人気のアイドルやキャラクターが印刷されたコンビニの景品などが高値で転売されることを防ぐため、大手コンビニ3社はフリマアプリの運営会社と共同で、出品されたものをアプリから削除できるよう協定を結びました。

この協定はコンビニ大手のセブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、それにローソンとフリマアプリ運営会社のメルカリがこのほど締結しました。

コンビニ各社はキャンペーンの景品や店頭の販促物などに人気のアイドルやアニメのキャラクターを印刷して使っていますが、こうした景品などがフリマアプリに出品され、高値で転売されるケースが後を絶ちません。

このため協定ではコンビニ各社がアプリの運営側にキャンペーンの期間や販促物などの情報を事前に伝えることで運営側が監視を行い、著作権に違反しているものは速やかに削除するとしています。

この運営会社では大手の衣料品チェーンやビールメーカーとの間でも新商品や品薄の人気商品が高値で転売されないよう協定を結んでいるということで、

運営会社の大木将裕さんは

「今後も企業と意見交換を行い、消費者がより安心・安全にサービスを利用できる環境を整えていきたい」

と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211225/K10013404291_2112251857_2112251944_01_02.jpg
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コンビニ景品の高値転売防止へ 大手3社とメルカリが協定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211225/k10013404291000.html
2021年12月25日 19時44分