チーニンの場合

本作のキャラクターモーションは、流派によってアクションが異なり、オープンワールドであるため移動モーションにも多くの選択肢が用意されている。各流派のアクションは、史実に基づいた逸話も含めて流派の資料から動きの情報を収集し、際立った動きになるように作成されている。

Team NINJA流のモーション制作のノウハウをCGディレクターの小林賢典氏は、「キャラクターのアクションは、リーダーを含め担当者が実際に演じてみた動きをキャプチャしてモーションデータとして利用しています。

各流派のモーションがまとまってきたところで、今度は実際にユーザーがプレイしたときの手触り感を確かめながらエンジン上で調整を行います。このプレイしたときの手触り感というのをわれわれは非常に重要視していて、アニメーターたちはわれわれが感じ取れないようなレベルでフレーム単位の調整を行なっています」と話す。

また移動モーションに関しても、ユーザーのストレスにならないように心がけているという。
https://cgworld.jp/article/202410-cgw313-rotr01.html