『動物裁判』
キャッチーなタイトルとその煽り文句とは裏腹に
序盤以外はしっかり歴史歴史した本
何故牛・豚・ミミズ・モグラといった動物を裁こうとしたのか
その外見上の奇特さの裏には当時発展途上だった中世ヨーロッパにおける
自然の対象化と人間の相対的地位の上昇があったのだ
『怖い絵』みたいにスラっと流せて読める本だと思って手に取ると後悔するかも