『三毒史』のジャケット写真は、金髪になった椎名林檎が鎧を着込み、さらに下半身がケンタウロスのように馬になっているという、一度見たら忘れられないインパクトだ。
これに限らず椎名林檎のアーティスト写真やCDジャケットは、常に強烈なビジュアルイメージに仕上がっているが、実はその裏には確固とした理由があるらしい。

 それは、椎名林檎がデビュー直後に「女性アーティスト」というだけで屈辱的な扱いを受けたという苦い記憶であった。


椎名林檎が屈辱で涙した日

 5月25日深夜放送『COUNT DOWN TV』(TBS系)で、椎名林檎はその記憶を語った。TBSの山内あゆアナウンサーによるインタビューのなかで、椎名はデビューシングル「幸福論」、
2ndシングル「歌舞伎町の女王」等、デビュー当時の作品プロモーションでテレビやラジオの放送局を回っていたときのことを振り返る。

 曲をかけてもらうため、駆け出しの椎名はとにかく多くの局に出向き、メディア関係者への挨拶回りを行った。そんな彼女を待ち受けていたのは、いくつもの侮辱の言葉であったという。


<そしたらば、怒るようなことがあったっていう。結構いろんなところに行くと、面と向かって『ゴースト(ライター)いるんでしょ?』とか、『本当はいくつなの?』とか。
あと、私が怒りからなのか人知れずひとりで泣いちゃったのは、明日のどこどこのキャンペーンの局の方が『たまたまプールサイドでの収録なんで、水着をなるべく着てきてほしい』みたいなことをおっしゃってるっていうのをメーカーの人から聞いたときに、
なんかまあ悲しさなんでしょうね、すごく、怒りなのか悲しさからなのか、泣いたことがあって>

 この時期の屈辱的な体験は、デビューから20年以上経ったいまでも、彼女の活動に影響を与えているという。

<疑われている、本職の仕事自体を。『疑われるのはごめんだ!』と思って、そういうことを避けるためにアー写とかジャケ写がだんだんエスカレートしていっちゃったんです。
それがいまにもつながっていて。とにかく強い。馬鹿にされない。『馬鹿にすんなよ!』っていうのがまず第一に。その癖はもうなんかとれなくて。どうしてもアー写がスタンガン持ってたりとか、欠かせなくなっちゃって>
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バンドマンの肉便器で弥吉と犬猫みたく中出しデキ婚してた糞女が。水着くらいやれや!( `Д´)/