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「韓国人の顔」になれるメイクが大流行中!

 こんにちは。女子大生マーケターのもーちぃです。最近私の周り、というか10代女子を中心に「オルチャンメイク」というものが流行しています。オルチャンメイクとは簡単に言えば、韓国人の顔に自分の顔を寄せるメイクです。

 もともとは、韓国好きの一部の女子がやっている個性的なメイクでしたが、今、オルチャンメイクはメディアでも頻繁に取り上げられるほど人気です。特にティーン向けの雑誌ではオルチャンメイクについての記事は必ずと言ってもいいほどあり、特集が組まれることも多いです。
絶対嘘じゃんと思う方もいるかもしれませんが、これがマジな話で私の周りにもたくさんオルチャン女子がいます。

中略

ステレオタイプ的な「韓国」がブーム

 日本でオルチャンという言葉を使って表されている「韓国っぽい」とはステレオタイプ的であると言えるのではないでしょうか。実際に韓国で人気のメイクが今、日本で流行っているオルチャンメイクとは異なっていることを知らずにオルチャンメイクをしている日本人は、実はそこまで多くないように思います。

 韓国人のアイドルやYouTuberをチェックしている日本人は多いので、普段から本当に韓国人がやっているメイクは目にしているものの、韓国っぽいメイクとして思い浮かぶものは、オルチャンメイクということになります。

 なぜ、オルチャンメイクがそこまで日本で韓国の代表的なメイクのように浸透してしまったのか。それは「分かりやすさ」ではないかと思います。

 平行な眉毛に、長いアイライン、ぷっくりした涙袋に真っ赤なリップという特徴を持ったオルチャンメイクは繊細なメイクというよりは大胆でインパクトがあり、真似しやすくもあります。

 初めてオルチャンメイクを目にした衝撃は、その後目することとなる最新の韓国人アイドルやYouTuberのメイクによって塗り替えられることはなく、一種ステレオタイプ的に残り、今日のオルチャンメイクブームにつながったと言えます。

オルチャンメイクは日本独自のもの

 2017年、日本で大ヒットし売り切れ続出となった韓国コスメの「ウユクリーム」というコスメがあります。ウユとは韓国語で牛乳という意味で、クリームを塗ると一時的に肌が白くなるという優れものです。

 しかし、このクリームの存在をほとんどの韓国人は知らないといいます。このような「日本で人気の韓国商品だけど韓国人は知りもしない」という現象が頻発していて、日本でヒットした韓国コスメのほとんどがそうだとも言われています。

 第三次韓流ブーム真っ只中と言われている今の日本で流行っているのは「リアルな韓国」では決してなく、あくまでも「日本人が好きな韓国」であって、それを象徴しているのがオルチャンメイクではないでしょうか。
韓国にはもう存在すらしていないオルチャンメイクは、日本人が「いいね!」と思った韓国コスメやメイクの方法を取り入れて、日本独自のメイクとして進化していくと私は予想します。

もーちぃ
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