もう誰も実況してない…
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きらめき一閃「ちょうどいい所でちょうどいい者に出会った!その方左官やなどやめてわしの供をせい!」 しかし、左官やは草木の様にうつむいたまま何もしゃべらない!しびれにしびれたきらめき一閃が口を開いた!
「その方、名は何と申す?」
左官や「手前は世をすでに捨てた者…左官やと声を掛けられたら鏝を握るだけ…左官は押し付けて塗りますが…おしゃべりはないんでさあ…」 きらめき一閃「しかし、その方をいつまでもその方と呼び続けるわけにもいかんではないか?
ちょうどいい、何か名前を付けてしんぜよう!」
あごを親指と人指し指で撫でながら考えるひらめき一閃
「決めた!その方の名は聚楽である!」正に電光石火の閃き! きらめき一閃「聚楽!良い名ではないか!聚とは寄せるの意味 見ればその方今まで恵まれた人生ではなかったのであろう?これからは金に女 オトリニナッテモラウカラテキが寄ってくるだろう わしの供をせんか!」 すくっと立ち上がった聚楽!雑魚を食らうかの様に口を大きく開いた!
「将軍様!その前にお給金の話をさせてもらいてぇなあ!」
きらめき一閃「はっはっはっ!わしとした事がとんだ心得違いをしておったわ!月に十両ではいかがか?」まるで世間を知らぬ小わっぱの様に笑う一閃!
聚楽「いやぁ…将軍様は狙われる身でいらっしゃる…その方のお供となりゃあ当然俺も狙われる…月に二十両はいただかねえと合いませんなぁ」やはり、足元を見た聚楽!きらめき一閃の懐はいかに?! きらめき一閃「はっはっはっ!わしの腹を探りにきよったか!はっはっはっくすぐったいぞ聚楽!ならばこういたそう!間を取って十五両!わしは五両の損!聚楽も五両の損!ちょうどいいところで割り切らぬか!」取らぬ狸の皮算用をしているような顔できらめき一閃は聚楽を説く 聚楽「まぁ…そうゆう事なら…お供させていただきましょう…」半信半疑を絵に描いたような顔で聚楽はきらめき一閃の用心棒に! 聚楽「ところで将軍」
きらめき一閃「わしの動きは忍びである 旦那と呼べ」
聚楽「えぇーじゃあ旦那 塗り掛けの土壁やらみんなほったらかして来ちまったんでちょいとばかしお足の方が心細くて…なぎなたなんかも鍛治屋で用意しなくちゃいけねぇし…へへ…内金なんてのは…?」 きらめき一閃「苦しゅうない!さずけてつかわす!よいか聚楽!投げるぞ!ひーふーみーよー
ところで聚楽今、何時であるか?」
聚楽「この時に時そばはないんじゃねぇんですかい?」
きらめき一閃「いっ時のそばだ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています