「妙」とは微妙(みみょう)の略で、各宗派で唱える開経偈(かいきょうげ)には、
「無上深甚微妙法 百千万劫難遭遇」(無上の深甚微妙の法は、百千万劫にも遭遇し難い)とある通りで、微妙とは

味わいや美しさがなんとも表現できず勝れていること
細やかな所に複雑な意味あいや味わいが含まれていて、言い表し様がないこと
という意味や、

不思議なまでに勝れている様子
上手、巧みである(巧妙)など
細かいこと、小柄であること、微妙であること
という意味がある。