【名称】ウォルネスト
【別名】渦朔龍
【生息地】孤島、海底遺跡
【危険度】☆☆☆☆☆☆☆☆
【生態】海底遺跡に縄張りを持つ大型の古龍種。普段は比較的水深が浅い孤島に現れ、陸地に上陸して自分の巣で昼を過ごす。
リオレウスやラギアクルスなどの大型モンスターに手を出さないことから、あまり好戦的ではないことが伺える。
それはウォルネストが強大な力を持っているからであり、本気を出せば激流のブレスと巨大竜巻によって華麗に吹き飛ばされる。
ウォルネストはモンスターを殺すことはしないため、自身の攻撃によって吹き飛ばしたモンスターに追い討ちをかけることはしない。
ウォルネストは古龍種にしては珍しく草食で孤島に生えている草や海藻を好んで食べ、満腹になると自分の巣に帰っていく。
本来の縄張りである海底遺跡へは睡眠を取るときにしか戻らない。この習性はウォルネストが満腹になってリラックス状態に入るため、海底遺跡でゆっくりと睡眠を取りたいからだ。
一見すると非常におとなしく、危険も少ない古龍種だが新月の夜になると恐ろしい一面を見せる。
満腹になっても寝床の海底遺跡には戻らず、孤島の海で大規模な渦潮を起こしたり、天に向かって超高圧縮の水を放出する。
これはウォルネストが日々の生活によって体内に貯水してある水が汚れてきたため、新月の夜に汚れた水を一気に体外へ放出する習性があるからだ。
汚れた水を全て放出したら海底遺跡に戻り、そこの澄んだ水を【潮淵袋】に取り込んで眠りにつく。
この潮淵袋はポンプのような構造で作られており、体が干からびないよう上空に拡散させて浴びる「拡散噴水」と、ブレスとして放出する「水ブレス」の調整を行う器官である。
だが、渦潮を起こす際は潮淵袋とは別に背中にある岩のような器官【岩翼】から渦潮を発生させる。
岩翼と言われているが、翼としての機能は退化している。その代わり先端に大きな穴が空いており、そこから勢いよく水を吸収することで潮の流れを回して渦が発生する。
この渦は海の中しか起こせないが、陸地では空気を吸い込み、その気流に向かって拡散噴水をすることで巨大な水の竜巻を起こすことが可能。
水を乗せずとも竜巻として外敵を吹き飛ばすことができる。
このような生態を持つことから【渦朔龍】という別名を付けられた。非常に戦闘力が高いウォルネストの討伐は熟練のハンターにしか受けられないように厳しく制限されている。
【素材】
渦朔龍の上鱗
渦朔龍の堅殼
渦朔龍の岩翼
渦朔龍の尻尾
潮淵袋
朔月の龍神玉