MHW徳田ディレクター誕生の日

―― いよいよディレクターとなったお話ですが、どんな経緯でなられたところから教えていただけますか。

徳田 もともと僕自身が『モンハン』の生態系をゲームに落とし込む部分が好きで参加しました。で、その生態系にもっとフィーチャーした『モンスターハンター』を作りたいというのはずっと考えていたことなんです。それこそ『モンスターハンター3(トライ)』を作り終えた頃にも、プロデューサーの辻本(良三)さんに、現在の『MHW』の原型となるようなタイトルを作らせてくれないかと直談判したこともあったぐらいです。

―― そうなんですね。

徳田 けれど、そのときは「まだ早い」と言われました。当時は「できますよ」って思ったりもしたんですけど、今思うと本当にその判断は正しくて、当時は自分の能力も技術的にもまだ早かったんです。
ただその後、ニンテンドー3DSで『MH4』『MH4G』とメインプランナーをやらせていただいて、ある程度やりきった感じがあったんですね。で、次は自分の中でも新しいチャレンジがしたいと考えていたところに、会社から「世界に向けて『モンスターハンター』を作ってほしい」という依頼がきたので、満を持してではないですが、これまでやりたかったものをぶつけてやろうという気持ちになったんです。

内川 それは自分から手を挙げたんですか?

徳田 いや「やってくれ」と言われました。もう即答で「はい」と答えましたね。だからプレッシャーみたいなものよりは、「こんなこともあんなこともできる!」って喜びや、やりたいことへの気持ちが先行しました。
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