収集と見極めと整理は異なるアイテムを使うと言うのが良しと判断したが、>>163を書いた直後に勇み足であると直感したのでそれ以上書くことをやめた。
そのあと彼の思考や思考の変化に折り合うまで納得出来るまで考えようと決めた。

アレンの思考の変化とは勿論のこと>>163で書いているように、
「収集と見極めと整理のそれぞれの過程において異なるアイテムを使うことを良しとしている考えから、そう言った事にこだわりは無くても差し支えないという考えに移行した可能性がある」
と言う自分が立てた仮説の事を指している。


>>163を書いた時点では、五行を平面図に書き表されるだけのものとしか捉えていなかったために柔軟にモノを考える事が出来ない状態だった。
しかしある時に五行には次のような図が存在している事を見つけた。正確には見つけたと言うより過去に見て認知していた図の存在をふと思い出したのではあるが。

https://i.imgur.com/kAMFXxH.jpg

五行は平面のみで考えるのではなく、この図のように立体的に考えることが出来る。平面上の水の五行があれば、更にその下の次元にも平面図があると言う考えだ。


五行が次元を違えて配列されている事を理解するのにわかりやすい例を挙げるとすると、一つには旧暦の存在がある。
旧暦は60年を巡って60の干支が周り、60ヶ月を巡り60干支が、60日を巡り60の干支が、二時間おきに120時間かけて60の干支が巡っている。干は甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10干のことであり、支は生活に馴染んでいる「12支」のこと。
甲の読みは「キノエ」で木の兄、乙は「キノト」で木の弟を意味し、その次が丙「ヒノエ」で火の兄のことを指し、以下は兄と弟が交互に木火土金水の五行順に並ぶ。
ちなみに来年は戊戌年であり、月に関して言えば一月は癸丑月、二月は甲寅月、三月は乙卯月。元旦は癸巳日であると言えば多少の理解は進むだろうか。


図の存在を認識してからは収集の中にも見極めや整理が存在し、整理の中にも収集と見極めが存在出来、見極めの中にも収集と整理を含んでも差し支えないのでは、と言う仮説を立てる事が出来た。

その立てた仮説を利用して色々試した結果、今となっては自分も実際にその三つの過程を同じ場所で扱う形になったとしてもストレスなく処理出来ることを実感し、allenの思考の変化に折り合わせることが出来た感覚に安堵している。