c|
^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.-
|c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^||
|^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c|
^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) |c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^||
|^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c|
^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.-
|c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^||
|^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c|
^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) ルビィ「言いたいことがあったから」
善子「ふーん、なに?」
ルビィ「あのね……ルビィね、善子ちゃんのことがすき」
善子「知ってるけど」
ルビィ「ううん、知らない」
善子「何言ってんのあんた」 ルビィ「善子ちゃんが知ってるルビィのすきなんて……少しだけだもん」
善子「これで少しって……どんだけよ」
ルビィ「たくさん」
善子「はぁーっ…もういいわ、それで?」
ルビィ「だからね……もっと、もっと一緒にいないと全然…足りなくて」
善子「……」 ルビィ「でもね……すきって言ってもね…減らなくて」
善子「……」
ルビィ「だから、善子ちゃんが知ってるのは……本当に、少しだけなの」
善子「…そうね、確かに知らなかったわ」
ルビィ「……ん…」ウトウト 善子「…ねえ、それで? 知らない私にどう教えるつもりなの?」
ルビィ「……ぅん……」
善子「ルビィ、聞かせて」
善子「……最後なんだから、もうちょっと頑張りなさいよ」
ルビィ「……」 ルビィ「………一緒…ぜんぶ…わかるまで……」
善子「ええ」ナデナデ
ルビィ「……だから…………だからね」
ルビィ「…善子ちゃん」
善子「なに?」ナデナデ
ルビィ「……これからも…ルビィと…一緒に……」
ルビィ「……」スヤ 善子「……ルビィ?」
ルビィ「…………」スゥースゥー
善子「…寝ちゃったのね」
善子「…………」
善子「はぁーっ……もう…ほんとうに……」ダキッ
善子「だから私は……そういうこと言えないのよ…………」ギュゥ 善子「なのに、なによ…自分ばかり好き放題言って」
善子「ルビィだって私のこと、ほんの少ししか知らないくせに」
ルビィ「…………」スゥスゥ
善子「私だって本当は、あんたに言いたいことたくさんあるのよ」 善子「…………だから」
善子「ずっと…………一緒にいてあげるわよ、仕方ないから」
ルビィ「………ん」ムニャ
善子「もう…本当にしょうがないんだから」 善子「……」
善子「……でも正直なところ、アレよね」
ルビィ「………」
善子「ちょっと顔、近すぎ……そのせいで思った以上に寝れなかったわ」
善子「いや、まあそれは…私のせいでもあるんだけどね」 善子「あんたのせいでもあるけど」コツン
ルビィ「……」スヤスヤ
善子「フフッ…さて、そろそろ私も寝ようかしら……」
善子「おやすみなさい、ルビィ……また明日ね?」ギュッ
ルビィ「…………えへへっ…」 ┃ ┃┃ ┃┃
┃ ┃┃ /\ /\ ┃┃
┃ ┃┃ / \ / \ ┃┃
┃ ┃┃ ┃┃
┃ ┃┃  ̄ ̄ ̄ ┃┃
┃ ┃┃ ┃┃
┃ / ̄\ ┃┃ ┃┃
┃ │ ┃┃ ┃┃
┃ \_/ ┃┃ ● ┃┃
┃ ┃┃ ┃┃ 最近こいつのss既視感感じるのばっか
レパートリーが少なすぎるだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています