iPhoneX失速、液晶大手JDIに生き残りの道が見えた理由
http://diamond.jp/articles/-/155775

米アップルが初めて有機ELパネルを採用した「iPhoneX(テン)」が失速の兆しを見せている。
一方で、液晶パネルの「iPhone8」の販売がじりじりと盛り返しており、初の有機ELモデルは
曲がり角を迎えつつある。
調査会社BCNによると、昨年11月発売のXは、発売当初は同年9月発売の8を上回っていたが、
12月中旬以降の週から逆転。
最新iPhoneの3モデル(8、8プラス、X)の販売構成を見ると、11月初めには「Xが56%、
8が34%(残りは8プラス)」の比率でXが圧倒していたが、12月中旬から徐々に比率を落とし、
年明け第1週は「Xが25%、8が60%」と大きな差がついた。
「X失速」の動きは世界的な傾向のようだ。iPhoneの生産動向を調査しているみずほ証券は、
アップルが年明けにXの生産調整に入ると想定し、1〜3月のXの生産台数見通しを、11月に予想
したときより1000万台以上も引き下げた。