調べによると男は少なくとも2005年からラーメン店を経営していた時に出た脂などの汚水や廃棄物をいわゆるグリストラップと呼ばれるフィルターを通さず、そのまま川に流していた疑い。
男の自宅近くから異臭がすると近所からの被害届が出され、警察が捜査したところ、男の経営していたラーメン店から廃棄物や汚水をそのまま川に流していた。
経営していたラーメン店は2015年2月に市の道路拡張工事を理由に一時休業をしていたが、公害防止条例違反で鹿嶋市や鹿嶋署が警告を出していたが、休業以後も同様の行為が見られていたため、鹿嶋市が営業禁止の行政処分を下したが、それにも従わずに川に流す行為を続けていたため、今回の逮捕に至った。男は既にラーメン店を閉店しており、逮捕当時は介護施設に勤務していた。
警察は男の認否を明らかにしていないが、工事終了後の営業再開に向けて、廃棄物や汚水を常態的に川に流していたとして、慎重に取り調べを進めている。
