日本野球機構NPBは26日、来季より若手の育成や主力選手の再調整の場となっている二軍をラ・リーグに改称し、イースタン7チーム、ウエスタン5チームのうち、中日をイースタンに転籍させ、イースタン8チーム、ウエスタン4チームに再編成することを発表した。
イースタンは北海道日本ハム、東北楽天、埼玉西武、千葉ロッテをラ・リーグ北地区、巨人、東京ヤクルト、横浜DeNA、ウエスタンから編入される中日をラ・リーグ南地区、ウエスタンのオリックス、阪神、広島、福岡ソフトバンクをラ・リーグ西地区とそれぞれ分類する。
3地区ともDH制を導入し、延長戦は行わない。試合数は北地区と南地区は同じ地区とは18試合×3チームの54試合、隣り合う地区とは12×4チームの48試合、西地区とは6試合×4チームの24試合で計124試合。西地区は西地区同士で25試合×3チームの75試合、北地区と南地区とは6試合×8チームで48試合で計123試合..
北地区と南地区は地区優勝チーム同士でイースタン選手権を行い、全3戦の2勝先勝でイースタン優勝。西地区は1位と2位のチームがウエスタン選手権を行い、1位にアドバンテージ1勝を付与され全4戦で3勝先勝でウエスタン優勝となる。
イースタン選手権優勝チームとウエスタン選手権優勝チームでファーム日本選手権を開催するが、従来の宮崎開催ではなく、四国、北陸などNPBのチームがない府県による持ち回り開催となり、従来どおり1試合で優勝を決する。