【本のタイトル】
人を動かす
【実践した内容、経緯】
私はサービス業をやっているのですが、学生時代から友達が作れず、人の気持ちが分からない、俗に言う空気が読めない人でした。
それにより人間関係でほとんど上手くいかず、毎日死に方ばかり考えるようになっていました。
しかし思いの外人生どうでも良いと思うと人間開き直るものなのか、家に転がっていた本を開き読んでみると、自分には全くなかった価値観、考え方、ものの見方ばかりで、気がつけば少しづつ実践しながら読み切るのに1年かかっていました。

特に自分で変わったと思ったのは、一流の手品師がステージに立つ時に何年経っても緊張するのは変わらない、お客さんの顔を1人1人よく見て、私はあなたを愛している、私はあなたを愛している。
と、心の中で唱えているというものを自分も馬鹿みたいだなと思いながらやってみましたが、不思議とその人への感情が変わって愛しいと思えるようになりました、今では知人、友人、はたまたすれ違う人まで愛しいと思える変な人になれました。

もう一つは、車の渋滞で運転手をイライラして叱ってしまう弟子に対して、『君は運転手に何をしてもらいたいんだい?イライラさせて自分を嫌いにさせて関係を壊し、いがみ合うようになりたいのかい?』という話を読んで、私のしていたのは正にこれだったんだ!!
どうして今まで気がつかなかったんだろう、と発見し、相手との関係を良い物にするには、相手に動いていただくには自分はどう動けばいいのか?何を発するべきか、段取りは、などを一歩踏みとどまって考える事が少しづつ出来るようになりました。

【成果】
人間付き合いが苦手だった私が今ではサービス業で人の悩みを聞いて、一緒に泣いたら喜んだりできるようになりました、まだまだ集団の中ではどう動けばいいのか分からなかったり途上ではありますが、私はあの本で変わったと言えます。