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Pile「え……子供……?」part.12 [無断転載禁止]©2ch.net

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1 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/04/30(日) 14:03:26.56ID:umtFgNWO
※前スレ
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1491556945/
2017/04/30(日) 14:05:39.68ID:umtFgNWO
〇初期設定、番外編 続き

花火「なっ……だ、」

鈴乃「あ、申し遅れました。 こちら双子の妹のあいちゃんで〜す」

花火「双子……?」

?「そのキモイ呼び方やめろよっ!」ゲシッ

鈴乃「いたぁっ! ごめんごめんって……藍衣子、ちゃんね。 仲良くしてあげて」

藍衣子「……」

花火「……うん」

藍衣子「……」

花火「……」

鈴乃「あっ、えーと、見分け方はね! 髪が短い方があたしで〜、あたしよりも髪がちょっと長い方があいちゃんだって覚えてくれればいいから! よろ!」

花火「……ふぅん」

鈴乃「あと、目付きが悪い方があいちゃんだ!」

花火「確かに……」

藍衣子「あんた誰だよ。 名前なに?」

花火「……は、花火」

藍衣子「……はっ」

花火「な、なに?」

藍衣子「変な名前」

花火「……は?」ギロッ

鈴乃「だ、だだだだっ、ごっ、ごめん! こら! あいちゃんそんな事言っちゃダメでしょ!」

藍衣子「だって今時花火って。 あんたの家、花火師が親なわけ?」

花火「……」
2017/04/30(日) 14:06:48.85ID:tGcdxkTP
所属事務所から怒られても文句言えない定期
2017/04/30(日) 14:13:26.51ID:yVf2B0XG
おつおつ
2017/04/30(日) 14:16:22.04ID:umtFgNWO
藍衣子「おいクソ姉貴。 こいつ恋人? ついに作る気になったの?」

鈴乃「ち、違うよ……! そういうのじゃ、」

藍衣子「ギャルっぽいけど中身は純粋で素朴な感じ。 いかにも童貞が好みそうだな」

鈴乃「だから、違うってば!」

藍衣子「あんたもさ、ヤリ目で連れてこられたのかもよ? ぼんやりしてるけど」

花火「やりもく……って、なに?」

藍衣子「は? 本気で言ってんの? 本気だとしてもふざけだとしてもキモイな」

花火「っ、……か、帰る」

鈴乃「え、あ、ちょっと」

花火「も、いい……」スタスタ

バタン

藍衣子「……」

鈴乃「……馬鹿!」

藍衣子「知るか」

鈴乃「知るか、じゃないでしょ!」

藍衣子「なに必死になってんの。 まさかほんとにあの変な名前のヤツ好きなの?」

鈴乃「そういうのじゃ、ないってば!」

藍衣子「あいつ、地雷の香りがぷんぷんふるからやめとけよ。 絶対メンヘラだ」

鈴乃「あいちゃんはメンヘラよりタチ悪いよ!」

藍衣子「は?」

鈴乃「人の友達にあんなこと言うだなんて考えられない……とりあえず、説教は後ね!」

藍衣子「はいはい」

鈴乃「はぁ……もう!」

タッタッタッ…

バタン

藍衣子「……」
2017/04/30(日) 14:42:52.90ID:umtFgNWO


花火「……」スタスタ

みもりん「……おっと!」

花火「!」ビクッ

みもりん「ん? 帰るの?」

花火「っ……!」バッ

みもりん「あ、ちょっと!」

花火「……」スタスタ

鈴乃「ほ、堀さん! 待って! 待って!」タッタッタッ

花火「……」スタスタ

鈴乃「待って……! 待ってったら!」ガシッ

花火「……」

鈴乃「はぁっ……はぁ……ま、待って……」

花火「……」

鈴乃「ごめん……ほ、ほんとに……あい、ちゃん……あんな子じゃ、ないんだけど……その……」

花火「……べつ、に」

鈴乃「う、うん」

花火「気にして……」

鈴乃「……」


『変な名前』

『は? 本気で言ってんの? 本気だとしてもふざけだとしてもキモイな』



花火「……な、い」ウルッ

鈴乃「!」ギョッ

花火「……っ」ウルウル

鈴乃「あ、あ、え、えと、えと……!」ワタワタ


みもりん「……花火ちゃん!」

花火「……!」ビクッ

みもりん「どした! 泣くなっ!」
2017/04/30(日) 14:51:53.40ID:oHvUyHq1
まだやってたのかこれ…
2017/04/30(日) 15:05:23.54ID:d44ITWXJ
これは第二部の始まりと考えていいよな
2017/04/30(日) 15:17:09.37ID:umtFgNWO
鈴乃「……」

花火「……だっ、て……きも、いって…、」

みもりん「ありゃま、誰が言ったのそんな意味不明なことー!」

花火「……この人の、妹」

みもりん「あいちゃまか!」

花火「……」

みもりん「鈴乃も止めろよなぁ〜!」

鈴乃「えぇ、あたしの責任!?」

みもりん「ともかく……花火ちゃんはキモくないからね。 そんなの真に受けないのっ」

花火「ほんと……?」

みもりん「超可愛いじゃん。 何がキモイの?」

花火「……っ///」

鈴乃「……ほ、堀さん、お菓子食べる? 好きなんだよね?」

花火「あ……! 食べる!」

みもりん「あー、ほんと? ならキッチンおいでよ〜ケーキがあるよん」

花火「ケーキ!」

みもりん「お、ケーキ好きかー!」

花火「は、はいっ……す、好きです……///」

鈴乃「……」

みもりん「好きか〜」

花火「好きです……///」

鈴乃「……」

鈴乃(何故だかとても殺意が……)
2017/04/30(日) 15:19:20.52ID:umtFgNWO
みもりん「よし、じゃあここに座って」

花火「……は、い」

みもりん「鈴乃も、ほら」

鈴乃「……あー、はいはい。 はい、はい」

みもりん「鈴乃の分のケーキもあるからそんな態度取らない!」

鈴乃「ふーん」プイッ

みもりん「な、なによぉ」

鈴乃「べっつにー、ずるいよなぁー」

みもりん「? ? ?」


ガチャッ


ジョルノ「ただいま〜……お? 客か?」

花火「……あ」

鈴乃「あ! マッマ! お帰りなさい!」

ジョルノ「おー、ただ、」

みもりん「愛乃さぁぁぁぁんっ!」ギュッ

ジョルノ「うぉ!?」

花火「!?」

みもりん「おかえりなさい……! 会いたかったです」

ジョルノ「はいはい分かったから……」

みもりん「おかえりのキスは? ちゅー」

ジョルノ「まてまて、子供たちがいるだろうが……」

みもりん「えー!」

花火「……」ポカーン
2017/04/30(日) 15:38:23.10ID:Z5bPWvsR
おちるぞ
2017/04/30(日) 15:48:52.21ID:umtFgNWO
鈴乃「あはは……ごめんね。 いっつもあんな感じでさ……」

花火「そ、そうなんだ……」

みもりん「愛乃さんっ、今日の夜ご飯はね、あたしが腕によりをかけて作ったタイ料理だよっ」

ジョルノ「またかよ」

みもりん「あたしのタイ料理好きでしょ?」

ジョルノ「はいはい……」

花火「……」

ジョルノ「……えっ、と、鈴乃の友達か?」

花火「……そうですけど」

ジョルノ「ふーん、可愛い。 でかしたなぁ、鈴乃!」

鈴乃「あ、はは……」

花火「!」

花火(か、かわいい……///)

ジョルノ「藍衣子のやつはどこ?」

鈴乃「あー、いつも通り部屋」

ジョルノ「そか」

みもりん「……んっ、ちょっとあたし、電話するとこあった……少し外すね」

ジョルノ「いってら」

バタン

ジョルノ「……」

鈴乃「マッマ〜! 聞いてよ!」

ジョルノ「お? なに?」

鈴乃「あいちゃんがさぁ、またあたしの友達にひどいこと言ったの!」

ジョルノ「またかよ……この子に言ったの?」

鈴乃「そうそう」

ジョルノ「ごめんね?」

花火「あ、いえ……」
2017/04/30(日) 16:07:15.37ID:umtFgNWO
ジョルノ「いやー、にしても、転校先で友達ができてよかったわ」

鈴乃「うんっ」

花火「と、もだち、じゃ、な……!」

鈴乃「んー?」ニコニコ

花火「……」

ジョルノ「仲良くしろよ?」

鈴乃「もちろん」

花火「……はぁ」

鈴乃「あ、そういえば海荷ちゃんとも再開できた!」

ジョルノ「おお、海荷ちゃん元気だった?」

鈴乃「超元気。 相変わらずだよ」

ジョルノ「そかそか。 えーと……名前聞いてなかったな。 なんていうの?」

花火「……花火、です」

ジョルノ「ほぉ、綺麗な名前だな」

花火「ど、うも……」

ジョルノ「でさ、海荷ちゃんと花火ちゃんは友達なの? 鈴乃の友達っつーことは、同じ学校で、同じクラスなんだよな?」

花火「え……っと、」

ジョルノ「うん」

花火「……私、友達いないので」

ジョルノ「……」

鈴乃「……」

ジョルノ「……それなら鈴乃が友達1号だなっ! でかしたぞっ! 鈴乃!」

花火「え」

鈴乃「いやぁ、それほどでも?」

花火「……もう、なんなの……」

鈴乃「あははは!」

ジョルノ「よかったよかった」

鈴乃「あたしも新しい学校では堀さんが友達1号だも〜ん」

ジョルノ「なはは、そうだなぁ」

花火「……」
2017/04/30(日) 16:24:31.29ID:umtFgNWO


ワイワイ…


藍衣子「……」

藍衣子「……っはぁぁぁ、うるせぇ」

藍衣子「……」ポチッ

藍衣子「……」♪シャカシャカ

藍衣子「〜♪」


みもりん「あーいーこーちゃーんー……」


藍衣子「うわぁぁぁっ!?」ガタッ

みもりん「あ、ごめんごめん。 おどかすつもりはなかった」

藍衣子「ならもうちょっと普通に登場しろよ!」

みもりん「ごめんって〜」

藍衣子「……なに、用は」

みもりん「……今日、あたし、またあそこ行くから」

藍衣子「……」

みもりん「……よろしくね」

藍衣子「……そーかよ。 つか、いちいちあたしに報告しなくてもいいだろ」

みもりん「せめてもの罪償いだよ」

藍衣子「嘘つけ。 バレそうになったとき、あたしに上手く言い訳させようとしてんだろ」

みもりん「まさか、そんな」

藍衣子「……」

みもりん「バレる時は、バレるさ」

藍衣子「……言ってろ」
2017/04/30(日) 16:33:32.46ID:umtFgNWO
みもりん「……前から言ってるけど、ハルカの件については、ほんとに頼むよ」

藍衣子「……分かってる」

みもりん「ほんとに、分かってる?」

藍衣子「……たりめーだろ」

みもりん「なんの為に、愛乃さん説得させて転校したと思ってるの? ちゃんとしてよ?」

藍衣子「……うるせぇな。 分かってるって」

みもりん「……それから」

藍衣子「今度は何」

みもりん「友達とは仲良くしなさい」

藍衣子「……」

みもりん「お母さんとのやくそーく」

藍衣子「……知るかよ。 あの変な名前のヤツの事言ってんの?」

みもりん「変な名前とか言わない」

藍衣子「……姉貴と仲良くしてる時点で気に入らねぇ。 いちいちムカつく」

みもりん「……」

藍衣子「なんも知らないのはあいつだけだ」

みもりん「……」ギュッ

藍衣子「ちょ、っと……! なにすんだよっ!」バッ

みもりん「……いってきます」

藍衣子「……」

みもりん「……」

バタン

藍衣子「……さっさと、どっか行け。 アホが」
2017/04/30(日) 16:44:18.50ID:CkGK7A5X
こっちもこっちで闇深そうだなぁ
2017/04/30(日) 16:56:28.29ID:umtFgNWO


ジョルノ「じゃーなー! また来いよぉ〜」

花火「……おじゃましました」

バタン

花火「……」

鈴乃「さ、帰ろー」

花火「……送らなくてもいいって言ったのに」

鈴乃「いやいや、送るくらいさせてよ。 ついお話しすぎちゃってこんな夜遅くになっちゃったし」

花火「いいってば。 帰りなよ」

鈴乃「送るって出てきたのに、すぐに帰ったら不自然じゃん」

花火「……」

鈴乃「堀ちゃんっ」

花火「……その呼び方やめて。 不愉快」

鈴乃「えー! マッマの前ではそんなこと言わなかったのに!」

花火「言えるわけないでしょ」

鈴乃「優しいんだね」

花火「うるっさい。 揚げ足とらないでくれる?」

鈴乃「ごめんごめん……」

花火「……」

花火(結局、付いてきてるし……)

花火(なんなの……)

鈴乃「手ぇ繋ぐ〜?」

花火「繋がない。 やめて」

鈴乃「えー」
2017/04/30(日) 17:02:08.56ID:umtFgNWO
花火「よく、私と仲良くしようだなんて思うよね」

鈴乃「ふふふ」

花火「……」

鈴乃「……友達になれたみたいでよかった」

花火「……また、そんな、勝手に」

鈴乃「勝手じゃないもんね〜」

花火「はぁ……それから、もう着いたから、ここまででいい」

鈴乃「え、着いた?」

花火「目の前に家があるでしょ……」

鈴乃「……?」

花火「見えないの?」

鈴乃「あ、いや……み、見えるけど……」

花火「?」

鈴乃「家って、これ……?」

花火「……うん」

鈴乃(家、っつーか、これ……)

花火「……」

鈴乃(城だろ……)

花火「? ? ?」

鈴乃「やっぱりお金持ちか……」

花火「普通でしょ」

鈴乃「いやいやいや……あたしの部屋が狭いっていうわけだ……」
2017/04/30(日) 17:19:50.50ID:ITld8LR/
さてぱいちゃんの雰囲気でどうなるか
2017/04/30(日) 17:25:36.52ID:uzVp1CU2
最初から匂わせてるあたりやっぱり思いつきの展開じゃなかったのね
2017/04/30(日) 17:33:52.04ID:umtFgNWO
花火「じゃあもういい? 帰っても」

鈴乃「うんっ。 またね。 堀ちゃん」

花火「……はぁ」

ガチャッ

うっちー「なにこそこそ話して……んっ?」

花火「あ……」

鈴乃(おっ……お母様か?)

鈴乃(きちんと挨拶せねば……!)

鈴乃「あ、あの、あたし……堀さんと同じクラスの……!」

うっちー「……っ、」

鈴乃「え」

うっちー「……花火。 この人は誰」

花火「……クラスの……人」

うっちー「……名前は」

鈴乃「あ、えと……黒川、鈴乃、です……」

うっちー「っ……っ、やっ、ぱり……」

花火「ちょっと……なに、どうしたの」

うっちー「……この人と関わるのはやめなさい」

花火「……え」

うっちー「ほら、帰るよ」グイッ

花火「え? え? え?」

うっちー「……」
2017/04/30(日) 17:39:38.35ID:umtFgNWO
鈴乃「え……い、いやいや、ちょっとまってくださいよ!」

うっちー「……」

鈴乃「そ、そんな……っ、な、納得が、行きませんよ……!」

うっちー「……」

鈴乃「堀ちゃんは、あたしと友達になった、んです……! それなのに……!」

うっちー「……」

鈴乃「せ、めて……理由だけは言ってください!」

うっちー「……」

鈴乃「なにも理由なく、こんなことされるとか……納得いかないっすよ!」

うっちー「……」スタスタスタ

鈴乃「え、ちょ、なに……」

うっちー「……お前」

鈴乃「えっ」ドキッ

花火「……? ? ?」ドキドキ

うっちー「みもちゃんの、子供でしょ」

鈴乃「え……」

うっちー「……また、余計なことするつもりなら、本気で許さないから」

鈴乃「っ……な、なんの、ことっすか!?」

うっちー「うるせぇ!」

鈴乃「ひっ」ビクッ

うっちー「お前……」

鈴乃「は、はい……」ガタガタ

うっちー「……おちんちん生えてんのか」

鈴乃「え、あ……えっと……」

うっちー「……」

鈴乃「それは……って、え?」

うっちー「……」

鈴乃「おっ、おちんちん?」
2017/04/30(日) 17:52:51.57ID:umtFgNWO
うっちー「生えてんのかてめぇごらぁ! あぁ!?」

鈴乃「えええぇ!?」

鈴乃(いきなり何言い出すんだこの人……!///)

花火(おちんちんってなんだろ……)

うっちー「早く答えろや!」

鈴乃「ひぃぃぃ!」

鈴乃(ど、どうする……なんだかすごい展開だ……!)

鈴乃(か、考えろ……あたし……なんとなくだけど、正直に答えたらまずい気がする……!)

鈴乃(考えろ……考えろ……!)

鈴乃「あっ、あたし……実は、黒川鈴乃、じゃないんす!」

花火「え」

うっちー「……はぁぁぁ? 何言ってんだ!」

鈴乃「えー、えっと……黒川鈴乃、さん、の……従姉妹、でして……黒川、す、すず……鈴香、すずかです!」

うっちー「……」

鈴乃「鈴乃さんの、友達の、花火さんを、送り届けるように、言われたんです……! だから、決して、黒川鈴乃じゃないっす!」

うっちー「はぁ……? 何言ってんだ、みもちゃんの娘でしょ……? みもちゃんに娘がいるってこと、私知ってるんだから……!」

鈴乃「た、確かに……い、います、います、けど……あたしは違います!」

うっちー「へぇ……それなら、証拠としておちんちん見せてよ」

鈴乃「へっ、変態ですか!?」

うっちー「変態じゃねぇよっ! みもちゃんの娘には生えてるって聞いてるの。 だから見せて。 生えてなかったら信じるし、花火と友達でいていいよ」

鈴乃「っ……っ……!」

鈴乃(どうする……!?)

ガチャッ

Pile「玄関先でどうしたのー?」

鈴乃「」ビクッ

Pile「……あ、れ、すーちゃん?」

鈴乃(またなんかありそうな予感……)ガタガタ
2017/04/30(日) 17:59:36.29ID:umtFgNWO
Pile「あーーーっ!」

うっちー「ぱいちゃん! この顔! どうみてもみもちゃんの子供だよね!?」

Pile「うんうん、そうだよー!」

うっちー「ほら見たことか!」

鈴乃「だから違うんですってぇぇぇ!」

うっちー「ならおちんちん見せろよ!」

Pile「うんそれが手っ取り早い」

鈴乃(こ、この人まで……!)

鈴乃「で、でもでも、おちんちん生えてたとして、その……みもちゃん?、の、娘とは限らないじゃないっすか!」

うっちー「おちんちん生えてたら娘だろうがなんだろうが花火と関わんな」ギロッ

鈴乃「ピエッ!?」

鈴乃(なんだってー!?)

鈴乃(あああ……まじでどーしよぉぉ……!)

鈴乃(去勢するか……!? いや、は、はやまるな……あたし……!)

鈴乃(かくなる上は……)キッ

鈴乃「わっ、分かりました! 見せます! 見せますよ!」

うっちー「じゃあ早く」

鈴乃「……で、も……また、今度、見せます。 今日は……その、勘弁してください」

うっちー「は!?」

Pile「えー」

メロディ(一体何の話をしてるのこの人たち……)
2017/04/30(日) 18:03:51.99ID:umtFgNWO
うっちー「なんで今見せられねぇんだっ!」

鈴乃「そ、それは、」

Pile「なんでだー!」

鈴乃「う、うっ……」

鈴乃(考えろ……!)

鈴乃「……けっ、毛が」

うっちー「……け?」

鈴乃「し、下の毛、の、お手入れ、最近してないから……はっ、恥ずかしいなぁっ、つって……へへ」

うっちー「はぁ……そんなの気にしないから」

鈴乃「あ、あたしが気にするんす! と、とにかく、今日は無理っす! また今度! 絶対! 見せますから!」

鈴乃(……とか言っちゃって……あーあー、どうするんだ……)

Pile「たしかに……それは由々しき事態かもね。 ほんとに、じゃあまた今度見せてよ?」

鈴乃「も、もちろんです! じ、じゃあ今日は……さ、さよならっ! 堀ちゃん、また明日ね!」ダッ

花火「え、あの、」

鈴乃「か、帰りまーす!」タッタッタッ


花火(……行っちゃった)

うっちー「怪しすぎる……」

Pile「ねぇ」

花火「……あのさ、おちんちんって、なんなの?」

うっちー「花火は知らなくていいの。 はやく家入ろ」

花火「う、うん……」

花火(なんなんだろ……)
26 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/04/30(日) 18:04:43.29ID:umtFgNWO
〇初期設定、番外編
続く
2017/04/30(日) 18:50:05.32ID:d44ITWXJ
生えている(生えてないに等しい大きさ)だからワンチャンあるで

てかこっちの世界線でもすーちゃまはレ○プしちゃったのか
28名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/04/30(日) 19:13:49.05ID:sBw28LJW
こっちでSSやってたら人気出なかっただろうな
2017/04/30(日) 19:16:23.14ID:IVkzx5Xn
>>24
最後もろにメロディなってて草
やっぱメロディのモデルだけあって間違えたか
2017/04/30(日) 23:17:46.78ID:2jHYuOlv
こっちの世界線の話も面白いな!
ほんと引き込まれちゃう!
生きる希望をありがとう。
2017/05/01(月) 00:34:26.44ID:OAXf6Cd7
こっちの鈴乃はパクチーの食い過ぎで小さそう
32名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/05/01(月) 08:52:01.35ID:FE9J73+Z
パクチーで草
33 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/05/01(月) 11:36:32.41ID:jRFoI+mv


鈴乃「いい!? 昨日も言ったけど友達にあんな態度とったら許さないからね!」

藍衣子「……」

鈴乃「第1あいちゃん、昔はあんな子じゃなかったでしょ!?」

藍衣子「……」

鈴乃「いつからあんな子にっ、」

藍衣子「……あーもう、うるせーんだよ」

鈴乃「うるさくない!」

藍衣子「人のクラスの前まで付いてきて怒鳴り散らしてんじゃねぇよ。 クソが」

ピシャン

鈴乃「ちょっ、」

海荷「……あーあー、ひどい言われようだ」

鈴乃「……ほんとにね」

海荷「妹ちゃん相変わらずだな〜あはは」

鈴乃「はぁ……心配すぎる」

?「……あれ? どうしたの?」

鈴乃「……? えっと……あ! あいちゃんのクラスの委員長さん! ……だよね?」

優里「そうそう。 飯田優里です。 ヨロシク」
2017/05/01(月) 11:39:56.18ID:jRFoI+mv
鈴乃(お、おお、可愛い人だなぁ……)

海荷「……」

鈴乃「……よ、よろしく。 あれ、もーしかして……テレビとか、でてる?」

優里「ちょっとだけね。 あはは」

海荷「……優里はモデルさんだよ」

鈴乃「だ、だからそんなに可愛いんだ! いやー、びっくりした……」

優里「ぜ、全然だよ。 ありがとう」

鈴乃「あ、あのー……妹が、いろいろ迷惑かけちゃうかもだけど、よろしくお願いします」

優里「藍衣子さんでしょ? 迷惑なんてそんなことないから!」

鈴乃「ありがとう……そう言ってくれると救われるよ」

優里「機会があったら友達になりたいな〜って思ってるから。 任せてよ!」

鈴乃「ゆ、優里ちゃーん……うう、なんていい人なんだ……ありがとう、ほんとにありがとう……」

優里「ううん〜。 平気平気。 じゃ、またね」

鈴乃「はーい!」


海荷「……」

鈴乃「……どしたの、やけに静かじゃん」

海荷「べっつにー……」

鈴乃「ふーん……もしかしてさ、優里ちゃんのこと好きなの?」

海荷「え? んなわけないじゃんよ!」

鈴乃「おっぱい大きいし可愛いし、変態の海荷ちゃんの好みそのものじゃん!」

海荷「誰が変態じゃ!……変態だけどね!」

鈴乃「……」
2017/05/01(月) 11:46:32.42ID:jRFoI+mv
海荷「うーん……優里はさ、幼なじみなんだよねぇ」

鈴乃「あ、そうなの?」

海荷「そーそ。 だから好きではないかにゃぁ……」

鈴乃「ふーん……」

海荷「……ま、1発ヤらせてくれるならヤりたいけどね!」

鈴乃「うわ、最低……」

海荷「あははは! はー……あ? 花火ちゃんじゃね?」

花火「!」ビクッ

鈴乃「ん……? あー! 堀ちゃん! おはー」

花火「……」スッ

鈴乃「って、なんで無視すんの!」

花火「……邪魔だから」

鈴乃「邪魔じゃないでしょが! もう! あはは」

花火「……昨日の、ことなんだけど」

鈴乃「うん?」

花火「……あ、あんな、ことになって……その、」

鈴乃「……」

花火「だ、だから、もう、か、かかわらない方が、いい。 と、というか、関わらないで」

鈴乃「……」

花火「……」

海荷「……?」

鈴乃「……堀ちゃんってさ、優しいね!」

花火「は……?」

鈴乃「あたしのこと心配してくれてるんだ? ……ありがとね」

花火「な、っ、そ、そういうわけじゃ……!」

鈴乃「優しいなぁ〜」

花火「っ……も、もう、いい……」

鈴乃「ふふふ」
2017/05/01(月) 11:54:22.86ID:jRFoI+mv
ガラッ

優里「失礼しまーす」

鈴乃「……あ、優里ちゃんだ! どうしたのー?」

優里「あー、あのね、私、学年委員だから……鈴乃ちゃんと藍衣子ちゃんに学校案内してあげないといけなくて……忘れてたっ。 ごめん……!」

鈴乃「あ、そうだったんだ! いいよいいよ」

優里「ほんとにごめんね……! でね、藍衣子ちゃんも誘ってみたんだけど、藍衣子ちゃんはいかないって言うから……」

鈴乃「あーもう、またあの子は……ごめんね?」

優里「ううん、いいのっ。 強制じゃないし!」

鈴乃「そっか……ならあたしは学校案内してもらおうかな。 後々困りそうだし。 行ってくるわ」

海荷「おー……」

花火「……」

鈴乃「堀ちゃん、いってくるね!」

花火「……勝手に行けば」

鈴乃「えー! ひど! 優里ちゃん、ひどいよねぇ、堀ちゃん」

優里「あはは……てか花火ちゃん久々に会う」

花火「……そうだね」

鈴乃「え? え?知り合い?」

優里「お母さん同士がね……」

鈴乃「へーえ……」

鈴乃(堀ちゃんのお母さんって……あの、怖い人か……)

鈴乃「まあ何はともあれ、いってきまーす」

海荷「ほいほーい」

バタン

海荷「……」

花火「……」

海荷「……私達も友達になる?」

花火「は?」
2017/05/01(月) 12:07:47.65ID:jRFoI+mv


優里「……で、ここが購買ね。 あとは……」

鈴乃「……あ、ねえ」

優里「ん?」

鈴乃「海荷ちゃんと幼なじみなんだよね?」

優里「あー……まぁね」

鈴乃「やっぱり! 仲いいの?」

優里「仲……なか……うーん、それなりにー、かな? ほら、海荷ってなかなかうるさいじゃん。あんまり私とは合わないかなぁ〜」

鈴乃「あはは! たしかに!」

優里「ふふふ」

鈴乃「海荷ちゃん、優里ちゃんが来た時やたら大人しくなるから、好きなのかな〜って思ったんだけど……」

優里「……えー、いやいや、それは絶対にないよぉ」

鈴乃「そかな?」

優里「うん絶対ない」

鈴乃「でも実際、優里ちゃんモテるでしょ? 可愛いし……」

優里「モテないモテない! というかここ女子高だし……」

鈴乃「女子高でもそーいうのあるっしょ」

優里「まあそうかもしれないけど……うーん」

鈴乃「……あんまりこういう話好きじゃなかった?」

優里「あ、いやいや、違うの! ただ、その……恋バナ、って、いうのかな……しないから」

鈴乃「そうなんだね」

優里「うん。 鈴乃ちゃんは好きなの?」

鈴乃「えー……あたしは……普通? かな。 話振っといてなんだけど」

優里「あはは。 というか、藍衣子ちゃんと見た目は似てるのに、中身は全然違うんだね」
2017/05/01(月) 12:12:55.64ID:jRFoI+mv
鈴乃「そうなんだよねー。 藍衣子ちゃんは厳しいからなぁ〜」

優里「……」

鈴乃「あ、でもでも! 優しいんだよ! だから……仲良くしてあげて?」

優里「うんうん、おっけー。 んー……それなら、藍衣子ちゃんの好きなものとか、分かる?」

鈴乃「好きな、もの……かぁ。 分かんないなぁ。 あいつ、何が好きなのやら」

優里「むむむ……じゃあなにから話しかけたらいいんだろ……」

鈴乃「ご迷惑かけてすいません……」

優里「あはは、いやいや、いいんだけどね」

鈴乃「んー……」

優里「……あ、じゃあさ、こうしない?」

鈴乃「え?」

優里「藍衣子ちゃんのこととか、これから知るためにも、私たちから仲良くなろ!」

鈴乃「……え、あ」

優里「嫌かな?」

鈴乃「あ……いや、嫌じゃないよ! あ、あたしでよければー……」

優里「よかった〜! 友達増えたっ。 えへへ」

鈴乃(可愛い……なごむ……)

優里「じゃーあ……LI〇E交換しとこっか」

鈴乃「あ、う、うん。 そだね。 QRだすから待ってね……///」

優里「はーい」

鈴乃「えーと……///」ゴソゴソ

優里「……」
39 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/01(月) 12:13:10.75ID:jRFoI+mv
〇初期設定、番外編
続く
2017/05/01(月) 12:38:03.59ID:BhgAE6Si
こっちの世界は優里女なんねんな
2017/05/01(月) 12:44:30.59ID:9KdZvfJ6
モデルやりながら委員やるとかスペック高ぇ
2017/05/01(月) 12:46:50.21ID:WvYzDV0C
まぁ女優よりは拘束緩いだろうしできないことはないだろうが
2017/05/01(月) 14:12:03.07ID:dojdaIL6
別世界線の話始まったのか
みもジョルがちゃんと一緒に住んでるが結局はるかが居たりでゴタゴタなんかな?
ジョルノが報われる世界も悪くない
2017/05/01(月) 16:18:10.27ID:EHeX/9R4
この設定でどんどん進むのが笑える
45 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/01(月) 19:46:24.35ID:jRFoI+mv


海荷「えー、まじで! あそこ朝高いじゃん無理ぃ〜!」

花火「おいしい、けど」

ガラッ

鈴乃「ただいまーん」

海荷「いやぁでも……おっ、鈴乃っち! おかえりぃ〜!」

鈴乃「……何の話してたの?」

海荷「ケーキ屋さんの話!」

花火「……」

鈴乃「へぇー、仲良くなったんだ!」

花火「……なってないし」

海荷「照れないでもいいのにぃ」

花火「照れてないから」

鈴乃「……」

海荷「……鈴乃っち? どした?」

鈴乃「あ、いや……別に」

海荷「つかつか、優里と2人きりで回ったの?」

鈴乃「え、うん」

海荷「カップルみてー」

鈴乃「はー? 何言ってんの。 違うって」

花火「つ、付き合ったの?」

鈴乃「え、違うよ! それは海荷ちゃんの勝手な妄想!」

海荷「ふーん……」ニヤニヤ

鈴乃「だーっ! やめろって!」
2017/05/01(月) 19:55:17.17ID:jRFoI+mv
海荷「どうだかなぁ〜」ニヤニヤ

鈴乃「だ、だだだだーからー! 違うよー!///」

海荷「ほぉ〜?」

鈴乃「……もう」

海荷「じゃああれか? 花火ちゃんが好きなのか!?」

鈴乃「なんですぐそういう……はぁ、違う。 堀ちゃんは……」

花火「……」

鈴乃「……赤ちゃんにしか、見えないし」

花火「……は?」

鈴乃「ごめんごめん……でもそうなんだもん!」

海荷「いや、どこが赤ちゃんなん?」

鈴乃「……純粋なとこ?」

海荷「えー、純粋なの花火ちゃん」

花火「純粋とか……言われたことないけど」

鈴乃「……堀ちゃん、赤ちゃんはどうやったら出来るんだっけ?」

花火「……キス?」

鈴乃「はい」

海荷「っ、ぶぁははははは!」

花火「な、なんで笑うの……!?」

海荷「だぁはははっ! ははは! はー……ひーぃっ!」

花火「……い、意味わかんない」
2017/05/01(月) 20:05:54.56ID:jRFoI+mv


藍衣子「……」♪シャカシャカ

「……ねぇねぇ、黒川さんに誰か話しかけた人いる?」

「いるわけないっしょ……」

「なんていうか、黒川さんって、隣のクラスのあの……堀さんみたいだよね。 ずっと、1人だし、無愛想だし」

「誰か話しかけてみてよ。 私、結構さ、藍衣子ちゃんの顔好きw」

「え〜」

「まじ? 顔はよくても性格あれだよ?」

「だから、顔が好きって言ってんじゃん」

「じゃあ話しかけてみる?」


「あー……ねぇ、黒川さん?」

藍衣子「……なに」

「えっとぉ……なんの曲聞いてんの?」

「私も知りたーい」

「教えてよぉ」

藍衣子「……関係ない」

「そんなこと言わないでさー、教えてくれるだけいいじゃん」

藍衣子「……関係ないって、言ってるだろ」

「え……?」

藍衣子「そっちはあたしに興味あるかもしれないけど、こっちはお前らに興味無いし、そういうの迷惑なんだよ」

「なっ……なに、こいつ」

「うざ……」

藍衣子「勝手に興味示してきてさ、集団で群がって来た方がうぜぇ」

ザワッ…

藍衣子「散れブス」
2017/05/01(月) 20:14:32.31ID:jRFoI+mv
「うーわ……性格わる……」

「きもー……」

「無理だわー……こういうやつ」

藍衣子「……」♪シャカシャカ

藍衣子(……こっちから願い下げだ)

「まじでない。 ありえなくね?」

「てかさ、こいつのお姉さんはいい人なんでしょ?」

藍衣子「……」

「あー! 鈴乃ちゃんでしょ! わかるー!」

「顔はそっくりなのにね。 もったいない」

「にこにこしてて優しいのにね〜」

「鈴乃ちゃんとは大違いだし。 なんでこいつが同じクラスなわけ、」


バンッ!


藍衣子「……おい、あたしが聴いてる曲が知りたいなら教えてやるよ」

「……え?」

藍衣子「その代わり、金輪際あたしの前であいつの話をすんな……」ギロッ

シーン…

藍衣子「っ……」スタスタ

バタン!


ザワザワ…

「こ、こわー……」

「ガチの不良じゃん……」

ザワザワ…
2017/05/01(月) 20:45:05.32ID:jRFoI+mv


藍衣子「……」スタスタ

藍衣子「……」

藍衣子「っ、くそっ!」ガンッ

藍衣子「あー、うぜぇうぜぇうぜぇ!」ゲシゲシ

藍衣子「……はぁー」

優里「……なにしてんの?」

藍衣子「っ!」ビクッ

優里「……」

藍衣子「……」

藍衣子(ああ、学年委員……)

藍衣子(……真面目ちゃんね。 はいはい)

優里「ゴミ箱蹴っちゃダメでしょ? 黙っといてあげるからさ、散らばったの片付けようよ」

藍衣子「知るかんなもん」スタスタ

優里「待ってってば!」ガシッ

藍衣子「……はぁ?」

優里「片付けるまで返さないよ」ギュゥゥゥッ

藍衣子「いってぇ! なにすんだブス!」

優里「もーいいから。 片付けるよ」

藍衣子「っ……分かったから、離せ」

優里「ほんと?」

藍衣子「ほんとだっつーの……イライラすんな」

優里「よし、じゃあ私も手伝ってあげる!」

藍衣子「……」

優里「ほら、早くひろう!」

藍衣子「あー……はいはいはい……」

藍衣子(なんだこいつ……)
2017/05/01(月) 22:20:36.08ID:eQ5Wx3R1
なんだこいつはこっちのセリフだわ
2017/05/01(月) 23:35:35.00ID:Qy+8+v/K


花火「……」

鈴乃「……よし、じゃあここでお別れだね!」

花火「いちいち送ってくれなくてもいいのに……」

鈴乃「送るっていうか、もっと堀ちゃんと話したいから!」

花火「……」

鈴乃「うーん、でもまあお母様達になんかすごい敵視されてるからあんまり家の近くには行けないのだけれど……あはは」

花火「……」

鈴乃「ともかくさ、送るって感じじゃないから! おしゃべりする時間がほしいだけ!」

花火「あっ、そ……」

鈴乃「うん!」

花火「……」

鈴乃「……今日も話せてよかった」

花火「っ、……あ、」

鈴乃「……?」

花火「……り、がと」

鈴乃「……!うんっ。 えへへ」

花火「じ、じゃあ……もう、帰る」

鈴乃「おー! ばいばーい!」

花火「あんまり大きい声出さないで。 また怒られるよ」

鈴乃「あっ、そうでした」

花火「……じゃあね」

鈴乃「また明日!」

バタン


花火「……」

花火「……」

花火(……な、なんか、すごく、ドキドキする……///)
2017/05/01(月) 23:52:17.80ID:eQ5Wx3R1
本編終わったら番外編(本編)始まってさらに初期案本編(番外編)始まるってこれもうわかんねえな
2017/05/01(月) 23:58:47.54ID:Qy+8+v/K


藍衣子「……」ウトウト

みもりん「へいっ!」ベシッ

藍衣子「いっつ……なにすんだよ!」

みもりん「邪魔だからリビングで寝ない!」

藍衣子「寝てねーよ」

みもりん「……うとうとしてた!」

藍衣子「寝てはないだろ」

みもりん「お、同じですー!」

藍衣子「……クソババア、」ボソッ

みもりん「は?」

藍衣子「……」ビクッ

みもりん「さっきなんつった?」

藍衣子「……な、なんも言ってねぇよ。 ……っ、ちっ。 分かった、部屋で寝る……」

みもりん「あ、待って」

藍衣子「はぁっ……なんだよ」

みもりん「もう夜ご飯の時間だから」

藍衣子「……」

みもりん「ついでに鈴乃呼んできて」

藍衣子「はー? なんであたしが……」

みもりん「ん?」

藍衣子「……分かったよ」

藍衣子(こき使いやがって……)

みもりん「わーい! さすが藍衣子ちゃーん!」

藍衣子「黙れ」

みもりん「あはは〜。 今日はタイ料理だよ〜」

藍衣子「今日もだろうが」

藍衣子(やってらんねぇ……)

バタン

藍衣子「はー……だる……」
2017/05/02(火) 00:09:20.18ID:mj+HmY2l
藍衣子(2階にいちいちあがんの面倒なんだよなぁ……)

ガチャッ

藍衣子「おい、クソ姉貴」

鈴乃「……」ポチポチ

藍衣子「……おい!」

鈴乃「うわぁっ!」

藍衣子「……ぼーっとしてんじゃねぇよ」

鈴乃「ごめんごめん……はは、LI〇Eしてた」

藍衣子「……あの変な名前のヤツ?」

鈴乃「堀ちゃんのこと? もうまたそんなこと言って……でも、違うよ」

藍衣子「誰だよ」

鈴乃「……誰だっていいでしょ」

藍衣子「なに生意気なこと言ってんだ。 見せろ」グイッ

鈴乃「あ、ちょっ……!」

藍衣子「……優里? 誰」

鈴乃「はぁぁもう……あいちゃんは同じクラスでしょ?」

藍衣子「あー……?」

鈴乃「学年委員のあの……」

藍衣子「……ああ」

藍衣子(あいつか……)

藍衣子「……なんでそいつとL〇NEしてんだ」

鈴乃「えっ!? ……う、うーん……それはぁ……か、かわいいから?」

藍衣子「……」

鈴乃「っ……っ……」

藍衣子「……確かに」

鈴乃「……え?」


藍衣子「……可愛いよな。 学年委員」


鈴乃「……っ、え?」
2017/05/02(火) 00:11:48.02ID:mj+HmY2l
藍衣子「……」

鈴乃「い、いま、え……な、なんて?」

藍衣子「あ?」

鈴乃「あ、い、いや……なん、でも……」

藍衣子「言いたいことあるならさっさと言えよ。 うっとおしい」

鈴乃「……き、今日の夜ご飯、なに?」

藍衣子「いつも通りタイ料理だって」

鈴乃「あ、ああ……そか、」

藍衣子「分かりきってんだろ……」

鈴乃「……」

藍衣子「どうでもいいけどさ、早く飯こいよ。 ババアがうるせーから」

鈴乃「あ、う、うん……」

藍衣子「はぁ……」スッ

バタン


鈴乃「……」

鈴乃「え……?」

鈴乃(……あの、あい、ちゃんが……)

鈴乃(優里、ちゃん、のこと……かわいい、って……)

鈴乃(……言っ、た…、?)
56 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/05/02(火) 00:13:45.30ID:mj+HmY2l
〇初期設定、番外編
続く

追記すると、最初 花穂 は 優里 って名前だった
弟の名前じゃなかった
あとあくまで番外編だから ある程度のところでおわるよ 楽しくてつい書きすぎてる
57名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/05/02(火) 00:23:19.20ID:IC/wfoAY
永遠に書いてくれていいんやで
今更このssがない日々が来たらどう過ごしたらいいかわからんからな
2017/05/02(火) 00:31:12.14ID:XO4Uvb5i
マジでネタある限りはずっと書いててほしいわ
2017/05/02(火) 00:36:14.05ID:toxotl1r
>>57
確かに、これいつ始まったssだったか忘れるくらいに続いてる
2017/05/02(火) 01:07:52.23ID:UjP+rv0x
こっちのはるかは報われそうな雰囲気
2017/05/02(火) 02:13:41.24ID:kDgJyAyo
もうこのss始まって半年も経つのか…(戦慄)
永遠に続けいや続けてください
62名無しで叶える物語(四国地方)@無断転載は禁止
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2017/05/02(火) 13:44:35.08ID:THRuohhi
1スレめからずっと見てるわ
2017/05/02(火) 14:18:40.06ID:nf/Az5Np
ここ来てはドキドキワクワクしながら読むことが日課になりつつあるから永遠にやってほしいところだわ。
でも無理はしないでくれ!
2017/05/02(火) 22:19:04.74ID:C3l4xoy1
もう半年も読み続けてたのか…
このssのことは一生忘れんだろうな
65名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/05/02(火) 22:43:29.36ID:MnMymFrn
終わりまで続けて欲しい
そしてできれば、もっともっといろいろなお話を見たい!
66名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/05/03(水) 00:17:06.47ID:RqmO3vMC
なんなら孫が産まれてその孫がまた高校生でわちゃわちゃしたっていいからな
たとえ声優が出てこなくても亡くなっても子孫が続く限り読み続けるわ
2017/05/03(水) 10:43:07.93ID:yG6AQVtI
SSをつまらなくする一番の要因は作者ではなく臭い外野だぞ
2017/05/03(水) 12:34:01.23ID:5JkUdXau
一番臭い外野の庭が何か言ってらwwwwwww
2017/05/03(水) 14:33:17.24ID:EHzTGZSB
お前らの言い争いも恒例になったな
70名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/05/03(水) 14:41:47.64ID:bPa9Un7R
簡単に言えば劇が投下された後にコントが始まるわけだ
2017/05/03(水) 23:17:59.82ID:FnaDguda
2017/05/04(木) 08:04:00.16ID:5vTiCORj
おはよう
2017/05/04(木) 18:23:15.26ID:1ARceXbP
おはいえ
74名無しで叶える物語(湖北省)@無断転載は禁止
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2017/05/04(木) 22:07:15.03ID:4cdfWozP
75名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/05/05(金) 03:21:20.80ID:cdVIMQvq
おまえらかよw

ってこれも日常だな
2017/05/05(金) 07:23:33.16ID:YwkLDTvo
今トラブってるしゆっくりでいいよ
2017/05/05(金) 10:10:27.54ID:PqQcYSnc
2017/05/05(金) 19:44:41.04ID:Z1KTbexx
ほしゅ
2017/05/05(金) 21:32:39.21ID:rVPZZOx7
はよ&はよ
80名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/05/06(土) 14:21:00.22ID:it6K2/PQ
はや
81名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/05/06(土) 15:10:02.55ID:pEJ/x3QK
速っ!
2017/05/06(土) 22:21:54.17ID:hyAMbvOP
はや
2017/05/07(日) 10:37:08.03ID:dHvT9A12
84名無しで叶える物語(四国地方)@無断転載は禁止
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2017/05/07(日) 10:38:37.49ID:RuShos9M
イッチ忙しいんやろ
ゆっくりでええから待ってるで
85 ◆UcSf3xkxOaxa (神々の温泉街)@無断転載は禁止
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2017/05/07(日) 14:26:49.68ID:J2oENbXC


鈴乃「うぅーん……うーん……」

海荷「……」

優里「……」

鈴乃「……んんんー」

海荷「……うんち?」

鈴乃「ちげぇよ」

海荷「じゃあどうしたのさ」

鈴乃「……いや、いろいろ考えてて」

海荷「ちんちん?」

鈴乃「だーっ! だから違うって! なんで海荷ちゃんはいつもそう馬鹿なの!?」

海荷「ひどーい!」

優里「なにか悩み事? 相談のろうか?」コソッ

鈴乃「……ううん、大丈夫」

優里「それならいいんだけど……」

鈴乃「あー、海荷ちゃんと違って優里ちゃんは優しいなー!」

海荷「う、うるせー!」

優里「……」

鈴乃「……はぁっ」

鈴乃(昨日の言葉がずっと頭から離れない……いや考えすぎだろうか……)
2017/05/07(日) 14:29:26.95ID:J2oENbXC
鈴乃(優里ちゃん可愛いって別に誰でも思うし……藍衣子ちゃんも何の気なしに言ったのかもだし……)

鈴乃(つーか考え込むようなことでもないだろこんなこと……)

鈴乃(……まさか、あたしも優里ちゃんのこと……)

優里「鈴乃ちゃん大丈夫?」

鈴乃「えっ、あ、っ、え!?」ビクッ

優里「えっ」

鈴乃「あ、ああ、ああ……あ、えへへ……」

鈴乃(まさかな! まさかな!)

鈴乃(……て、てか、あたしは……優里ちゃんと言うよりも……)

鈴乃「……」

海荷「……?」

優里「……私、トイレ行ってくるねー」

海荷「おー、いってらー」

鈴乃「……」

海荷「……鈴乃っちまじでどうした?」

鈴乃「な、なんでもないってば……」
87 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/07(日) 19:56:04.57ID:Q1EgZOO3


藍衣子(だりぃー……昼飯どこで食おう……)

藍衣子「……ん?」

花火「……」モグモグ

藍衣子「あ」

花火「……うわ」

藍衣子「うわってなんだよ殺すぞクソ女」

花火「……」

藍衣子「なに、こんなところで昼飯食って」

花火「……」

藍衣子「姉貴からハブられたの?」

花火「違う。 私があの人と距離取りたかったの。 悪い?」

藍衣子「へぇーそう。 あんた友達いないのにそんなことしていいの?」

花火「どうでもいいでしょ。 ほっといて」

藍衣子「つかそもそも距離取りたいってなんだよ。 喧嘩でもしたのか?」

花火「してない」

藍衣子「じゃあなんで」

花火「……」

藍衣子「なんとか言えよ」

花火「……なん、か、変にドキドキするから」

藍衣子「……」

花火「顔が熱くなるっていうか。 よく、わかんないけど」

藍衣子「……」

花火「股がジンジンする、かも」

藍衣子「……」

藍衣子(発情してんじゃねえよ……クソが……)
2017/05/07(日) 20:09:29.15ID:Q1EgZOO3
藍衣子「はぁっ、あんたもヤリモクだったの?」

花火「……ヤリモクってなに、って聞きたいけど、またあなた馬鹿にするんでしょ?」

藍衣子「……マジで知らないんだ」

花火「だから知らないって。 話聞いてた?」

藍衣子「あ? マジで知らないって思わないだろ」

花火「……あ、でも、」

藍衣子「……なに」

花火「……私が好きなのは三森さんだから。 だから、あの人といると股がジンジンするのかも」

藍衣子「三森って……あたしの母親のこと?」

花火「そうだけど……」

藍衣子「は? どうなってんだよ……」

花火「……?」

藍衣子「あんなババア好きなわけ?」

花火「三森さんはババアじゃないもん」

藍衣子「ババアだろ。 つか、あたしにはそういう感情とかないわけ。 顔同じじゃん」

花火「え、なんであなたなんかに……」

藍衣子「……うるせぇな。 聞いてみただけ」

花火「あなたってさっきから口が悪いよね」

藍衣子「……お前に言われたらおしまいだな」

アハハハ!

花火「……」ビクッ

藍衣子「……」ビクッ

花火「……な、なんの笑い声だろう」

藍衣子「さぁな……あ。あれじゃね?」

花火「……? なにあれ」

藍衣子「あー……ありゃあ……」
89 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/05/08(月) 02:53:57.31ID:7XpxthgX
バシャッ!

「……」ポタポタ

「おまえ生意気なんだよ!」

「媚び売ってばっかできもちわりー」

「あはは、濡れただろ。 服脱げば?」グイッ

「っ、ちょっと……やめてよ……」

「ヤメテ〜、じゃねぇんだよ!」



藍衣子「……イジメだろ」

花火「イジメ……」

藍衣子「女子高ならあんなの普通じゃね」

花火「……普通なの?」

藍衣子「普通普通。 女ってのはそういう生き物だよ」

花火「……」

藍衣子「個性が嫌いなんだ。 人と違う、人より優れてる、人より劣ってる、そこを見つけて徹底的に叩く」

花火「……」

藍衣子「現にそこでいじめてるやつら、全員無個性だろ。 つまらない連中」

花火「……よく見てるね」

藍衣子「は? ひと目見りゃ分かるだろ」

花火「私には分からない」

藍衣子「はぁっ……」

花火「……ため息つくのやめてよ。 わからないって言っただけでしょ」

藍衣子「あんた友達いないだろ」

花火「あなたに言われたくない」
2017/05/08(月) 03:06:00.05ID:7XpxthgX
藍衣子「あたしはさっき言ったみたいな連中とつるみたくないからいいんだよ」

花火「……私、も」

藍衣子「……なに?」

花火「私も、そんな風に思ってた。 クラスのみんな馬鹿だし気持ち悪いし、嫌だって思ってた、だけど、自分が輪に入れなかいからって、」

藍衣子「……」

花火「……みんなを下に見ることによって、安心してた」

藍衣子「……」

花火「……あなたの考えを聞いて分かった。 悔しいけどね」

藍衣子「っ、はっ。実際に下なんだから、下に見ていいんだよ」

花火「……」

藍衣子「……みんな、クソだ。死んじまえ」

花火「……怖い」

藍衣子「うるせぇよ」

花火「1人だと寂しくなることないの?」

藍衣子「全然」

花火「……そう。 強いんだね」

藍衣子「……」

花火「……いじめられてる子、助けなくていいかな。 さっきから、パン食べながら見てるだけでいいのかな」

藍衣子「ほっとけ。 逆にこっちが目付けられる羽目になるぞ」

花火「でも……」スッ

藍衣子「おい、あ、ちょっと……!」

花火「……」スタスタ

藍衣子「……」

藍衣子(しーらね………)
2017/05/08(月) 04:29:21.12ID:7XpxthgX


「あははは!」

「びしょびしょ! こいつまじやべーな」

花火「……ちょっと」

「あ……? なにこいつ」

「………ああ、あの2年でしょ。 ずっとぼっちだって噂の……」

「お仲間じゃね?」ドンッ

「いたっ……!」

花火「お仲間はよく分からないけど、その人痛がってるでしょ。 やめなよ」

「は? 何いい子ぶってんの?」

花火「……なんでいじめてるの」

「なんで、とか理由いる?」

「こいつがウゼーからだよ」

花火「うざいからっていじめるのは違うと思うけど」

「……う、るせぇな!」

「2年だからって調子のってんじゃねーよ」

藍衣子「……おい」ガシッ

花火「……なに」

藍衣子「あんた、自分からいじめられに行かなくてもいいだろ。このくらいでひいとけよ」

花火「……でも、」


鈴乃「あー! なにやってんのー!」

花火「……!」

藍衣子「ちっ……次はなんだよ……」

鈴乃「……? と、取り込み中……?」チラッ

「……、っ」ビクッ

「い、いこっ」

「そうだね……めんどいわ。 もう……」

「さっきからなんだよこいつら……」

タッタッタッ…

花火(行っちゃった……)
2017/05/08(月) 04:37:50.06ID:7XpxthgX
2017/05/08(月) 04:38:39.65ID:7XpxthgX
藍衣子「……」

鈴乃「もーどうしちゃったのー、そんな怖い顔してー」

藍衣子「……るせぇ。触んな。 ぼけ」スタスタ

鈴乃「あ、ちょっと! ……あ、藍衣子ちゃんまで消えた……」

花火「……」

鈴乃「……ん? 堀ちゃん?」

花火「な、んでも……」

花火(助かった……)

花火(……やっぱり、この人はすごいな)

「あ、あの……」

鈴乃「んーっと……この子誰だ? 堀ちゃんの知り合い?」

花火「えーと、違くて……その、」

「助けてもらったん、です……イジメ、られてて……」

鈴乃「……! そうだったんだ! すごいじゃーん! 堀ちゃんお手柄ー!」

花火「うるさい。 黙れ」

鈴乃「ひ、ひどっ……」

花火「……怪我とかしてない?」

「して、ないです……お蔭さまで」

花火「そっか……でも、制服……」

「いつものことなので、慣れたといえば、慣れました……」

花火「……」

花火(……よく見たら、この子すごく可愛い)

花火(これが、個性、ってやつなのかな……)

鈴乃「それで、名前なんていうのー?」

「……え、と」

鈴乃「ん?」


遥「……徳井、遥、です。 今日はほんとうに、ありがとうございました……!」
2017/05/08(月) 04:51:41.96ID:7XpxthgX


藍衣子「……はー」

藍衣子(結局いいとこ取りかよ……)

藍衣子「まじうぜー……」


優里「……」スッ

藍衣子「……あ」

藍衣子(あいつ……)

藍衣子(……友達多そうなのに、連れションせずに独りでトイレかよ)

藍衣子「……」

藍衣子「……っ、」

藍衣子「……お、おい、」

優里「……」スタスタ

藍衣子「……おい!」

優里「……なに」

藍衣子「……」ビクッ

藍衣子(あ、れ……こんなんだっけ)

優里「……なにか用?」

藍衣子「い、や……別に……っ、はは。 つか今日もブスだな。 胸ばっかでかくてさ、」

優里「……」

藍衣子「あんた芸能人なんだろ? いかにもヤリマンっぽい感じだよな。 清純そうなのは顔だけでどうせ股ゆるゆる……」

優里「……」グイッ

藍衣子「っ!」


優里「……うるっさい。 ヤリマンなのはどっちだよ」ボソッ


藍衣子「え……」

優里「……」パッ

藍衣子「……」ボーッ

優里「あはは……じゃあね」スタスタ


藍衣子(……え?)
95 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/05/08(月) 04:52:33.92ID:7XpxthgX
〇初期設定、番外編
続く
96名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/05/08(月) 08:04:24.23ID:Ajt26Ya0
乙ほ
97名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/05/08(月) 08:40:22.79ID:iacJtwDZ
おちゆん
2017/05/08(月) 18:51:43.49ID:E58lQuox
2017/05/08(月) 19:18:37.75ID:mGwUQ1Q3
あいこが遥かと思ってたが違うんだ
2017/05/09(火) 00:23:32.09ID:ERXYXTYJ
はるかが分裂した
2017/05/09(火) 03:09:11.93ID:/BqbagNQ
海荷←なぜか読めない
2017/05/09(火) 08:28:29.77ID:bda9z3xJ
こっちの設定も面白いやんけ
2017/05/09(火) 18:22:35.66ID:OEMhXLBS
保守
104 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/09(火) 19:20:25.31ID:5IC45In9


鈴乃「へぇー! そうなんだ! あいちゃんと!」

花火「……」

鈴乃「……へ、ぇ」

鈴乃(堀ちゃん最近元気ないな……)

遥「……あ、あの、自分まで家にお呼ばれしちゃってよかったんでしょうか」

鈴乃「ん? いーのいーの! 堀ちゃんの友達なんでしょ!」

遥「あ、いえ……友達ってわけでは」

鈴乃「あれ。 友達じゃないの?」

花火「……」

鈴乃「堀ちゃん?」

花火「……うるさい。 話しかけんな」

鈴乃「おー、こわ……」

遥「……でも、その人優しいですよ」

鈴乃「あったりまえじゃん! あたしの堀ちゃんだもん!」

花火「……」バシッ

鈴乃「いった!」

遥「……」

鈴乃「あはは……あ、ついたついた。 ゆっくりしてってね」

ガチャッ

花火「き、今日三森さんは……!?」

鈴乃「んー? 仕事でいないからねー?」

花火「……チッ」

鈴乃「あのー? 堀ちゃーん?」

遥「……」
2017/05/09(火) 19:25:22.35ID:5IC45In9


鈴乃「じゃああたし、お茶入れてくるー!」

遥「……あ、ありがとうございます」

鈴乃「いーえっ。 堀ちゃんもついてくるー?」

花火「さっさとどっかいけ」

鈴乃「……はい」

バタン

花火「……っ、はぁ」

遥「……あの方のこと、嫌いなんですか?」

花火「嫌いじゃない……けど、息が詰まる。 ジンジンするし」

遥「じんじん? なんですかそれ」

花火「……」

花火(……私だって分かんないし)

遥「もしやあれですか。 ツンデレ……という、やつですかね」

花火「……違う。 うるさいな、ほっといてよ」

遥「……好きなんですか?」

花火「は……?」

遥「あの……鈴乃、先輩でしたっけ、」

花火「……私が好きなのは三森さんだよ」

遥「誰ですか三森って」

花火「あいつの母親」

遥「……」

花火「……」

遥「……つっこんでいいんですか?」

花火「なにが?」

遥「……いや、なんでも」
2017/05/09(火) 19:36:25.97ID:5IC45In9
花火「はっきりしてよ」

遥「いや……なんだか複雑な恋愛をしているなぁと」

花火「……? なんで」

遥「いや……だって、お友達の母親でしょう?」

花火「あいつは友達じゃないよ」

遥「……」

花火「……勝手に付いてくるだけ」

遥「で、でも……同級生の母親には変わりないですよね……?」

花火「……」

遥「……それって、複雑っていうんじゃないんでしょうか」

花火「……よく、分かんないけど」

遥「……あーなんか、その、自分そういうの好きです」

花火「は?」

遥「なんていうか、そういう不思議な恋愛とかワクワクしませんか」

花火「……」

遥「周りの女の子は彼氏のこととか、セックスのこととか、ありきたりな恋愛話で盛り上がってて、」

花火「……」

遥「……その話を聞く度思ってました。 自分だったら……刺激的な恋人とか、意識が飛ぶようなセックスとか、もっともっと現実味のない恋愛がしたいなって」

花火「……せっくすってなに」

遥「……ぷっ」

花火「なに」

遥「あはは……いやぁ、なんてか流石です。 そういうのも好きです」

花火「はぁ……?」

遥「……自分も、先輩みたいな恋がしてみたいですね」

花火「……」

遥「……い、いきなり変な話しちゃいましたよね。 ごめんなさい……」

花火「べつ、に、いい、けど……私は三森さんを好きになる事不思議とか考えたことなかったから、ちょっと驚いた」

遥「それは失礼しました……」
2017/05/09(火) 19:42:47.61ID:5IC45In9
ガチャッ

鈴乃「……なーんの話してんのー?」

花火「……別に」

鈴乃「なになに教えてよーぉ」

遥「恋バナですかね」

鈴乃「えー!? まじ! まぜてよ!」

花火「うるさい」

鈴乃「えぇ……」

遥「あ……今更ですが、名前なんていうんですか?」

鈴乃「あたしはねー!」

遥「先輩のはもう大丈夫です」

鈴乃「……」

花火「……堀、花火」

遥「いい名前ですね」

花火「……うそつかないで」

遥「え……?」

鈴乃「あー、ごめんごめん。 ちょっと堀ちゃんさ、うちのあいちゃんに変な事言われたせいで反抗期なの」

花火「余計なこと言うなあほ」

鈴乃「……堀ちゃんってあたしに対して冷たいよね……」

花火「……」

遥「うーん、いい名前だと思うんですけどね」

鈴乃「ねー!」

ガチャッ

みもりん「……おー? なにやら騒がしいなー?」

花火「……!」

鈴乃「……あ、お母さん」

みもりん「ただいまただいま〜……およ?」

遥「……あ、ど、ども、です」

みもりん「あ……」

遥「……? ? ?」
2017/05/09(火) 19:50:38.00ID:5IC45In9
みもりん「……」

鈴乃「……お、かあさん? おーい……?」

みもりん「はっ……! あたしとしたことがぼーっとしていた!」

鈴乃「どーいうことだよ……」

花火「み、三森さん、お、おじゃましてます……///」

みもりん「うんっ。 花火ちゃんこんにちは〜」

花火「こ、こんにちは……///」

鈴乃「……うううぅ」

みもりん「ありゃ、鈴乃ちゃまどうしたの?」

鈴乃「うーるさいなぁ! なんかむかつくの!」

みもりん「むかつくだ〜? なんで〜?」

鈴乃「うるさーい! 」

みもりん「そんなにムカムカするならカルシウムだ! ついでに身長も伸びるぞ! あはは!」

鈴乃「きーっ! うぜー!」

みもりん「あたしを見習って大きくなれよ〜!」

鈴乃「おっぱいないくせに生意気なんだよー!」

みもりん「……あ?」ギロッ

鈴乃「っ」ビクッ

花火「……」ビクッ

遥「ひっ……」

みもりん「いまなんて?」

鈴乃「……ご、ごめんなさい」

みもりん「よろしい」

花火(私はおっぱい小さくても好き……///)ドキドキ

遥(触れちゃいけないんだな……)
2017/05/09(火) 19:57:13.50ID:5IC45In9
みもりん「まったくぅ。 鈴乃ちゃんったら悪い子!」

鈴乃「……」

みもりん「さて、このくらいでおいとましようかな〜。 若い衆に混ざるのもね〜」

花火「い、いてもいいですよ……!///」

みもりん「んー? いやいやぁ、悪いよ」

鈴乃「そうだよ! 悪いからさっさとどっかいけよっ!」

花火「……」ギロッ

鈴乃「うっ……」

みもりん「んー、でも夕食作んなきゃ! ゆっくりしてってね!」

花火「は、はい……///」

みもりん「……そこの……子も、ゆっくりしてって」

遥「は、はい……?」

みもりん「……」

バタン

みもりん「……はぁ」

みもりん(焦ったぁ……)

みもりん「……」ポチポチ

プルルルル…

みもりん「……あ、もしもーし?」

『……どうしたの?』

みもりん「さっそく顔合わせちゃった〜! びっくりしたぁ〜!」

『……ハル、と?』
2017/05/09(火) 20:02:17.75ID:5IC45In9
みもりん「そそ。 やっぱり可愛かったわ!」

『……』

みもりん「いろいろ動き始めないといけないよね〜、うん」

『……絶対に、バレないでよ』

みもりん「へーきへーき。 全然あたしのことわかってなかった!」

『それならいいけど……』

みもりん「……と、その前にさ、」

『……な、なに?』

みもりん『今夜もさ、家行っていい?」

『……いい、よ』

みもりん「やったー! 今日は南條さんいないし、すんなり家抜けられそ〜! 深夜2時頃いくね〜!」

『……分かった』

みもりん「シャワー浴びといてね。 あたしは家で浴びていくから」

『分かってるよ……』

みもりん「明日仕事は?」

『……ない』

みもりん「あたしも〜! やったじゃん!」

『……そ、そうだね』

みもりん「あー、てかさ、それならホテルとか行ったほうがいいかな?」

『……来てから決めればいいんじゃないの?』

みもりん「それもそうだな……よし、じゃっ、今日の夜!」

『……うん』

みもりん「じゃあね〜ばいび〜」

『……待ってるね』

ブチッ

みもりん「……」

みもりん「……あー、楽しみだなぁ。 ふふふ」

みもりん(さっさと夜ご飯作っちゃお〜)
111 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/09(火) 20:02:56.45ID:5IC45In9
〇初期設定、番外編
続く
2017/05/09(火) 23:49:55.28ID:jnQIBeFG
なんだこのみもりん
2017/05/09(火) 23:52:19.54ID:Z52BobGg
くずもりん
2017/05/10(水) 01:41:46.12ID:exv1POrL
うっちー教育を受けてるはずなのに花火の口が悪くなったのはなぜだろう
115名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/05/10(水) 08:03:41.91ID:qxnBrZdE
メロディ編のみもりんもえげつないクズだったけど
花火編はそれを超してきたな
俺のえみつんの登場はまだ?
2017/05/10(水) 11:49:44.14ID:QZi2KOUD
みもりんがこんなひどい人だなんて失望しました
みこいさんのファンやめます
2017/05/10(水) 13:45:05.67ID:cJBnzyWx
やっぱクズしかいねえ
2017/05/10(水) 17:00:52.48ID:Zhvs2Fjy
まあ初期設定だから仕方ないとはいえここのみもはどこまで行ってもクズなんだな
ただ本家の方が申し訳ないと少しは思ってる辺りまだマイルドかもな、こっちは一気に振り切ったw
2017/05/10(水) 19:13:47.50ID:2mJShHo7
みもりんが性にだらしないとか最高じゃねーか
2017/05/10(水) 22:44:11.51ID:NeQbMqL0
この感じだとジョルノはむしろ本編の方が幸せだったかもしれんな…
2017/05/11(木) 02:00:01.51ID:KEdFoSRN
こっちの話だとみもちゃんに生えてそうなノリの具合だ
2017/05/11(木) 16:44:55.46ID:9AD5Z8PF
胸に触れると修羅になるみもりんワロタ
2017/05/11(木) 21:28:42.20ID:who+3kUp
ふる
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2017/05/11(木) 21:39:23.95ID:HM4wIArs
ちん
2017/05/11(木) 21:56:06.88ID:who+3kUp
すまんかった。
2017/05/12(金) 18:54:21.68ID:CCwr3n4j
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2017/05/12(金) 21:33:44.36ID:q0mmViXH
初期みもはこういう感じなのかw
2017/05/12(金) 23:11:50.97ID:TMnhw1YZ
2017/05/12(金) 23:34:09.49ID:kpzMRUVT
2017/05/12(金) 23:34:52.11ID:vbunTa2C
2017/05/13(土) 14:49:17.58ID:NzPe+soa
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2017/05/14(日) 01:41:15.97ID:v2wiouAv
ほほ
2017/05/14(日) 21:50:49.01ID:CqzSu/xq
ほしゅ
2017/05/14(日) 22:20:41.93ID:iXknv8Ke
気づいたらメロディちゃんの鍵垢がない。
2017/05/15(月) 14:25:38.05ID:Xq4GStWJ
2017/05/15(月) 20:12:18.45ID:8fG9PJH1
こっちもこっちで闇が深そうだな
2017/05/16(火) 07:07:52.28ID:lg4gh5Or
138 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/16(火) 19:02:02.02ID:NfLv6IGz


鈴乃「はるちゃんお茶のむー?」

遥「じゃあお言葉に甘えて……」

花火「……そういえば、うちの親になんかするっていうのどうなったの」

鈴乃「んー?」

花火「あの、よく分からない……お、ちん? だっけ……」

鈴乃「……」

花火「……」

鈴乃「あああああああ!」

花火「」ビクッ

鈴乃「わっ、忘れてたぁぁぁぁ……」

花火「……」

鈴乃「うう、どおしよお……」

花火「……別に、あなたが私に関わらなかったらいいだけじゃん」

鈴乃「そんな悲しいこと言わないでよっ! 友達でしょっ!?」

花火「友達になった覚えはないんだけど」

鈴乃「またまた〜!」

遥「あの……鈴乃先輩? どうしたんです?」

鈴乃「い、いやぁ……実はねぇ……」

遥「……?」

鈴乃「……きっ、去勢手術って高いのかなぁ……」ガタガタ

遥「……はい?」

鈴乃「自分で抜いたり切ったりするのは流石に無理すぎる……うう……」

遥(どうしてしまったんだろうこの人……)

♪プルルルル

遥「!」

鈴乃「……? 誰の?」

遥「あ……じ、自分のです! す、すいません! 今日は帰ります!」

鈴乃「う、うん、忙しいね」

遥「お、お茶ごちそうさまでした! 失礼します!」
2017/05/16(火) 19:11:36.67ID:NfLv6IGz
バタン!

花火「……」

鈴乃「い、行っちゃった……」

花火「……私も帰る」

鈴乃「ま、まってよ!」ガシッ

花火「……! さ、触んなっ!」バシッ

鈴乃「いった!」

花火「あ……ご、めん」

鈴乃「あ、あはは……いいよ……」

鈴乃(超絶痛いけど……)

鈴乃「ほ、堀ちゃんもさっ、人ごとじゃないんだから一緒に考えてよ。ねっ?」

花火「人事だし」

鈴乃「えー」

花火「……」

鈴乃「ううーむ、でもどうしようかなぁ」

花火「……あなたは何を隠してるわけ。 隠し事するからいけないんじゃないの?」

鈴乃「い、いや……隠し事っていうか……隠しとかないといけない事をあえて無理やり見られそうになってるというか……」

花火「?」

鈴乃「う、うううーん……」

ガチャッ

藍衣子「……うげ」

花火「あ」

鈴乃「あっ、あいちゃーん! おかえり!」

藍衣子「……なんでまたこいつ連れ込んでんだよ。 殺すぞ」

鈴乃「いいじゃんいいじゃーん……あっ」

藍衣子「……なんだよ」

鈴乃(ちょっとまてよ……)

鈴乃(そういやあいちゃんって……)

鈴乃「あ、あいちゃんってさ……おちんちん生えてないよね?」

藍衣子「……は?」
2017/05/16(火) 19:27:53.04ID:NfLv6IGz
鈴乃「は、生えてないよね……!?」

藍衣子「なっ、何言ってんだきめぇな。 きもい。 素直にきもい」

鈴乃「ご、ごめん! で、でも、ちょ、あ、あの、」

藍衣子「……なんだよ」

鈴乃「い、1日、あたしの代役してくんない……!?」

藍衣子「はぁ……?」

花火「……なにするつもり?」

鈴乃「っ、この、堀ちゃんの、母親達に、パンツの中身見せてきてくれない……!?」

藍衣子「……」

花火「……」

鈴乃「っ……」

藍衣子「……しね」

鈴乃「な、そ、そんなこと言わず! 頼むよ!」

藍衣子「いやだ」

鈴乃「お願いっ……! 一生のお願いだっ……! 堀ちゃんがかかってるんだよ……!」

藍衣子「どうでもいいだろ」

鈴乃「よくないよ!」

藍衣子「とにかく嫌だ。 いみわかんねーし、きもいし、死んでほしいし」

鈴乃「あぁぁぁ! お願いだよぉぉ! なんでもする! なんでもするから!」

藍衣子「別にお前にしてほしいことなんてねー……あ」

鈴乃「……あ、あいちゃん?」

藍衣子「……」

鈴乃「……」

藍衣子「……分かった」

鈴乃「へ」
2017/05/16(火) 19:33:08.76ID:NfLv6IGz
藍衣子「なんでもするんだな」

鈴乃「え、いや、まあ……できる範囲では……?」

藍衣子「……よし、その話乗った」

鈴乃「え、あ、ま、まじ?」

藍衣子「その代わり、なんでもするって言ったからな」

鈴乃「だから、できる、範囲で……」

藍衣子「できる範囲ならなんでもやるんだな」

鈴乃「……え、えと、」

藍衣子「できねーなら、しない。 何が嬉しくてこいつの母親達に股見せなきゃいけねーんだ」

鈴乃「……」

花火「……」

藍衣子「もっかい言う。 できないなら、しない」

鈴乃「っ……す、するよ! するする! わーい! ありがとう! あいちゃん!」

藍衣子「絶対に、あたしが言うこと聞けよ」

鈴乃「きく! その代わりあいちゃんも頑張ってよ!?」

藍衣子「だるいけどそれなりにやるわ」

鈴乃「よーしそのいきだ! じゃあまずは髪をどうにか……マッマが短いウィッグ持ってたっけ? 服装は制服のままで……」

藍衣子「あーそっか。 髪やんなきゃな」

鈴乃「手っ取り早く切る?」

藍衣子「なんでこんな事のために切るんだよ。 調子乗ってると殺すぞ」

鈴乃「冗談だって!」

花火(何が始まるのかな……)

鈴乃「堀ちゃんも! あいちゃんのこと今日だけはあたしだと思ってね!」

花火「え……」

藍衣子「くそきめぇから思ってくれなくていい」

花火「……」

花火(無理……)
2017/05/16(火) 19:45:56.95ID:NfLv6IGz


鈴乃「よしっ……堀ちゃんの家の前についたね……!」

藍衣子「……」

花火「……」チラッ

花火(髪短くしたら、ほんとに、そっくりになった……)ドキドキ

花火(目つき悪いけど……)

藍衣子「……おい」

花火「な、なに」

藍衣子「チラチラ見てんじゃねぇよ。 ぶっ殺すぞ」

花火「は?」

鈴乃「あー! す、っ、ストップ! ストップ! あいちゃん!」

藍衣子「はいはいはーい。 クソ姉貴の真似ね。 はいはいはい」

鈴乃「練習した通りにしてね! それから名前は鈴香!」

藍衣子「鈴香って誰だよ……」

鈴乃「いいから! 頼んだよ! 失敗したら言うこと聞いてあげないからね!」

藍衣子「分かってる」

鈴乃「じゃ、あたしは外で隠れて待ってるから! 行ってらっしゃい!」

花火「……ほんとに上手くいくと思ってる?」

鈴乃「あたりまえ! 成功した後にはあたしと堀ちゃんの新しい未来が待ってる!」

花火「……」

鈴乃「健闘を祈る……!」

藍衣子「……」ガシッ

花火「……ちょっ、触らないで、」

藍衣子「よーし……行こっか。 堀ちゃん」ニコニコ

花火「」

鈴乃「さっすがー」

藍衣子「いってきまーす」

花火「……」

花火(……似すぎ)
143 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/16(火) 19:46:33.07ID:NfLv6IGz
〇初期設定、番外編
続く
間あいてすまんかったー
きょうからかく
2017/05/16(火) 20:08:27.65ID:KH3GB6d/
乙のんびり待つよ
2017/05/16(火) 21:54:57.49ID:YFcX1XX4
おー待ってたよ!
気長に待つから無理なくお願いします!
2017/05/16(火) 23:07:25.73ID:AZVq8w6n
そのてがあったか
2017/05/17(水) 14:25:23.65ID:Dzrwrb1Y
保守
2017/05/17(水) 15:09:59.70ID:8YwXChYr
なんやこれ?
149名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/05/17(水) 19:28:01.56ID:3EM3HPGj
久しぶりだー
2017/05/18(木) 07:33:41.69ID:Jk+JLqyI
2017/05/18(木) 23:51:33.53ID:qVxtlEjZ
2017/05/19(金) 08:01:30.69ID:pQCW3K2m
いったい鈴乃に何をお願いするつもりなんですかねぇ
2017/05/19(金) 22:16:49.95ID:sTLZQzx1
すずのさんタイ料理作れるのか(初耳)
2017/05/20(土) 07:13:37.64ID:sw2ovgCW
2017/05/20(土) 22:41:21.64ID:R/MQ0C0j
156名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/05/21(日) 04:10:24.53ID:O9C+F6hE
2017/05/21(日) 18:44:23.21ID:gZ0jpddL
2017/05/22(月) 05:30:43.55ID:jjIkkzhp
はよ
2017/05/22(月) 20:48:43.87ID:S/52is5c
160 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/05/22(月) 21:31:58.24ID:ANe09Zfr


藍衣子「……ここで家あってんだよね」

花火「あってるけど……」

藍衣子(……バカみてぇにでかい家だな)

藍衣子「……」ポチッ

ピンポーン

花火「そんなの押さなくてもいいのに。 私いるし」

藍衣子「ずかずか入ってくよりも印象いいだろ」

花火「……」

花火(なんだかんだあの人のこと気遣ってるのかな……)

藍衣子「言っとくけど、クソ姉貴のことなんて気遣ってねーぞ」

花火「……」

藍衣子「いちいち怒鳴られるのとかだるいからさっさと終わられたいだけ」

花火「……怒鳴られるって?」

藍衣子「クソ姉貴とお前の母親からだろ」

花火「……あっ、そ」

花火(やっぱりこの人性格悪いな……)

藍衣子「……なんだよその目は」

花火「……別に」

藍衣子「……うぜぇ」

花火「なっ、」

藍衣子「つーかここ、テレビドアホンだろ。 応答ねーんだけど。 来客を無視するわけ」

花火「し、知らないよ……そんなこと。 あやちゃん達に聞いてよ」

藍衣子「あやちゃんって……」

ガチャッ

藍衣子(お、あいた)

うっちー「……」ジッ

Pile「……」ジッ

藍衣子「……ど、どうもー」ニコニコ
2017/05/22(月) 21:50:06.96ID:ANe09Zfr
花火「ただいま」

Pile「……おかえりー」

うっちー「……ようやく来たね」ヒソヒソ

Pile「逃げちゃうのかもと思ったけどね」ヒソヒソ

うっちー「いや逃げたら逃げたで結果オーライでしょ」ヒソヒソ

藍衣子「……あ、はは」

藍衣子(なんだよこいつら……ちょっとこえぇ……)

藍衣子「えーと、こ、この前ぶりです。 鈴香でーす……はは」

うっちー「今日こそは見せられんだろうなぁ」

藍衣子「……え」

うっちー「ち〇このことだよ!」

藍衣子(この人やべぇ……)

藍衣子(まあそんな訳の分からない条件を買って出たクソ姉貴が1番クソだしやばいしアホなんだけど……)

藍衣子「……い、いいっすよー。 今日はその為に来たんですからー」

Pile「じゃあ早速……」スッ

藍衣子「え」

花火「……」

藍衣子「……っ、ち、ちょっ、まって、ください!」

うっちー「なんだよ!」

藍衣子「こいつっ、じゃなくて、ほ、堀ちゃん、の前で脱ぐのはいやですよ!」

花火「は?」
2017/05/22(月) 22:25:05.86ID:bM1TfFEJ
うっちー「なに女々しいこと言ってんだテメェ!」

藍衣子「そ、そんくらいは許してくださいよ!」

藍衣子(このクソ女の前で下半身晒すくれぇなら死んだ方がマジだっ……!)

うっちー「そんなこと言って逃げるつもりだろ!」

藍衣子「はぁ!? 逃げねぇ、っ、逃げませんよ!」

うっちー「誰に向かってそんな口聞いてんだ!」

藍衣子「んだとこのババ、」

花火「……」

藍衣子「……」ハッ

うっちー「なんだよ!」

藍衣子「す、すいませんでした……」

うっちー「は?」

藍衣子「……ほ、堀ちゃんの前で脱ぐの、は、恥ずかしくて……」

うっちー「……」

Pile「……なーんだ! そういうことか!」

藍衣子「え」

Pile「なら花火ちゃんっ、ちょっと外で待っててね!」

花火「……なんで」

Pile「花火ちゃんに見られたくないならさ、家の中で見ればいいじゃん!」

うっちー「でもさぁ、そんな甘い考え……」

Pile「生えてるか生えてないかが分かればいいんだし! ねっ」

うっちー「それも、そっか……ちょっと、考え方がおかしかったかも」

Pile「そうそう」

藍衣子(そもそも下半身見せる時点でおかしいんだよ……)

うっちー「じゃあ早く行くよ。 チビ助」

藍衣子「……ハイ」

Pile「花火ちゃんちょっと待っててねー」

花火「……はいはい」

バタン
2017/05/22(月) 23:18:21.59ID:SU/84z/R
やっぱり堀家あたまおかC(いいぞもっとやれ
2017/05/23(火) 00:30:52.30ID:UjmZ1zs1
外で脱がされるのはさすがにかわいそう
2017/05/23(火) 07:22:59.59ID:Cw9Lpgef
この世界線のうっちー狂犬過ぎない…?
2017/05/23(火) 07:53:04.61ID:jgqSjNs4
冷静に考えない方がいいな(思考停止)
2017/05/23(火) 21:29:40.71ID:AujoLTOv
2017/05/24(水) 21:29:01.73ID:7GciWNZM
最悪
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2017/05/24(水) 22:46:06.50ID:1wU1UK+E
2017/05/25(木) 19:08:00.42ID:2SjcC+Ap
保守
2017/05/26(金) 07:54:13.31ID:5qpUR4F1
自分の娘が自分の友人達に下半身を見せるのを強要させられたと知ったみもジョルの反応や如何に
2017/05/26(金) 18:32:13.31ID:2GW7W//d
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2017/05/27(土) 01:48:26.68ID:jLYN6iTO
2017/05/27(土) 06:59:22.51ID:J4QlgVqh
酷い親だ
2017/05/27(土) 18:20:18.09ID:e7e7tRuV
保守
2017/05/27(土) 21:56:36.26ID:D7EzVJcz
2017/05/28(日) 01:53:54.58ID:++gjtEEW
本編は一応終わってるし飽きたのかな
2017/05/28(日) 09:28:47.14ID:e4xd4hEe
番外編もいいけど、メロディちゃんや花穂の続きも見たい
2017/05/29(月) 00:03:13.72ID:cwobFNuk
2017/05/29(月) 12:21:48.01ID:RCvCmtks
エタったか?
2017/05/29(月) 12:39:17.59ID:H7yxPSe1
エタっていいわ調子にのってズルズルとつまらんものを
2017/05/29(月) 14:25:17.17ID:PSZg1L+p
また庭か
2017/05/29(月) 16:45:42.99ID:/SzhVvoP
完結は既にしてるからな
また本編のスピンオフでも全然嬉しいが
まあ完全新作とかもありやで
2017/05/29(月) 16:58:51.82ID:pY2z5tEE
そういやはるかが南條さんと徳井さんでジェスチャーゲームやってたと話したけどあの2人いつ仲直りしたんだろう?
185名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/05/29(月) 19:47:45.13ID:cJHapuIx
メロディちゃんたちが恋しくなってきた
2017/05/29(月) 23:50:05.23ID:s8yjZSmS
頼むエタらないで
イッチのぱいちゃん登場するスレ
だいたいエタってるけど
ぱいちゃん嫌いなん?
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2017/05/30(火) 00:34:11.89ID:x9a9wSrP
花愛まだか
2017/05/30(火) 13:13:41.11ID:kgFuFsDD
2017/05/30(火) 21:31:50.20ID:gfj9XQv0
今までのペースが異常だったからな
気長に待とうや
2017/05/31(水) 10:34:51.28ID:OGSeCVTb
2017/05/31(水) 12:51:27.92ID:qxbut86R
保守
2017/05/31(水) 19:03:46.72ID:StY0MNoA
2017/05/31(水) 23:22:01.60ID:qxbut86R
保守
194名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/06/01(木) 01:17:25.92ID:qEg9b42C
こんなに長く批判されながらも良く頑張ったよな
また書きたいって思うまで待つわ
195名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/01(木) 11:40:19.54ID:zr1XWJVq
最近更新ないからここに来ることも少なくなったわ
2017/06/01(木) 14:24:02.95ID:j4m/Ke+i
結局本編は最後どーなったの?
197名無しで叶える物語(やわらか銀行)@無断転載は禁止
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2017/06/01(木) 19:28:07.11ID:U7uuPZy6
メロディと鈴乃が同居した
2017/06/02(金) 09:51:10.58ID:9Mn/T+uD
外伝の最後は愛生海が金髪デビューして花穂と付き合った
2017/06/02(金) 21:08:31.16ID:VV9vASDD
200名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/03(土) 07:20:01.43ID:Gpn0jWAQ
2017/06/03(土) 14:07:56.91ID:xf4hBp28
part12まで続くってすごいとは思うけど、上の鈴乃とメロディとか見た瞬間キッショと思ってしまった。本編読んでないのですまんがお何ーよくここまで続けたと思ったわ
2017/06/03(土) 22:56:26.34ID:X3iRdyoG
納豆なんて腐ったもん食ってる奴はやっぱ脳まで腐ってるのかな
203名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/04(日) 07:08:07.06ID:UkldJ17L
まきちゃん
204名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/04(日) 07:08:07.76ID:UkldJ17L
まきちゃん
2017/06/04(日) 07:55:50.84ID:5fZcXa+L
保守
2017/06/04(日) 19:25:16.64ID:U0XfT28l
2017/06/05(月) 11:40:27.58ID:o0KVpQm1
2017/06/05(月) 12:36:09.87ID:f3vEq7TJ
エタったSSは素直に落とすのが板にとっても作者にとっても良いことなんだぞ
209 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/05(月) 19:20:57.86ID:C9q2auR7


ガチャッ

花火「あ」

花火(帰ってきた……)

藍衣子「……」ドンヨリ

花火「……」

うっちー「生えてなかった……」

Pile「生えてなかった……」

うっちー「まさかそんなはずは……私の読みが外れただなんて……」

Pile「でも確かに……」

うっちー「生えてなかった……」

Pile「なんでだろう……なんで生えてなかったんだろう……」

花火「……よく分からないけど、よかったの? よくなかったの?」

うっちー「複雑な気持ち……」

Pile「うん……」

花火「なにが……?」

藍衣子「……」

花火「……あの、大丈夫?」

藍衣子「うるせぇな、話しかけんな……」

花火「ごめん……」

Pile「と、ともかく、鈴香ちゃんはごめんね……! あんな手荒なことしちゃって……!」

藍衣子(ほんとにな……)

藍衣子「……い、いいんですよぉ。 はは」

うっちー「生えてないからってうちの娘に手出すなよ」

藍衣子(出すかよボケ)

Pile「まあまあ、そんな怖いこと言わず! 仲良くしましょっ!」

藍衣子「……あはは。 と、とにかく、今日は帰りますね。 用事あるんで……」

Pile「えーなんでなんで! 疑いも晴れたことだしお茶でも飲んでいきなよ!」

藍衣子(なんで無理矢理服引っ剥がされた奴らと一緒に仲良く茶飲まないといけないんだよ……)
2017/06/05(月) 19:37:29.64ID:C9q2auR7
藍衣子「そ、そうしたい気持ちはやまやまなんですけど……ほ、ほんとに、外せない用事があるんで……また今度……」

Pile「えー……」

藍衣子「はい……き、気持ちは有難いんですけどね……」

Pile「むー、また来てねっ!」

藍衣子「もちろん……」

藍衣子(……二度と来るか)

藍衣子「じゃあ、今日はここら辺で……」

花火「あ」

うっちー「?」

Pile「?」

藍衣子「……?」

花火「あ……えっ、と……その、」

藍衣子(余計なこと言うな余計なこと言うな余計なこと言うな余計なこと言うな……)ギロッ

花火(……って顔してるから何も言わないでおこう)

花火(……お礼言おうと思ったのに)

藍衣子「……さ、さいなら」

花火「う、うん……」

藍衣子(あいつっぽい挨拶ってこんな感じか……?)

花火(変なの……)


Pile「……行っちゃったねー」

うっちー「しかし生えてなかったね」

Pile「ほんとにね。 でもそれなら安心じゃない?
私、鈴香ちゃんの顔は好きだし!」

うっちー「……」

Pile「あ、うっちーがいちばん好きだよ!」

うっちー「はいはい」

花火「はぁ、きも……」
2017/06/05(月) 19:48:26.11ID:C9q2auR7


藍衣子「……」

鈴乃「やー、おかえりおかえり!」

藍衣子「……」

鈴乃「うまくいった? うまくいった?」

藍衣子「……」

鈴乃「その顔はうまくいったんだよね!?」

藍衣子「……」

鈴乃「いやーっ、よかったっ! 流石は我が妹……」

藍衣子「おい」

鈴乃「は、はい」ビクッ

藍衣子「お前の言う通り、うまくいったよ」

藍衣子(多分……)

鈴乃「う、うん……」

藍衣子「……」

鈴乃「そ、それならもっと喜びなよ……」

藍衣子「なんでお前のことであたしが喜ばないといけないんだよ」

鈴乃「で、ですよねー……はい」

藍衣子「それよりも」

鈴乃「は、はいっ」

藍衣子「うまくいったんだから、ちゃんと約束守れよ」

鈴乃「……? ああ、あいちゃんの言う事聞くってやつ?」

藍衣子「うん」

鈴乃「いいよいいよ! 何でも言って! あたしに出来ることなら!」

藍衣子「……」

鈴乃「なに? なに?」

藍衣子「……あ、の、あいつのことなんだけど」

鈴乃「あいつ?」

藍衣子「……学級委員」

鈴乃「……? 優里、ちゃん?」
2017/06/05(月) 20:23:07.14ID:1m9guRlX
おおおおお!
おかえり!
待ってたよー!
213名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/06/05(月) 20:35:08.94ID:k4aqwcFx
うぉーーーー歓喜!
2017/06/05(月) 20:46:31.46ID:C9q2auR7
藍衣子「……」

鈴乃「優里ちゃん、が、なに……?」

藍衣子「……っ、た、」

鈴乃「……?」

藍衣子「……っ、あい、つのっ、本性をっ!」ガシッ

鈴乃「」ビクッ

藍衣子「調べてくれよっ!」

鈴乃「……は?」

藍衣子「はぁ……はぁ……」

鈴乃「……えーと、な、何いってんの?」

藍衣子「っ」

鈴乃「優里ちゃんの本性……? とは」

藍衣子「あいつはろくでもない女なんだよ!」

鈴乃「……」

鈴乃(何を言ってるんだまたあいちゃんは……やれやれ……)

鈴乃「……」フッ

藍衣子「その顔やめろよ!」

鈴乃「あれなの? もしかしてあいちゃんは優里ちゃんのこと好きなの?」

藍衣子「すっ、好きじゃねぇよっ! で、でも、」

鈴乃「でもなに〜?」

藍衣子「あいつは……ほんとに……!」

鈴乃「あーもうはいはい。 優里ちゃんと遊びたいの? ならセッティングしてあげるよ」

藍衣子「だーから、まじてそういうのじゃないって!」

鈴乃「優里ちゃんを呼び出せばいいんだよね? ん? いつがいいの?」

藍衣子「お前絶対勘違いしてるだろ! そういうのじゃないからな!」

鈴乃「恋せよ乙女だよあいちゃん」

藍衣子「だぁぁもう……めんどくせぇ……」
2017/06/05(月) 21:32:27.33ID:Hr09OwKd
キター!
2017/06/06(火) 01:21:55.03ID:V1hJktwm
キタ━(゚∀゚)━!
少し間があったからエタるかと思ったわすまん
217 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/06(火) 07:34:03.67ID:jb2hJQTb
藍衣子「お前なんのことか分かってないみたいだけどなぁ、あいつは……」

鈴乃「照れんなって」

藍衣子「……」

鈴乃「こんな簡単なことならいつでも言ってくれればよかったのにぃっ」

藍衣子「……」

鈴乃「ん? 」

藍衣子「……もういいよ。 そういうことで……」

鈴乃「えーと……じゃあ……あいちゃんが話したがってるんだけど、っと……」ポチポチ

藍衣子「お、い!」

藍衣子(その言い方だといろいろ語弊あるだろ……!)

鈴乃「……あ!」

藍衣子「……な、なんだよ」

鈴乃「すぐに返事かえってきたよ! いつでもいいって!」

藍衣子「……」

鈴乃「いつがいい!?」

藍衣子「……やっぱり断っといて」

鈴乃「えー!? なんで! そんなのダメだよ!」

藍衣子「いやまじで……」

鈴乃「ダメ! 明日の昼休憩ってことで約束取り付けたから! ぜっったい行ってよね!」

藍衣子「……」

鈴乃「約束無視するのとか最悪だからね!」

藍衣子「……分かった。 分かったよ」

鈴乃「よしっ」

藍衣子(……まあ、いいか)
2017/06/06(火) 07:48:55.76ID:jb2hJQTb


鈴乃「と、いうわけでさー!」

優里「うんうん」

鈴乃「めちゃくちゃいい感じ! なんかあいちゃん、優里ちゃんに興味持ってるみたいだし!」

優里「へぇ〜そうなんだぁ」

鈴乃「優里ちゃんなにしたの!? すごいじゃん!」

優里「なんにもしてないけどなぁ」

鈴乃「あいちゃんが優里ちゃんと仲良くしてくれれば社会復帰ももうすぐだ!」

優里「社会復帰って……あはは」

鈴乃「学級復帰っていうのかなこの場合……」

ガラッ

藍衣子「……」

鈴乃「……あ! きたきた!」

藍衣子「……来ないとお前がうるさいからだろ」

鈴乃「またまたー」

藍衣子「……」チラッ

優里「……」

鈴乃「……おっ、と! じゃあ邪魔者は退散しようかな!」ニヤニヤ

藍衣子「キモイ顔すんな」

鈴乃「あいちゃんと同じ顔です〜」

藍衣子「そういう意味じゃねぇよ」

鈴乃「じゃっ! またっ!」

優里「はーい」

鈴乃(いい報告待ってるぜ……)グッ

バタン

藍衣子「……」

優里「……」
2017/06/06(火) 08:15:04.06ID:jb2hJQTb
藍衣子「……お前なぁ」

優里「……なに?」

藍衣子「姉貴の前だからっていい子ぶってんじゃねぇよ」

優里「……なんのこと?」

藍衣子「とぼけんな!」バンッ

優里「……」

藍衣子「うざいんだよお前! キャラ作りやがって……」

優里「……」

藍衣子「……っ、はっ、学年委員なんてよくやれるよな。 あんな性格のくせに」

優里「……どの口が言ってんの?」

藍衣子「え」

優里「はぁっ……とりあえず離れてくれない? 目障りなんだけど」

藍衣子「」

藍衣子(やっぱりこいつろくでもねぇ女じゃん……)

優里「キャラだとかなんだとか言ってるけど、あんたみたいに周りの人威嚇してまわるよりはマシだと思うけど」

藍衣子「あっ、あたしは、別に……!」

優里「……はぁ」

藍衣子「……なん、だよ」

優里「どうでもいいけど、少しは従順になってくれない? ちゃんとクラスをまとめられてないと、私の評価にも関わるから」

藍衣子「っ、う、うるせぇな!」

優里「……」

藍衣子「お、お前だっ、て……姉貴に惚れてんのバレバレで見苦しいんだよ!」

優里「……」ピクッ
2017/06/06(火) 08:25:46.47ID:DbhFRYto
やっぱこっちもこっちで相関図書いたらめちゃくちゃになりそうですねぇ
2017/06/06(火) 08:34:35.31ID:jb2hJQTb
藍衣子「あ? 図星か?」

優里「……」

藍衣子「どーせあたしのこと話す材料にして距離縮めようとか図ってんだろ」

優里「……」

藍衣子「姉貴のこと好きなやつは大体そうだからな。 お前もそうなの見え見えだし」

優里「……ああやっぱり」

藍衣子「あ?」

優里「私ってあんたの姉のこと他者から見たら好きに見えてるんだなって」

藍衣子「……見えてるも何も好きなんだろ」

優里「……まあ、」

藍衣子「ほ、ほら、」

優里「好きじゃないけど、付き合いたいって思ってる」

藍衣子「……」

藍衣子(はぁ……? それって好きってことじゃないのかよ……)

藍衣子「……ま、何にしても無理だな」

優里「……なにが?」

藍衣子「姉貴はあの変な名前のヤツがすきなんだよ」

優里「ああ、あの子ね」

藍衣子「……」

優里「……というか私、あんたのこと話す材料にしてるっていうか、あんたをクラスのみんなに馴染ませてほしいみたいなこと頼まれてんの」

藍衣子「なんっ、だそりゃ……またクソ姉貴訳の分からないこと……」

優里「だからさ、めんどくさいから私とあんたで組もうよ」

藍衣子「……は?」

優里「あんたの姉より、あんたのこと信用してあげるから」

藍衣子「……な、何言ってん、の、?」

優里「……今日の放課後空けといて」

藍衣子「……? ? ? わ、かった」

優里「じゃあね」

バタン

藍衣子(意味わからん……)
222 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/06(火) 08:35:52.29ID:jb2hJQTb
〇初期設定、番外編
続く
2017/06/06(火) 12:25:25.30ID:okbfh9yY
>>202
お前も腐ってるんやな
224名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/06/06(火) 18:40:49.99ID:YoQiW8QC
ひゃっほーー
待った甲斐があったぜ
2017/06/06(火) 20:54:51.31ID:EHa7KrkC
久々乙
2017/06/06(火) 22:36:59.46ID:RO+j1RIZ

優里はいったい何を企んでいるのやら…
2017/06/07(水) 11:32:05.23ID:tA9OUY0c
こっちの鈴乃と花火にはクズ化もポンコツ化もして欲しくないがさてどうなるか…
2017/06/07(水) 12:43:41.85ID:m6isal2U
なんかレズアッー!しそうな予感
229 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/06/07(水) 22:19:01.61ID:+QTlPl4Y


ピンポーン

ガチャッ

みもりん「はーい……おっ?」

花火「……こ、こんにちは」

みもりん「花火ちゃ〜ん! どうしたの?」

花火「あ……いや、えっと……」

みもりん「?」

花火「えっ……と……///」

花火(一言お礼いってすぐ帰ろうとおもったのに……)

花火(よりによって三森さんがでてくるなんて……///)

みもりん「えーと、鈴乃ちゃんに御用かな?」

花火「……!」フルフル

みもりん「……? あいちゃんの方?」

花火「……は、はい」

みもりん「あー、ごめん。 まだ今日帰ってきてないんだ。 鈴乃も藍衣子も今日に限って遅いんだから……」

花火「そ、そうなんですか……」

みもりん「……上がってく?」

花火「えっ!」

みもりん「せっかく来てくれたんだしさー、上がっていきなよー」

花火「え、あ……えっと……」

みもりん「ほらほら」グイッ

花火「え、ち、ちょっ、と……えっ……!?」

花火(うそでしょ……)

バタン
2017/06/07(水) 22:38:34.55ID:+QTlPl4Y


みもりん「んー、パクチーのお茶でいい?」

花火「はぁ……」

花火(パクチー……?)

花火(パクチーのお茶なんて聞いたことないけど……)

花火(てか落ち着かない……)ソワソワ

みもりん「……花火ちゃんはさー、」

花火「は、はい」ビクッ

みもりん「音楽好きなの?」

花火「え……?」

みもりん「いや、そこ、イヤホンが制服のポッケから出てるから」

花火「あ、」

みもりん「前来た時もさ、イヤホンがちょっと見えて」

花火「……」

みもりん「ごめんね。 なんかジロジロ見てるみたいだよね」

花火「あっ、そのっ、いえっ……!」

みもりん「ふふふ」

花火「……え、え、と、す、好きです、」

みもりん「うんうん」

花火「す、きです……///」

みもりん「おー」

花火「……っ///」

花火(なんかめちゃくちゃ恥ずかしい……///)

みもりん「いいねいいねっ」

花火「あ、あ、その、み、三森さん、の曲も、きいてます……えっと、」

みもりん「わーほんと?」

花火「は、はい……」

みもりん「こんなに可愛い子があたしの曲聴いてくれるだなんてうれしいなぁ〜」
2017/06/07(水) 22:52:04.87ID:+QTlPl4Y
花火「か、可愛いなんて、そんなこと……ないです……///」

みもりん「えー、かわいいよぉ。 かわいいかわいい」

花火「ど、ど、うも……///」

花火(な、なんて返したらいいんだろう……///)

みもりん「ほんとかわいいよねー」

花火「……そ、そんなこと、い、言われたこと、ない、です、し」

みもりん「うっそだー! あはは」

花火「ほ、ほんと、です……」

みもりん「ふーん……」

花火「……で、す」

みもりん「ふーーーん……」マジマジ

花火「……?///」

花火(なんか、すごく見られてるような……)

みもりん「……あたしのこと好き?」

花火「え、っ、!?///」ビクッ

みもりん「……ふふふー、すき?」

花火「あ、え、す、すき、と、いうか……///」

みもりん「うんっ、うんうん」

花火「す、すき、と、いうか、そ、その……その、///」

みもりん「……んー?」

花火「すっつ、き、そ、の……///」

みもりん「……」



花火「……す、すきです///」

みもりん「おー!」
2017/06/07(水) 23:07:39.47ID:+QTlPl4Y
花火(い、言ってしまった……///)

みもりん「あたしもねー、花火ちゃんのことすき」

花火「え、ほ、ほんとですか……!?」

みもりん「うんっ」

花火「え、じ、じゃあ、え、っと……」

みもりん「……でもねー、あたし結婚してるから」

花火「あ……」

花火(……そう、か)

花火(いくら好きでも、三森さんは結婚してる、んだ……)

花火(……付き合いたくても、どうせ無理なんだ)

みもりん「でもあたしは花火ちゃんのこと好きだし、花火ちゃんもあたしのこと好きなんだよねー?」

花火「あ……はい……!」

みもりん「……んー、それならさ、隠れて付き合うしかないよね!」

花火「か、隠れて……?」

みもりん「うーん、まあ堂々とは出来ないからさ、たまに会おうよ。 こうやって」

花火「……わっ、分かりました」

みもりん「よしっ。じゃあこれは2人だけの秘密」

花火「ひ、秘密……!」

みもりん「誰にも言っちゃダメだよ?」

花火「い、言いません、絶対に……!///」

みもりん「よしよーし、よしっ。 じゃあベッド行こうか」

花火「え……?」
2017/06/07(水) 23:13:52.33ID:9ZQNlZ6C
は?
2017/06/07(水) 23:29:13.71ID:PhFWQr8l
本編のみもりんはまだ常識があったのか…
2017/06/07(水) 23:29:32.88ID:Q42ke/4E
素直にエタっておくべきだったのに
2017/06/07(水) 23:51:49.33ID:+QTlPl4Y
みもりん「んっ?」

花火「な、んで……えっと……」

花火(ベッド……?)

みもりん「なん、でって……聞かれると思ってなかったんだけど。 あはは……」

花火「す、すいません……」

みもりん「……あー、あれか、付き合ってるからって、そういうのはしたくない感じ?」

花火「……?」

みもりん「お堅いのかな?」

花火「……そういうの、って」

花火(なんだろう……)

みもりん「あー……」

花火「……」

みもりん「……じゃあ付き合えないかな」

花火「え……!」

みもりん「だってさ、秘密で付き合うって言ったら、こういうことしか恋人らしいことできないじゃん?」

花火「……」

みもりん「普通そうだよね?」

花火「あ、あの、ご、ごめんな、さい」

みもりん「……」

花火「私……その、そういうの、っていうのが、何をするのか、ほんとに分からなくて……」

みもりん「……つ、まり、」

花火「……」

みもりん「……うん、分かった。 花火ちゃんはしたことないんだー、よね? ああいう……その、」

花火「……?」

みもりん「エッチ、的な」

花火「……なんですかそれ」

みもりん「おおぉ、おっけーおっけー。 そういうこと」

花火「?」
2017/06/08(木) 00:16:16.68ID:cm9J8gxv
やはりレズる展開になってきたwktk
2017/06/08(木) 00:21:04.85ID:c6Q1DTYy
久々にみもみもスティック登場か
2017/06/08(木) 00:28:19.99ID:DA7ezUlk
みもりん「把握した」

花火「……」

花火(何を把握されたんだろう……)

みもりん「だからつまりさ……」スッ

花火「……!?!?///」

花火(顔、ちか……///)


「ただいまー」


みもりん「……」ピクッ

花火「あ……」

みもりん「……鈴乃が帰ってきたかな」

花火「こ、声がしましたね」

みもりん「今日のことは誰にも言っちゃダメだからね。 約束だよ」コソッ

花火「……///」

ガチャッ

鈴乃「ただいまっ!」

みもりん「おー、おかえりぃ」

鈴乃「うんー……え!? な、なんで堀ちゃんいるの!?」

みもりん「遊びに来てたんだよ。 ねー?」

花火「……は、はい」

鈴乃「えー! なにそれ! あたし知らなかったんだけど! 堀ちゃんひどいよー!」

花火「べ、別に、どうだっていいでしょ」

鈴乃「えぇー!」

みもりん「あははー」

花火「……」

花火(……この人を見たら、すごい変な感じがするって思ってたのに)

花火(なんだか、そういうの、なくなったな……)

花火(それよりも、三森さんと私、付き合ってるんだ……///)
2017/06/08(木) 00:48:52.91ID:DA7ezUlk


優里「……」スタスタ

藍衣子「はぁ……いつまで歩かせんだよ」

優里「……」

藍衣子「……おい聞いてんのかブス」

優里「あ?」

藍衣子「……」

藍衣子(なんだよこいつ……)

優里「……」ピタッ

藍衣子「……着いたの? ここお前の家?」

優里「そんな感じ」

藍衣子(いかにも高そうなマンションだな……)

藍衣子「流石はげーのうじんってやつだな」

優里「……」ポチポチ

藍衣子「……無視」

優里「……」

藍衣子「おい、なにスマホいじってんだ」

優里「もう終わった」

藍衣子「あ?」

優里「8階。 上がるよ」

藍衣子「……はいはい」

優里「……」

藍衣子「……」

藍衣子(しっかしこいつ……)

藍衣子(キャラ作りすぎだろ……)

藍衣子(……流石に困惑するわ)

藍衣子(好きなやつの前だけ猫かぶりやがって……感じ悪いな)

藍衣子(……ちょっと、可愛いとか思ってたのに、)

優里「……なにニヤニヤしてんの」

藍衣子「は、はぁ!? してねぇよ!」
2017/06/08(木) 00:57:02.67ID:Gs+aCTRL
ボツ設定の話かいて終わり?
本編の番外編をもう書く気ないのか教えてほしい
2017/06/08(木) 01:58:09.64ID:cm9J8gxv
こっちの世界が終わったら書く言うてたで
今はこっちの行方見守ってやろうや
2017/06/08(木) 07:42:07.50ID:DA7ezUlk
優里「あっそう……」

ガチャッ

優里「着いた。 適当に上がって」

藍衣子「……へぇ。 ここが」

藍衣子(こいつの家……)

シーン

藍衣子「……やけに静かだけど」

優里「……」

藍衣子「家族は」

優里「いない」

藍衣子「は?」

優里「別居っていうか、なんていうか」

藍衣子「……」

優里「ここなら学校から近いし、ここ借りるくらいのお金ならあるし」

藍衣子「……へぇ。 稼いでんだ」

優里「そこまでは。 普通でしょ」

藍衣子「……つか、あたしをここに呼んだ意味はなんだよ」

優里「……」

藍衣子「ねぇなら帰るぞ。 だるいし」

優里「……」


ピンポーン


藍衣子「……?」

優里「……きた」

藍衣子「は……? 誰が……」

ガチャッ

遥「……」

藍衣子「おまえ、っ……!」

藍衣子(あのいじめられてたヤツ……)
2017/06/08(木) 07:57:58.85ID:DA7ezUlk
遥「先輩、こんにちは」

優里「遅かったね。 なにしてたの?」

遥「……ごめんなさい」

優里「いいよ」

遥「……」

優里「ちゅっ……」

遥「……ん、」

藍衣子「……!?」ビクッ

優里「……ちゅ、んちゅ、っ……んっ」

遥「ん、っ、んんっ……ん……///」

藍衣子「……!!!???」

藍衣子(は……!?)

藍衣子(なに……!?!?)

藍衣子「」ポカーン

優里「はぁっ……っ……」ドサッ

遥「……今日は強引なんですね」

優里「もう挿れていい?」

遥「いっつもは聞いてこないくせに……」

優里「だって今日ゴム持ってないから」

遥「あらら……まあいいか、」

藍衣子「っ、おいっ!!!」

優里「……なに」

藍衣子「なに、じゃねぇだろっ! なにいきなりっ、その……、や、ヤっ、てんだよ!」

優里「……ああ、ごめん。 あんたいるの忘れてた」

藍衣子「忘れんなよ!」

優里「……別に見せつけたかったわけじゃなくて、」

藍衣子「じ、じゃあなんだよ」

優里「あんたさ、セフレしない?」

藍衣子「……はっ?」

優里「好きそうだし。 こういうの」
2017/06/08(木) 08:06:42.85ID:DA7ezUlk
藍衣子「な、す、すきとか……!」

遥「……自分のことはもう嫌いになりました?」

優里「違うって。 そもそもそれに身体の関係持ってるのもそういうのじゃないって言ってるでしょ」

遥「……はーい」

藍衣子「……っ、せ、セフレってなあ、おまえ……」

優里「嫌ならいいけど」

藍衣子「……いやとか、」

優里「……」

藍衣子「そ、そういうのじゃ、」

優里「いいのかだめなのか、二択でしょ」

藍衣子「……」

遥「ちゅ……先輩、はやくしましょう」

優里「……ん」

遥「今日生でしてくれるんでしょ?はやくしてほしいな」

優里「っ、んっ……っ、」グッ

遥「はっ、ぁっ……んんっ、っ……///」

優里「はっ、っ、んん、っ、っ、」

遥「あっ、う、っ……ん、ぁぁっ、ん……!///」

優里「……っ、はぁ、っ、っ、ん」

遥「せ、んぱ、い、んぁっ、先輩っ、っ、あ///」


藍衣子「っ……!」ダッ

バタン

藍衣子「……」

藍衣子(なんっ、で、あんなもん見せつけられねぇといけないんだよ……)

藍衣子(……ほんっ、と、まじで、)

藍衣子「最悪……」
246 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/06/08(木) 08:07:36.54ID:DA7ezUlk
〇初期設定、番外編
続く

初期設定の更新はあと2回くらいですかな
本編ももちょいでかく
2017/06/08(木) 08:19:22.72ID:4elXBtvg
そこが繋がってたんか…てか優里も生えてたとは
2017/06/08(木) 10:06:14.77ID:judxSvc5
こっちの世界は荒れすぎているなぁ(白目
本編も待ってるで
2017/06/08(木) 11:09:14.19ID:WUTzn7k6
あと2回くらいか
結構面白いから続いてほしいがどんな結末なんやろ
2017/06/08(木) 19:21:25.51ID:aVPTEKB3


鈴乃「……」ニコニコ

花火「……はぁ、だからさ、」

鈴乃「んっ?」

花火「ついてこないでって言ってるでしょ」

鈴乃「えー」

花火「このやり取り何回目?」

鈴乃「いやいやいや! 何の為にあいちゃんにあそこまでしてもらったと思ってるの!」

花火「……」

鈴乃「否、堀ちゃんの家に堂々と行く為!」

花火「……はあ」

鈴乃「と、いうわけで! あたしはちゃんと送っていってあげるの。 堀ちゃんの家まで!」

花火「……」ジッ

鈴乃「……?」

花火(もう少し髪伸ばしたら三森さんっぽいのに……)

花火(髪は妹の方が長いけど……妹よりもこっちの方が性格的には似てるし)

花火(こいつ、髪とか伸ばさないのかな……)

花火「……」ジーッ

鈴乃「え、なになに、照れる」

花火「……」ハッ

花火(やばいめっちゃ見てた……)

鈴乃「ど、どうしたの?」

花火「あ、え、っと……」

鈴乃「……? ? ?」

花火「っ、な、なんでもない……」

鈴乃「……? あ、ああ、そう」

花火(と、というか私は別に……三森さんと付き合ってるんだから……)

花火(……こんなこと、考えなくてもいいんだ)
251 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/08(木) 19:25:15.13ID:aVPTEKB3
鈴乃「あ、てかさー」

花火「な、なに」

鈴乃「お母さんと何話してたの?」

花火「え、っ」

鈴乃「……いや、気になるなって。 なんか話題ある?」

花火「え、っと……」

花火(……どう、しよう)

花火(付き合ってるのは秘密だし……)

花火(そっ、そもそも、こいつにはなんか言いたくないし……)

鈴乃「……まさか」

花火「……」ドキドキ

鈴乃「……あれだな?」

花火「あ、あれ? あ、あれって……?」



鈴乃「あたしの悪口言ってただろー!」

花火「……は?」

鈴乃「いやー、薄々そんな気はしてたんだよねぇ。 うんうん」

花火「……」

鈴乃「悪口言われたって、あたしは堀ちゃんと離れないからね!」

花火「……」ホッ

鈴乃「……堀ちゃん?」

花火「え、あ、うん。 聞いてなかった」

鈴乃「ってなんでですか……」

花火(よ、かった……)
2017/06/08(木) 19:34:02.72ID:aVPTEKB3
鈴乃「はー……」

花火(謎のため息……)

鈴乃「……ほ、堀ちゃんはさぁ、」

花火「……なに?」

鈴乃「……っ、すっ、好きな人、とか」

花火「はぁ……?」

鈴乃「いっ、いるのかな、ぁぁー……って……///」

花火「……」

花火(……強いて言えば三森さんかな)

花火(付き合ってるし……)

花火(でも秘密だし……)

花火(……どうしよう)

花火「……あ」

鈴乃「な、なに……?///」

花火「こ、恋人は、いる。 最近、出来た」

鈴乃「え」

花火(こ、これくらいなら大丈夫だよね……?)

花火(三森さんと、とは、言ってないし……)

花火(大丈夫……)

鈴乃「……」

花火「……聞いてた?」

鈴乃「……え、あ、いや、も、もちろ、もちろん、」

花火「……」

鈴乃「もっ、ち、ろん……」

花火「……大丈夫?」

鈴乃「……」ジワッ

花火「……!?」

花火(な、なんで泣いてんのこいつ……)
2017/06/08(木) 19:39:20.93ID:aVPTEKB3
鈴乃「っ、平気だっ! あたしは平気だっ!」ゴシゴシ

花火「さ、さっきから、な、なんなの? きもいんだけど……」

鈴乃「はー……」ゴシゴシ

花火「……」

鈴乃「……そう、だったん、だぁ」

花火「……」

鈴乃「そうだったん、だねぇ……」

花火「……」

鈴乃「……うぅ」ジワッ

花火「まっ、また……?」

鈴乃「……い、いやぁー」

花火「……」

鈴乃「うっ、うっ……」ポロポロ

花火「……は、はん、ハンカチ」スッ

鈴乃「いい……いやら、いやない……」

花火「え?」

鈴乃「いいよ……汚すの悪いし……」

花火「……」

花火(この人情緒不安定なのかな……)



Pile「あ、花火ちゃんおかえー……」

花火「あ」

鈴乃「っ、ぐすっ……う、っ……」

Pile「……」

花火「……」

Pile「なっ、なに泣かせてんの……!?」

花火「な、泣かせてないんだけど……!」

鈴乃「いや……堀ちゃんに泣かされました……」

花火「はぁ!?」

Pile「どっちがほんとなの……」
2017/06/08(木) 19:44:39.85ID:aVPTEKB3
花火「泣かせてないってばっ! うそつかないでよ!」

鈴乃「う、うそじゃないし……ひっく……」

Pile「えぇ……?」

花火「勝手にこいつが泣き出したの!」

Pile「もー、鈴香ちゃん友達でしょ? そんな事言わない!」

花火「はぁぁぁ……!?」

ガチャッ

うっちー「さっきから何騒いで……」


花火「早くそっちも泣き止んでよ! うざいんだけど!」

鈴乃「今日ぐらいは泣かせてよぉぉ……ぐす、っ、」

Pile「あわわわ……」


うっちー(どういう状況……)

うっちー「……ぱいちゃん」

Pile「あ、うっちー!」

うっちー「……なにがあったの?」

Pile「え、いやぁ……なんか、花火ちゃんが鈴香ちゃんを泣かせた? っぽくて」

花火「泣かせてないってば!」

うっちー「……! 花火、いくらウザイからって人を泣かせるのは駄目」

花火「っ、だからっ!」

鈴乃「ひっく、う……うっ……」

花火(……あぁぁ、もう、)


花火「私はっ、恋人がいるって言っただけなの! 三森さんと付き合ったの!!!」


鈴乃「えっ」

Pile「……え?」

うっちー「……は?」
255名無しで叶える物語(笑)@無断転載は禁止
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2017/06/08(木) 21:01:08.92ID:1d2s/nmS
あー…
2017/06/09(金) 00:01:17.74ID:wBvAuAZu
>>242>>246
そうだったか
急かしてすまなかった
2017/06/09(金) 00:17:34.24ID:hXj3VREs
???「なにぃ!?みもりんと付き合ってるやとぉっ!!??」
花火「どうしてバレたんや…」
2017/06/09(金) 08:07:00.92ID:P4+he1dO
みもりんアウトー!
2017/06/09(金) 08:34:01.16ID:kaK4uH8s
これはみもりん終わったな
2017/06/09(金) 08:54:49.15ID:d7v4jGGn
みもりん最低だな
261 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/09(金) 11:25:12.12ID:Y4wnO+l8
花火「……はっ」

花火(しまっ、た……!)

花火(余計なことまで……!)

うっちー「……」

Pile「……」

鈴乃「」

花火「あ、え、えと、これは、」

うっちー「は、っ、はな、花火……?」

Pile「っ、っ……っ……」カタカタ

花火「ち、ちがう……!」

鈴乃「」

花火「ちがう……!」

Pile「なっ、なな、ななな、なにが、ちがうの……?」

花火「え、あ、そ、それは、」

うっちー「花火!!!!」

花火「」ビクッ

うっちー「……花火」

花火「な、なに、」

うっちー「どういうことか、今すぐ説明しなさい」

花火「で、でも、」

花火(秘密って言われたし……!)

うっちー「でもじゃない!」

花火「こ、これは、嘘、嘘なの」

うっちー「誰がそんなの信じると思ってるの!!!」

花火「っ……」

花火(どう、しよう……)

花火(約束守れなかった……)

鈴乃「」
2017/06/09(金) 11:34:20.77ID:Y4wnO+l8


うっちー「えー……つまり」

Pile「す、すーちゃまは……」

花火「……」

鈴乃「」

うっちー「17歳に飲酒、不適切な行為及び中出し2回……青少年保護育成条例に違反し、無期限活動停止ってことね」

花火「は?」

Pile「う、うっちー、それはちょっと今朝のニュースまじってるから」

うっちー「でも今からそういうことになるんでしょ!?」

Pile「飲酒は分からないけど……うん」

うっちー「不適切な行為の方が問題だろ!?!?」

Pile「ぅん……そうなのかな……」

鈴乃「」

Pile「……鈴香ちゃんは大丈夫?」

鈴乃「」

Pile(大丈夫じゃない……)

うっちー「っ、なんで、そんな馬鹿なことしたの!」

花火「ば、馬鹿じゃない!」

うっちー「馬鹿じゃないかもしれないけど、やっちゃいけないことでしょうが!」

花火「な、そ、そんなの……別にどうだっていいでしょ!」

うっちー「よ、く、な、い、の!!!!」

花火「っ……」

うっちー「みもちゃんも悪いけど……花火も悪い! いや、花火の方が悪い! みもちゃん結婚してるのに、っ」

花火「……うるさい!」
2017/06/09(金) 11:41:07.15ID:Y4wnO+l8
うっちー「はな、」

花火「もう黙ってよ! いいでしょ好きなんだから!」

Pile「い、いや、でもね、花火ちゃん……」

花火「もう、やだ。 こんな家出ていく……!」

タッタッタッ…

うっちー「ま、まちなさい!」

Pile「花火ちゃ、……行っちゃった」

鈴乃「」

うっちー「おめぇもいつまで死んでんだ!」ゲシッ

鈴乃「いった!!!」

うっちー「……!?」

鈴乃「どこ蹴ってるんですか!? 潰れたらどうしてくれるんすか、……あっ、」

うっちー「」

鈴乃(し、しまった……)

Pile「ど、どうしたの、うっちー……?」

うっちー「いや、なんか……」

鈴乃「……っ」ドキドキ

鈴乃(や、やばいっ……生えてるのバレた……?)

うっちー「な、なんか、い、芋虫みたいな感触が……」

Pile「……芋虫?」

鈴乃「だ、っ、だれが芋虫っすか! カブトムシの幼虫くらいはあるでしょ!」

うっちー「はぁ!? ねぇよ! 大きく見積もって芋虫だよ!」

鈴乃「えぇ!?」

うっちー「つかお前生えてんのかよ!」

鈴乃「あっ」
2017/06/09(金) 11:42:24.33ID:X8LQC4Av
これは花火タイキックですわ
2017/06/09(金) 11:45:36.49ID:X8LQC4Av
そして最新のネタ入れてくるとこほんとすこ
2017/06/09(金) 11:46:31.73ID:Y4wnO+l8
鈴乃(しまったーっ……!)

うっちー「どういうことだよっ!」

鈴乃「あ、いやっ、こ、これは……!」

Pile「え、で、でも、まって……!」

うっちー「なに?」

Pile「この前見た時は全然なかったよ……?」

うっちー「小さいから隠してたんじゃねぇの?」

鈴乃(ひどすぎるなこの人……)

Pile「うーん、でもさ、隠してたってことは無くない……?」

うっちー「でもそれしか……」

Pile「だけど穴とかしげみとかいろいろ探したけど確かに生えてなかったし……」

鈴乃(可哀想なあいちゃん……)

うっちー「じゃあ真相を確かめる為に今見てみればいいじゃん」

Pile「なるほど」

鈴乃「!?」

うっちー「脱げ」

Pile「脱がす方が手っ取り早いよ」

うっちー「なるほど」

鈴乃「わー! まってまってまって!」

うっちー「なんだよ!」

鈴乃「ごっ、ごめんなさいごめんなさい! あたし生えてます! 生えてるんです……!!!!」
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2017/06/09(金) 11:48:11.57ID:Y4wnO+l8
〇初期設定、番外編
続く

次回が最終回 たぶん
2017/06/09(金) 13:09:58.89ID:X8LQC4Av
次くらいで終わりか なかなか面白いからもう少し続いてほしいが
キャラの性欲リミッターぶっとんでるけど
2017/06/09(金) 13:30:58.19ID:xf9tLqgr
箇条書きとかでもいいからこっちもキリの良いところまで書いて欲しい...
2017/06/09(金) 18:28:08.62ID:AznrQZ2f
ここに関してはエタらないだろ
271 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/09(金) 19:39:54.84ID:Y4wnO+l8


花火「……」

花火(はぁ……)

花火(勢いよく飛び出してきたもののどこに行こう)

花火(もちろん家には帰れないし……)

花火(というか三森さんと付き合うのがなんでいけないの……)

花火(……あんなに綺麗でかわいくてかっこいいのに)

花火(祝福してくれたっていいのに……)

花火「……あ」

藍衣子「……あ?」

花火「……」

藍衣子「……」

花火「……なんでいんの」

藍衣子「いや、こっちのセリフだし。 なんでいんだよ」

花火「どうだっていいでしょ」

藍衣子「……そうかよ」

花火「……なんかあった?」

藍衣子「は? なんで」

花火「顔色悪いから」

藍衣子「……気のせいだよ」

花火「……そうは見えないけど」

藍衣子「……」

花火「絶対なんかあった」

藍衣子「だぁぁぁもう! うるせぇな! あったよ!」
2017/06/09(金) 19:43:49.53ID:Y4wnO+l8
花火「やっぱりあったんじゃん」

藍衣子「だからなんだってんだよ!」

花火「……私もあった」

藍衣子「……は?」

花火「こう……いろいろ、と」

藍衣子「いろいろぉ……?」

花火「まあかくかくしかじかあってさ、」

藍衣子「……」

花火「家に帰れなくなった。 最悪……」

藍衣子「はー……?」

花火「そっちはそうじゃないわけ」

藍衣子「家……には、別に帰れなくねぇよ」

花火「ふーん……」

藍衣子「……なに、家出ごっこに付き合えっての?」

花火「だって暇だし」

藍衣子「……」

花火「私友達いないし」

藍衣子「……寂しいやつだな」

花火「そっちだっていないじゃん」

藍衣子「……」

花火「お腹減った」

藍衣子「あーもう……どっか行くか。 だるいけど」

花火「行く」

藍衣子「はぁー……なんでお前なんかと」

花火「今思い出したけど、私財布ないから」

藍衣子「ふざけんなよ」
2017/06/09(金) 19:53:34.69ID:Y4wnO+l8


花火「いただきます」

藍衣子「てめぇ人の金だと思って頼みすぎだろ」

花火「これでも遠慮したし」

藍衣子「どこが遠慮だよ。 お前の分だけで軽く2000円オーバーしてんじゃねぇか」

花火「ファミレスのご飯少ないんだもん」

藍衣子「少なくねぇわ」

花火「というか2000円くらいでいちいちうるさいんだけど」

藍衣子「2000円くらい!?」

花火「そのくらい親に頼んで貰えばいいじゃん」

藍衣子「……」

花火「早く食べないと冷めるよ」

藍衣子「誰の金だと思ってんだよ……」

花火「……」モグモグ

藍衣子「……いい勢いで食うな」

花火「そう?」

藍衣子「そんなにうまいか?」

花火「普通。 中の下くらい」

藍衣子「それおいしくないのうちに入ってんじゃねぇか」

藍衣子(どこのお嬢ちゃんなんだよこいつ……)

花火「……はぁ」

藍衣子「まずいなら食うなよ」

花火「……違うけど」

藍衣子「ならなに」

花火「いや、親に恋人を否定されて気分悪いなって」

藍衣子「あ? 恋人?」

花火「うん」

藍衣子「なに、まさか姉貴と付き合ったの」
2017/06/09(金) 20:04:23.03ID:Y4wnO+l8
花火「違うけど」

藍衣子「あぁー……? じゃあ誰だ?」

花火「三森さん」

藍衣子「……は?」

花火「あ、また言っちゃった……」

藍衣子「いや、は? なんつったおめぇ」

花火「……だから三森さん」

藍衣子「っ……っ……」

花火「あなたまで否定するわけ」

藍衣子「いや……否定っつーか、なんつーか……」

花火「……?」

藍衣子「っ、あ、あんなババアでいいの!?」

花火「だ、み、三森さんはババアじゃないって!」

藍衣子「いやいやいやいや! ババアだから! 人妻だしそもそも!」

花火「ひとづま……」

藍衣子「はー……ありえねぇ」

花火「……」

藍衣子「否定とかだるいししないけど、まじであんなババアでいいわけ」

花火「……いいけど。 全然ババアじゃないし」

藍衣子「あーそう……」

花火「……」

藍衣子「それなら姉貴の方がマシじゃねぇ……?」

花火「あ」

藍衣子「な、んだよ」

花火「あなたがそうやって、姉のこと褒めたの初めて聞いた」

藍衣子「褒めてはねぇだろ」

花火「うーん、まあ、そうか」

藍衣子「……なんなんだよ」

花火「で、そっちはなにがあったの?」

藍衣子「なにが、あった、って……」
2017/06/09(金) 20:14:55.14ID:Y4wnO+l8
花火「……」

藍衣子「……別に」

花火「私は言ったのに話さないんだ」

藍衣子「……うっせぇな。 ガキみたいな思考してるやつに話せる話じゃないんだよ」

花火「は? ガキじゃないんだけど」

藍衣子「あーもう分かったよ、ごめん。 今怒鳴り合いとかしたくねぇ」

花火「……」

藍衣子「……なんっか、さ」

♪ライン

藍衣子「誰だよこんな時に……チッ」ポチポチ

花火「……」

藍衣子「っ、あーもー、だりぃ。 寝たい。 寝て忘れてぇ」

花火「大変なんだね。 よく分かんないけど」

藍衣子「そもそも分かってほしくねーよ」

花火「すぐに喧嘩売るよね。 なんか慣れてきた」

藍衣子「……」

花火「……そういえばさ、音楽好きでしょ」

藍衣子「……いきなりなに」

花火「私、三森さんに言われたのイヤホンがよく見えてるけど音楽好きなの、的な」

藍衣子「……」

花火「あなたもよくイヤホンしてるよね。 何聴くんだろうって、思って」

藍衣子「言ってもわかんねーだろ」

花火「洋楽とか聴く?」

藍衣子「まあまあ」

花火「私は最近Maroon5のThis Loveとか……」

藍衣子「しぶいな」

花火「え、知ってるの?」

藍衣子「余裕で有名所だろ。 あほか」
2017/06/09(金) 20:25:56.54ID:Y4wnO+l8
花火「有名所で悪い?」

藍衣子「悪いとか言ってないだろ」

花火「あ、わかった。 そっちはインディーズにこだわる人? 意識高そう」

藍衣子「別にこだわるなんて言ってねぇ」

花火「……」

藍衣子「あーなんか、有名所、っつってもさ、女子高生らしく、かーりーれいなんたらとか、ていらーなんたらとか、そっちらへんの名前いうかと思ってたから、」

花火「……」

藍衣子「……少し嬉しい 」

花火「……!」

藍衣子「……かもしれない」

花火「……ほんと?」

藍衣子「他何聴くの? 日本の音楽とかは?」

花火「え、あ、え、えっと……!」

♪カランカラン

「いらっしゃいませー」

鈴乃「だぁぁぁぁ!」

花火「」ビクッ

鈴乃「いたぁぁぁぁ! 堀ちゃん!」

藍衣子「……来るのはえーな」

鈴乃「いやーだってもう心配で! あいちゃん、ありがとね!」

藍衣子「うるせぇ」

花火「? ? ?」

花火(どういう状況……?)
2017/06/09(金) 20:30:28.71ID:Y4wnO+l8
花火「あ、あの……? なに?」

藍衣子「……」

鈴乃「あのさ、あの後お母様方と堀ちゃん探しててさ……」

花火「うん……」

鈴乃「なかなか見つかんなくて……で、あいちゃんにも協力を要請して……そしたら、一緒にいるっていうじゃないの!」

花火「……」

鈴乃「で、すっ飛んできた!」

花火「……そ、そう、だったんだ」

藍衣子「……というわけだから。 勘違いすんなよ。 お前と飯食うのとかも、本来有り得ない」

花火「……」

鈴乃「まーたそんなこといって! ツンデレなんだから!」

藍衣子「殺すぞ」

花火「……」

鈴乃「……堀ちゃん?」

花火「いや……なんでも」

鈴乃「……?」

花火(……普通に、一緒に話したのとか、ご飯食べたの楽しかったのに)

花火(ちょっとショック、かもしれない……)

鈴乃「さて! 堀ちゃんはあたしと一緒にあたしのお家に来てもらいますー」

花火「は? なんで?」

鈴乃「厳密に言えば、あたしと、堀ちゃんのお母様方達とだけどね……はは」

花火「……」

花火「……あ」
2017/06/09(金) 20:40:04.69ID:Y4wnO+l8
2017/06/09(金) 20:41:23.73ID:Y4wnO+l8



ピンポンピンポンピンポンピンポーン


みもりん「おぉぉ、なんだなんだ……はいはーい……」ガチャッ

花火「……」

みもりん「あれ? 花火ちゃん? ……と、」

うっちー「……」

Pile「コ、コンニチハー」

鈴乃「……ただいまぁ」

藍衣子「……」

みもりん「……皆々様おそろいで」

うっちー「……」

みもりん「えー、てか、うっちーとぱいちゃんじゃーん! 久しぶり〜!」

Pile「あ、えっと……」

みもりん「どうしたのー? なにか御用?」

うっちー「……うるさい」

みもりん「……」

うっちー「本当はめちゃくちゃ会いたくなかったけど」

みもりん「……ひどいなぁ」

うっちー「娘のことがあるから」

みもりん「うん? 花火ちゃんだよね?」

うっちー「……うちの娘と付き合ってるのはほんと?」

みもりん「うーん……?」

花火(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……)

うっちー「みもちゃんはさ、」

みもりん「ん?」

うっちー「私達のこと滅茶苦茶にしといて、なんちゃんにまで嫌われるつもり?」
2017/06/09(金) 21:10:21.57ID:Y4wnO+l8
みもりん「あー……」

うっちー「……」

Pile「……」ドキドキ

鈴乃「……?」

藍衣子「……」

みもりん「……えー、まずひとつ」

うっちー「なに」

みもりん「付き合おうって言ったの、冗談だから!」

花火「!」

うっちー「は?」

Pile「え、そうなの……?」

みもりん「あったりまえじゃん。 流石にね、女子高生には……小出なんとかさんみたいになっちゃうし」

うっちー「……ほんとに冗談なの?」

みもりん「いやぁ、花火ちゃんが可愛いからさ、からかっちゃった」

うっちー「……」

みもりん「もちろん未遂だよ? なんっにもしてない」

うっちー「……あっ、そ。 ならもういい。 帰ろう、ぱいちゃん」

Pile「え、あ、う、うん……」

うっちー「花火も」

花火「……う、ん」

みもりん「またねー、花火ちゃん」

花火「……はい」

藍衣子「……」
2017/06/09(金) 21:22:15.54ID:Y4wnO+l8
花火(……なんか今日は、)

花火(いろいろと、嫌な日だったな……)

花火「……っ、ぐす、」

鈴乃「ほ、堀ちゃん、」

藍衣子「……おい」

花火「な、なに」

藍衣子「冗談じゃないと思う」ボソッ

花火「……っ!」

鈴乃「!」

藍衣子「……知らねぇけど」

花火「……う、うん」

花火(……あれ、?)

花火(そう、いえば……あの時、LIN〇がきたのって……)

花火「ね、ねぇ、」

藍衣子「なんだよ」

花火「あの時、さ、LI〇Eきたの、もうファミレス入った後だったよね?」

藍衣子「……!」

花火「そ、それなのに、なんで一緒にいてくれたの? ほんとに嫌なら、帰ればよかったんじゃないの?」

藍衣子「……う、うるせぇな! なんとなくだよ!」クルッ

花火「え、ち、ちょっと……」

バタン!


うっちー「はーなーび、帰るよ」

花火「あ、う、うん……じ、じゃあ、また」

鈴乃「え……う、ん、バイバイ……」

鈴乃「……」

鈴乃(なんだか前途多難すぎる予感がする……)

鈴乃「はぁぁぁ……」
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2017/06/09(金) 21:26:20.66ID:Y4wnO+l8
〇初期設定、番外編
おしまい

冒頭だけ書こうと思ったら楽しくて書きすぎたー
こっちの世界の結末だけ書いとくとみもりんと南條さんと花火ちゃんが乱交します おしまい


〇鈴乃が子育てをする話
2017/06/09(金) 22:48:55.50ID:8paYdhgk
こっちの世界の鈴乃が自害してしまいかねない結末だ
2017/06/09(金) 23:21:16.70ID:xf9tLqgr
無茶苦茶な結末で草
2017/06/09(金) 23:25:13.83ID:1T34oT/E
全員集団自殺するのが一番ハッピーだと思う
どっちの世界線も
2017/06/09(金) 23:45:10.01ID:GJSzKBng
救いようのない結末わろた
久々のメロディちゃん楽しみにしてる
2017/06/10(土) 00:15:42.92ID:rmndjdGE
その結末のエピローグが殺し合いしか想像できない
2017/06/10(土) 00:36:26.42ID:F5/yI3JH
まじかよ!!!
2017/06/10(土) 00:40:29.69ID:BxXvJU1+
その結末の部分だけでも書いてほしいなー…
2017/06/10(土) 00:44:54.75ID:ArqSBW15
みもりんもジョルノもむちゃくちゃでしつぼうしました
りっぴーのふぁんやめます
2017/06/10(土) 00:51:04.73ID:y0d7mVdG
何がどうなったらそうなるのかわからなさすぎて草
2017/06/10(土) 02:24:17.88ID:kU+4M3tB
あいちゃんはもちろん優里のセフレになって性に目覚めちゃうんだよね?
293 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/10(土) 10:58:08.34ID:/tZeLPXP
〇鈴乃が子育てをする話


鈴乃「ふぁー……」ゴロン

鈴乃(やっぱいいな〜休日……)

鈴乃(最近仕事と大学の行ったり来たりでこういうの無かったからなぁ……)

鈴乃(なんつって平和だ……)

鈴乃(今日はメロディちゃんも休みだし、どっか連れて行ってあげようかなぁ)

鈴乃「ふふふふ」ニヨニヨ

鈴乃(……まあ免許もってるのはメロディちゃんなんだけど)

鈴乃(いやぁ、でもお家デートもいいな)

鈴乃(たまにはイチャイチャするのもね……ね……!)

鈴乃(DVDとか借りてこようかなぁ)

鈴乃(ん? いや、まてよ。そういやミニ〇ンのチョコエッグが発売したってきいたな……)

鈴乃(一緒に買いに行って開封祭りとか超楽しそう……)

鈴乃(あー……)

鈴乃(やりたいことが多すぎる……)

鈴乃(とにかく、休日なんだからメロディちゃんとまーったり過ごせたら……)

ガチャッ

メロディ「鈴乃」

鈴乃「あ、おかえり。 あのね、ミニオ、」

メロディ「聞いてほしいことがあるんだけど」

鈴乃「? なに」

メロディ「生理がこない」

鈴乃「えっ」

メロディ「1週間くらい過ぎてるんだけど、こない」

鈴乃「」

鈴乃(グッバイ平和な休日)
2017/06/10(土) 11:05:43.96ID:WLGtOCjF
コウノトリさんがキャベツ運んでくるんだよね
2017/06/10(土) 11:09:01.21ID:/tZeLPXP
メロディ「なんでこないんだろう……」

鈴乃「あ、あ、えと、その……単にズレてるってだけじゃ……」

メロディ「私、毎月決まった日にくるもん」

鈴乃「……」

メロディ「……」

鈴乃「……あ、あたし、避妊してたよね?」

メロディ「うん」

鈴乃「そ、それに、最近あんまり、で、出てもないし……」

メロディ「……うーん」

鈴乃「ど、だ、ど、どうしよっか」

メロディ「……? どうって?」

鈴乃「い、いやだから……その、もし、出来てたら……」

メロディ「どうもしないよ」

鈴乃「えっ」

メロディ「出来たなら、産むよ。 鈴乃との子だもん」

鈴乃「メロディちゃん……」

メロディ「大学は休学するかどうにかして、学校もちゃんと卒業はするし」

鈴乃「……」

メロディ「だから、どうするってわけでもないと思う」

鈴乃「……うん」

メロディ「……」

鈴乃「そうだよね。 あたし達の子だもんね」

メロディ「……」

鈴乃「もし出来てたら、あたしが責任取る。 絶対メロディちゃんと赤ちゃんには負担かけないよ」

メロディ「……」

鈴乃「だからー……えーと、安心して、ください、?」

メロディ「……っ、鈴乃、すき!」ギュッ

鈴乃「わぁっ! ……はは、あたしも好きだよ、」


はるか「……あの、もう声を出してもいいでしょうか」
2017/06/10(土) 11:19:35.20ID:/tZeLPXP
鈴乃「うわぁぁ!」

メロディ「あ、はるか」

はるか「どうもー……」

鈴乃「い、いつからいたの!?」

はるか「姉さんが1人でニヨニヨしてたずっと前ですかね」

鈴乃「てめぇ……」

メロディ「はるかはね、鈴乃が仕事とかで忙しいからお掃除とかいっつも手伝ってくれてるんだよ」

鈴乃「あ、そ、そうだったんだ……」

メロディ「うん。 今日もてっきり仕事かと思って呼んでたの。 はるかは優しいからすぐ来てくれるもんねー」

はるか「ねー」

鈴乃「なんなんだよ……」

はるか「あ、というか子供できたんですか?」

鈴乃「まだ分かんないし! つかはるちゃんには関係ねぇよ! ぺっぺっ!」

はるか「そうですね。 メロディ先輩の子供って考えると可愛がれる気がするんですが、姉さんと母さんの血が入ってるって考えた時点で虫唾が走るのでどうでもいいです」

鈴乃「うるさいな!」

メロディ「はるか、産まれたら可愛がってあげてね」

はるか「メロディ先輩が言うなら甘やかしちゃいますね。 姉さんはクソどうでもいいけど」

鈴乃「コノヤロー! 煽りに来たなら帰れ!」

はるか「だから掃除しに来たんですって……」

♪マホーウダッテ キセーキダッテー

はるか「母さんの歌だ……」

鈴乃「てことはメロディちゃんのケータイか」

メロディ「絵梨子からだ……もしもし」ピッ

Pile『あ、メロディちゃん! おはよ〜』

メロディ「おはよう」

Pile『今日ってあいてる?』

メロディ「あいてるけど……」

Pile『よかった〜! それならさ、ごめんなんだけど……』

メロディ「……あ、いいよ。 うん、うん、分かった」
2017/06/10(土) 11:30:09.83ID:/tZeLPXP
メロディ「……」ポチッ

鈴乃「絵梨子お義母さんなんだって?」

メロディ「なんかね、今日あやちゃんと絵梨子どっちもお仕事なんだって」

鈴乃「ふむ」

メロディ「さらりおの面倒みてほしいって」

鈴乃「あーなるほどね」

はるか「こういうことよくあるんです?」

鈴乃「まあね。 あたしが仕事から帰ってメロディちゃんがいない日は大抵さらりおちゃんの面倒見にいってんの」

メロディ「うん。 だからごめん。 ちょっと行ってくる。 今日は帰れないかも」

鈴乃「いってらっしゃ、……あ、まってまって!」

メロディ「?」

鈴乃「今日さ、あたし休みだからお世話するの手伝うよ!」

メロディ「え……? い、いいよ。 悪いし……」

鈴乃「悪くなんかないよ! 逆にメロディちゃんと居れて嬉しいし!」

メロディ「そ、そう?」

鈴乃「うんうん。 それにさ、赤ちゃんの面倒はちゃんと見れるようになっとかなきゃね。 その予行練習ってことで」

メロディ「う、うん……///」

はるか「ふっ」

鈴乃「何笑ってんだよ!」

はるか「いいえなんでもー……」

メロディ「じゃあ行こ。 車だしてくる。 はるかもいく?」

はるか「あ、じゃあおともしまーす」

鈴乃「はぁ!? こなくていいよ!」
2017/06/10(土) 11:33:45.11ID:/tZeLPXP
はるか「姉さんの意見は聞いてませんし。 さらりおちゃんはメロディ先輩の妹ちゃん達ですし」

メロディ「きょうだいを大事に出来ない人は好きじゃないよ、鈴乃」

鈴乃「……」

はるか「ねーほんと。 ひどいんですから」

メロディ「鈴乃はケチだからね。 しょうがないよね」

はるか「いやですねぇ」

メロディ「うん。 ダメだと思う」

鈴乃「……」

鈴乃(人権がない……)

メロディ「鈴乃、上着とって」

鈴乃「ハイ……」スッ

メロディ「ありがとう。 というか着替えてないの鈴乃だけだし早く着替えて」

鈴乃「ハイ……」

はるか「だらしないですねー」

メロディ「鈴乃は休みの日は1日中スウェットだから」

はるか「そうそう。 そうなんですよ」

鈴乃「お前だってジャージだろ!」

はるか「今日はちゃんと着替えてきましたもーん。 それに1日中ジャージの時は深夜アニメ一挙見したときだけです」

鈴乃「ダメじゃん!」

メロディ「はいはい。 いまダメなのは鈴乃だから早く着替えてね」

鈴乃「ハイ……」
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2017/06/10(土) 11:34:22.02ID:/tZeLPXP
〇鈴乃が子育てをする話
続く
2017/06/10(土) 11:55:34.85ID:ifp3NhMi
メロディって名前に安心してる自分がいる
2017/06/10(土) 12:34:34.99ID:OrRq31ld
こっちに戻ってきたら戻ってきたであっちの乱行エンドが気になってくるアレ
2017/06/10(土) 12:52:25.36ID:zcqo/Fzz
すずのん幸せそうで良かった
2017/06/10(土) 17:08:47.81ID:QqL0bMvj
こっちの世界が本編で良かったわ
初期設定の方がどうなったらその結末にたどり着くのかも見てみたいけど
304名無しで叶える物語(やわらか銀行)@無断転載は禁止
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2017/06/11(日) 00:00:57.49ID:lCuTXnO5
やはりすずメロはよいな
2017/06/11(日) 05:06:18.48ID:IWV+YQd7
久々だから鈴メロの良さが際立ってるな

にしても番外編のみもジョル花火の乱交内容に興味ある
2017/06/11(日) 17:42:07.17ID:TZ7SYkLx
はやく
2017/06/12(月) 02:13:11.80ID:HZw2JgzG
たくさん乙
こっちの世界は実家のような安心感

初期設定も乙
ジョルノも乱交って・・・もうみんな屑やん!救いが無さ過ぎてワロタw
308 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/12(月) 03:12:39.61ID:Z+M1INmf


ガチャッ

メロディ「ただいま」

Pile「あ、おかえりー」

鈴乃「こんにちはっ」

はるか「こんにちはですー」

Pile「きゃー、今日は鈴乃ちゃんとはるかちゃんまで来てくれたんだ〜! うれしー!」

鈴乃「あはは。 役に立てるか分かんないんすけど……」

はるか「ほんとにそうですね」

鈴乃「あぁ!?」

うっちー「おいチビ助」

鈴乃「あっ。 あやお義母さん! お久しぶりです。 それから……」

さら「こーにちはー!」

鈴乃「んぁぁぁ〜彩桜ちゃ〜ん。 またおおきくなりまちたね〜♡」

さら「もうとっとでねー」

鈴乃「うんうん!」

さら「たんさい!」ビッ

鈴乃「3歳! う〜わ〜! 大きくなったねー。 でもおてては5歳だねー、ふふふ」

さら「ごたいない!」

鈴乃「そっか〜。 5歳ないのか!」

うっちー「もうちょっとって言っても最近2歳になったばっかだけどね……」

鈴乃「そうなんすね。 2歳3ヶ月くらいでしたっけ?」

うっちー「そうそう」

はるか「もう1人の子は……」

りお「……」ギュゥゥッ

メロディ「梨桜。 りーお。 痛い……」

はるか「……メロディ先輩にしがみついてる子ですね」

Pile「あはは、そうなの。 もう甘えん坊さんでね〜」
2017/06/12(月) 03:19:53.90ID:Z+M1INmf
鈴乃「いやいや。 でも梨桜くんも大きくなったっすよ。 メロディちゃんの誕生日以来だから……1ヶ月? ぶりくらいか」

メロディ「あっという間だよね」

鈴乃「うんうん。 あーっというま」

さら「ままあ、あめぇー」

うっちー「アメだめ。 昼ごはん食べてから」

さら「よーぐうとはあ?」

うっちー「ダメだってば。 甘い物はご飯食べるまでだめ」

さら「ごたんない!」

うっちー「あるの」

鈴乃「かわいそ……食べさせてあげればいいのに……」

うっちー「いや、さっきもアンパ〇マンチョコ食べてるし」

鈴乃「えーでも……」

はるか「……こうして将来姉さんの子供は豚みたいにぶくぶくになっちゃうんですね」

鈴乃「あ? お前今なんつった?」

はるか「なーんでも……」

鈴乃「子供はちょっとふっくらしてる方が可愛いんだよっ!」

はるか「……」

Pile「っと、そろそろ行かなきゃ」

うっちー「じゃあ頼んだよー」

メロディ「うん。 あ、彩桜達のご飯って買ってこなくていい?」

Pile「いつもの所に置いてあるから大丈夫だよん」

メロディ「分かった。 ありがと」

うっちー「いってきまーす」

バタン

メロディ「……さて、昼ごはんの準備しなきゃ」
2017/06/12(月) 03:28:11.44ID:Z+M1INmf
鈴乃「昼ごはんかー」

メロディ「多分、さらりおのはあるけど私達のはないから……買ってこなきゃ」

はるか「どうします? メロディ先輩、準備あるなら自分買ってきますよ?」

メロディ「助かる……」

はるか「いえいえ。 なら適当に買ってきますね」

鈴乃「あたしも行こうか?」

はるか「いや、免許ない姉さんきても邪魔ですし」

鈴乃「お前も免許ないだろ!」

はるか「はぁ……彩桜ちゃん達の面倒見てた方がいいって意味ですよ。 メロディ先輩がご飯作ってる間、誰が面倒みるんです?」

鈴乃「あ……」

メロディ「行きたかったら行ってもいいよ。 私、大体いっつも面倒見ながらなんとか作ってるし……」

鈴乃「あ、ああ! いや! あたしが見る! 面倒みるよ!」

メロディ「ほんと?」

鈴乃「うん! まかせて!」

はるか「じゃあ自分、行ってきますねー」

バタン

メロディ「……じゃあ、お願い」

鈴乃「おうっ」

メロディ「彩桜、鈴乃と遊んでて」

さら「あとぶー! あんねー、このまえおててのね、よーえないまじっくさんろかってもらったあ!」

鈴乃「えー、なになに、見せて!」

メロディ「ちょっと鈴乃。 ご飯の前なんだから砂遊びなんてさせないで」

鈴乃「ハイ……」

メロディ「梨桜。 梨桜も、鈴乃と遊ぼ」

りお「……」フルフル
2017/06/12(月) 03:37:12.17ID:Z+M1INmf
鈴乃「あはは! 嫌われたもんだ……」

メロディ「いや、梨桜は誰にでもこうだから……梨桜、鈴乃と遊んで」

りお「いや……」ギュッ

メロディ「梨桜。 怒るよ」

りお「う」ビクッ

鈴乃「き、厳しいなー」

鈴乃(あやお義母さんの血を継いでるだけあるぜ……)

メロディ「……うるさいな。 梨桜、梨桜ったら」

りお「ひっく……う、うぇ……う……」

メロディ「このくらいで泣かないの」

さら「りおはねー、いーつもなきまねすうんだー」

鈴乃「ん?」

さら「ちんちんついてるろにだめ!」

鈴乃「ちんちん……」

メロディ「鈴乃と遊んで。 お姉ちゃんご飯作れないから」

りお「いや……」

メロディ「はあ……もうお姉ちゃんキッチンいきます。 着いてきたらほんとに怒るからね」スッ

りお「あ……おねー、ちゃ……」

バタン

鈴乃「……」

さら「ばーいばー」

りお「う、うぁぁぁん……」

鈴乃(お姉ちゃんこぇぇ……)
2017/06/12(月) 03:52:56.30ID:Z+M1INmf
さら「まじーくさんろやる!」

鈴乃「お砂遊びはお姉ちゃんがダメだって」

さら「やだ!」

鈴乃「じゃあー……ご飯食べてからやろうよ」

さら「やら!」

鈴乃「お姉ちゃんに叱られちゃうよ?」

さら「おねえちゃあないっ!」

鈴乃「いやぁお姉ちゃんは怖いから……よし、梨桜くんは何がしたい?」

さら「やだやだやだ!」

鈴乃「えーでもお姉ちゃんが……」

さら「いや!」

鈴乃(困った……)

ガチャッ

メロディ「鈴乃」

鈴乃「あはは……ちょっと苦戦中」

メロディ「今イヤイヤ期だから。 頑張って」

鈴乃「え、それだけ?」

メロディ「根気強く頑張るしかないから」

バタン

鈴乃(まじかー……)

さら「いーやぁ! う、うぇぇん……いや!」

鈴乃「な、泣かないで〜……!」

りお「……」トテトテ

鈴乃「う、うぉぉおい! キッチンいったらお姉ちゃんに叱られるよ!」ガシッ

りお「う、いやぁぁぁ、いやら……!」

鈴乃「」

鈴乃(双子大変すぎだろっ……!)

鈴乃(くっそー……こうなったらトコトン頑張ってやる……!)
313 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/12(月) 03:54:13.45ID:Z+M1INmf
〇初期設定、番外編
続く
2017/06/12(月) 03:55:03.32ID:Z+M1INmf
間違えた
〇鈴乃が子育てする話
続く
2017/06/12(月) 07:51:40.42ID:r0sBdS5P
健全な微笑ましさで安心するわ
316名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/06/12(月) 11:46:06.63ID:DBN2jNVE
メロディってこんなにまともだったっけ!?(困惑)
317名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/06/12(月) 12:53:31.47ID:Y3mU8qlk
子育てってこういう事ね
いきなり子持ちリーマンになった鈴乃が出てくんのかと
318 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/12(月) 19:30:22.78ID:Z+M1INmf


ガチャッ

はるか「ただいまでー……」


鈴乃「ぐわぁぁぁ!!! やられたぁぁぁ!」

さら「わぁぁー!」

鈴乃「もうダメだー……」バタッ

さら「んふふふ。 しんら?」

鈴乃「死んでなーい!」ガバッ

さら「わー! あははー!」

鈴乃「あたしがボールごときでやられるかと思ったかっ!」

さら「ふふふ!」ポイッ

鈴乃「梨桜くんガード!」

りお「わぁぁぁ!」

さら「りおじゃぁまぁー!」

バタバタバタ…


はるか「……」

はるか(こんなに散らかして……)

鈴乃「はぁっ、はぁっ……疲れた……おっ! おかえりはるちゃん」

はるか「姉さん……人の家ですよ?」

鈴乃「うん。 でもさ、遊びに多少の散らかりは……」

はるか「……メロディ先輩に怒られてもしーらない」

鈴乃「えぇ!?」
2017/06/12(月) 19:38:42.96ID:Z+M1INmf
さら「おゃぁー!」ポコッ

鈴乃「いてっ! あはは……ほら、こっちのお姉ちゃんにも投げてみ!」

はるか「え?」

さら「おりゃぁ!」ポコッ

はるか「いっ、た……」チラッ

さら「っ」ビクッ

鈴乃「は、はるちゃんこぇぇよ……」

はるか「……すいません。 赤ちゃんと遊ぶの苦手なもので」

鈴乃「にしてもさぁ……もうちょいあるでしょ」

はるか「……あ、というか、その」

鈴乃「ん?」

はるか「えーと、」

鈴乃「?」

ガチャッ

愛生海「おーす! 鈴乃っち!」

鈴乃「うおっ。 え、な、えぇ!? なんでいんの!?」

愛生海「いやー、たまたまそこではるたそに会ったからついてきちゃった! ね、花穂!」

鈴乃「えっ」

花穂「……まじで勝手に上がっていいの?」スッ

鈴乃「お、お、あ……」

愛生海「いーのいーの! メロディちゃんの家は私の家みたいなもんだから!」

花穂「はぁ……?」

愛生海「ね、鈴乃っち!」

鈴乃「……え? あ、お、おぅ」

愛生海「?」

鈴乃「……」

花穂「……なに」

鈴乃「……え、あー、あ、愛生海ちゃんその髪色やべぇな!」

愛生海「い、今更ぁ……? この前会ったじゃん……」

鈴乃「や、ヤンキーだなぁ……いかすぜぇ……」
2017/06/12(月) 19:49:01.57ID:Z+M1INmf
愛生海「はー?」

さら「ねー、なんれかみがたきいろなの?」

愛生海「おー?」

さら「なんれー? なんれー?」

愛生海「ふふふー、それは私はバナナの妖精だからなんだぜ〜」

さら「うそら!」

愛生海「ホントだぜ〜ワイルドだろぉ〜?」

鈴乃「古いな……」

ガラッ

メロディ「鈴乃、彩桜達のご飯は出来たから……あれ?」

愛生海「お! おっす!」

メロディ「……増えてる」

愛生海「はるたそがメロディちゃんの家に遊びに来てるって言うから!」

メロディ「まあいいけど……あ! 愛生海、スイカ! それスイカ……!」

愛生海「おーやっと気がついてくれましたか……さっきお店の常連さんにもらったんだ〜。 ねっ、花穂」

花穂「うん」

愛生海「みんなでたーべよ」

メロディ「食べる! それだけ大きかったら全然皆で食べれるね……いちにいさん……さらりお含まずに5人か」

愛生海「ヨユー!」

メロディ「これって普通の包丁で切れるのかな?」

愛生海「いけるべ。 手伝うね〜」

メロディ「ありがと……」

愛生海「キッチンどこだっけ?」

メロディ「あ、こっち」

バタン

鈴乃「え、ちょ、」

さら「ばあばーい!」

花穂「……」

はるか「……」

鈴乃(なんでこのメンバーの中にあたしを残すんだよっ……!)
2017/06/12(月) 20:07:43.30ID:Z+M1INmf
鈴乃(……きまずぇー)

鈴乃(……よ、よし、ここはひとまず彩桜ちゃんと、)クルッ

さら「りおー、じゃんけーしよー」

りお「やら……」

鈴乃(このタイミングでなんで2人で遊び始めるんだよぉぉぉ……)

はるか「……自分、そろそろ帰りますね」

鈴乃「っ、え!」

はるか「いや……用事思い出したので」

鈴乃「え、あ、用事……あの、えと、ひ、昼ごはんは……?」

はるか「うーん……あんまりお腹すいてないのでいいです」

鈴乃「そ、そっか」

はるか「あ、これ素麺です。 メロディ先輩に渡しておいてください」

鈴乃「さっ、さんきゅー……」

はるか「……それに、今日は愛乃さんの家の日だからご飯作ってあげなきゃ」

鈴乃「え……? あっ、あっはは! いやー、マッマが悪いねぇ〜……」

はるか「いえ……自分、愛乃さんのためにご飯作るのすきなんです。 だから平気ですよ」

鈴乃「あ、あはは……」

はるか「えー……じゃあ、帰ります。 また」

鈴乃「う、うん……」

花穂「……」チラッ

はるか「……」

花穂「……」

はるか「……」ペコッ

バタン

鈴乃「っ、はぁぁぁ……」

花穂「……なに?」

鈴乃「え、いやいや……なに、じゃないっしょ……!」

花穂「は?」

鈴乃(『は?』!?!?!?!?!?)

鈴乃(なんやこいつ!)
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2017/06/12(月) 20:15:20.76ID:4M1+rWxh
出たな万年生理女
2017/06/12(月) 20:17:05.94ID:Z+M1INmf
鈴乃「『は?』……じゃないだろっ!」

花穂「はぁ……なに騒いでるの」

鈴乃「だっ、ばっ、ばかかっ……察せや……!」

花穂「……」

鈴乃「かっ、風の噂できいたけど……は、はるちゃんをフったんでしょ……?」

花穂「……フったわけじゃないけど」

鈴乃「ふ、フったじゃん!」

花穂「あんたには関係ない」

鈴乃「はぁぁぁ!? 妹だよ! 関係あるわ!」

花穂「でも私とあんたは他人じゃん」

鈴乃「その他人と妹がなんかあったら関係あんだろが!」

花穂「……」

鈴乃「は、はるちゃんは本気で花穂ちゃんこと好きだったんだよ」

花穂「……」

鈴乃「なんで分かんねぇんだよっ! こっのっ……!」

花穂「っ、じゃあさ!」

鈴乃「」ビクッ

さら「!」

りお「わっ!」

花穂「……はるかちゃんと、私が、付き合えば満足だったの?」

鈴乃「そっ、それは……」

花穂「……あんたがさっきから言ってるのはそういう事じゃん」

鈴乃「ち、ちがうよ……!」

花穂「フっただかなんだかよく分かんないこと言ってるけど、そういうことなんでしょ?」

鈴乃「……」

花穂「……」

鈴乃「……でも、もうちょっと、はるちゃんと普通に接してくれてもいいじゃん」
2017/06/12(月) 20:28:12.09ID:Z+M1INmf
花穂「普通に……?」

鈴乃「……もっと、ある、だろ」

花穂「……あんたは私と普通に接してくれないじゃん」

鈴乃「……そ、それとこれとは話が別でっ、」

花穂「ほんと都合いいよね。 最悪」

鈴乃「……そ、そんな、あたしと、花穂ちゃんとの、関係と、はるちゃんと、花穂ちゃんの関係とは、“違う”だろ……」

花穂「……なんにも知らないくせに“違う”とかよく言うよね」

鈴乃「な、なんにも知らないとか、なんで決めつけんだよ」

花穂「……じゃあ逆に知ってること言ってよ」

鈴乃「そ、れはー……」

花穂「……ないんでしょ?」

鈴乃「……」

花穂「だから、首突っ込むないで。 面倒臭いし、正直鬱陶しい」

鈴乃「……またそういう言い方ね。 もう慣れたけどさ」

花穂「そっちが聞き分けないからでしょ? 責任転嫁するのやめてくれる?」

鈴乃「なーんかさー、花穂ちゃんと話すといちいちイラつくわ」

花穂「……」

鈴乃「もうちょい冷静になれないわけ。 なんでいっつもそんなにイライラしてんの?」

花穂「……」

鈴乃「あーまじでうぜぇ。 こんなのだから花穂ちゃんと話したくねぇ。 ほんと腹立つ」

花穂「……」

鈴乃「……」

鈴乃(……い、言いすぎた)

鈴乃「あー……つ、つってな……はは……」

花穂「……ぐ、すっ」

鈴乃「!?!?!?!?!?!?!?」ビクッ
2017/06/12(月) 20:44:18.08ID:Z+M1INmf
鈴乃(泣いた……!?)

花穂「……っ、っく」

鈴乃「あ、あ、あぁぁぁ……ご、ごめ、」

花穂「っ、ぐすっ……」

鈴乃(な、なんだよそれぇぇぇ……! 泣くかぁぁぁ!?)

鈴乃(あたしが悪くなんじゃん……! 卑怯だわー……)

鈴乃「……ごめ、んって。 な、泣かないでよ」

花穂「……っ、うるさい!」

鈴乃「ひっ」

花穂「……、し、しね」

鈴乃(はぁぁぁぁぁ!?)

鈴乃(しねぇぇぇ!? 心配してんのに……!)

さら「ないてう?」

鈴乃「い、いや、ちょっとね……はは」

花穂「……」

鈴乃「……なっ、泣くなよ」

花穂「……」

鈴乃「……ごめん。 い、言いすぎた」

花穂「……」

鈴乃「ごめん……」

花穂「もう、いい」

鈴乃「え……」

花穂「……帰る」

鈴乃「ちょっ!」ガシッ

花穂「なに!」

鈴乃「ここで花穂ちゃんまで帰ったらあたしがなんかしたんじゃないかって怪しまれんだろ!」

花穂「はぁ!? そんなくだらないこと気にしてんの!?」

鈴乃「くだらなくねぇよっ! 泣き顔見られたくないくらいで帰んな!」

花穂「しね!!!」

鈴乃(ひでぇ……)
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2017/06/12(月) 20:45:01.63ID:Z+M1INmf
〇鈴乃が子育てする話
続く
2017/06/12(月) 21:07:12.20ID:1syN069K
さぁ夢のオールスター楽しくなってまいりましたぁー!
2017/06/12(月) 21:17:22.94ID:vMFWVci2
>花穂「……、し、しね」
>花穂「しね!!!」

なんか花穂かわいいな
329名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/06/12(月) 21:49:05.26ID:q56hZjMn
「子育てする話」になんでこんな展開が必要なのか
330名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/06/12(月) 23:45:31.19ID:pNlk+Kk3
きゃー
かほかわいいー
2017/06/13(火) 00:25:49.61ID:2hHE95p3
花穂はなぜ付いてきたのか
2017/06/13(火) 01:48:34.05ID:pmFYBzFq
甘々な鈴メロを見れるかと一瞬でも思ったのが間違いだった
花穂、お前がいたな
2017/06/13(火) 07:14:57.67ID:wQV05L5D
情緒不安定度カンストガールにテニサー系パコリマンとか子どものいる家に来ていい人材じゃないのでは…?
334名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/06/13(火) 08:53:59.17ID:zvB/wJhg
もう縁切ってもいいと思うんだが
2017/06/13(火) 09:54:46.26ID:iHrnbmHG
お、初期設定でドロドロしてたからこっちも復活か?
ただこんなケンカしてたのに近くにさらりおいたんでしょ?
先にそっちが泣いちゃうと思うわ(途中から空気化
2017/06/13(火) 10:55:11.38ID:muF7WYEr
きもすぎ
落とそう
2017/06/13(火) 17:40:34.64ID:RmtdlFq1
つづきはよ
2017/06/13(火) 19:34:53.58ID:c0v5yQS6
これは普通にあいみん怒っていい
339 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/13(火) 22:51:57.64ID:xGiLkTpj



愛生海「なーんかリビングの方騒がしいね」

メロディ「うん……あ、」

愛生海「うん?」

メロディ「スイカ何等分にする?」

愛生海「適当でいいんでね? 皮の部分取っちゃう?」

メロディ「それはなんかスイカっぽくないからやだ」

愛生海「あははは! たーしーかーにー」

メロディ「……ねぇ」

愛生海「うんー?」

メロディ「なんでうちにきたの?」

愛生海「ひどいわぁ。 そんな邪魔者みたいに」

メロディ「邪魔じゃないけど……いきなりだったから、気になって」

愛生海「……はるたそに、会って」

メロディ「……」

愛生海「はるたそから誘ってくれたんだよね。 今からメロディちゃんの家でご飯食べるから食べないかーって」

メロディ「そうだったんだ」

愛生海「うんー」

メロディ「……あ、そういえばはるか何を買ってきてくれたんだろ」

愛生海「素麺って言ってたべ」

メロディ「素麺! 茹でないと……冷たいのがいいよね」

愛生海「そーだね! いやぁ、もうすっかり夏ですなぁ〜」

メロディ「ね」

ガチャッ…

りお「……」

メロディ「……あ! 梨桜、こっち来ちゃダメって……」

りお「……あっち、こわぁい」

メロディ「え?」

りお「もうないないしゅる……ひっく……うぇ……」
2017/06/13(火) 23:29:18.54ID:JxJ4SmXj
メロディ「ど、どうしたの……?」

愛生海「怖いって言ってたからなんかあったんでね」

メロディ「……?」

りお「う、っ、うぅっ……」

メロディ「よいしょっ……」ヒョイッ

りお「うぇぇっ、う、う……」

メロディ「泣いたらおめ目痛くなるよ。 泣かないの」ポンポン

りお「う、うぅっ、ひぐっ、う……」

メロディ「もー……彩桜と喧嘩した?」

りお「ひっく、う、んーんー……」フルフル

メロディ「じゃあどうしたの……」

愛生海「とりあえずリビング戻る?」

メロディ「そうしよっか。 スイカも切れたし。 愛生海、持って」

愛生海「ほいほい」

りお「ひっ、く……ひっく……」

メロディ(ほんとになにがあったんだろ……)


ガチャッ

鈴乃「帰んなっつってんだろぉぉぉお!!!!」

花穂「帰らないから離してよ!」

鈴乃「とか言って帰る気満々じゃん!」

花穂「あーもう、うるさい! うるさい!」

鈴乃「帰ったら一生話してやんねー!」

花穂「勝手にしたら!?」

鈴乃「はぁぁあ!?」


メロディ「……」

メロディ(なにやってるの……)
2017/06/13(火) 23:59:08.69ID:xGiLkTpj
愛生海「なにやってんのさ2人とも」

鈴乃「うゎっ!」

メロディ「……」

りお「う、っ……うぅっ……」

さら「あー! りおいたーあ!」

愛生海「見てごらんよこの感じ。 お子様2人巻き込んで……はぁ、情ねー!」

鈴乃「う、うるせー!」

メロディ「あれ……花穂、泣いてるの?」

花穂「!」ビクッ

鈴乃「あ、う……」

メロディ「……鈴乃、泣かせた?」

鈴乃「ちっ、ち、ちが……」

メロディ「……」

鈴乃「違うよ!」

メロディ「最低……」

鈴乃「でぇぇぇ……!?」

花穂「て、てか、泣いてないってば……!」

愛生海「花穂、泣いたの?」

花穂「だから、泣いてないし……」

愛生海「あはは、ちゅーする?」

花穂「そういうのやめて、イライラする……」

鈴乃「……いっつもイライラしてんじゃん」ボソッ

花穂「それはそっちでしょ!」

鈴乃「うぉぁぁ!? 地獄耳!」

花穂「誰にも聞こえるでしょあんなの!」

鈴乃「ほらイライラしてる!」

花穂「イライラさせてんでしょ!」

鈴乃「あぁ!?」

メロディ「……」

愛生海「あーもうめちゃくちゃだよ……」
2017/06/14(水) 00:17:41.97ID:pgGD+Tds
唐突な淫夢語録
2017/06/14(水) 00:27:08.52ID:8QMuY5N+


愛生海「ぷぁー食ったぁ……」

鈴乃「うぷっ……食いすぎた……」


メロディ「ほら彩桜、お野菜も食べて」

さら「いーやっ!」

メロディ「食べなさい」

さら「いやぁぁ!」

メロディ「……食べたらヨーグルト」

さら「ぅっ……」

メロディ「……たーべーたらヨーグルト」グググ

さら「ううぅ……いやぁ……」

りお「……」モグモグ

メロディ「梨桜は早くヨーグルト食べれるなぁ。 彩桜の分も梨桜にあげちゃおうかなぁ」

さら「うわぁぁぁん!」


愛生海「……あっちはあっちでまだまだ大変そうだねぇ」

鈴乃「あはは……」

愛生海「赤ちゃん達は何くってんの?」

鈴乃「低アレルゲンのなんか高いカレーっすよ。 あたしらの昼飯の10倍の値段っすよ」

愛生海「ひぇぇ……」

花穂「……私、帰る」スッ

鈴乃「え、お、か、帰んのかよ」

花穂「……仕事だから」

鈴乃「そ、そっか……うん」

愛生海「……」
2017/06/14(水) 01:15:12.50ID:8QMuY5N+
鈴乃「さっき、い、言ったこと、半分嘘だから……その……」

花穂「……ご馳走様でした」

メロディ「え? 花穂?」

花穂「仕事。 ごめんね、お邪魔しちゃって」

メロディ「ううん。 またきてね」

花穂「……うん」

愛生海「じゃー、私も帰りまーす」

メロディ「気をつけてね」

愛生海「あざす!」

バタン

鈴乃「……」

さら「ごちそさま!」

メロディ「ちょっと、野菜は」

さら「んーー!」

鈴乃「あ、あたしが食べてあげ、」

メロディ「鈴乃はお皿洗いしてて」

鈴乃「……ハイ」

メロディ「さーらー」

さら「いや! いーや! いやぁぁぁ!」

メロディ「食べるまでお席たたせないよ」

さら「やーーーだーー!」

りお「……」モグモグ…

鈴乃(お、梨桜くんはそろそろ食べ終わったかな……)

鈴乃「そろそろさげていーい?」ヒョイ

りお「ぅ……うぁ」

鈴乃「?」

りお「うぇぇん……まだぁぁぁ……」

鈴乃「」

メロディ「ちょっと! 仕事増やさないでよ!」

鈴乃「ゴメンナサイ…」
2017/06/14(水) 01:30:31.11ID:8QMuY5N+


鈴乃「あーたまかーたーひーざーぽん♪」

さら「めーみみぃーはなくちー」

鈴乃「えぇ!? この歌ってそういう続きあんの!?」

さら「しあないのー!?」

鈴乃「し、しらんかった……」

りお「……」ウトウト

メロディ「……梨桜眠い?」

りお「なぃ……」ウトウト

メロディ「……」

りお「だっ、こぉー……」

メロディ「やばい寝る……鈴乃」

鈴乃「んっ?」

メロディ「もう夕方だしお風呂入れちゃお。 昼寝してないから多分今日どっちもすぐ寝ちゃう」

鈴乃「お、まじか」

メロディ「えーと、じゃあ……」

鈴乃「いっ、一緒に入る……?」

メロディ「え……?」

鈴乃「4人で入れたら素敵じゃないかなーって……///」

鈴乃(家族風呂みたいでめっちゃええんでない……!?///)

メロディ「……むり」

鈴乃「えっ」

メロディ「……お風呂は戦争だよ。鈴乃」

鈴乃「せ、戦争……?」

メロディ「鈴乃は今すぐ服を脱いで、お風呂に向かって。 お湯はもういれてるから」

鈴乃「わ、わかった……?」

メロディ「彩桜ー、トイレはー?」

さら「ない!」

メロディ「なくない。 行っといて」

鈴乃(な、なに……?)
346 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/14(水) 01:30:57.17ID:8QMuY5N+
〇鈴乃が子育てする話
続く
2017/06/14(水) 01:59:01.14ID:jgVYW3Xu
なんだろうな
いつの間にかメロディがまともに成長してしまったせいか

鈴乃と花穂が情けない
2017/06/14(水) 02:49:37.03ID:J2qRg08q
番外編になってからすげぇ鈴乃の頼りなさがさらに浮き彫りに
349名無しで叶える物語(もんじゃ)@無断転載は禁止
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2017/06/14(水) 07:13:21.69ID:7OvppKc+
.
2017/06/14(水) 07:26:42.20ID:YKeMw0z8
愛美も大学行くけどサークルと飲み会だけ行って花穂の家に転がり込むクソヒモ野郎みたいなキャラじゃなかったっけ?
351名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/06/14(水) 07:47:48.73ID:IHRxIOqU
352 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/14(水) 11:52:48.90ID:+q51YW5E


鈴乃「梨桜くん痒いところとかない〜?」ワシャワシャ

りお「う……ぁぁぁ! めにはいったぁぁぁ」

鈴乃「えぇぇ!? ごめん!」

さら「ぶくぶくぶくー」

メロディ「あっ、鈴乃! 彩桜がお湯飲んでる! やめさせて!」

鈴乃「ちょぉぉぉ! さっ、彩桜ちゃん!」グイッ

さら「んふふふふー」

りお「うぇぇ……ひっく、おめめいたいぃ……!」

鈴乃「がぁぁぁ、シャワー! シャワー!」

メロディ「鈴乃、梨桜洗い終わったらこっちに渡して。 もうかなり機嫌悪いから上がらせる」

鈴乃「っていってもぉ……」

りお「う、うぅ……ひくっ、う、いたぁぃぃ!」

さら「ひゃくまでかぞえるー!」

鈴乃「あーはいはいちょっとまってね……」

メロディ「梨桜、もういいから。 泡ないから。 こっちきて」グイッ

りお「ひっく……ひ、っく……」

鈴乃「あ、メロディ、ちゃん、服濡れるよ! あたしやるから!」

メロディ「いい。 彩桜、彩桜も早く浸かって上がって」

さら「ひゃくはー?」

メロディ「じゃあ鈴乃と数えといて。 お姉ちゃんは梨桜のお着替え手伝うから」

さら「やら! なんれ、きょういっしょにおふろはれないの!」

メロディ「鈴乃、早く浸からせて。 私がお風呂入る時間なくなる」

鈴乃「は、はいはいー……!」グイッ

さら「あつい!」

鈴乃「ご、ごめぇぇん……」

鈴乃(こりゃ戦争だわ……)

鈴乃(かく言うあたしものぼせてきたし……)クラクラ

さら「ひゃくかぞえるー!」

鈴乃「へ、へい……」
2017/06/14(水) 11:59:27.29ID:+q51YW5E


ガチャッ…

鈴乃「……」フラフラ

メロディ「あ、お疲れ様」

鈴乃「お、おつ……」

鈴乃(た、大変だった……)

鈴乃(死ぬかと……)

メロディ「もう梨桜は寝たから。 彩桜ももうちょっとで寝そう」ポンポン

さら「……」ウトウト

鈴乃「そっかぁ……」

メロディ「ごめんね鈴乃……大変だったでしょ」

鈴乃「いやいや……そっちこそ。 これいっつも1人でやってんでしょ?」

メロディ「まあ……うん」

鈴乃「2人でも手一杯だったのに……どうやってやってんの?」

メロディ「んー……頑張る。 お風呂一緒に入っちゃわないと入るタイミングなくなるから、一緒の入って、」

鈴乃「……」

メロディ「さらりおの身体とか洗って、湯船につけてるうちに自分も身体とか髪洗うって感じかな」

鈴乃「その後は……?」

メロディ「お風呂上がったら着替える暇ないから、私は全裸で、さらりおだけ着替えさせて……」

鈴乃「ひぇぇ……」

メロディ「……頑張る」

鈴乃「そうだったんだ……」

メロディ「でも今日は鈴乃がいてくれて助かったから」

鈴乃「そっか……大変だったでしょ? 今日はもう、あたしがいるんだしさ、2人は見とくね。 ゆっくりお風呂入ってきて?」

メロディ「ありがと……」

鈴乃「……」

メロディ「……鈴乃」

鈴乃「んっ?」

メロディ「子供、ほしくなくなった?」

鈴乃「え?」
2017/06/14(水) 12:06:40.21ID:+q51YW5E
メロディ「……」

鈴乃「な、なんでそうなるの?」

メロディ「だって、大変じゃん。 こうやって」

鈴乃「……」

メロディ「……鈴乃、忙しいし、嫌になったかなって」

鈴乃「……」

メロディ「……思って、」

鈴乃「そんなこと全然思ってないよ」

メロディ「……ほんと?」

鈴乃「うん。 今日なんだかんだ楽しかったし、はは……」

メロディ「……」

鈴乃「それにさ、彩桜ちゃんも梨桜くんも可愛いんだもん。 疲れよりそっちのが勝つよ」

メロディ「……」

鈴乃「メロディちゃんに何でも任せっきりにしちゃってて、悪いなとも思った」

メロディ「……」

鈴乃「あたし、今日みたいに休みの日があったらこうやってまた手伝うから。 ね?」

メロディ「……うん」

鈴乃「はは……役に立てるかは分かんないよ?」

メロディ「嬉しい……」

鈴乃「そっか……よかった」
2017/06/14(水) 12:07:45.62ID:+q51YW5E
メロディ「彩桜達がもうちょっと大きくなったら、少し遠いところに遊びに行きたいね」

鈴乃「いいねいいね。 思い切ってあやお義母さん達もさそって旅行とか行っちゃおうか」

メロディ「……うん!」

鈴乃「楽しみだねー」

メロディ「絶対行こうね……! ちゅっ……」

鈴乃「んっ、……ふふ。 よし、風呂入ってきなよ。 もう遅いし」

メロディ「……うん、行ってくる」

バタン

鈴乃「……はー」

鈴乃(でも今日はあっという間だったなぁ……)

鈴乃(子供、かぁ……)

ガチャッ

メロディ「……鈴乃」

鈴乃「うん? どした?」


メロディ「ごめん……生理きた」

鈴乃「はえ?」
2017/06/14(水) 12:36:36.16ID:gi3/hujG
なんちゅうタイミング…
2017/06/14(水) 15:46:01.01ID:qzW+D8Sm
ほしゆ
358 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/14(水) 17:45:52.67ID:+q51YW5E
メロディ「ごめん……」

鈴乃「えええぇ!? あ、ええ?」

メロディ「……」

鈴乃「きっ、きたんかい!」

メロディ「ほんとに、単純に遅れてるだけだった……」

鈴乃「あ、あ、おう……」

メロディ「ちょっと忙しくて、不規則だったからかな……」

鈴乃「……」

メロディ「なにはともあれ、ごめんね」

鈴乃「……あはは」

鈴乃(……いや、『ごめんね』というか、)

鈴乃(よか、った……)

鈴乃(子供できなかった、んだ……)

メロディ「でも……これを機に気をつけようと思った。 避妊ちゃんとしなきゃね」

鈴乃「そうだね……学生卒業するまではなぁ……」

メロディ「うん……」

鈴乃「つかあたし避妊してるし!」

メロディ「でも鈴乃着けるの下手だもん。 この際言うけどいっつもちょっと怖い」

鈴乃「ごめん……」

メロディ「愛生海が言ってたよ」

鈴乃「……? なんて?」

メロディ「『コンドーム着けるのが下手な奴はなにやっても駄目だってはっきりわかんだね』って」

鈴乃「……」

鈴乃(あいつめ……)
2017/06/14(水) 18:08:20.13ID:CfN4wPe0
メロディ「……でもちょっと残念」

鈴乃「へっ?」

メロディ「鈴乃との赤ちゃん、ほしかったな」

鈴乃「メロディちゃん……」

メロディ「……ちょっとだけ、だけど」

鈴乃「……うん、まあ、まだ赤ちゃんを授かっていい時じゃないって、神様が言ってるんだよ」

メロディ「……」

鈴乃「それにあたし達さ、赤ちゃん出来てないって分かってちょっと安心したでしょ?」

メロディ「……」

鈴乃「多分、その気持ちがちょっぴりでもあるうちは、ダメなんだよ」

メロディ「……」

鈴乃「ね、また」

メロディ「……分かった」

鈴乃「ふふふ」

メロディ「……っ」

鈴乃「もーなに泣きそうになってんの!」

メロディ「ん」

鈴乃「はー、絶対結婚するんだから! 泣かないでよぉ〜」ギュッ

メロディ「うん……する」

鈴乃「……かわいい」

メロディ「……」

鈴乃「……ふふ、ほんとに子供作っちゃおうか」
2017/06/14(水) 18:12:29.56ID:CfN4wPe0
メロディ「え……?」

鈴乃「ちゅ、っ……」

メロディ「ん……あ、でも」

鈴乃「……」

メロディ「……私今、生理だけどね」

鈴乃「だぁぁぁーそうだったぁぁ……」

鈴乃(なんだこれはずい……)

鈴乃「じ、じゃあもうちょっとだけ、キスだけ……」

メロディ「えー」

鈴乃「したいくせにー」

メロディ「したくないもん」

鈴乃「うっそだー。 ねー、キスしよー?」

メロディ「もう……」

鈴乃「えへへ……」


ガチャッ


鈴乃「!」ビクッ

うっちー「……おいチビ助」

鈴乃「あっ、あや、」

鈴乃(お義母さん……!?)

うっちー「さっきから聞いてりゃどういうことだ……?」

鈴乃「そ、それは……えと」

うっちー「しかも彩桜達が横で寝てんのによぉ……あ? どういうことか説明してみろよ」

鈴乃「」

鈴乃(もう絶対しばらく子供とか作れねぇー……)
361 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/06/14(水) 18:13:12.09ID:CfN4wPe0
〇鈴乃が子育てする話
おしまい


〇ジョルノの話
2017/06/14(水) 18:22:14.23ID:2odZEMzG
2017/06/14(水) 19:09:57.74ID:IHRxIOqU
最近ちょくちょく淫夢ネタぶっこむのな
2017/06/14(水) 22:54:07.21ID:jhD0ikkI
情けないところを見せてこそ鈴乃って感じやね…
365 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/06/14(水) 23:43:30.82ID:+q51YW5E
〇ジョルノの話


ジョルノ「おはー……」

はるか「あっ。 おはようございます……」

ジョルノ「ねみー……」

はるか「……って、言っても、もう昼すぎなんですけどね」

ジョルノ「うーん……」

はるか「ご飯食べれます? 自分作ったんですが」

ジョルノ「おー、食う。 なに作ったん?」

はるか「作ったと言っても……簡単に素麺なんですが」

ジョルノ「いいじゃん。 夜ふかし明けはほそんくらいあっさりしたもんじゃねーとなぁー……」

はるか「あー、その気持ちわかります」

ジョルノ「さすが」

はるか「そこの麺つゆとってくださーい」

ジョルノ「あいよ」

はるか「どうもー……」

ジョルノ「……はるかちゃんってさぁ」

はるか「はい?」

ジョルノ「……」

はるか「……?」

ジョルノ「なんでもない。 イイヤツだよな」

はるか「え……いえいえ、そんな、滅相もないですよ」

ジョルノ「なはは。 まー、食うか」

はるか「はーい」

ジョルノ「いただきます」

はるか「いただきまーす」

ジョルノ「……うまい」モグモグ

はるか「ですねー」モグモグ

ジョルノ「あー……そっ、そらまるさぁ、」

はるか「はい?」

ジョルノ「あ、あたしに対して、なんか言ってた?」
2017/06/14(水) 23:56:57.90ID:+q51YW5E
はるか「んー……特に、なんにも」

ジョルノ「……そ、そっか」

はるか「というかまたその質問ですか……そんなに気になるなら、会って話せばいいのに」

ジョルノ「いやぁー……そういうわけにもなぁ」

はるか「なんで駄目なんです? もう母さんとのゴタゴタも終わったはずですし、お互いにしにする必要はないのでは?」

ジョルノ「……そーはいかんだろ」

はるか「そうですか……」

ジョルノ「……うん」

はるか「……なんか、すいません」

ジョルノ「いっ、いや、怒ってるとかじゃないんだけどね……!」

はるか「……? はい」

ジョルノ「……難しいんだよ、いろいろと」

はるか「……つかぬ事を聞くようなんですが、愛乃さんって、」

ジョルノ「お?」

はるか「母さんと別居状態になった後、姉さんを1人で育てたんですよね?」

ジョルノ「い、いきなりなんだよ……ま、まあ、そうかな? なんで?」

はるか「いや……すごいなって」

ジョルノ「そうかー? 普通だろ。 しかも飯とかはあんまり作ってあげられなかったし……はは」

はるか「でも姉さんって育てるのにすごい手がかかりそうじゃないですか」

ジョルノ「あはははは! それはなー、高校入ってからだから。 それまではほーんといい子で、手かからないやつだなーってずっと思ってたんだぞ」

はるか「へー……」

ジョルノ「……ま、やっぱり育児だし、一筋縄ではいかんのよな」

はるか「……」

ジョルノ(……なんか、懐かしいなぁ)
2017/06/15(木) 00:05:34.09ID:l5j2lzAg
ジョルノ来たか…!
368名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/15(木) 01:34:38.78ID:ymr8erBM
ラブラブのみもじょる見てみたいなー
回想シーンとかで
2017/06/15(木) 02:02:52.72ID:uQrQct0M


ジョルノ『……はぁ』

ジョルノ『(すずちゃん、最近余計に帰ってこなくなったな……)』

ジョルノ『(どうしたものか……)』

ガチャッ

ジョルノ『お?』

すずの『あー! 今日マッマいるー!』

ジョルノ『鈴乃〜おかえり〜』

すずの『ただいまぁ』

ジョルノ『学校楽しかったかー?』

すずの『たのしかったー! きょうね、はじめてたいいくした!』

ジョルノ『体育か〜懐かしな〜』

すずの『まえならえとかねー、やったんだよー。 すずのがいちばんじょうずって言われたー』

ジョルノ『すごいじゃん!』

すずの『あとねー、さんすうもした! しゅくだいがてたの!』

ジョルノ『おー。 ちゃんとやらなきゃな』

すずの『マッマおしえてえー!』

ジョルノ『えー、教えられるかなぁ』

すずの『すずののしゅくだい1年生のだよー?』

ジョルノ『どうかなー難しそうだなぁー』

すずの『えー』

ジョルノ『あははは!』

すずの『んふふふー』

ジョルノ『さて、宿題ってどんなだ?』

すずの『このねー、どりる』

ジョルノ『ドリル! なっつかしー』
2017/06/15(木) 02:26:00.64ID:uQrQct0M


すずの『まる、まる、まる……』

ジョルノ『お、丸つけまで自分ですんのか』

すずの『1年生はするの!』

ジョルノ『そっかぁ〜。 偉いなぁ〜』

すずの『まるつけがおわったらじかんわりをかくにんしましょう!』

ジョルノ『おお!』

すずの『れんらくちょうにかいてあるの』

ジョルノ『なるほどなぁ』

すずの『こくご、おりえんてーしょん、さんすう、どうとく……』

ジョルノ『ふむふむ』

すずの『あ、まっまー、れんらくちょうにサインしてー』

ジョルノ『サイン?』

すずの『先生がかいたやつのしたに、サインしてもらわないといけないの!』

ジョルノ『あー、なんかあったなそんなの……えーと……』

ジョルノ『(鈴乃ちゃんは授業中にたくさん手を挙げてくれるからとっても助かります……か、はは、我が娘ながらちょっと誇らしいな……)』

ジョルノ『南條……っと。 鈴乃ー、授業中にたくさん挙手してんだってー?』

すずの『すずのぜんぶにてあげてるー!』

ジョルノ『すっげー! 天才かー?』

すずの『すずのてんさいー!?』

ジョルノ『天才だわぁ……ん? なんだこの挟んである手紙は』

すずの『もらったの。 となりのくらすのおんなのこから』

ジョルノ『……んー? マッマ読んでいいのか?』

すずの『いいよー!』

ジョルノ『(これ、は……)』

ジョルノ『(……いわゆる、ラブレターという、やつでは)』
2017/06/15(木) 02:37:51.86ID:uQrQct0M
ジョルノ『おまえ……これよんだのか?』

すずの『よんだよー』

ジョルノ『鈴乃はこの子のこと好きなの?』

すずの『ううんー。 すずのすきじゃないよ。 きょうはじめてあったもん……』

ジョルノ『それならちゃんとごめんなさいしたか?』

すずの『してない!』

ジョルノ『ダメだろーおまえ』

すずの『だってすずのそのこすきじゃない!』

ジョルノ『好きじゃなかったらごめんなさいしなきゃー』

すずの『めんどくさーい』

ジョルノ『こら、鈴乃』

すずの『やだぁ。 すずのやだ!』

ジョルノ『面倒臭いかもしれないけどさ、この子は鈴乃のこと好きーって言ってくれてるんだぞ?』

すずの『……』

ジョルノ『だったらお返事しなきゃ失礼だよな?』

すずの『やだぁ……』

ジョルノ『……はぁ、鈴乃』

すずの『……』

ジョルノ『自分がそれされたら嫌じゃん?』

すずの『すずのおてがみかかないもん……』

ジョルノ『そうじゃなくて、鈴乃がもしすきなひとにさ、すきーって言って、無視されたらどう思う?』

すずの『……』

ジョルノ『……』

すずの『……さみしい』

ジョルノ『な?』

すずの『うん……』
2017/06/15(木) 02:47:01.65ID:uQrQct0M
ジョルノ『ならお返事してあげないとな?』

すずの『わかったぁ……でもはずかしいし……すずのはこくはくしてないもん……』

ジョルノ『このお手紙書いたこの方はもっと恥ずかしかっただろうし、真剣に鈴乃のこと考えてくれてるよ』

すずの『うん……』

ジョルノ『鈴乃はまだ人を好きになるとかさ、ピンとこないかもしれないけど、それって人生においてすごい大事なことだから』

すずの『……』

ジョルノ『大事なことだからこそ、ちゃんと付き合っていかなきゃいけないことなんだよ。 自分が好きじゃない子にだって、等しくそうなんだから』

すずの『……』

ジョルノ『人の気持ちを考えて行動しないと、あとから痛い目みるのは自分だよ、鈴乃』

すずの『わかんないもん……』

ジョルノ『マッマもなー、こんなクドクド言いたくないけど、鈴乃に将来、幸せになってほしいから言ってる』

すずの『すずの、しあわせになれる?』

ジョルノ『うん。 だからマッマと約束して? 人の気持ちを考えて行動する、って。 今日みたいに人の気持ち無視しちゃうのは駄目。 いい?』

すずの『……わかった!』

ジョルノ『よっしゃっ』

すずの『マッマぁ、マッマはすきなひといるの?』

ジョルノ『あっ、あたし?』

すずの『うん!』

ジョルノ『あたし、はー……鈴乃が1番好きかなぁ』

すずの『えー! マッマはすずのがすきってことはちゅーしたいとかってことー!?』

ジョルノ『思ってるぞ〜』

すずの『えっちー!』

ジョルノ『あははは』
373 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/15(木) 02:47:32.45ID:uQrQct0M
〇ジョルノの話
続く
2017/06/15(木) 09:00:19.57ID:f7I6LHyD
なにこの微笑ましい空間
2017/06/15(木) 14:52:59.29ID:3+hrq/O9
ここが楽園か
2017/06/15(木) 14:56:11.14ID:f7I6LHyD
微笑ましすぎて笑う通り越して泣けてくるわ
377 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/15(木) 22:49:44.06ID:Ipc+RGPx


ガチャッ…

ジョルノ『ごめーん……鈴乃……今帰ったぁ……』

ジョルノ『(今はすずちゃんを頼るわけにはいかなくなったからなるべく早く帰るようにしてたのに……)』

ジョルノ『(どうしても仕事終わらなかった……)』

ジョルノ『はーぁ……』

ジョルノ『……鈴乃ー? いないのー?』

シーン…

ジョルノ『鈴乃……?』

ジョルノ『(いない……?)』

ジョルノ『(やっべぇ……)』

ジョルノ『鈴乃……鈴乃? どこ? まじどこ……!?』

ジョルノ『すずっ……!』

すずの『……』

ジョルノ『……の?』

すずの『……』スースー

ジョルノ『はぁぁぁ……』

ジョルノ『(焦ったぁ……)』

ジョルノ『(つかなんでこいつはリビングで寝てんだ……!)』

ジョルノ『鈴乃……起きて』

すずの『……んー、』

ジョルノ『……すーずーの』

すずの『まっまぁ……?』

ジョルノ『ごめん起こして……それから、遅くなってごめんな』

すずの『……おなかすいたぁ』

ジョルノ『夜ご飯食べてないの?』

すずの『うん……』

ジョルノ『お風呂は?』

すずの『まだぁ……』

ジョルノ『……』
2017/06/15(木) 23:09:08.26ID:kxaVdQQE
すずの『ごめんなさい……』

ジョルノ『いやいいけど……明日学校だろ?』

すずの『……』

ジョルノ『こんな時間まで何もしてなかったら、明日起きれないじゃん』

すずの『……』

ジョルノ『はぁ……せめてお風呂だけでも……』

すずの『……うっ、う、ひっく』

ジョルノ『っ』ギョッ

すずの『ひく、っ……う、っ……だってぇ、マッマかえってこないんだもん……』

ジョルノ『鈴乃……でもさ、マッマ、』

すずの『ぐすっ、マッマいないとなんにもできないもん! ごはんもたべたくない!』

ジョルノ『……鈴乃、だけどな、』

すずの『マッマさいきんかえるのおそいんだもん……!』

ジョルノ『……』

すずの『うっ、ひっく、マッマはすずのがきらいだからおうちにかえってこないの……?』

ジョルノ『……! ちが……!』

すずの『なんですずのにはマッマしかいないの! みんなおとうさんとかいるもん!』

ジョルノ『それ、は……』

すずの『ひっく、マッマがこうやってかえってこないからすずのにはだれもいないの!? マッマがきらわれたの!?』

ジョルノ『鈴乃、いい加減に……』

すずの『すずのも、マッマのこときらいだもん……!』

ジョルノ『……っ!』

バシッ!

すずの『いっ……!』

ジョルノ『あ……』
2017/06/15(木) 23:24:10.96ID:Ipc+RGPx
すずの『うっ……っ、うぁぁぁぁん……!』

ジョルノ『鈴乃、っ……ごめん、ごめん……!』

すずの『いたぁぃぃ!』

ジョルノ『ごめん……っ、ごめん、ほんとに……!』

すずの『ひっく、う、う、うぁぁぁん!』

ジョルノ『ご、ごめん……! 冷やすもの……』

すずの『うぇぇん……うぅ、うっ、ひっく……!』

ジョルノ『鈴乃……』

すずの『う、ぁぁぁん……うっ、うぐっ、う、うっ……!』

ジョルノ『もう、泣き止んでくれよ……』

すずの『う、っ、ひっく、う、うわぁぁん……!』

ジョルノ『あたし、だって……こんな、さ、』

すずの『ひっ、く……う、っ、ぐすっ……』

ジョルノ『こんな、ことになるなんて、さ……ほんとに、おもって、なくて……』

すずの『ま、っま……っ、ひっく……』

ジョルノ『……っ、う、ぅっ』

すずの『ま……』

ジョルノ『う、っ……っ、っく……ぐす、っ……』

すずの『……まっま、ぁ』

ジョルノ『ごめん……ぐす、八つ当たりして……っ、鈴乃は、悪くないんだよ……ごめんな、ごめん……』

すずの『ひっく、う、うっ、マッマ、なかないで……』

ジョルノ『マッマ失格だよな、こんなの……ごめん、ごめん……鈴乃、痛かったろ……ごめん……』

すずの『すず、の、いたくないよ……っう、うっ、ぐすっ、まっまぁ……泣かないでぇ……』

ジョルノ『ごめ、んっ……ぐ、す……』

ジョルノ『(っ、あー……もう……)』

ジョルノ『(情けないなぁ……情けない……)』

ジョルノ『(すずちゃん、助けてくれよ……)』
2017/06/16(金) 00:00:49.57ID:xflFJ/Sx


ジョルノ『……』

シカコ『なーるほど』

ジョルノ『もう母親やってける気がしねぇよ……』

シカコ『何言ってるん……よしのんは頑張ってるよ』

ジョルノ『そうかなぁ……』

シカコ『そうやって。 自信もち?』

ジョルノ『……』

シカコ『……なんでぶっちゃったん』

ジョルノ『なん、か……分からんけど……』

シカコ『……』

ジョルノ『……叩いた後は、まじで死にたかった。 鈴乃の泣き声がまだまだ耳についてる感じだよ』

シカコ『そっ、か……』

ジョルノ『……今は、あたしが帰りが遅くなる日は、なるべくのことはやってから出かけるようにはしてるんだよ』

シカコ『うん……』

ジョルノ『ご飯用意したり、パジャマ用意したり……』

シカコ『……』

ジョルノ『……だけど、やっぱり心配で、出来ることなら早く帰ってやりたいんだ、けど、仕事柄、それも無理で』

シカコ『鈴乃ちゃんは、今どうなん?』

ジョルノ『あの1件以来、家帰ったらもう、ご飯も食べて、お風呂も入って、ベッドで寝てるよ……』

シカコ『ええ子やん』

ジョルノ『……』

シカコ『……』

ジョルノ『母としての威厳が……』

シカコ『せやなぁ……』
2017/06/16(金) 00:19:10.47ID:mcJLI51X
ジョルノ『もう、辛い……やめたい……』

シカコ『よしのん……』

ジョルノ『……ってのは、嘘、だけど、』

シカコ『……』

ジョルノ『もうわりと、きつい……』

シカコ『……うん』

ジョルノ『うん、って言ってるけど、お前もりっぴに同じことしてんだからな?』

シカコ『あっ、あたしは、みもりんみたいに、うっ、』

ジョルノ『……? なんだよ』

シカコ『い、いや……なんでも。 みもりんって、最近も全然帰ってへんの?』

ジョルノ『たまに、夜、来てくれるよ』

シカコ『……でも、すぐにどっか行くんやろ?』

ジョルノ『まあ、な……でも、来てくれるだけでも、いいんだ……』

シカコ『鈴乃ちゃんに挨拶とかもなしやろ?』

ジョルノ『……そうだけど』

シカコ『よしのんは優しすぎるよ〜。 もっとさぁ、ガツンと言わな』

ジョルノ『……』

シカコ『なんで言えんの……』

ジョルノ『分からん……けど、なんか……なんでだろうなぁ……』

シカコ『はぁっ……鈴乃ちゃんの面倒見きれんなら、みもりんの手を借りるのもありちゃうの。 あたしが言うのもなんだけどさ』

ジョルノ『……』

シカコ『鈴乃ちゃんが心配なら尚更な〜』

ジョルノ『……ほんっと、お前にだけは言われたくねぇ!』

シカコ『そーいうなって!』

ジョルノ『言うわ!』

シカコ『あ、はは……』

ジョルノ『笑ってごまかすなぁぁぁっ!』
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2017/06/16(金) 00:31:51.11ID:B6mi1kES
見てる
2017/06/16(金) 00:36:02.30ID:xflFJ/Sx


ガチャッ

ジョルノ『(きたか……)』

みもりん『こ、こんばんは……愛乃さん』

ジョルノ『……すずちゃん』

みもりん『その、最近あんまり来れてなくて、すいません……』

ジョルノ『……い、いや、いいんだ。 すずちゃん忙しいもんな〜』

ジョルノ『……』

ジョルノ『(……はっ!)』

ジョルノ『(って違うだろあたしぃぃぃ……!)』

ジョルノ『(ガツンと言わなきゃ……)』

ジョルノ『あ、あー、その、すずちゃん……』

みもりん『……? なんですか?』

ジョルノ『っ、あー……え、っ、と……』

みもりん『……お腹すいてませんか?』

ジョルノ『え?』

みもりん『愛乃さん、さっき仕事終わったって言ってましたもんね! あたしがご飯作ります!』キラキラ

ジョルノ『っ……』

ジョルノ『(……分かった、あたし、)』

ジョルノ『(すずちゃんに基本的に甘いんだ……)』

ジョルノ『(つ、つか……すずちゃんが可愛すぎるから……ダメなんだ……くそぉ……)』

ジョルノ『(この顔で迫られたらなんも言えねぇよ……)』

みもりん『キッチンかりますね……!』

ジョルノ『……すず、ちゃん』

みもりん『はい?』

ジョルノ『あ、りがとう……嬉しい……』

みもりん『……はいっ』

ジョルノ『……』

ジョルノ『(ああああー……くっそぉ……)』
2017/06/16(金) 00:55:18.93ID:xflFJ/Sx


ジョルノ「つー感じでなぁ。 ダメダメだったんだよ、あたし」

はるか「……それは、どっちかというと、駄目なのは母さんじゃないですかね」

ジョルノ「すずちゃんだけのせいじゃないんだよ……うん、あたしが、いつまでもこんなのだったから」

はるか「愛乃さんはいっぱいいっぱいになっちゃっただけなんですよね?」

ジョルノ「……」

はるか「だって、そんなにダメダメって言うけど、ほんとにダメダメなら、姉さんのことなんかこんなに心配してなかったはずです」

ジョルノ「……」

はるか「それに、愛乃さんも姉さんも母さんも、みんなみんな不器用なんです。 家族みんな、似てるんですから、そうやって衝突しちゃうのはあたりまえなんじゃないですか?」

ジョルノ「……はは」

はるか「……」

ジョルノ「はるかちゃんが言うと、妙に説得力あるなぁ……」

はるか「え、そ、そうでしょうか……」

ジョルノ「うん。 ありがとな」

はるか「いえ……自分、愛乃さんのこと好きなので、そう言ってくださると嬉しいです」

ジョルノ「……そっ、か。 つ、つか、おばさんにそういう言葉を使うなよ。 勿体ない……」
2017/06/16(金) 01:05:09.80ID:xflFJ/Sx
はるか「……顔が赤いですよ。 おねーさん」

ジョルノ「うるせー……」

はるか「……」

ジョルノ「……」

はるか「……手貸してください」ギュッ

ジョルノ「……」

はるか「今まで、よく頑張りましたね」

ジョルノ「……ありがとう」

はるか「愛乃さん……手すべすべですね」

ジョルノ「……こら、これ以上は許さんぞ」

はるか「……なんでですか」

ジョルノ「なんで、って……」

はるか「愛乃さんは“この前”のこと、なかったつもりにする気ですか」

ジョルノ「……そっ、れは、」

はるか「ぼくはそんなの嫌だ」

ジョルノ「……でも、間違ってるよ。 はるかちゃん」

はるか「……」

ジョルノ「……さーて! そろそろ皿片付けますか。 このままにしとくと後がだるいからなー」

はるか「……そうですね」

ジョルノ「……」

ジョルノ(よ、し……大丈夫、言えた……)

ジョルノ(あたしはつくづく、すずちゃんの血に弱いんだなぁ……)

ジョルノ(……今度は、間違えないように、しなきゃ)
386 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/16(金) 01:05:56.31ID:xflFJ/Sx
〇ジョルノの話
おしまい


〇はるかと花穂の弟の話
2017/06/16(金) 01:37:40.00ID:Rslynq2R
過去のが読めなくなってる……
2017/06/16(金) 02:15:04.18ID:FFnsc0oL
ほんとなんでこんなダメになっちゃったの鈴乃
最初から読んでるのに理解が難しい
2017/06/16(金) 02:40:03.36ID:6gDO+vk1
あらためてみもの血やべぇな…
みもの血が流れると魅力も遺伝するとは…
まぁ このみも相手だと反発しにくいのはわかる気がする
2017/06/16(金) 06:27:21.47ID:nPI8boug
ジョルはるもなんかあったのか...
2017/06/16(金) 09:00:44.35ID:/G1kWQAH
もしかしてジョルはるヤったんじゃ…
392名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/16(金) 11:35:39.73ID:yGj4g3ae
この前のこと…
あっ…(察し)
2017/06/16(金) 11:38:17.68ID:aClm6wbu
まともな登場人物とか1人もいないから今更何が起きても驚かん
2017/06/16(金) 16:56:07.73ID:2K2Rjugp
妹が母親の愛人とかってグレる通り越して死ねるわ
2017/06/16(金) 18:52:46.78ID:MItdGWyg
自分の想い人が自分の母親と乱交よりは…

どっちもダメか
396名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/06/17(土) 01:49:46.56ID:+XqXjNFI
はるかとジョルノは何をしたんだ?
何しててももう驚かないけどさ
2017/06/17(土) 14:30:00.78ID:K+loNq2K
事後
2017/06/17(土) 22:41:20.71ID:xPAML7y4
鈴乃がそらまるとしっぽりすれば全て解決ですね
399 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/18(日) 01:34:49.69ID:D+1DKCpI
〇はるかと花穂の弟の話


「つぁぁぁー……疲れたぁー」

「最近2週間に1回くらいのペースでテストあるくね」

「ほんとそれな」

「あープール入りてぇ……」

「最近テストのせいで水泳もないよなぁー」

「そういやさ、田中の胸めっちゃでかくね?」

「ぎゃははは! それはわかる」

「あとでかいやつとかいるっけ?」

「なー、優里聞いてんの?」

優里「……」

「優里?」

優里「……2組の方がお尻の形がいい」

「なんだそれ! そんなとこまで見てねぇよ!」

「めっちゃむっつりだよなお前〜」

「それなのにお前は女子に話しかけてもらえていいよな〜」

「あははは」

「……あ、じゃあここで帰るわ。 またなー」

「おーす。 また明日」

「俺もここだわ。じゃあな」

優里「うん」

優里「……」

優里(……暑い)

優里(家帰ってもどうせ暑いしな……)

優里(……あ、マ〇ク)

優里(マ〇クだ……マッ〇シェイク飲みたい……)

優里(今日母さんも遅いし寄り道しよう……)
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2017/06/18(日) 01:40:38.75ID:6TunOJJb
きたー!
2017/06/18(日) 01:45:25.50ID:D+1DKCpI
ウィーン


ガヤガヤ…


優里(混んでる……)

優里(テスト期間だからかな……)

優里(そういえばここ、すごく可愛い店員さんが……)


「……いらっしゃいま……あれ」


優里(……いるっ、て)


はるか「……優里くん、ですか?」

優里「……徳井……さん、」

はるか「……」

優里「……」

はるか「すごく、久しぶりですね……!」

優里「……で、すね」

はるか「し、身長すごく高くなってる……! 自分と同じくらいですか?」

優里「……そうですね」

はるか「というか……」

優里「……」

はるか「花穂先輩そっ、っくり……! 花穂先輩かと思いました……!」

優里「……」

優里(……すごく可愛い店員さん、って)

優里(徳井さんだったんだ……)

優里(なるほど……)
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2017/06/18(日) 01:53:13.75ID:s/3RwDxK
こんな時間に乙
2017/06/18(日) 02:03:49.83ID:D+1DKCpI


はるか「よいしょっと……お待たせしました」

優里「……今日はもうバイト終わったんですか?」

はるか「あ、違いますよ。 ぼく今休憩なんです。 今日のシフトが14時から夜なので」

優里「そうなんですか……」

はるか「それでもって昼ごはん今日食べ損ねちゃって……」モグモグ

優里「……」

はるか「あ、優里くんの分も買ってきました。 食べれますか?」

優里「いいんですか……!」

はるか「どうぞー。 たんと食べてください」

優里「ありがとうございます……」モグモグ

はるか「ふふふ……」

優里「……」モグモグ

はるか「大きくなりましたよねー」

優里「そうですかね……」

はるか「うんうん。 大きくなりましたよ。 今いくつです?」

優里「……中3になりました」

はるか「中3かぁ。 早いですね」

優里「徳井さんは何年生なんですか?」

はるか「何年生……じゃ、ないんですよね、実は。 進学してないので」

優里「そうだったんですね」

はるか「あはは。 どうも学校は好きになれないんですよね。 今はマッ〇でバイト中なんですよ〜」

優里「そうなんですね」

優里(進学してなかったのか……)

優里(……それはそれで、マ〇クの制服姿が見れたからグーだ。 そそる……)

はるか「……優里くんって淡々としてますよね」

優里「そうですか?」

はるか「あはは、花穂先輩そっくり」

優里「お姉ちゃんに……まあ、よく言われます」
2017/06/18(日) 02:21:39.80ID:D+1DKCpI
はるか「自分が言ってるのはそういうことじゃないんですけどねー」

優里「……? どういうことですか」

はるか「……ふふ。 あ、スプ〇トゥーン2買います? あと任〇堂スイッチも」

優里「スイッチだけは……お姉ちゃんがもう買ってくれました」

はるか「えー、いいですね!」

優里「スプラ〇ゥーン2も早くほしいです」

はるか「ねー。発売日が待ち遠しいですもんね 」

優里「お姉ちゃん、また買ってくれないかな……」

はるか「あはは、買ってくれますよ。 花穂先輩優しいですもん」

優里「……」

優里(……楽しそうだなぁ)

優里「……徳井さんはお姉ちゃんのことが好きなんですか?」

はるか「……え?」

優里「さっきから、お姉ちゃんのこと話す時は楽しそうだから」

はるか「……うーん」

優里「……」

はるか「優里くんは鋭いですね」

優里「……そうですか?」

はるか「好き……というか、今は、花穂先輩のこと、純粋にいい先輩だって思ってますよ」

優里「……」

はるか「花穂先輩は、他の人にはない魅力を持ってる。 優しくて、厳しくて、しっかりしてる。 花穂先輩と出会えてよかった、って、心から思ってます」

優里(……“今は”か)

優里(……安心した)
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2017/06/18(日) 02:51:57.90ID:JpQV5cPv
こんな時間におつやで
2017/06/18(日) 03:04:59.57ID:GHlGyNO8


ガチャッ

りっぴー「ただいまぁ」

優里「……お帰りなさい。 今日ユリカさんは?」

りっぴー「んー? シカちゃんはまだ今日はお仕事だよーん」

優里「そっか……」

優里(……もう、ユリカさんがいる生活にも慣れたな)

りっぴー「そういえば花穂ちゃん今日家に来た?」

優里「え?」

りっぴー「なんか取りに来るって言ってたけど……」

優里「そうだったんだ。 今日僕帰り遅くなったから……」

りっぴー「えー、なに、彼女?」

優里「……」

りっぴー「それとも彼氏?」

優里「……ちがうよ。 ちょっと寄り道したんだ」

りっぴー「ふーん」

優里「……徳井さんに会った」

りっぴー「はるかちゃん?」

優里「……うん」

りっぴー「へーえ。 花穂ちゃんの元カノね」

優里「元、カノ……うん」

りっぴー「え、元だよね?」

優里「……知らないよ」

りっぴー「もうさー、ゆーちゃんがはるかちゃんと付き合えばいいのに」

優里「……え?」

りっぴー「似合いそう。 お似合いだよー。 あはは、付き合っちゃえば?」

優里(徳井、さんと……)

優里「……いいかもね」

りっぴー「でしょー?」

優里(……ほんとに、付き合えればの話だけど)
2017/06/18(日) 03:15:46.45ID:D+1DKCpI


はるか「あ、また来てくれたんですねー」

優里「……こん、にちは」

はるか「今ちょっとゴミ箱の片付けしてて……よいしょっ」

優里「手伝いましょうか」

はるか「あ、ああ。 いいですよ。 自分の仕事なので」

優里「でも、すごい量ですし」

はるか「こんなの日常茶飯事です。 すぐいっぱいになるんですよ」

優里「へぇ……」

はるか「もうちょっとこまめに捨てるべきなんでしょうけどね……忙しい時はどうしても……あはは」

優里「……」

優里(……徳井さんが、昔、家に来てた時……夜遅く、とか、学校から帰ってきたあと、とか、)

優里(お姉ちゃんと、何をやってたのか、よく知ってる……)

優里(今も続いてるなら、諦めようと思った……)

優里(……でも、)グッ

はるか「……? 優里くん?」

優里「……はい?」

はるか「どうしたんです? ボーッとして……」

優里「あ……その、いえ、なんでも」

はるか「疲れてるんじゃないですか? ……っ、うわぁっ」グラッ

優里「あ」ガシッ

はるか「!」

優里「……あ、すいません」

はるか「……っ、こっちこそ、す、すいません。 わー、ちょっとゴミ袋重すぎた……」

優里「……気をつけて、ください」

はるか「……はいっ。 じゃあ仕事戻りますね〜。 ごゆっくり〜」

タッタッタッ…

優里「……」

優里(腕、すごい細かった……)

優里(……やっぱり好きだ、徳井さんのことが)
2017/06/18(日) 03:24:07.02ID:D+1DKCpI


優里「……あ、お疲れ様です」

はるか「……優里くん! ほんとに待ってたんですか!」

優里「……終わるまで待ってるって言ってたじゃないですか」

はるか「あはは……そうでしたね」

優里「……」

はるか「やー、最近優里くんがたくさん来てくれて嬉しいです」

優里「……好きでやってることなので」

はるか「ふふ、そういう所も花穂先輩そっくりです」

優里「……」

はるか「……」

優里「……あの」

はるか「はい、なんですか」

優里「僕は……その」

はるか「はい」

優里「……お姉ちゃん、みたいな感じなんでしょうか」

はるか「……え?」

優里「……徳井さんの中で」

はるか「優里くんがー……花穂先輩みたいな感じってこと?」

優里「……」

はるか「……うーん、見た目と中身はそっくりですよね」

優里「……見た目と中身がそっくりだったら、もうそれはお姉ちゃんなんじゃないですか」

はるか「それは違いますよ」

優里「……」

はるか「限りなく近ければ近いほど、ふとした拍子に遠く見えちゃうものなんですよ」

優里「……? よく分かりません」

はるか「あはは。 ですよね」
2017/06/18(日) 03:30:22.74ID:D+1DKCpI
優里「……徳井さんはお姉ちゃんが好きだったんですよね」

はるか「……今も好きですよ」

優里「でも、今は、違う……」

はるか「……」

優里「……僕、」

はるか「……」

優里「徳井さんのことが好きです……」

はるか「……」

優里「お姉ちゃんと、まだ、付き合ってるなら諦めようと、思いました」

はるか「……」

優里「……だけど、」

はるか「……優里くん」

優里「……は、い?」

はるか「自分も、優里くんのこと好きですよ」

優里「……」

はるか「……でも! ほら、やっぱり優里くんは弟に見えないっていうか!」

優里「そういう風に見えるなら、そう見えないように努力します……」

はるか「……うん」

優里「……」

はるか「……」

優里「……」

はるか「……だけど、やっぱりごめんなさい」

優里「……」

はるか「優里くんとは、どうしてもお付き合いできないです」

優里「え……?」

はるか「だって……」

優里「……」

はるか「……だって、優里くんは、花穂先輩の弟だから」
2017/06/18(日) 03:37:27.34ID:D+1DKCpI
優里「そんな……どうしようも、ないこと、」

はるか「……うん、どうしようもないことなんです」

優里「……」

はるか「どうしようもないこと、って自分すごく嫌いで」

優里「……」

はるか「今まで、何度どうしようもないことがあったか、数え切れないです。 自分自身のこと、周りのこと、それから、恋愛のこととか」

優里「……」

はるか「……もうヤケになって、自分と好きな人以外全員しねばいいのにって、思ってたこともあったんです」

優里「……」

はるか「……でも、どうしようもないことって、どうしようもないんですよね。 やっぱり」

優里「……」

はるか「優里くん的には、納得がいかないかもしれないですし、大好きな人からの告白を断る理由にこんな言葉は使いたくないんです、けど……」

優里「……」

はるか「……ごめんなさい。 優里くんが、花穂先輩の弟である限りは、ぼくは付き合えません」

優里「……」

はるか「……」

優里「……分かりました」

はるか「……はい」

優里「……お姉ちゃんの、下の子なのが、ダメですか。 それとも、弟っていう性別がダメですか」

はるか「あはは……どっちも、ですかね」

優里「……それは、どうしようもないですね」

はるか「すい、ません……」

優里「……いえ」
2017/06/18(日) 03:45:31.42ID:D+1DKCpI
2017/06/18(日) 03:46:33.80ID:D+1DKCpI
優里(……振られた)

優里(どうしようも、ないか……)

優里(そんな事言われても、どうしようも、ない……)

優里(でも仕方ないことだ、し……)

優里「今日は、すいませんでした。 徳井さん」

はるか「自分の方こそです……あ! またマ〇ク、来てくださいね!」

優里「……はい」

優里(……もう当分、いけないな)

はるか「あ……それから、また今度、ス〇ラトゥーンのタッグマッチしませんか?」

優里「したいです……」

はるか「じゃあ……ス〇ッチ買ったら、また報告します」

優里「……待ってます」

はるか「はいっ」

優里「その……帰ります」

はるか「……はい」

優里「……また」

はるか「……」

優里「……」

はるか「……優里くん!」

優里「……はい?」


はるか「……次会った時は、ぼく身長抜かれてるかもしれないですね!」


優里「……は、い」

はるか「あはは……じゃあ、またね」

優里「……はい」

優里(次……)

優里(……次は、ない)
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2017/06/18(日) 03:47:58.89ID:D+1DKCpI
〇はるかと花穂の弟の話
おしまい


誕生日ネタ書きたいけど時期が早いから
なんか読みたいネタとかないすかね
書きなす
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2017/06/18(日) 03:49:02.67ID:YLwh5HBl
うん いいばんそうこう
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2017/06/18(日) 03:49:27.30ID:YLwh5HBl
えーでもいたかったよ すりきずでいたいって ばいきんすごいよ
2017/06/18(日) 08:11:22.28ID:dpDPFwXJ
ジョルノとはるかに何があったのか書けるなら書いてほしい
あとは○○の幼少期の話は大体和むからそれも読みたいな
2017/06/18(日) 09:45:01.29ID:8/J98jVb
優里悲しいな…

ジョルはるの話は気になるな
平和な鈴メロの絡みも見たい
2017/06/18(日) 09:54:40.20ID:JqokZiJd
かほとメロディのテスト話
2017/06/18(日) 10:50:35.48ID:go4FhORE
愛花のデートの話希望!
2017/06/18(日) 11:22:30.29ID:npGhjNvi
はるジョル(事前・事後後も)
りぴシカ(家に入ることが決まったあたり)
鈴メロ(日常ほのぼの)
楠田家

鈴花だけはNG、誰も良い思いをしない
2017/06/18(日) 11:59:11.74ID:gyhXelKt
鈴乃が芸能活動を始めた頃の親世代の反応
2017/06/18(日) 13:42:45.52ID:JqokZiJd
シカちゃんが声優やめてマネジャー業になった話
2017/06/18(日) 16:02:59.94ID:i2k9C4Y7
ここはうちぱい子作りやろ
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2017/06/18(日) 20:57:52.91ID:JpQV5cPv
昔未遂で終わった鈴愛がヤるところを書いて欲しい
愛生海が○れるほうで
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2017/06/18(日) 21:11:01.46ID:bn5BlrKi
なんじょーさんとみもりんのいちゃいちゃしてた頃とか見たい
426名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止
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2017/06/18(日) 21:58:23.60ID:37Ce5zLd
はるじょるを...
2017/06/18(日) 22:39:51.41ID:H/3T5mPD
もし良ければ番外編の結末のみもじょる花火のやつ見たいな
本編ならじょるはるに何があったかみたい
2017/06/18(日) 22:48:18.06ID:DohkQjxF
花穂と金髪はどこまで堕ちたのか
429 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/06/19(月) 00:32:22.13ID:Ze0wzkj9
〇ジョルノとはるかの話


「死ねよビッチ」

はるか「……」

「男に媚びばっかり売ってんじゃねーよ」

はるか「……うるさいブス」

「っ……!」

「うわなにあいつ性格わるー……」

はるか「……」スッ

はるか「……」スタスタ

はるか(……何が、ビッチだよ)

はるか(お前らと一緒にすんな、ブス、ブス……)


ジョルノ「……はるかちゃん」

はるか「あ」

ジョルノ「今帰り? バイトおわったの?」

はるか「……はい」

ジョルノ「あたしも今帰ってる途中でさ……よし、なら一緒に帰るか!」

はるか「わーい、帰ります」

ジョルノ「今日も疲れたなー」

はるか「ですねー……」

ジョルノ「……あー、さっきの、友達?」

はるか「……いいえ、前に一緒のバイト先だった方です」

ジョルノ「あの子達となんかあったの?」

はるか「……自分が、あの人の彼氏に色目使ってたって」

ジョルノ「……」

はるか「……勘違いもいい加減にしてほしいです」
2017/06/19(月) 00:45:34.69ID:Ze0wzkj9
ジョルノ「そっ、かー……」

はるか「……」

ジョルノ「……大変だったなぁ」

はるか「……」

ジョルノ「……大丈夫?」

はるか「……慣れました」

ジョルノ「慣れる……?」

はるか「……いつもそうなんです。 でもいいんです。 自分が可愛いからだって、分かってます」

ジョルノ「……」

はるか「最初は、どうしてっていろいろモヤモヤ悩んだり、部屋で1人でメソメソしてたんですけど」

ジョルノ「……」

はるか「……なんだか、そういうのに腹が立ってきちゃって。 それなら開き直った方がいいなって、思って」

ジョルノ「なーるほどなぁ……」

はるか「……」

ジョルノ「……でもまぁさ、言い返すのもほどほどにしとけよっ」

はるか「……なんです、言い返す自分が悪いって言いたいんですか」

ジョルノ「その逆。 はるかちゃんは悪くないのに悪い奴になっちゃうじゃん? って意味。 癪だからさ、そういうの」

はるか「……」

ジョルノ「まーだから、理不尽なこともあるだろうけど、ちょっとは心に留めといてよ。 ね?」

はるか「……わかり、ました」

ジョルノ「おー、偉いえらい!」

はるか「……」

ジョルノ「いやーでも可愛いのって大変なんだなー。 あたしには程遠いわ〜」

はるか「えー、愛乃さんも可愛いですよ」

ジョルノ「ムカつくからそういうのやめろよぉ」

はるか「なんでですかっ」
2017/06/19(月) 01:36:46.61ID:Ze0wzkj9



ジョルノ「ごちそうさまでしたっ」

はるか「はーい」

ジョルノ「片付け終ったら昨日のDVDの続き観ようぜっ」

はるか「あ、観ます観ます!」

ジョルノ「よーし、ならちゃっちゃとやっちゃうか〜」

はるか「ですね〜」

はるか(……愛乃さんと暮らすのに慣れすぎてる自分が怖い)

はるか(でも楽しいし、愛乃さんといるの心地いいし……)

はるか(……落ち着く)

はるか(お互い、境遇は違うけど、愛してほしくって)

はるか(……でも、結果的には、愛されなかった)

はるか(似てるんだろうなぁ……)

はるか(目的が一緒だったからかな)

はるか(……でも、今の自分達の願いは、)

はるか(自分の好きな人が、大切な人が、幸せに、暮らしてくれることだけ……)


ジョルノ「……よし、はるかちゃんこっち座れよ」

はるか「……はい」

ジョルノ「さー、観るぞ。 昨日はボブが魚人に吸い込まれたところだったよな……」

はるか「……愛乃さん」

ジョルノ「ん?」

はるか「……今日も手繋いでいいですか」

ジョルノ「……うん」


はるか(……だった、はずなのに)
2017/06/19(月) 02:24:33.73ID:Ze0wzkj9
<バナナー!


ジョルノ「あははははは!」

はるか「……」

ジョルノ「はー……あ、はるかちゃん、ちょっと」

はるか「? なんです」

ジョルノ「トイレ行っていい?」

はるか「ああ、そういう……もちろんです」

ジョルノ「……じゃあちょっと、」

はるか「……」

ジョルノ「……ど、した?」

はるか「……」

ジョルノ「……」

はるか「……ちゅっ」

ジョルノ「ん……っ……」

はるか「……」.

ジョルノ「……」.

はるか「……」

ジョルノ「……だっ、えっ、と」

はるか「……はい」

ジョルノ「とっ、トイレ……! い、いってく、る……!」

はるか「あ……は、はい」

ジョルノ「じっ、じゃあ……」スタスタ

バタン

はるか「……」

はるか「……はーぁ」

はるか(やっ、ちゃった……)
2017/06/19(月) 02:38:43.67ID:Ze0wzkj9
〜〜

はるか「愛乃さん……手すべすべですね」

ジョルノ「……こら、これ以上は許さんぞ」

はるか「……なんでですか」

ジョルノ「なんで、って……」

はるか「愛乃さんは“この前”のこと、なかったつもりにする気ですか」

ジョルノ「……そっ、れは、」

はるか「ぼくはそんなの嫌だ」

ジョルノ「……でも、間違ってるよ。 はるかちゃん」

〜〜


ジョルノ(……これ以上、ねぇ)

ジョルノ(はは、何言ってんだか……キスさせた時点で、馬鹿だろ……)

ジョルノ「……はるかちゃん、DVD観るか」

はるか「……はい」

ジョルノ「……」

はるか「……」

ジョルノ(手、繋ぎたい、って言ってこない……)

はるか「……愛乃さん」

ジョルノ「……ん?」

はるか「自分は、選択を間違っているんでしょうか」

ジョルノ「……」

はるか「……よく、母さんに、いい子だから、待っててね、いい子にしててね、って言われて、家に1人、取り残されて」

ジョルノ「……」

はるか「その間、自分は、待ってたんです。 いい子にして、母さんの帰りを待ってたんです」

ジョルノ「……」

はるか「……愛乃さんに会いに行ってたんですよね」

ジョルノ「……ごめん」

はるか「愛乃さんは悪くないじゃないですか」

ジョルノ「……」
2017/06/19(月) 02:49:49.42ID:Ze0wzkj9
はるか「自分は、でも小さい頃、母さんがどこに行ってるか知らなくて」

ジョルノ「……」

はるか「……母さんはすごく、いい人だって、ちゃんと、分かってます。 というより、最近いい人だって、ちょっとずつ分かってきたんです」

ジョルノ「……」

はるか「そんな、母さんが、自分を置いてまで会いに行ってたのが愛乃さんで」

ジョルノ「……」

はるか「恋って怖いな、って思うんです。 母さんの気持ちが、理解出来なかった。 それなのに、」

ジョルノ「……」

はるか「……今ぼくも、愛乃さんが、好きなん、です」

ジョルノ「……」

はるか「……ごめんなさい。 ぼく、ダメですよね、ダメですよね、ごめんなさい……」

ジョルノ「そ、んな、こと……はるかちゃんは、ダメなんかじゃ、ないだろ……!」

はるか「……はい。 だから、今、母さんの気持ちが理解出来た気がしました」

ジョルノ「……」

はるか「……っ、ち、ゅっ」

ジョルノ「……っ」

はるか「ちゅ、ん……っ、ん、ちゅっ、ぅ……」

ジョルノ「ん、っ……」

はるか「……いいですか」

ジョルノ「……」

ジョルノ(……こんなの、間違ってるなんて言えないじゃん)

ジョルノ「……うん」

ジョルノ(……あーもう、なんだっていいや)
435 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/06/19(月) 02:50:10.94ID:Ze0wzkj9
〇ジョルノとはるかの話
続く
2017/06/19(月) 06:15:05.29ID:fRGNS9HM
このなんだっていいやの精神は娘にも受け継がれてしまったんやな
437名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/19(月) 12:16:45.03ID:HKHjnolj
もう驚かない(多分)
2017/06/19(月) 12:37:23.88ID:NslyWPGP
久しぶりに来たんだけど前スレ見れない…(ToT)
専ブラなら見れる?
2017/06/19(月) 12:43:17.64ID:5bdvGw93
おいなんなんだよ もうどうだっていいや
※引用
2017/06/19(月) 17:43:05.30ID:FyvlJ6fp
生えてる♂同士か、いいぞもっとやれ
441名無しで叶える物語(四国地方)@無断転載は禁止
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2017/06/19(月) 18:31:22.95ID:3gKmdF9K
生えてるのってみもじゃなかったっけ?
2017/06/19(月) 19:24:09.42ID:hRl4+g9w
それはあっちの世界の話
443 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/19(月) 19:35:24.58ID:1D6WjctF
はるか「っ、よっ、いしょ……」グッ

ジョルノ「……」

はるか「ん、っ……んっ……」グイグイ

ジョルノ「……はは」

ジョルノ(服脱がそうとしてんのか……)

はるか「もう、ち、ちょっと……」グイグイ

ジョルノ「……もういいよ、はるかちゃん」

はるか「え、えと……」

ジョルノ「はは……あたしが自分で脱ぐから」

はるか「き、緊張してしまって……」

ジョルノ「……うん」

ジョルノ(緊張……なんか、あんまりしないな)

ジョルノ(ドキドキはするけどさ……)

ジョルノ「……」

はるか「え、え、えーと……」

ジョルノ「下着もあたしが外すの?」

はるか「あっ、いや……え、と……///」ジーッ

ジョルノ(めっちゃ見てる……)

ジョルノ(ぷっ……必死か)

はるか「な、なんですか、あからさまにニヤニヤして」

ジョルノ「えー……」

はるか「……ん、ちゅ」

ジョルノ「っ……っふ、はは」

はるか「ちょっと、笑わないで下さいよ」

ジョルノ「いや、だって……ふふ、くすぐってぇ」

はるか「笑わないでくださいよー……ちゅ、っ、ちゅっ……」

ジョルノ「ふ、ふふ、あははは……」

はるか「もー……」

ジョルノ「はは……ごめん」
2017/06/19(月) 19:48:46.33ID:1D6WjctF
はるか「……ぼくにもキスして、ください」

ジョルノ「えー……うん……」グイッ

ジョルノ(めちゃくちゃだなぁ……)

ジョルノ(……こんなに、若い子と、いいのかよ)

ジョルノ(……若い子、っつーか)

ジョルノ(なんつーか……)

ジョルノ(元嫁の、子だし……)

ジョルノ「……ん、ちゅ、っん……ちゅ」

はるか「ふ、っ……よ、しの、さん」

ジョルノ「……なに?」

はるか「……ぼく、可愛くない?」

ジョルノ「……」

はるか「……」

ジョルノ「か、かわいいよ……」

はるか「……よかった」

ジョルノ(自分が嫌になる……)

ジョルノ(……でももう、ここまで、来たんだから)

ジョルノ(……いい)

はるか「っ、はっ……はっ、っ……ちゅ、っ、ん……」

ジョルノ「……ん、んんっ、は、っ……っう、」

はるか「……は、ぁ、はぁっ」

ジョルノ「……」

はるか「っ、は、っはぁ……う、っ、ひっく、うっ……」

ジョルノ「……は、はるかちゃん?」

はるか「よ、愛乃さん……ぼく、愛乃さんの、こと、うっ、ぐすっ……す、すきだけど……だいすき、ですけど……」

ジョルノ「……」

はるか「ぐす、緊張以上に、こ、わくて……これから、先のことが、こわくて……ひっく……」

ジョルノ「……うん」

はるか「ひ、っく、ぐす……っ、でき、ないです……」
2017/06/19(月) 19:55:56.47ID:1D6WjctF
ジョルノ「……そう、だよなぁ」

はるか「っ、ひく、っ……っ、ごめ、ごめんなさ、い……」

ジョルノ「……できないよなぁ」

ジョルノ(……そうだよ)

ジョルノ(できるわけ、ないじゃん……)

ジョルノ「……さすがに、おばさんとするのは萎えるだろうよ。 はは」

はるか「っ……ちがう……っぐす、ちがう……」

ジョルノ「……」

はるか「ぼく、愛乃さんのことが、ぐすっ、好き、なんです……うっ、ひっく……す、すき……」

ジョルノ「……」

はるか「好きです……ぼくの、そばに、ずっと、いてほしいです……」

ジョルノ「……あはは、それくらいは、するけど、さ」

はるか「う、っ、ひっ、く……ぐす……」

ジョルノ「……これでいいんだよ。 はるかちゃん」

はるか「っ、え……?」

ジョルノ「しなくて、よかった」

はるか「……」

ジョルノ「周りを傷つける恋愛なんて、間違ってる」

はるか「……ぐす、」

ジョルノ「……よく分かってた、事だろ」

はるか「っ、う、っう、うぅ……」

ジョルノ「その代わり、あたしは、はるかちゃんの幸せをずっと願ってるよ」

はるか「うっ、ぐすっ、ひっ、く……」

ジョルノ「……ありがとね、はるかちゃん」
2017/06/19(月) 20:07:23.49ID:1D6WjctF


みもりん「えぇー! 愛乃さんまだいないの!?」

はるか「だーかーら、今は自分しか家にいないって言ったじゃないですか」

みもりん「言ってたっけ……」

はるか「……母さん、最近そろそろ物忘れやばいですよ。 ボケが来てるんじゃ、」

みもりん「えー! ちょっとちょっとやめてよ!」

はるか「あはは。 冗談でーす」

みもりん「もー……でも楽しみだなぁ。 南條さんと昼ごはん食べるなんて久しぶり〜」

はるか「……今日実は、そらさんも呼んだんです。 この家に」

みもりん「そ、そらも……!? えっ、えっ……!?」

はるか「……はぁっ、修羅場不可避とか思ったんでしょ? 大丈夫ですから」

みもりん「う、うん……」

はるか「好き同士なんだから、仲直りしなきゃ、もったいないです……」

みもりん「……そう、だよね」

はるか「……それから、」

みもりん「ん?」

はるか「母さんの好きだった人は、ぼくにとっても好きな人になったんですよ」

みもりん「は、ハル……お前……」

はるか「……」

みもりん「よ……愛乃さんと打ち解けたんだね!」

はるか「……」

みもりん「よかったー!」

はるか「ふふっ……」

みもりん「え、な、なに……?」

はるか「……そうですねぇ」

みもりん「……? それはそうと……何作ってるの?」

はるか「炒飯です」

みもりん「あー、やっぱり! いいにおーい!」
2017/06/19(月) 20:11:53.17ID:1D6WjctF
ガチャッ


「ただいまー」


みもりん「あ、愛乃さん帰ってきた!」

はるか「……そうみたいですね」

みもりん「久しぶりに会う……はぁ、ドキドキ」

はるか「あはは、楽しそうでいいですね」

みもりん「もー! なんだよその上から目線!」

はるか「べっつにー……」

みもりん「自分は愛乃さんと週2で会えるからってー! ずるいぞー!」

はるか「ちゃんとしてれば母さんは週7で愛乃さんに会えてたのに……」

みもりん「り、リアルなのやめてよ……」

はるか「ふふふ」

みもりん「あ、あたしだって……ぇ……」

はるか「……あたしだって、なんでしょう」

みもりん「もー! もういい! あたしはお出迎えに行ってくる!」

はるか「はいはい、勝手にしてくださいよ……」

みもりん「……ハル?」

はるか「……? はい」

みもりん「愛乃さんと、なんか、あった……?」

はるか「……」

みもりん「……なんか、そんな気がして」

はるか「うーん……」

みもりん「……?」

はるか「いえ、別に……」



はるか「……なにも、なかったですよ」
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2017/06/19(月) 20:12:56.89ID:1D6WjctF
〇ジョルノとはるかの話
おしまい


〇メロディちゃんの誕生日を1人で盛大に祝おうとしたけど何もかもうまくいかなくて死にたくなる鈴乃の話
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2017/06/19(月) 21:33:48.23ID:letp57kL
次も楽しそうだなw

ああ よりみもりんとジョルノのお話が見たくなった
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2017/06/19(月) 22:13:06.78ID:3gKmdF9K
まだ続き出るのか
ありがとう
2017/06/19(月) 23:20:56.05ID:h3K0FTbi
鈴乃の状況は可哀想だけど自分の言動で打ち消してる
2017/06/20(火) 00:31:23.40ID:KWS7nVLJ
これはこれでよかったのかもしれんが
最後までやってたら鈴乃がはるかの姉であり娘になってた可能性かw
2017/06/20(火) 01:54:28.69ID:a9YN1p7a
みもジョルそらの会合どうなったんやろ…
きっと何はともあれ結局成功で終わったのか…?
2017/06/20(火) 07:25:09.69ID:32+o+Wk7
鈴乃「妹が義母子相姦もののエロ本を隠し持ってた……」
2017/06/20(火) 07:55:12.52ID:nWk8y1/i
はるじょるの話読めてよかったわ
次の話の鈴乃どうなってまうんや…
2017/06/20(火) 13:26:18.45ID:4CdrObhT
はるかちゃんは弟なので問題ない
2017/06/20(火) 14:48:18.26ID:cADu8Lr9
次優里がはるかと会ったら
男だったんですか?→ち、違…→くそ…好きだったのに…パコパコ→や、やめ…アッー!♡なりそう
2017/06/20(火) 16:47:03.28ID:TvusIx6s
そういえば少々濁してはあったがはるかは性別男性だったか
2017/06/20(火) 23:35:34.33ID:m+qTMREf
今更性別とかもうどうでもいいや…
460 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 07:54:42.54ID:TGdura39
〇メロディちゃんの誕生日を1人で盛大に祝おうとしたけど何もかもうまくいかなくて死にたくなる鈴乃の話


鈴乃「……6月、12日」

鈴乃(……よしっ)

鈴乃(ついにこの日がやってきたっ……!)

鈴乃(メロディちゃんの誕生日……!)

鈴乃(最近お仕事頑張ってたお陰で貯金もなかなかだし……!)

鈴乃(盛大に祝うぞ……!)

鈴乃(……ただ、忙しすぎてプランとかは全く練れなかったんだけど)

鈴乃(だ、大丈夫……メロディちゃんにやりたい事聞いて全部叶えてあげれば……)

鈴乃(プランなぞ必要なし!)


ガチャッ…


鈴乃「!」

鈴乃(メロディちゃんきたっ!)

鈴乃(まず第一声はお誕生日おめでとう、だ!)

鈴乃(よーし……)

鈴乃「め、メロディ、ちゃ、おたんじょ、!」

メロディ「あ、鈴乃、今日私誕生日」

鈴乃「あっ……」

メロディ「?」

鈴乃「……うん、そうだね」

メロディ「……?」

鈴乃(まさか先に言われるとか……)

鈴乃(想定外……)
2017/06/21(水) 08:02:40.16ID:TGdura39
鈴乃(はっ……そうじゃない!)

鈴乃(ちゃんと言わなきゃ……!)

鈴乃「お、おめでとう!」

メロディ「あ、ありがと」

鈴乃「な、何歳になったのかな!?」

メロディ「20歳」

鈴乃「わーおめでとー……」

メロディ「え、私が何歳になるか知らなかったの……?」

鈴乃「えぇ!? 違う違う! これは、振りっていうか……」

メロディ「……?」

鈴乃「というか同い年だから知ってるよ!」

メロディ「あ、そっか。 えへへ」

鈴乃(かわいい!)

鈴乃「あ、あー……えっと、」

メロディ「?」

鈴乃「今日……は、メロディちゃんの誕生日だから」

メロディ「うん」

鈴乃「好きなものなんでも買ってあげる!」

メロディ「おぉ……」

鈴乃「それから、どこでも好きなところ連れて行ってあげる!」

メロディ「おー……!」

鈴乃「さぁなにがほしい!? どこにいきたい!?」

メロディ「ううーん……」

鈴乃「……」ワクワク

メロディ「……んー、でもね、鈴乃」

鈴乃「な、なに?」

メロディ「今日は……実家に帰らないと」

鈴乃「えっ」

メロディ「誕生日は、お家で祝ってもらうって決めてるから」
2017/06/21(水) 08:12:05.28ID:TGdura39
鈴乃(かわいい……)

鈴乃(……じゃねぇっ!)

鈴乃「ええぇ!?」

メロディ「言ってなかったっけ……」

鈴乃(そういえばそんなこと言ってたような……)

メロディ「でも、鈴乃がそう言うならあやちゃんに電話……」

鈴乃「だぁぁぁぁ! いい! いい!」

メロディ「え」

鈴乃(それはいろいろな意味で駄目だろ……!)

鈴乃「それなら……うん、行ってきなよ」

メロディ「でも……」

鈴乃「あはは。 いいって。 家族団らんを邪魔するわけにはいかないし……楽しんできなって」

メロディ「うん……」

鈴乃(それにあたし、メロディちゃんのプレゼントすらまだ買ってないしな……)

鈴乃(メロディちゃんが実家行ってる間に買っとけるし……はは……これはこれで)

メロディ「……あ、分かった」

鈴乃「ん?」

メロディ「じゃあ鈴乃も行けばいいんだ」

鈴乃「え……いやいやいや! いいよ! 悪いし!」

メロディ「鈴乃は私の恋人だもん。 悪くないよ」

鈴乃「メロディちゃん……いっ、いやでもさ! あやお義母さんが聞いたらなんて言うかっ……!」

メロディ「絵梨子に電話して、絵梨子にあやちゃんに言ってもらえば大丈夫」

鈴乃「……」

鈴乃(……メロディちゃん、賢くなったナァ)

メロディ「あ、もしもし絵梨子?」
2017/06/21(水) 08:31:44.64ID:TGdura39


ガチャッ

メロディ「ただいま」

Pile「あー! おかえり!」

鈴乃「ど、どうも……」

Pile「鈴乃ちゃんも来てくれて嬉しいよー!」

鈴乃「ほんとによかったんすか……?」

Pile「いいも悪いもないって! メロディちゃんと結婚してくれるんでしょ? 問題なし」

鈴乃「ありがとうございます……」

Pile「というか鈴乃ちゃん最近すごいじゃーん。 ドラマ見たよ! かわいかったっ」

鈴乃「あはは……」

メロディ「あやちゃんは?」

Pile「買い物に行ってる〜。 彩桜ちゃん達はまだ寝てるよ」

メロディ「そっか」

Pile「うーん、でもメロディちゃん20歳かぁ。メロディちゃんが生まれたのがつい昨日のようだよ……ぐすん……」

メロディ「それはよく分からないけど……」

鈴乃(まあメロディちゃんつい最近まで赤ちゃんみたいだったからな……)

Pile「……あっ、あとね! ビッグニュース!」

メロディ「?」

Pile「ふふふ……今日はね、ある人に来てもらってるんだー」

メロディ「ある人……?」

Pile「おーい、すーちゃーん」

メロディ「!」

鈴乃(……すーちゃん、って……誰だっ、け?)

みもりん「んー、なに……あっ! 2人とも! こんにちは〜」

メロディ「く、黒川さん……!///」

鈴乃「あああああ!」

みもりん「」ビクッ

鈴乃(なんでいるんだよっ……!)
464 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 08:32:20.08ID:TGdura39
〇メロディちゃんの誕生日を1人で盛大に祝おうとしたけど何もかもうまくいかなくて死にたくなる鈴乃の話
続く
465名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 08:59:36.46ID:u8m2qMNJ
ここで終わり!?
466名無しで叶える物語(SB-iPhone)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 10:32:39.16ID:ZHfuAH8/
ホモセはよ
2017/06/21(水) 10:59:59.98ID:r6zQOcmJ
俺としてはほんとに優はるホモセなりそうで少し期待してる
468 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 19:50:04.96ID:TGdura39
みもりん「いやー、邪魔だとは思ったんだけど絵梨子がどうしてもって言うから……」

メロディ「そ、そんな、邪魔じゃないです!」

みもりん「ほんとー? ならよかっ、」

鈴乃「そうだよ邪魔だよ! 帰れ! あと絵梨子お義母さんのこと絵梨子とか軽々しく言ってんじゃねぇよ!」

メロディ「……っ!」ゲシッ

鈴乃「うっ」

みもりん「」ビクッ

Pile「」ビクッ

メロディ「鈴乃が言ったことは気にしないでください。 私、すっごく嬉しいです……」

みもりん「そ、そっかぁ……」

鈴乃「っ……っ……」

鈴乃(いっっってぇぇぇ……!)

鈴乃(絶対潰れた……!)

メロディ「黒川さんって、さ、最近、どうですか……?」

みもりん「どうってー?」

メロディ「げ、元気でしたか? あっ、し、新作のCD買いました……か、かっこよかったし、かわいかったです……///」

みもりん「ありがとー。 あはは」

メロディ「あっ、あ、あの、彩桜と梨桜見ました? すっごく可愛くて……!///」

みもりん「えー、会いたい会いたい」

鈴乃「……」ポツーン

Pile「……ご、ごめんね、鈴乃ちゃん」

鈴乃「……ほんとに」

鈴乃(なんなんだよ……)
2017/06/21(水) 20:14:50.88ID:TGdura39
鈴乃「つか、な、なんで母さん呼んだんすか!」

Pile「んー……今日はメロディちゃんの誕生日でしょ?」

鈴乃「はい……」

Pile「だからかな?」

鈴乃「はい!?」

Pile「え?」

鈴乃「意味分かんねぇっすよ!」

Pile「え。だってメロディちゃんってさ、すーちゃん好きだし……」

鈴乃「……」

Pile「だから」

鈴乃「んん!?」

Pile「え?」

鈴乃「いやだから、意味分かんねぇっすよ!」

Pile「誕生日って好きな人と過ごすものじゃない?」

鈴乃「ああそういう……」

Pile「やっと分かってくれたか」

鈴乃「いや、でもメロディちゃんの好きな人は、あ、あたしだし……」

Pile「分かってるけど……すーちゃんのことも好きじゃん?」

鈴乃「でも……でも……」

Pile「……?」

鈴乃(どうせなら独り占めしたいじゃん……)

鈴乃(まあ、なんにしろお呼ばれしてよかった……あたしがいないところで母さんといちゃいちゃされるとかほんとありえないし……)


みもりん「いやーメロディちゃんも20か。 あたしも歳とったな〜」

メロディ「す、素敵なので問題ないです……///」


鈴乃「……」

鈴乃(ありえ、ないし……)
2017/06/21(水) 20:40:28.77ID:TGdura39
ガチャッ

うっちー「ただいまぁ」

Pile「あ、おかえりー」

鈴乃「どもっす」

うっちー「……チッ」

鈴乃(舌打ち……)

Pile「あ、すーちゃんもきてるよ」

うっちー「あ、もう来たんだ。 意外と早かったね」

鈴乃「!?」

鈴乃(あたしの時は舌打ちしたのに!?)

鈴乃「あ、あやお義母さん……あやお義母さんは、あたしとお母さんどっちが好きなんすか……!?」

うっちー「は?」

鈴乃「どっ、どっ、どっちが、すっ、好きなんすか……!?」

うっちー「はぁ?」

鈴乃「あ、あ、あた、あっ、あたし、あたしですよね……!?」

うっちー「どっちも別に……これと言っては……」

鈴乃「あたしの方が好きですよね!?」

うっちー「ああもう暑苦しい! それならみもちゃんでいいよ!」

鈴乃「」
2017/06/21(水) 20:46:11.58ID:TGdura39
鈴乃(くそぉ……現代っ子らしくTwitterに愚痴ってやる……)ポチポチ


すずの。 @s_zu326 ‬
メロディちゃんの家なう
お母さんがきていらいらしてる(・8・)!

〇〇〇 @〇〇〇163
返信: @s_zu326
鈴乃ちゃん大丈夫〜(>_<)?

〇〇。☆△ @〇25_〇〇〇〇
返信: @s_zu326
なにかあったのー?

△☆〇♡ @94〇〇〇
返信: @s_zu326
どうしたの? 相談乗るよ!(*^^*)



鈴乃(ふぅ……ちょっと気持ちが落ち着いた)

鈴乃(やっぱりちょっとしたことで心配してもらえるTwi〇terは最the高……)

ピロン♪

鈴乃(ん……?)


ハル⊂(^ω^)⊃ ‪@__Haruka__GMR ‬
返信: @s_zu326
進撃の巨人2期みました?w

ハル⊂(^ω^)⊃ ‪@__Haruka__ GMR ‬
返信: @ s_zu326
あっ 返信先間違えました


鈴乃「……」イラッ
2017/06/21(水) 21:00:29.23ID:TGdura39
すずの。 @s_zu326
返信:@__Haruka__GMR ‬
わざとだろおいこら

ハル⊂(^ω^)⊃ ‪@__Haruka__GMR ‬
返信:@s_zu326
ほんとに間違いなのでリプ蹴ってくれても
構いませんけど…⊂(´・へ・`)⊃

すずの。 @s_zu326
返信:@__Haruka__GMR
空気読めやコラ

ハル⊂(^ω^)⊃ ‪@__Haruka__GMR ‬
返信:@s_zu326
ねりうめペロペロ(⊃^ω^)⊃
練り梅おいしい(⊃^ω^)⊃
1袋たべきってしまったw

すずの。 @s_zu326
返信:@__Haruka__GMR
あ?

ハル⊂(^ω^)⊃ ‪@__Haruka__GMR ‬
返信:@s_zu326
すいません。 また間違えました
今度こそリプ蹴ってくださーい⊂(^ω^;)⊃


鈴乃「……」イライラ


すずの。 @s_zu326
返信:@__Haruka__GMR
突然だけどさ、あたしとお母さんどっちが好きよ

ハル⊂(^ω^)⊃ ‪@__Haruka__GMR ‬
返信:@s_zu326
どっちも興味ないです


鈴乃「がぁぁぁぁっ!」

うっちー「うるさい。 帰らすぞ」

鈴乃「はい……」
2017/06/21(水) 21:09:20.67ID:KHHsj0z1
Twitterの鈴はるのやりとりほんとすこ
2017/06/21(水) 21:12:17.99ID:TGdura39


うっちー「はい、お誕生日おめでとうー!」

メロディ「ケーキ……!」

Pile「よかったねー。 こんなに大きいの」

メロディ「うん……!」

みもりん「おいしそうだね!」

メロディ「はい!」

鈴乃「……」ムスッ

メロディ「……?」

鈴乃「……オイシソウダネー」

メロディ「鈴乃……どうしたの?」

鈴乃「別にー……」

メロディ「……ケーキ食べたくないの?」

鈴乃「そうじゃないし……」

うっちー「……チビ助。 あのさ、人の誕生日なんだからそういう態度やめてよ」

鈴乃「だって……」チラッ

みもりん「……?」

鈴乃「……お母さんが」

うっちー「親がいたってはっちゃけてもいいでしょ。 そういうの恥ずかしいタイプなの?」

鈴乃「ちがっ、ちがいますよ! そうじゃなくてっ……! メロディちゃんが……!」

メロディ「……私が?」

鈴乃「めろ、メロディちゃんが……お母さんにばっかり……くっつくし……」

鈴乃(ほんと改めて口に出すとどういう状況だよクソッ……)

メロディ「だって鈴乃にはいつでもくっつけるし」

鈴乃「そういうことじゃなくて!」
2017/06/21(水) 21:22:32.88ID:TGdura39
メロディ「じゃあなに?」

鈴乃「……再確認だけどさ、メロディちゃんはあたしが好きなんだよね?」

メロディ「うん、好き」

鈴乃「お母さんと比べても、好き?」

メロディ「うー……ん、好き」

鈴乃(考えた……!)

鈴乃「ほ、ほんとにあたしが好きなのかよ!」

メロディ「好きだってば。 うるさいなぁ」

鈴乃「」

鈴乃(うるさいなぁ……!?)

鈴乃「とか言ってお母さんのが好きなんでしょ!?」

メロディ「……ううん、鈴乃が1番好きだよ」

鈴乃「……」

メロディ「黒川さんといるとドキドキするけど、鈴乃といたらそういうのがないから楽だし」

鈴乃「ほぁー!?」

Pile「あーうん、そういうの大事」

鈴乃「はい!?」

Pile「結婚する上で大事なのはドキドキじゃなくて安心感だから。 ねっ」

うっちー「それはあるね」

鈴乃(でもぉ……こんなのぉ……)

みもりん「……えーと、とりあえず、ケーキ食べよ!」

鈴乃「お母さんが仕切んなよっ!」

みもりん「ご、ごめ……」

メロディ「鈴乃、乱暴な口聞くのやめて」

鈴乃「はい……」
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2017/06/21(水) 21:25:42.15ID:LolMOHS4
そもそもはるかにツイッターやる友達がいるのかって話ですよ
2017/06/21(水) 21:36:47.66ID:TGdura39


メロディ「おいしかったー……」

みもりん「メロディちゃん食べたねー! 半ホールくらい食べたんじゃない?」

メロディ「本当なら全部いけます」

みもりん「すごーい!」

Pile「さて……ケーキが食べ終わったら、メロディちゃん……」

メロディ「?」

Pile「じゃじゃーん! お酒!」

メロディ「おおぉ……そっか。 私もう飲めるんだ」

Pile「そうです! めっちゃ高いの買ったから飲んでみようよー!」

うっちー「えー、いいなー私も飲みたい」

みもりん「あたしもあたしも!」

Pile「もっちろん! あ、えーと……鈴乃ちゃんは、無理だね。 彩桜ちゃん達とそっちで遊んどく?」

みもりん「ぷっ」

鈴乃「殺すぞ!!!!」

メロディ「鈴乃、よくない」

鈴乃「……ハイ」

Pile「よし……じゃあカンパーイ!」

うっちー「かんぱーい」

みもりん「わーい」

鈴乃「……」

メロディ「……」ゴクゴク

Pile「え、わ、わ、そ、そんないっきに……!」

うっちー「まあ私の子だし大丈夫じゃん?」

みもりん「えぇ……」

メロディ「……はー」

Pile「味はどう?」

メロディ「うーん……おいしくは、ないかも」
2017/06/21(水) 21:46:49.34ID:TGdura39
うっちー「えー、そんな。 おいしいよ?」

メロディ「うーん……」ゴクゴク

鈴乃「あわわ……もうちょっとゆっくり……」

メロディ「……分からない。 ジュースがにがくなった感じ?」

Pile「まあー……最初だしね」

うっちー「それはあるね」

みもりん「……てか、顔めっちゃ赤いけど平気?」

メロディ「……え?」

Pile「ほ、ほんとだ……真っ赤だ。 ちょ、ちょっと、やっぱり飲みすぎなんじゃ……」

メロディ「そんなことないよ。 絵梨子。 うふふ」

うっちー「……」

鈴乃「……メロディちゃん?」

みもりん「……あはは、完全に酔ってるなぁ」

Pile「まああれだけ飲めばねー……」

鈴乃「ジュースみたいにガブガブ飲んでましたもんね……」

メロディ「うー……なんか、くらくらふる……///」

みもりん「ち、ちょっと、大丈夫……?」

メロディ「大丈夫です……黒川さんが、いるから……///」

みもりん「意味わかんないぞー。 あはは」

鈴乃「チッ……まーたイチャイチャかよっ」

メロディ「……///」ジーッ

みもりん「んっ?」

メロディ「……ちゅ///」

みもりん「んっ!?」

鈴乃「だああああぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」

みもりん「ち、ち、ちょっと……メロディちゃん……!?///」

メロディ「えへへー……奪っちゃった///」

みもりん「ええぇ……!?///」

Pile「あはははは!」

鈴乃「」
479 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 21:52:31.43ID:TGdura39
〇メロディちゃんの誕生日を1人で盛大に祝おうとしたけど何もかもうまくいかなくて死にたくなる鈴乃の話
続く
2017/06/21(水) 22:09:46.68ID:hC5KQF0Q
鈴乃が南條と一緒にオンラインゲームにハマる話。
481名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 22:28:00.46ID:tefNbwMj
この家族すき
482名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/06/21(水) 22:51:14.61ID:EeY/DDUT
いい加減メロディから謝罪があってもいいと思う
2017/06/21(水) 23:56:24.36ID:rGfeM18p
鈴乃…不憫だ
2017/06/22(木) 00:02:57.03ID:9IJyfaHm
だがこういう立ち位置こそ鈴乃らしい
2017/06/22(木) 00:14:51.65ID:Yd1Av8qL
母に嫁を盗られ
もう一方の母は腹違いの妹に盗られそうになる
報われる日は来るのか
2017/06/22(木) 00:47:15.89ID:so62x3FT
さすがにかわいそうである
2017/06/22(木) 01:28:21.59ID:AW/vCURT
妹に母ジョルノを寝とられ、母みもに嫁をとられ、さらに背後(嫁の親)から援護射撃…
弱い人間なら精神崩壊、自殺モノである
2017/06/22(木) 02:48:15.35ID:W8jhYm2h
かわいそすぎて胃が痛い
はるのぐーもる可愛い
2017/06/22(木) 07:52:43.21ID:tSuwJiIT
鈴乃は不憫可愛い
490名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
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2017/06/22(木) 08:49:07.58ID:XdWfWf51
>>487
その前に別れるだろ普通
2017/06/22(木) 09:04:25.07ID:OnwW+Ycw
>>490
ここの登場人物に普通(常識)が通用するかい
492 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/23(金) 01:26:32.56ID:IPVFQVRL
うっちー「こらメロディ。 やりすぎ」

メロディ「だって黒川さん好きなんだもん……///」

うっちー「流石に口はやめなさい。 口は」

Pile「ほっぺだとしてもダメだよぉ〜」

鈴乃「」

みもりん「……い、いや、ほんとにね、心臓にね、悪いからね、うん///」

うっちー「みもちゃん顔真っ赤〜」

Pile「まあこんな若い子にキッスされたらね」

みもりん「いやいやいや……びっくりするわぁ……」

鈴乃「」

さら「ままぁ、てーきたねるー」

うっちー「取ってあげるからちょっとまって。 ぐちゃってしないで」

さら「いちごはぁー?」

Pile「あるよぉ」

鈴乃「」

みもりん「あ、梨桜くんも食べたいんじゃない?」

うっちー「てか梨桜おしっこしてない? なんかにおうけど」

Pile「えー! ちょっとちょっと、オムツ変えなきゃ」

メロディ「ねー、ちょっとお酒飲んでいい?」

うっちー「もうやめなさい!」

鈴乃「」



鈴乃「」
493名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/06/23(金) 01:48:12.47ID:/iS9PGKF
鈴乃......w
2017/06/23(金) 02:01:10.93ID:IPVFQVRL
メロディ「鈴乃もちょっと飲む?」

鈴乃「」

うっちー「こら、ダメだってば」

メロディ「えー、でも……すずのぉー?」

鈴乃「……」

メロディ「……鈴乃?」

鈴乃「……よかったね」

メロディ「え?」

鈴乃「……大好きな、黒川さんと、キスが出来て、よかったね」

メロディ「え……?」

みもりん「鈴乃ちゃ、」

鈴乃「っ……!」ドスドスドス

うっちー「チビ助! どこいくの!」

バタン!

うっちー「はぁ……あいつは子供すぎ」

みもりん「で、でもあたしも悪かったから」

Pile「いやいやすーちゃまは……元と言えば、すーちゃん呼んじゃった私が……」

うっちー「あーもう、責任の擦り付け合いしている暇はないでしょ」

みもりん「でも……」

メロディ「……」スッ

うっちー「……ど、どこ行くの?」

メロディ「……懲らしめに」スタスタ

みもりん「こ、こらしめ……?」

Pile「い、いってらっしゃーい……」

バタン

りお「……?」

うっちー「あー……ともあれ梨桜のオムツ! 変えなきゃ!」

Pile「そうだったぁぁぁ……! 梨桜くん、おいでー」

りお「うー……」

みもりん(大丈夫かなぁ……)
2017/06/23(金) 02:36:33.88ID:IPVFQVRL


ガチャッ

鈴乃「……」

メロディ「す、ずの……」

鈴乃「……な、に」

メロディ「どこ行くの」

鈴乃「……帰る」

メロディ「こっち向いて」

鈴乃「やだ」

メロディ「……なんで」

鈴乃「なんで、って、言わなきゃ、分かんない……?」

メロディ「……」

鈴乃「……」

メロディ「……黒川さんとキスしたから?」

鈴乃「そ、れもっ、あるけど、さぁ……!」

メロディ「……」

鈴乃「……でっ、でも、っ、」

メロディ「……うん」

鈴乃「っほ、ほん、と、は……///」

メロディ「……」

鈴乃「ほ、ほんとは、あたしが、もっと、メロディちゃんを喜ばせてあげたかった、のに……!///」

メロディ「え……?」

鈴乃「……ぷ、プレゼントだって、ちゃんと用意して、め、メロディちゃんに、渡したかった……!///」

メロディ「……」

鈴乃「だから、ちゃんと、いろいろ、してあげたくて……っ……///」

メロディ「……」

鈴乃「な、のに、あたしがいなくても、全然楽しそうだし……あ、挙句の果てにはお母さんと、ばっかり……!///」

メロディ「……」

鈴乃「く、くそっ、あ、あたしが、メロディちゃんの彼女なんだからっ……お、母さんが、しゃしゃり、でんなよ、なん、なんだよっ、……!///」

鈴乃(くそぉ……何言ってんだあたし恥ずかしい……)
2017/06/23(金) 03:03:06.12ID:IPVFQVRL
メロディ「……鈴乃」

鈴乃「な、な、なに、……?///」

メロディ「こっち向いて」

鈴乃「だっ、だからやだってば……!///」

メロディ「いいから」

鈴乃「やだ!///」

メロディ「怒る3秒前。3、2……」

鈴乃「……///」クルッ

メロディ「あ、こっち向いた」

鈴乃「メロディちゃんが向けって言ったんじゃん!」

メロディ「……鈴乃、ごめんなさい」

鈴乃「っ、え……?」

メロディ「確かに、私ちょっと浮かれすぎた」

鈴乃「……べ、ベッ、別にそんな、」

メロディ「でも、鈴乃がいるからこそ浮かれたんだよ」

鈴乃「え……?」

メロディ「私の家族と、鈴乃の家族と、一緒に過ごせた。 こんなの初めてだったから」

鈴乃「……」

メロディ「そこに、鈴乃もいたから」

鈴乃「……」

メロディ「……ほんとに、打ち解けられたみたいで楽しかった」

鈴乃「……うん」

メロディ「黒川さんが好きなのは認めるけど、私が1番好きなのは鈴乃に決まってる。 それに、鈴乃の親だから、黒川さんだけじゃなくて、愛乃さんだって大好き」

鈴乃「……っ」

鈴乃(うわ……なんか、自分が恥ずかしくなってきた……///)

メロディ「それだけは、何も変わらないよ。鈴乃」

鈴乃「……あー。もう、わ、分かったよ……わ、悪かったよ……ごめん……///」

メロディ「それくらい分かれバカ」

鈴乃「ば、バカってなんだよ! もう!」

メロディ「ふふふ」
2017/06/23(金) 03:22:52.74ID:IPVFQVRL


ガチャッ

鈴乃「……」

メロディ「……ただいま」

うっちー「あ、帰ってきた」

Pile「おかえりー」

みもりん「……お、おかえり」

鈴乃「……その、今日は、すいません、でした」

みもりん「……」

Pile「……」

鈴乃「楽しい、空気、壊して……え、っと……」

うっちー「……いいよ。 だから今からそういうくらい雰囲気禁止ね」

Pile「そうそう! 楽しくやらなきゃ!」

みもりん「そ、その通りだ!」

メロディ「黒川さんの言う通り」

みもりん「あはは、なにそれ」

鈴乃「……」イラッ

鈴乃(……お、おっと、いけない。 さっきのメロディちゃんの言葉を忘れちゃあ……メロディちゃんが1番好きなのはあたし……1番好きなのはあたし……)

メロディ「……あ、黒川さん、ケーキ残ってる」

みもりん「あー、今から食べるよ! ごめんね」

メロディ「う、ううん、いいんです……あ、あーん、してあげましょうか?///」

鈴乃「」

みもりん「ええぇ!?」

メロディ「前、してくれましたよね……だから、今度は、わ、私が……///」

みもりん「そ、そんな、でも、今はさぁ……あはは……///」

うっちー「おいお前いつやったんだよ」

みもりん「覚えてない! 覚えてない!///」

Pile「あははは……」

鈴乃「」


鈴乃(やっぱり納得いかねぇ……)
498 ◆UcSf3xkxOaxa (浮動国境)@無断転載は禁止
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2017/06/23(金) 03:24:03.76ID:IPVFQVRL
〇メロディちゃんの誕生日を1人で盛大に祝おうとしたけど何もかもうまくいかなくて死にたくなる鈴乃の話
おしまい


〇花穂が処女だった頃の話
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2017/06/23(金) 06:42:48.61ID:qWkbBkgp
( ^ω^)おっおっおっ
次楽しみ
2017/06/23(金) 07:13:37.98ID:RvhnQJLZ
浮気を正当化してるだけだよねこれ
2017/06/23(金) 10:30:21.94ID:BrB6dRVP
恋人の目の前で昔恋愛的な意味で好きだった人間にキスするのは大分アウトでしょ・・・
2017/06/23(金) 10:56:39.54ID:igUvXyN8
いやまぁ登場人物全員クソなのは今さらだし
2017/06/23(金) 12:57:41.20ID:Jk/QBIdZ
恋人の前で片思いの相手(しかも恋人の母親)とキスしてイチャつくとかゲス不倫にも程があるぞ
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2017/06/23(金) 18:41:31.26ID:xGqGIQ8l
鈴乃が花穂とどうこうなった時はあんだけ騒いだくせにな
2017/06/23(金) 18:53:01.60ID:4Y8rodw+
鈴乃の不憫さに磨きがかかっとるやんけ…
506名無しで叶える物語(西日本)@無断転載は禁止
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2017/06/23(金) 19:40:24.00ID:/iS9PGKF
メロディはやっぱり.....
うっちーも
分かってはいてもねw
2017/06/24(土) 00:05:11.51ID:2/GPGqHL
鈴乃は浮気されてもホイホイ許しそうだな
結婚しても胃に穴あきそう
508 ◆UcSf3xkxOaxa (星降る町カトレア)@無断転載は禁止
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2017/06/24(土) 01:13:25.69ID:zCDDEbHE
〇花穂が処女だった頃の話


愛生海「か〜ほちゃんっ」

花穂「……なに」

愛生海「アイスたべるー?」

花穂「え……でもさっき夜ご飯、」

愛生海「食後のアイスがおいしーんじゃん! はい!」

花穂「……どうも」

愛生海「やー、夏だね」

花穂「……うん」

愛生海「あ、夏祭り行く? 行くよね?」

花穂「夏祭り……?」

愛生海「そうそう。 私も多分友達誘って行くし。 花穂ちゃんも行こうよ」

花穂「……」

愛生海「……?」

花穂「……仕事がなかったら」

愛生海「あー、そっかー! 仕事! 仕事ね!」

花穂「……うん」

愛生海「まだ高2なのに。 えらいねぇ」

花穂「そんなこと、ない、って」

愛生海「あー! 照れた!」

花穂「……はぁ」

愛生海「へへへー、照れた照れたー」

花穂「……あの、さ」

愛生海「んっ?」

花穂「私といて楽しい?」
2017/06/24(土) 01:20:28.30ID:zCDDEbHE
愛生海「お、おお? いきなりどしたの?」

花穂「私、自分がつまらない人間で、嫌な人間だってことも分かってるから、」

愛生海「……友達いないんだっけ?」

花穂「……多い、方では」

花穂(……てか、いない、けど)

花穂「だから、愛生海がこうして、私にベタベタしてくれるのが……なんか不思議で」

愛生海「うーん……」

花穂「……」

愛生海「まあー、あれじゃん? つまらない人間とかさ、よく自分のこという人いるけどー……うん、そういうのって自分が決めることじゃねーって」

花穂「……」

愛生海「う、うーん……」

花穂「……」

愛生海「な、なんでつまらない人間だと思うのー?」

花穂「……なんとなく」

愛生海「へー」

花穂「……」

愛生海「あれだな、つまらなくても、こうやって絡む私みたいなのはいるってこった!」

花穂「……そうなんだ」

愛生海「そうなんだ、って……ツッコめよぅ」

花穂「え……ごめん」

愛生海「あ、いいやっ、謝らんでもいいっ!」

花穂「なにそれ……」

愛生海「……よく分かんないけどさっ、花穂ちゃん可愛いから、とりあえず私はなんでもいいべ」

花穂「……そう」

花穂(そういう、ものなんだ)
2017/06/24(土) 01:36:42.57ID:zCDDEbHE


愛生海「……っ、はぁ……」ズルッ

花穂「あっ……ん……」

愛生海「……どうだった?」

花穂「……」

愛生海「エッチ、いいっしょ。 またしようよ。 花穂ちゃん」

花穂(……確かに、気持ちよかった、けど)

花穂(だけど……)

花穂「……愛生海……ちゅ……」

愛生海「んっ……ん、どしたの」

花穂「あの……私のこと、好き?」

愛生海「……んえー……」

花穂(……すごい、目が、泳いでる)

花穂(え、なん、で……好きじゃ、ないの……?)ジッ

愛生海「……ごめんだけど、その、付き合う気は……あ、いや、エッチはよかったし、よければ、また……エッチはした……」

花穂(……は?)

花穂「はぁ……こっちも、付き合う気は、ないよ」

花穂(……そういうことじゃ、ない)

花穂(私も、別に、愛生海と付き合いたい、わけじゃ……)

花穂(……な、い)

花穂「でも、好き? 私のこと、好き……?」

花穂(……確信がほしい、し)

花穂(すごく、すごく、不安で……泣き、そう……)

花穂(……好かれたい)

花穂「……」ギュッ
2017/06/24(土) 02:35:45.31ID:Fid22dzU
愛生海のチ○コがめんどいクズをつくり、そのクズが鈴乃をヤリチンクズにしたのか
花愛の下半身プレゼントフォーユーされたな
2017/06/24(土) 02:46:37.35ID:zCDDEbHE
愛生海「え、あ、あー……」

花穂「……」

愛生海「……あはは、好き、よ?」

花穂(……!)

花穂(……よかっ、た)

花穂「……それなら、いい。 ありがと」

愛生海「……はーすきすき。 好きに決まってる」ギュッ

花穂「うん……」

花穂(……)

花穂(……人の顔を、あんなに間近で初めて見た)

花穂(……やっぱり、セックスした方が、いいんだ)

花穂(セックスすれば、好きになってくれる……)

愛生海「ふぁー……ねむっ。 どうする? シャワー浴びちゃう? 寝る?」

花穂「え、あ……えっ、と、帰らなきゃ」

愛生海「帰るの?」

花穂「う、うん……ごめん。 優里、が」

愛生海「……そか! ならまた来てね。 シャワーいいの?」

花穂「大丈夫……お邪魔しました」

愛生海「はいはーい……あ、」

花穂「……なに?」

愛生海「またエッチしようねー」

花穂「……う、ん」

愛生海「よっし。 またねっ」

花穂「……」
2017/06/24(土) 03:12:11.57ID:2GcfhYtW
どうでもいいけどどうしてこのスレは荒らしや埋め被害にあわないの?
すげーラッキーだよね
2017/06/24(土) 07:33:31.33ID:zCDDEbHE


愛生海「花穂ちゃんのことはもちろん好きよ? おっぱいでかいし。 エッチ気持ちいいし……」

花穂「……」

愛生海「でも、花穂ちゃんが言ってるような好き……とは、多分違うと思うわ」

花穂「……」

愛生海「どっちかっていうと、あなた自身には興味ないね」

花穂「……」

愛生海「……そっちもさ、エッチ気持ちいいって思ったなら……そういう感情なしにして、しない?」

花穂「……帰る」

愛生海「え?」

花穂「下、マネージャーさんの車あるし。 帰る」スッ

愛生海「へ? っ、あ……ちょっ……」


花穂「……」スタスタ

花穂(……いみ、わかんないし)

花穂(何言ってんの、あいつ)

花穂(……私が、言ってる、好きとか、以前に、)

花穂(好きじゃないなら、エッチしないに、決まってんじゃん……)

ガチャッ

シカコ「おっ。 おかえり花穂。 忘れ物あったかー?」

花穂「……いいえ」

シカコ「……」

花穂「……なんですか」

シカコ「いや……まあいいや。 とりあえず車走らすわ。 シートベルトして」

花穂「……はい」
2017/06/24(土) 07:44:47.25ID:zCDDEbHE
ブロロロロ…


シカコ「はー、今日もつっかれたな」

花穂「……ですね」

シカコ「明日の予定言っとくか? ドラマの撮影と……」

花穂「あ、大丈夫、です。 把握してるので」

シカコ「流石っ。 頼むよー」

花穂「……はい」

シカコ「……でさ、なにがあったん?」

花穂「……はい?」

シカコ「さっきまで機嫌よかったのに、あの子の家行ってからいきなり機嫌悪くなってるんやもん」

花穂「……」

シカコ「なにがあったん。 お節介かと思うかもだけどさ、大事な花穂が元気ないのは見過ごせんわ」

花穂「……」

シカコ「……あっぶな。 赤信号無視しかけた」

花穂「……」

シカコ「……」

花穂「……」

シカコ「花穂」

花穂「……なん、か、意味わからないことがあった、だけです」

シカコ「ほう」

花穂「……好きな人とそういうことするのは当たり前だと思うし、私は、そういう人にだったら、望むこと何でもしてあげたい、って思うし」

シカコ「……」

花穂「それに、好きだって、いう気持ちは、なかなか変わらないものだって思うん、です」

シカコ「……ドラマの台本か?」

花穂「……! ちっ、ちが、い、ます……!///」

シカコ「あははは! ごめん。 冗談。 続けて〜」

花穂「……それなのに、自分が、好きじゃ、ないひとと、」

シカコ「……」

花穂「……自分が好きじゃない人と関係を結ぶ意味が分からない、っていうか」

シカコ「……つまり花穂は、好きな人意外とは関係を結びたくないと」
2017/06/24(土) 07:56:19.87ID:zCDDEbHE
花穂「……」

シカコ「まぁー、花穂が言ってるカンケイってやつがなにを指してるのかは知らんよ? まあ、ほら、一概には言えないじゃん」

花穂「……」

シカコ「ただなぁ、花穂は一途すぎるかもなぁ」

花穂「一途……?」

シカコ「もちろんさ、いいことなんだよ、一途なことって。 でもねー、正直者は馬鹿をみるって言葉のように、時と場合によってはねー……」

花穂「……私、一途とはちょっと違う気がします」

シカコ「うんうん」

花穂「……私は、自分が好きだって思ってる人じゃなくて、私のこと好きだって思ってくれてる人と、関係を結びたいし、好かれていたい、んです」

シカコ「……そ、れはー……花穂も好きってことじゃなく?」

花穂「自分の気持ちは正直、どうだって、よくて」

シカコ「……ちなみに花穂の言ってるカンケイ、とは」

花穂「……」

シカコ「……」

花穂「……」

シカコ「……察した」

花穂「……あ、で、でも、そ、それだけじゃないっていうか」

シカコ「いやぁー、まあ、うん、お盛んな時期だから。 大丈夫、大丈夫よ。 平気」

花穂「……」

花穂(明らかに車のスピードが上がってる……)

シカコ「そーーやなぁーーー、うーん」

花穂「……」

シカコ「……難しい。 花穂は、ほんとに自分の気持ちはどうたっていいの?」

花穂「……多分」

シカコ「……」
2017/06/24(土) 08:12:58.50ID:zCDDEbHE
花穂「私のこと好きなら、いい、です」

シカコ「……だけどそれって相手にとっては好都合ってやつじゃないのかなぁ」

花穂「好都合?」

シカコ「だって、花穂のこと好きって言ったら、関係結べるってことやろ」

花穂「……私に好きって嘘言ってまで、関係を結ぶメリットはありますか」

シカコ「大ありやろうなー。 あはは」

花穂「……」

シカコ「花穂は嫌じゃないん? 自分がどうとか思ってない相手に抱かれるんは」

花穂「……」

シカコ「あ、抱かれるとか普通に言っちゃったわ」

花穂「……嫌じゃないです。 好きって、思ってくれてるなら」

シカコ「……」

花穂「……おかしいですか」

シカコ「う、うーん、おか、うーん……おかし、く、は……ない、だろうけど。 人それぞれ価値観はあるから」

花穂「……」

シカコ「でも、花穂のことがただただ心配」

花穂「なんで、ですか……?」

シカコ「いやぁ〜。 変なのにひっかかってたらどないしよー。 ……っと、よし、着いた。 花穂の家とうちゃーく」

花穂「……」

シカコ「……花穂、やっぱりなぁ、あたしの意見としては、相手に好きって言われたら、自分の気持ちも考えて、その上で、ってのが正しいと思う」

花穂「……」

シカコ「……まあ、あくまであたしの意見」

花穂「……そん、なの、」

シカコ「……」

花穂「……寂し、い」

シカコ「……」

花穂「……ごめんなさい。 帰ります。 ありがとうございました」

シカコ「……なんかあったら相談しなよ」

花穂「……はい」
2017/06/24(土) 08:43:30.71ID:zCDDEbHE


「今日の撮影終わりでーす。 おつかれさまでーす」

花穂「お疲れさまでした」

「気をつけてねー」

花穂「はーい……」

花穂(疲れた……)

花穂(……帰って、課題も、しとかなきゃ)

花穂「……はぁ」

「花穂ちゃんお疲れ様!」

花穂「あ……お疲れ様、です」

「今日の撮影ハードだったね。 疲れたっしょ」

花穂「少しだけ……あはは」

「花穂ちゃん可愛いから余計にねー、こう、疲れたわー」

花穂「はは……ありがとうございます」

「でさ、今日ってなんか予定ある?」

花穂「予定?」

「よかったら……一緒にご飯食べない? 今日俺のせいで結構撮影長引いちゃったし」

花穂「え……でも、その」

「あ、無理にとは言わないんだけど。花穂ちゃん未成年だし。 家のこととか……」

花穂「家は……別に、平気ですよ」

「そっか! なら帰り送るからご飯行こうよ」

花穂「……」

花穂(……断るのも面倒だし、いいか)

花穂「……いいですよー」

「おっ、まじで。 よっしゃー」

花穂「じゃあ……マネージャーさんに言っときますね」

「え? なんで言うの?」

花穂「いっつも家まで送ってもらってるので。 今日は送りが不要になったこと伝えないと……」

「あ、そうなんだ。 いいよ! 俺が伝えとく!」

花穂「あ、えと……は、はい」
2017/06/24(土) 10:56:05.42ID:pfILlAsX
2017/06/24(土) 10:56:42.92ID:pfILlAsX


ガチャッ

「はいどうぞー」

花穂「……ありがとう、ございます」

「適当にくつろいで」

花穂「はい……」

花穂(……って、なんで家、きちゃったん、だろ)

「花穂ちゃん、美味しかった?」

花穂「あ、はい……すごく」

「あはは、よかった。 ……はーあ」

花穂「……どうしました?」

「ん? ああ、いや。 とりあえず座りなよ」

花穂「どこに座れば……」

「あー、適当適当そんなの」

花穂「……」ストン

「……花穂ちゃん」

花穂「え……?」

「ちゅっ、」

花穂「ん……え、っ、ちょっと……?」

「……あーいや、嫌ならやめるけど」

花穂「……」

「ほら、花穂ちゃん未成年だしさぁ、いろいろー……ほら、面倒ごとになるじゃん」

花穂「……」

「俺捕まるから、普通に……はは、だから、嫌なら今のうちに言ってよ」

花穂「捕まる、って……大げさな」
2017/06/24(土) 11:02:51.32ID:pfILlAsX
「いやいやいや! 捕まる捕まる! 余裕で!」

花穂「……」

「でも、逆に……合意の上なら、おっけーだから」

花穂「……私のこと、好きなんですか?」

「え?」

花穂「……」

「そうだねー……好きだよ。 花穂ちゃんかわいいし」

花穂「……じゃあいいですよ。 しても」

「えっ……!? まじか!」

花穂「……はい」

「ほんとに? ほんとにいいわけ?」

花穂「了承してるので、別に、犯罪じゃないなら」

「嬉しい! さんきゅー」

花穂「……」

「でもさ、念のために2人だけの秘密にしとこうな」

花穂「……わかりました」

「ありがとう花穂ちゃん……んっ、ちゅ、っ……」

花穂「……っ、んっ、ん」

花穂(……大丈夫、)

花穂(……好きって、言ってくれたから)
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2017/06/24(土) 11:04:49.29ID:pfILlAsX
〇花穂が処女だった頃の話
続く
2017/06/24(土) 11:15:38.25ID:pfILlAsX
part3の491レス目くらいからのはなし です
2017/06/24(土) 11:46:47.12ID:m2470CfY
俺も花穂のこと好きだからセックスしようぜ!
2017/06/24(土) 12:00:11.40ID:fcPPtErQ
ここら辺から壊れていったのか…
2017/06/24(土) 12:17:59.14ID:I9ZmhiNw
愛生海だけ性格が下から上になってそれ以外は上から下になってるんだよな
それで全ての現況はその下だった愛生海から始まったとも言える
2017/06/24(土) 12:18:26.08ID:I9ZmhiNw
元凶だな
2017/06/24(土) 13:07:23.02ID:ZaWnPsSM
part3とかはるか昔だな…
2017/06/24(土) 14:25:37.83ID:N668cslL
はるかちゃん捨ててその元凶の愛美とくっつくのはちょっとどういう事なのかよくわかんなかった…
しかも一応はる鈴姉弟以外とは普通の人付き合いしてるんでしょ愛美
2017/06/24(土) 15:17:29.90ID:dUWjvXj6
愛生海がクズい花穂を創り出しその花穂は鈴乃やはるか達をめちゃくちゃにし
やりたい放題やった挙句最後は元凶の
金髪不法侵入ヤリチンと結ばれる
なんとも胸糞な流れ
2017/06/25(日) 00:14:23.63ID:VoAcNx6D
愛生海としてなくてもどこかで誰かと同じようになってそうだな
2017/06/25(日) 19:52:48.33ID:k/SmayDW
2017/06/26(月) 11:45:30.62ID:SPUyrdF3
ほす
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2017/06/26(月) 22:13:04.72ID:jygtp7B2
〜〜〜


『あははぁ……花穂ちゃんって不器用だよねぇ』

『……この間の妊娠騒動、まだ気にしてる?』

『気にしなくてもいいのに』

『え……いいっていいって! ……いっつも思うけど、花穂ちゃんは、自分の身体もっと大事にしなきゃダメだよ』

『芸能界で無茶してるのだって、妊娠騒ぎだって、今のことだって、自分を大事にしてなさすぎ』

『まあ……×××ちゃんにも自分大事にしろっていったけどさ……あれは単純にアホなだけってのもあるしね。 花穂ちゃんは、賢いんだから』

『ね?』

『……いーえっ。 こっちもスッキリしたし、お互い様でしょ』

『あー寒いね、 やっぱ夜は』

『これ羽織なよ。 かしたげる』

『えっ、 あ、ごめん……い、意識してなかった』


〜〜〜


花穂「……」

花穂(……あいつ、意味、わかんなかったな)

花穂(身体大事に……とか、何言ってんだか)

ガチャッ

優里「……おかえりなさい。 お姉ちゃん」

花穂「優里……ただいま」

優里「……海、楽しかった?」

花穂「まあ……うん、ほぼ撮影だったけどね」
2017/06/26(月) 22:31:33.87ID:jygtp7B2
優里「でも、楠田さんとかもいたんでしょ?」

花穂「……うん」

花穂(あいつ以外にもいろいろいたけど……)

花穂(まったく無関係の……鈴乃の顔によく似たあの人とか)

優里「なにしたの?」

花穂「あー、撮影したりー……撮影、したり……」

優里「……夜はお泊まり会でしょ」

花穂「お泊まり……う、ん」

優里「……?」

花穂「……っと、優里。 お土産」

優里「……! ありがとう……」

花穂「いろいろお菓子買ってきたから。 1日で食べたらダメ。 わかった?」

優里「わかった……」

花穂「はぁ……それで優里、お風呂は?」

優里「まだ……」

花穂「……そう。 じゃあ入っちゃって」

優里「うん……いってきます」

花穂「いってらっしゃい」

優里「……お姉ちゃん」

花穂「……? なに」

優里「なにか、いいことあった?」

花穂「……なんで?」

優里「だって、なんか、」

花穂「……?」

優里「すごく、嬉しそうだから」

花穂「え……」
2017/06/26(月) 22:45:32.43ID:jygtp7B2
優里「じゃあ、お風呂いくね」

花穂「あ……うん」

バタン

花穂「……」

花穂(嬉し、そう……?)

花穂(……?)

花穂「……」ハッ

花穂「服片付けなきゃ……」

ガチャッ

バタン

花穂「……」

花穂「……はー」ボフッ

花穂(眠い……)

花穂(……でも片付け)

花穂「……」

花穂(……あしたでいいか)

花穂「んー……はぁ、」

花穂(……あの時の意味を、ずっと、考えてた)

花穂(身体、大事に、して、って)

花穂(……言ってくれたの、初めてだった)

花穂(言われたの、初めてだった……)

花穂(……鈴乃)

花穂(……かわいい、小さくて、いい匂いがして、綺麗で、髪の毛、すべすべで、まつ毛長くて、)

花穂(……大事にしてくれて、気遣ってくれて、優しくしてくれる)

花穂(……すき)
2017/06/26(月) 23:29:15.67ID:nDOG3VcR
そういうことだったのか…
2017/06/26(月) 23:30:25.00ID:jygtp7B2
花穂(……え)

花穂(いや、好きとか、ないし……)

花穂(……)

花穂「っ、あぁぁ、もう……」

花穂(……好きじゃない、好きじゃない、好きじゃない)

花穂(……)

花穂(私が、好きなら、どうしたら、いいの)

花穂(……私のことが、好きな人だったら、エッチ、させて、あげて)

花穂(……でも、私がもし好きなら)

花穂(どうしよう……)

花穂(……嫌だ、好きに、なりたくない)

花穂(めんどくさい……気持ち悪い……うざい……)

花穂(……鈴乃は、メロディちゃんのことが好きだって分かりきってるし)

花穂(それ以前に、なんで……)

花穂(……でも、優しくしてくれた)

花穂(優しくしてくれた、優しくしてくれた……)

花穂「……っ、す、ずの、っ、ん……///」

花穂「はっ、はっ……んっ、っ、ぁ……///」

花穂「ん、ぁ、あぁ……ふ、っ……あっ……///」

花穂「あ、ぁぁっ……っん……」

ガチャッ

花穂「!///」ビクッ

りっぴー「花穂ちゃーん、ただいまー」

花穂「あっ、お、おか、えり」バッ

りっぴー「……? 洗濯物干すの手伝ってー」

花穂「わ、わかったから、ちょっと待って」

りっぴー「はいはい。 早く来てよー」

バタン

花穂「……っ、はぁ」

花穂(……びっくり、した)
2017/06/26(月) 23:41:02.45ID:jygtp7B2


花穂「……」ガタン

鈴乃「あ、花穂ちゃん!」

花穂(げっ……)

花穂「……な、なに」

鈴乃「移動教室! 一緒に行こうよ」

花穂「いい、けど」

鈴乃「やったー。 いやぁ、愛生海ちゃんがさぁ、いつもの恨みだっ!とか言って、メロディちゃん先に連れてっちゃってさー」

花穂「……」

鈴乃「まじないよねー。 てか意味わかんないよねー。 花穂ちゃんいなかったらぼっちだったよ」

花穂「……あ、のさ、」

鈴乃「うん?」

花穂「……か、風邪? 治ったの?」

鈴乃「ん……ああ! 治ったよ。 ごめんっ。 心配かけて」

花穂「いや……別に」

鈴乃「海ではしゃぎすぎちゃったかなぁ……はは……」

花穂「……そうかもね」

鈴乃「あー……そういえばノートありがと! 超助かったっ」

花穂「う、ん……」

鈴乃「見やすかったわぁ」

花穂「普通でしょ」

鈴乃「いやいやいや! 見やすかったって」

花穂「……」

鈴乃「……花穂ちゃん、今日、その、元気ないよね?」

花穂「え?」

鈴乃「なんか……あった、とか?」

花穂「……」

鈴乃「あの……」

花穂「……」

鈴乃「……愛生海、ちゃん、とかと」
2017/06/27(火) 00:05:08.00ID:0zITB2sN
花穂「は……?」

花穂(なんで、愛生海……)

鈴乃「え、ごめん……怒らす気はなかったんだけど、さ……はは、ほら、花穂ちゃんって愛生海ちゃんと仲良いから、それで」

花穂「……怒ってないけど」

鈴乃「えー! うわー、まじごめん……あたしまじ失礼じゃん……」

花穂「……そんなこと、ない、けど」

鈴乃「うあー! よかった! あははは」

花穂「……」

鈴乃「花穂ちゃんってさー、あたしの周りにいないタイプだからなんか……」

花穂「……」

花穂(なに、なに……?)

花穂(き、嫌われた……?)

鈴乃「……なんか、すごい、うきうきする!」

花穂「……え?」

鈴乃「いや、なんかさ、花穂ちゃんみたいにこう……大人っていうか、頭いいっていうか、そういう人、あんまり周りにいないから……」

花穂「……」

鈴乃「もしかしたら、相談とかするかも! てか、いい相談相手になりそう!」

花穂「……」

鈴乃「いやぁ……花穂ちゃんと会えてよかったよ」

花穂「……」

鈴乃「って、なんで無視すんだよ! 恥ずかしいじゃん!」

花穂「……あ、ごめん。 聞いてなかった」

鈴乃「聞けよっ」

花穂「……ごめん」

鈴乃「にやけてんじゃねー!」

花穂「は? にやけてないんだけど」

鈴乃「えー、あはは」
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2017/06/27(火) 00:05:57.45ID:0zITB2sN
〇花穂が処女だった頃の話
続く
2017/06/27(火) 00:10:33.51ID:cp8huzPL
鈴乃の全盛期
2017/06/27(火) 00:17:47.40ID:C+Ayvrk2
鈴乃八方美人全開期
2017/06/27(火) 00:22:48.96ID:UiW7bOuM
いつまでもこんな鈴花だったら可愛かったのに
2017/06/27(火) 01:05:58.74ID:PF04ECan
鈴乃が豹変したのってカラオケから?
2017/06/27(火) 02:10:43.22ID:/ZK+hWoI
この鈴乃での話ももっと見たいな
2017/06/27(火) 07:39:24.55ID:9zw+xjPm
やはり鈴花が一番くるものがある
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2017/06/27(火) 10:46:27.01ID:05z+mdbo
この頃の鈴乃はまだまともだったな…
2017/06/27(火) 12:02:48.41ID:9h4ZpdGc
花穂が鈴乃を好きになったとこは可愛いがその後に続くことがズレてんなぁ…
鈴乃もこの頃のままならよかったのに…
2017/06/27(火) 18:41:34.67ID:+nWQiQg8
やっぱ愛生海が悪いんじゃ…
2017/06/27(火) 22:49:43.58ID:zLR2ZAgC
鈴乃が童貞だった頃の話でもあるなこれ
2017/06/28(水) 10:08:48.68ID:NceKIk1/
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