「これはもう…パタン、ですねw」
コロナウィルスでアルバトリオンが延期し、辻本は開発部署に不遜を撒き散らしていた。
やりたい放題だった簡悔開発が見限られのも時間の問題だ。
PS5で次回作を出すまでもまだ期間があった。

「受付嬢のDLCで場繋ぎするか・・・」

「このゲームではこっちのほうが重要なんだよ(笑)」

「んっ、お前は・・・藤岡・・・?w」
辻本の言は疑問形となる。藤岡と思われた人物は全身を逆鱗で包み、氷と炎のエネルギーをまとっていたのだ。

「禁忌モンスターだからね、今のボクはアルバトリオン藤岡だ」

「まァじでw気合入りまくってんじゃん、一狩りいっとく?w」

「これからお前をクシャルダオラ堕ちさせる」
そう言うや否や藤岡は屹立したゲイボルゴを辻本のケツマンへ突き刺す。

「やめろアルバトリオン藤岡!・・・アツイイイイイイ!!ツメタアイイイイイイ!!」
ゲイボルゴも炎と氷をまとっているため、肛門の半周は焼け焦げ、別の半周は凍傷による収縮が起こっていた。

「これは序の口に過ぎん。ここからが本番だ!うおおおお!」
藤岡はバインドボイス(大)と共にゲイボルゴで繋がっている肛門を支点として回転を始める。

「んっ!これは!癒される新感覚!」
「そうだ、回転により焼けた部分には冷気、凍った部分には暖かさ。誰もが悶える蝕尻弾の完成です(笑)」
藤岡は更に回転を強め、辺りには激臭が立ち込める。「臭ェ!」と鼻を押さえた市原は信じられないものを見た。

「辻本が空へ!?」
藤岡の回転により揚力が生じ、ヘリコプターのように辻本と藤岡が空へ上がっていく。

「アイイイイイ!藤岡、俺飛んじゃう!クシャルダオラになっちゃう!」
「なれ!クシャルダオラになれ!これもまた、コミュニケーションになるんじゃないかと思って!」
「アイイイイイ!コツが必要になっちゃう!ガンナーとかいなくなればいいのにィィィ!」

その瞬間、空へ向かっていたおぞましいヘリコプターが消滅した。
「二人が消えた・・・?」呆然とするハマに、MHW2プロデューサー杉浦が答える。
「これはメドローア現象ですね。漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』で出た魔法です、まぁ自然は厳しいって事ですね(笑)。」
炎と氷という相反する二属性を併せ無を作り出した辻本と藤岡は消え去り、図らずともドラクエコラボした■■■■であったが
ドラクエユーザーの「そうは思わない」は94.4%を超えたという