―― では、そろそろ締めに向かおうと思いますが、この対談からユーザーへ向けてのメッセージというのも難しいと思いますので、今回はこれから業界を目指す人に向けてお言葉をいただけますか?

徳田 
そうですね。今日の話にも出ましたが、ゲームデザイナーを目指す方は何でもいいからルールを自分で作って、それで人を楽しませる経験をたくさんしておいてもらえるといいと思います。
今回僕たちの共通項になっているぐらいですし、後に活きてくる実感があります。
僕はやりたいことがあってキャリアを積ませていただいていますが、根っこにある原動力は楽しんでもらいたい意思や経験だと思っています。
その上で「『モンスターハンター』を作りたい」でも、「モンスターを作りたい」でもいいので、こういうものが作りたいという意思を持っている方は、ぜひ一緒に仕事をしましょう!