赤い貝
俺は、友人Aと友人B、友人Cと海辺に行ってボールで遊んでたんだよ。
そしたら、Bが、海にボールを落としてしまって、
Bはそのボールを取りに行った。 そして、Bが叫んだ。
「こんなところに赤色の貝があるぞ!」
と。 Bが叫んだとおり、
その貝は他の貝よりとても赤かった。
「洗ってみたら取れるんじゃね?」
とAが言ったので、俺たちは海の水で洗ってみた。 だが、どんなに洗っても赤いのが取れない。
「もしかするとそういう種類の貝か?」
とCがいったので、俺らはいったんこの貝をAの家にもっていってネットで調べた。 ネットでアケガイなどの貝がヒットしたが、この貝よりは赤くない。 もう夕方になってきてしまったので、貝はAが家において、
俺らAの友人は家に帰った。 次の日、俺らはAの家に行って、インターホンを鳴らしたが、返事がない。
しかもAの家のポストに例の貝が入っていた。 おれらは何度もインターホンを鳴らすが、返事がないので、仕方なく俺らのスマホで調べてみることにした 調べてヒットしたどの貝よりもこの貝より赤くない。
だからもしかすると新種なのか!?と、友人たちで騒いだ。
そして俺の家に行って、友人たちとどうするかを話し合った。
貝殻のみなので、これが発表されたりするのかはわからないが、
取りあえず明日考えようと思い、
俺の家に貝を置いて友人たちと別れた。 そして、夜になり寝ようとしたところ、
そとからギシ...ギシ...と音が聞こえる 俺は最初は気になってなかったが、その音が徐々に近づいてくるから、
俺はこわくなって、この貝が原因か!?と思いその貝を窓から全力で投げた。 そうすると、音はどんどん遠ざかっていき、
助かったぁと思った。 そして次の日になり、
友人たちに昨夜の事を話すと、
みんなビビっていたが信用してくれない。
むしろ、新種だったのに何で捨てたんだよ!
と怒られた。 そして俺は赤い貝を探しに外に出たのだが、どのあたりに投げたのかも覚えていないから
とりあえず近所の公園まで歩いた。 赤い貝は見つからなかったが、
公園に行ったとき、全身が赤い服を着ている奇妙な男性に出会った。
そいつは、怒愚(どぐ)と名乗った。 怒愚は
「あなた、あす、いう」とだけいい、その場を去った。
俺はそいつを不気味に思い、走って家に帰った。 俺はかえってからもずっと頭の中からそいつの顔が離れない。
母が、
「大丈夫?顔色悪いよ」
と心配かけてくれたが俺は、
「大丈夫だよ」
といい自室に入った。 俺は晩飯も喰わずに布団に入り込み、そのまま寝てしまった。
そして、夢の中でまた例の奴と出会ったんだ。
夢の中で、怒愚に出会ったんだよ。
そいつはまた謎の言葉を発して、