ロックバンドX JAPANは1月31日もって活動を停止したと公式サイトでアナウンスされた。
理由として、昨年12月31日でギターのPATAさんとベースのHEATHさんが脱退を表明、ギターのSUGIZOさん(LUNA SEA)もX JAPANとしての契約は終了したと発表していた。
残るメンバーはリーダーで太鼓のYOSHIKIさんとボーカルのToshlさんの二人だったが、Toshlさん側の弁護士によると先月をもってYOSHIKIさん側の弁護士と双方合意の上で契約を解除、バンドを離れたという。
今後、Toshlさんは「龍玄とし」としてソロ活動、PATAさんはサポートメンバーなどの活動に専念、HEATHさんは今年9月に解散するバンド「OKAMOTO'S」にヒース・オカモトとして期間限定で加入、SUGIZOさんは引き続きYOSHIKIさんのプロジェクト「THE LAST ROCK STAR」で活動する。
YOSHIKIさんは公式サイトで「PATA、HEATHの二人に離れられ、Toshlとは弁護士同士とも話ができていない状態でX JAPANそのものの活動は完全に不可能な状態になってしまいました。
2018年まで続いたバンドを潰してしまったのは全て僕の責任です。3人とSUGIZOは何も悪くありません。全責任が僕にあるのは事実です。
せめてけじめを付ける為にもラストライブツアーをやろうと声を掛けましたが、SUGIZO以外の3人には(断ると)突っぱねられました。Toshlに至っては返事すら得られない状態でした。
一部の報道でメンバーとの契約トラブルやX JAPANの利益大半が僕に流れてロスで豪遊生活を送っているという誤ったニュースが流されましたが、全くの事実無根です。僕がロスで生活しているのはX JAPANはもちろん、個人的な活動も含まれており、バンドの稼ぎの大半を自分のものにしているというのは全然違います。
契約トラブルに関しては双方で弁護士を立てて着実に進めておりましたが、実家ぐらしのメンバーもいると聞いたときはショックを受けました。事実を確認しようと連絡しましたが全く連絡が取れず、『俺のせいなのか?』『どこで間違えたんだ?』と自問自答する日々も続きました。
幸いにもPATAやHEATH、Toshlの今後が決まっていたのは僕としては良かったと思いますが、30年以上続き、今も注目され応援されているX JAPANをこんな形で終わらせてしまうのは本当に悔しいです。
今後はTHE LAST ROCK STARというプロジェクトに全力を注入していきますが、このバンドと私にご声援いただければと思います。この度はいろいろお騒がせして、ご迷惑とご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。」
とコメントしている。