0074名無しを整える。
2018/01/13(土) 10:09:47.40ID:n4m7M0QB【2 身体への固執】
質問者 マハラジ、あなたは私の前に座り、私はあなたの足もとにいます。
私たちの根本的な違いは何なのでしょうか?
マハラジ
根本的違いなど何もない。
質問者 それでも、どこか実際に違いがあるはずです。私はあなたのもとに来ましたが、あなたは私のもとには来ません。
マハラジ
あなたが違いを想像して、あちこちへと「優れた」人を求めてさ迷うのだ。
質問者 あなたもまた優れた人です。あなたは真実を知ると言明しますが、私はしません。
マハラジ
知らないからといって、あなたが劣っていると言っただろうか?
そんな差別を生みだした者たちに証明させるがいい。
私はあなたの知らないことを知っていると言いはしない。
事実、私の知っていることは、あなたよりはるかに少ないのだ。
質問者 あなたの言葉は賢明で、立ちふるまいは高尚、恩寵(おんちょう)は偉大です。
マハラジ
私はそのようなことをまったく知らないし、あなたと私の間に何の違いも見ない。
私の人生は、あなたの人生と同じように出来事の連続だ。
ただ私は固執せず、過ぎ去るショーをただ過ぎ去るショーとして見ているだけで、あなたは物事に固執し、それとともに動き回るのだ。
質問者 何があなたをそのように冷静にさせたのでしょう?
マハラジ
何も特別なことはない。
私のグル(師)を信頼するということが起こっただけだ。
彼が、私は私自身以外の何ものでもないと言い、私は彼を信じた。
彼を信頼し、そのとおりに生き、私ではないもの、私のものではないものに注意を払わなくなったのだ。
(´・(ェ)・`)つ
つづく