トータルで矛盾がないように、しっかりとした“ひとつの空間”を作ろうという意識で進めていたのですが、あまり広過ぎると利便性はどんどん失われ、歩くのが億劫になるんですよ。
ですから施設間などの距離を縮めていくんですが、次第にここに何百人も住んでいるとは思えない、スケール感の小さい拠点になってしまって(笑)。
これはいかんということで、十分に距離のある空間をベースに、ショートカットできるリフトや、さまざまな場所からメニューでアクセスできたりといった機能を追加していき、利便性とのバランスを取りました。