たとえばこんなシチュエーションがありうる、と徳田氏は説明する。
ラギアクルスとの戦いを求めて、緋の森をセクレトに乗って疾走していると、デスクの横にふと、異音を発するパソコンの姿がよぎる。すでにアンチチートと交戦でもしたのだろうか、Intel社製CPUに無数の傷を負っている。
まだ故障したと決まったわけではないが、代償は非常に大きい。一瞬の逡巡ののち、踵を返して先ほどの傷だらけの80万円のパソコンを強制終了する。
ハンターに必要なものは、臨機応変な判断力だ。「ワイルズ」には、そんな体験が可能な世界が用意されているのだ。