たとえばこんなシチュエーションがありうる、と徳田氏は説明する。
ハンターはあるモンスターに両親が襲われ、師匠となる男に助けられ一命を取り留める。それからハンターは師匠の下で更なる強さと正しい道を極めようとした。1人、2人、3人…ハンターの周りに仲間が出来ると、砂塵の向こうにふと、ハンターを襲ったモンスター再びがやって来た。すでにほかのモンスターと交戦でもしたのだろうか、体にいくつか傷を負っている。仲間と共に闘った。ハンターには勝てる自信があったんだ。―――だが奴は強過ぎた。ハンターの仲間は次々と殺された。

ハンターの師匠までも奴との戦いで命を落とした。ハンターは再び立ち上がろうとしたが生き残った調査団に立ち上がる者は居なかった。力無き者は強者に従うしか無かったのだ。ハンターは独りになった。
ハンターに必要なものは、絶対的な強さだ。
勝てば周りがついて来る。勝利すれば全てが手に入る。其処に感情など不要。俺はそんなハンターの途轍も無い強さへの渇望とその孤独心に惚れたんだ。