まずはほめることと評価することの違いについて書きます
ほめることは採点することではありません
ほめるという感覚を以てほめることなのです
ほめることと評価することの違いは比較を重要視するか否かにあります
評価は比較を重視します。ほめることは比較を重視しません
例えば靴があります。評価するならそれは上物に比べれば安い作りで、ボロボロの使い古しに比べれば綺麗な「普通の靴」です
この「普通の靴」をほめる視点から見ます
すると「履き心地がいい」「使い勝手がいい」「そこそこの外観で気分よく履ける」など色々キーワードが出てきます
実際ほめるなら「履き心地がよくてサイコー!」「使い勝手がよくてすごい!」「そこそこの外観で気分よく履けるステキな靴!」となります。多少わざとらしいでしょうが意図的にほめ言葉を組み込む方が感覚的にもほめているように聞こえます
ただ、そんなことを言ってもほめる視点とかわからない、そんなにすらすらとキーワード出てこない、と思う方がいらっしゃいます。ではどうしたらそのような視点を得て上手にほめるという行為ができるようになるのかですが……(つづく