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お前らの知恵を結集しオリジナルの意味怖話を完成させるスレ
0001CYBERPUNK2019/11/10(日) 15:48:19.00ID:OX2b9APv
頼んだぞ
0002CYBERPUNK2019/11/10(日) 16:38:47.73ID:zk08kDRy
あとは任せた
0003CYBERPUNK2019/11/10(日) 17:13:17.30ID:n2qJFyJF
じゃあタイトルは祭判(サイパン)の夜ってことで
0004CYBERPUNK2019/11/10(日) 18:22:21.10ID:gvttzOWc
>>1
お前がやるんだよ!
0005CYBERPUNK2019/11/11(月) 04:28:36.67ID:ega3InVm
日本か海外か
現在か過去か
0006CYBERPUNK2019/11/11(月) 06:30:53.90ID:Z2HsrONU
祭りの夜の話なら日本がいい
0007CYBERPUNK2019/11/11(月) 07:43:01.90ID:BSMZNQE0
一人称視点?
0008CYBERPUNK2019/11/11(月) 12:45:42.78ID:bVaSg8ZF
祭りなら祟り系かなあ
0009CYBERPUNK2019/11/11(月) 18:21:34.93ID:KysXEg5K
電脳コイルみたいなのは
0010CYBERPUNK2019/11/11(月) 18:30:34.75ID:03HsACx0
あー都市伝説もいいな
0011CYBERPUNK2019/11/11(月) 20:10:29.75ID:Z2HsrONU
怪談なら祟りも都市伝説も良いけど意味怖ならそこから物理的な危険に話をもっていかないと
0012CYBERPUNK2019/11/11(月) 21:19:29.18ID:GRWDy5Cp
DAT落ちないんだからとりあえずなんでも作ってみようや
0013CYBERPUNK2019/11/12(火) 07:15:20.51ID:H+C5GrjR
里帰りで地元の祭りで御輿担ぐことになった
→道中で4つのマンホールが固まった道を通ると異世界へ行ってしまうとかなんとかの都市伝説
→出発(境内から鳥居くぐるまでの風景描写)
→マンホールの道を通ってしまう
→不安になるが神社に帰ってきた
→(出る時と同じ順番の風景描写)
→なぁんだ、何もなかったじゃないか
あれっ?
0014CYBERPUNK2019/11/12(火) 07:41:27.18ID:nGfHlRXv
境内から帰ってきたらさすがに違和感丸出しだからそこはもう少しさりげなく
狛犬が参道の片側にしか置いてない神社で、行きは不安で狛犬が怖く見えて、帰りは「俺に微笑みかけているようだった」とかどうよ
主人公は御輿の真横を担いでる設定にして、行きに見えたなら帰りは反対側のはずなのに…的な
0015CYBERPUNK2019/11/12(火) 15:05:22.09ID:PB504cyH
サイバーパンク要素は要らないのか?
0016CYBERPUNK2019/11/12(火) 17:39:36.06ID:ljkz2q7H
サイバーパンクって何
0017CYBERPUNK2019/11/12(火) 20:48:49.77ID:GOxemapJ
「祭判の夜」だから主人公犯罪者にしたらどうかな
0018CYBERPUNK2019/11/13(水) 03:26:02.91ID:qkAU+WoD
シンプルなのが良い
0019CYBERPUNK2019/11/13(水) 07:51:40.83ID:c0jKdP/w
>>16
なんだろうな
初めて聞く言葉だわ
0020CYBERPUNK2019/11/13(水) 22:20:29.53ID:bKDQIE9L
筒井康隆の胎内めぐりみたいだな
0021CYBERPUNK2019/11/14(木) 04:21:52.41ID:kVL2SfB3
夜歩いてたらワンちゃんが壁の隅からひょっこり出てきたんですけど、顔がね…人の顔だったんです!
0022CYBERPUNK2019/11/14(木) 05:35:56.90ID:cQWLUS2i
普通に怖い話だなそれは
0023CYBERPUNK2019/11/14(木) 12:29:28.21ID:iERDdf1X
人面犬懐かしい
0024CYBERPUNK2019/11/14(木) 21:23:54.35ID:vH3P2I9T
御輿を倉庫に降ろすと、俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。

大学の夏休み、地元に帰ってきた俺は幼なじみの薦めで祭りの御輿を担ぐことになった。両親にその事を話すと猛反対されたがもう約束してしまっていたので今さら取り消す訳にもいかない。
「断ってくるわー」と適当な嘘をついて俺は御輿のスタート地点でありゴールでもある神社へと向かった。

両親が猛烈に反対したのには理由がある。この町内の御輿には妙な都市伝説があるのだ。
0025CYBERPUNK2019/11/15(金) 04:24:51.28ID:DgIFH/eR
投げるなよ
0026CYBERPUNK2019/11/15(金) 07:42:11.83ID:oGgnYeUT
SSSC(さすがサイパン仕事が中途半端)
0027CYBERPUNK2019/11/16(土) 06:41:36.45ID:9JN9j+Ep
普通に時系列通りでよくない?
0028CYBERPUNK2019/11/17(日) 06:54:57.91ID:UI+ng+TS
最初の一行に伏線張るパターンかも
0029CYBERPUNK2019/11/17(日) 07:47:49.96ID:DKhRjR2X
倉庫?
0030CYBERPUNK2019/11/17(日) 14:07:32.60ID:pwuGg4J3
期待
0031CYBERPUNK2019/11/17(日) 18:22:01.66ID:h2DSFu+N
御輿の順路は決まっているにもかかわらず、見たこともない路地に迷い込むことがあるらしい。
そして道路の一角に4つのマンホールが固まって配置されている道を通ってしまった御輿は二度と帰ってこられないのだそうだ。
もちろん俺は信じていない。
二度と帰ってこられないのなら、この都市伝説は誰が伝えたんだって話だ。
0032CYBERPUNK2019/11/17(日) 22:59:17.11ID:FzuuCLZ6
神社に着くともう準備が始まってた
神輿は2基
6人ずつ2組に別れて町内を練り歩く
俺は友人とは別に方の神輿を担ぐことになった
0033CYBERPUNK2019/11/18(月) 07:47:25.67ID:YT+JcIM1
俺も続き書いていい?
0034CYBERPUNK2019/11/18(月) 13:40:38.82ID:EB/vetxK
どーぞどーぞ
0035CYBERPUNK2019/11/18(月) 15:26:30.89ID:PIQNevhc
あとで繋げて添削しようず
0036CYBERPUNK2019/11/19(火) 12:37:18.45ID:fYvOlyxb
書こうとしたけど文才が壊滅的だったわ
0037CYBERPUNK2019/11/19(火) 19:58:13.02ID:bt0eqBEh
>>36
その一行で良く伝わった
0038CYBERPUNK2019/11/20(水) 07:48:46.83ID:fTJPSZbp
やかましいわ
0039CYBERPUNK2019/11/20(水) 10:52:45.57ID:1zvRhgn9
ももみんはいつ登場するの?
0040CYBERPUNK2019/11/20(水) 19:29:59.49ID:Tg0d6u+w
かわいいと怖いの両立は難しい
0041CYBERPUNK2019/11/21(木) 07:47:18.74ID:5w4k9rie
かわいいは作れるってバアちゃが言ってた
0042CYBERPUNK2019/11/21(木) 21:57:19.07ID:O0uGPEln
御輿の左右に3人ずつ、先頭の2人は何度か参加したことがあるらしい人が立つ。俺は右側の真ん中。
自治会のおっさんの説明もそこそこに、御輿は境内から出発する。
この神社の参道には、どんな謂れがあるのかは知らないが北側だけに狛犬が何体も並んでいる。横を通りすぎるたびに狛犬に睨まれてるような気味の悪さを感じて、俺はなるべく前だけ見るようにして鳥居へ向かった。
鳥居を抜け夕暮れの町内を御輿は進む。見物人はほとんど居ない。なんせ掛け声さえ出さない巡幸なので、神輿が通っていることさえ誰も気づいてないのだろう。
0043CYBERPUNK2019/11/22(金) 03:40:05.40ID:BYRSaFUw
神輿なのか御輿なのか
0044CYBERPUNK2019/11/22(金) 06:31:39.16ID:E8jBiMSU
時々道路脇の家の窓から少しだけカーテンを開けてこちらを窺っている人が見える
なんだか自分たちが不吉なもののように思われているようで良い気はしなかった
0045CYBERPUNK2019/11/22(金) 12:34:34.15ID:nWTlm7qq
>>42
誤字かと思ったらみこしは巡行じゃなくて巡幸で合ってるのか
0046CYBERPUNK2019/11/22(金) 19:22:06.24ID:iZ1vCAOV
うちの地元の山鉾は「巡行」だわ
0047CYBERPUNK2019/11/23(土) 08:41:35.58ID:/KASa5u/
30分ぐらい歩いただろうか
住宅街の中の小さな十字路を右に曲がったところで神輿は突然止まった
0048CYBERPUNK2019/11/25(月) 13:27:28.84ID:/58rhdRV
もう飽きたのか
0049CYBERPUNK2019/11/25(月) 14:53:21.20ID:J0LJGO2M
全裸待機中
0050CYBERPUNK2019/11/25(月) 20:53:49.54ID:2D21o26j
有能なエディターが必要
0051CYBERPUNK2019/11/28(木) 03:00:20.08ID:i4UYyQBE
前列の2人が立ち止まってしまったようだ。俺の位置からは前の人の横顔しか見えないが、左側の人の方を見てなにやら話している。やけに顔色が青ざめて見える。
しばらくして、御輿はまたゆっくりと進み始めた。「道を間違えたのかな?」などとぼんやり考えていた時だった。
コトン
と、何かを踏んで下を見た瞬間、俺は小さな悲鳴を上げた。マンホールの蓋だ。しかも一ヶ所に4つ。
どっと脂汗が吹き出し心拍数が上がる。
御輿の胴に視界を遮られて俺からは前の人の後頭部しか見えない。不安になった俺は思わず後ろを振り返った。
0052CYBERPUNK2019/11/28(木) 06:34:32.93ID:fzHMei1U
怖いです
0053CYBERPUNK2019/11/28(木) 12:28:41.37ID:5o3nyW+H
1レスの文字数上限て何文字だっけ
0054CYBERPUNK2019/11/28(木) 15:08:24.70ID:5UARaEVD
試してみ
0055CYBERPUNK2019/11/29(金) 12:39:15.08ID:EpDuYqby
めんどくせぇ
1024かな
0056CYBERPUNK2019/11/29(金) 20:12:40.81ID:w/jbhH3c
そうとう削らないとだな
0057CYBERPUNK2019/12/04(水) 19:01:23.49ID:YE2DF595
後ろの奴は真下を向いたままで表情は見えない。それでも肩が震えているのははっきりと分かった。
どうしたらいいのか分からない。正直、巡幸を放棄して実家に逃げ帰りたい。でもここがどこなのかもよく分からない。
出来の悪い都市伝説と思っていた事が自分の身に起こった現実に頭がついていかない。
十三階段を昇る死刑囚のように、抵抗するすべもなく俺は御輿と共に進み続けた。
0058CYBERPUNK2019/12/04(水) 23:25:19.20ID:FmFO2TPs
日本の絞首刑台って階段ないらしいね
0059CYBERPUNK2019/12/05(木) 02:18:57.61ID:sBJdEQEc
結末は、というと
御輿は神社へとなにごともなく帰ってこれた
神社の鳥居がもう一度見えたときはおもわず「助かった…」と声に出してしまったほどだ
巡幸の間ビビりまくっていた自分が恥ずかしくなった
行きはあれほど不気味に見えた狛犬も俺の帰りを歓迎してくれている様に見えて、横を通り過ぎるたびに一体一体に愛想笑いして通りすぎた

御輿を倉庫に降ろすと、俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。
それにしても、もう一基の御輿、なかなか帰ってこないな…
0060CYBERPUNK2019/12/05(木) 06:37:39.41ID:VhX++YKi
完成?乙
0061CYBERPUNK2019/12/05(木) 07:40:18.66ID:IKke98+Y
面白い!

1レスにまとめるのは無理だろ
0062CYBERPUNK2019/12/05(木) 09:33:27.04ID:Z5kIwFbh
教科書通りのまさに意味怖
0063CYBERPUNK2019/12/05(木) 18:49:23.51ID:sBJdEQEc
御輿を倉庫に降ろすと、俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。

大学の夏休み、地元に帰ってきた俺は幼なじみの薦めで祭りの御輿を担ぐことになった。両親にその事を話すと猛反対されたがもう約束してしまっていたので今さら取り消す訳にもいかない。
「断ってくるわー」と適当な嘘をついて俺は御輿のスタート地点でありゴールでもある神社へと向かった。

両親が猛烈に反対したのには理由がある。この町内の御輿には妙な都市伝説があるのだ。
御輿の順路は決まっているにもかかわらず、見たこともない路地に迷い込むことがあるらしい。
そして道路の一角に4つのマンホールが固まって配置されている道を通ってしまった御輿は二度と帰ってこられないのだそうだ。
もちろん俺は信じていない。
二度と帰ってこられないのなら、この都市伝説は誰が伝えたんだって話だ。

神社に着くともう準備が始まってた
神輿は2基
6人ずつ2組に別れて町内を練り歩く
俺は友人とは別に方の神輿を担ぐことになった
御輿の左右に3人ずつ、先頭の2人は何度か参加したことがあるらしい人が立つ。俺は右側の真ん中。
自治会のおっさんの説明もそこそこに、御輿は境内から出発する。
この神社の参道には、どんな謂れがあるのかは知らないが北側だけに狛犬が何体も並んでいる。横を通りすぎるたびに狛犬に睨まれてるような気味の悪さを感じて、俺はなるべく前だけ見るようにして鳥居へ向かった。
鳥居を抜け夕暮れの町内を御輿は進む。見物人はほとんど居ない。なんせ掛け声さえ出さない巡幸なので、神輿が通っていることさえ誰も気づいてないのだろう。
時々道路脇の家の窓から少しだけカーテンを開けてこちらを窺っている人が見える
なんだか自分たちが不吉なもののように思われているようで良い気はしなかった

30分ぐらい歩いただろうか
住宅街の中の小さな十字路を右に曲がったところで神輿は突然止まった
前列の2人が立ち止まってしまったようだ。俺の位置からは前の人の横顔しか見えないが、左側の人の方を見てなにやら話している。やけに顔色が青ざめて見える。
しばらくして、御輿はまたゆっくりと進み始めた。「道を間違えたのかな?」などとぼんやり考えていた時だった。
コトン
と、何かを踏んで下を見た瞬間、俺は小さな悲鳴を上げた。マンホールの蓋だ。しかも一ヶ所に4つ。
どっと脂汗が吹き出し心拍数が上がる。
御輿の胴に視界を遮られて俺からは前の人の後頭部しか見えない。不安になった俺は思わず後ろを振り返った。
後ろの奴は真下を向いたままで表情は見えない。それでも肩が震えているのははっきりと分かった。
どうしたらいいのか分からない。正直、巡幸を放棄して実家に逃げ帰りたい。でもここがどこなのかもよく分からない。
出来の悪い都市伝説と思っていた事が自分の身に起こった現実に頭がついていかない。
十三階段を昇る死刑囚のように、抵抗するすべもなく俺は御輿と共に進み続けた。

結末は、というと
御輿は神社へとなにごともなく帰ってこれた
神社の鳥居がもう一度見えたときはおもわず「助かった…」と声に出してしまったほどだ
巡幸の間ビビりまくっていた自分が恥ずかしくなった
行きはあれほど不気味に見えた狛犬も俺の帰りを歓迎してくれている様に見えて、横を通り過ぎるたびに一体一体に愛想笑いして通りすぎた

御輿を倉庫に降ろすと、俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。
それにしても、もう一基の御輿、なかなか帰ってこないな…
0064CYBERPUNK2019/12/05(木) 18:50:35.72ID:sBJdEQEc
全文入るじゃんか
0065CYBERPUNK2019/12/05(木) 19:37:22.24ID:IwSNt9Kx
上出来
0066CYBERPUNK2019/12/05(木) 23:52:22.47ID:VhX++YKi
意味怖スレ見かけたら投下して反応見てみる
0067CYBERPUNK2019/12/06(金) 12:36:02.61ID:bMZrBEOG
改行、スペース、句読点は多少いじっても良いんじゃないの
0068CYBERPUNK2019/12/07(土) 09:40:49.93ID:5OpjckcF
それで1レスに収まらんくなったら笑う
0069CYBERPUNK2019/12/07(土) 14:36:24.80ID:w+dQhHmP
>>66
いや立てろよ
0070CYBERPUNK2019/12/07(土) 18:50:24.38ID:RruANH4d
御輿を倉庫に降ろすと俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。

大学の夏休み、地元に帰ってきた俺は幼なじみの薦めで祭りの御輿を担ぐことになった。
両親にその事を話すと猛反対されたがもう約束してしまっていたので今さら取り消す訳にもいかない。
「断ってくるわー」と適当な嘘をついて俺は御輿のスタート地点でありゴールでもある神社へと向かった。

両親が猛烈に反対したのには理由がある。この町内の御輿には妙な都市伝説があるのだ。
御輿の順路は決まっているにもかかわらず、見たこともない路地に迷い込むことがあるらしい。
そして道路の一角に4つのマンホールが固まって配置されている道を通ってしまった御輿は二度と帰ってこられないのだそうだ。
もちろん俺は信じていない。
二度と帰ってこられないのなら、この都市伝説は誰が伝えたんだって話だ。

神社に着くともう準備が始まっていた。
御輿は2基、6人ずつ2組に別れて町内を練り歩く。
俺は友人とは別の神輿を担ぐことになった。
御輿の左右に3人ずつ、先頭の2人は何度か参加したことがあるらしい人が立つ。俺は右側の真ん中。
自治会のおっさんの説明もそこそこに、御輿は境内から出発する。
この神社の参道には、どんな謂れがあるのかは知らないが北側だけに狛犬が何体も並んでいる。横を通りすぎるたびに狛犬に睨まれてるような気味の悪さを感じて、俺はなるべく前だけ見るようにして鳥居へ向かった。

鳥居を抜け夕暮れの町内を御輿は進む。見物人はほとんど居ない。なんせ掛け声さえ出さない巡幸なので、御輿が通っていることさえ誰も気づいてないのだろう。
時々道路脇の家の窓から少しだけカーテンを開けてこちらを窺っている人が見える。
なんだか自分たちが不吉なもののように思われているようで良い気はしなかった。

30分ぐらい歩いただろうか。
住宅街の中の小さな十字路を右に曲がったところで神輿は突然止まった。
前列の2人が立ち止まってしまったようだ。俺の位置からは前の人の横顔しか見えないが、左側の人の方を見てなにやら話している。やけに顔色が青ざめて見える。
しばらくして、御輿はまたゆっくりと進み始めた。「道を間違えたのかな?」などとぼんやり考えていた時だった。
コトン
と、何かを踏んで下を見た瞬間、俺は小さな悲鳴を上げた。マンホールの蓋だ。しかも一ヶ所に4つ。
どっと脂汗が吹き出し心拍数が上がる。
御輿の胴に視界を遮られて俺からは前の人の後頭部しか見えない。不安になった俺は思わず後ろを振り返った。
後ろの奴は真下を向いたままで表情は見えない。それでも肩が震えているのははっきりと分かった。
どうしたらいいのか分からない。正直、巡幸を放棄して実家に逃げ帰りたい。でもここがどこなのかもよく分からない。
出来の悪い都市伝説と思っていた事が自分の身に起こった現実に頭がついていかない。
十三階段を昇る死刑囚のように、抵抗するすべもなく俺は御輿と共に進み続けた。

結末は、というと
御輿は神社へとなにごともなく帰ってこれた。
神社の鳥居がもう一度見えたときはおもわず「助かった…」と声に出してしまったほどだ。
巡幸の間ビビりまくっていた自分が恥ずかしくなった。
行きはあれほど不気味に見えた狛犬も俺の帰りを歓迎してくれている様に見えて、横を通り過ぎるたびに一体一体に愛想笑いして通りすぎた。

御輿を倉庫に降ろすと俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。
それにしても、もう一基の御輿、なかなか帰ってこないな…
0071CYBERPUNK2019/12/07(土) 19:51:07.50ID:M3ihKHMf
>>69
建てた
0072CYBERPUNK2019/12/07(土) 20:49:29.56ID:w+dQhHmP
おー
0073CYBERPUNK2019/12/07(土) 20:58:30.41ID:M3ihKHMf
とにかく長い、と
2点だ、と
評価以前の話だった
0074CYBERPUNK2019/12/07(土) 21:08:37.49ID:RruANH4d
添削するか
0075CYBERPUNK2019/12/09(月) 07:44:21.99ID:KCg0+8E9
長いって言われてもなぁ
最初の2行以外思い付かん
0076CYBERPUNK2019/12/09(月) 15:08:51.00ID:QCPQ7yAq
町内の描写もばっさり削る?
0077CYBERPUNK2019/12/09(月) 19:06:05.85ID:sx1GgK0y
大学の夏休み、地元に帰ってきた俺は幼なじみの薦めで祭りの御輿を担ぐことになった。
両親にその事を話すと猛反対されたがもう約束してしまっていたので今さら取り消す訳にもいかない。
「断ってくるわー」と適当な嘘をついて俺は神社へと向かった。

両親が猛烈に反対したのには理由がある。この町内の御輿には妙な都市伝説があるのだ。
御輿の順路は決まっているにもかかわらず、見たこともない路地に迷い込むことがあるらしい。
そして道路の一角に4つのマンホールが固まって配置されている道を通ってしまった御輿は二度と帰ってこられないのだそうだ。
もちろん俺は信じていない。
二度と帰ってこられないのなら、この都市伝説は誰が伝えたんだって話だ。

神社に着くともう準備が始まっていた。
御輿は2基、6人ずつ2組に別れて町内を練り歩く。
俺は友人とは別の神輿を担ぐことになった。
御輿の左右に3人ずつ、先頭の2人は何度か参加したことがあるらしい人が立つ。俺は右側の真ん中。
自治会のおっさんの説明もそこそこに、御輿は境内から出発する。
この神社の参道には、どんな謂れがあるのかは知らないが北側だけに狛犬が何体も並んでいる。横を通りすぎるたびに狛犬に睨まれてるような気味の悪さを感じて、俺はなるべく前だけ見るようにして鳥居へ向かった。

30分ぐらい歩いただろうか。
住宅街の中の小さな十字路を右に曲がったところで神輿は突然止まった。
前列の2人が立ち止まってしまったようだ。俺の位置からは前の人の横顔しか見えないが、左側の人の方を見てなにやら話している。やけに顔色が青ざめて見える。
しばらくして、御輿はまたゆっくりと進み始めた。「道を間違えたのかな?」などとぼんやり考えていた時だった。
コトン
と、何かを踏んで下を見た瞬間、俺は小さな悲鳴を上げた。マンホールの蓋だ。しかも一ヶ所に4つ。
御輿の胴に視界を遮られて俺からは前の人の後頭部しか見えない。不安になった俺は思わず後ろを振り返った。
後ろの奴は真下を向いたままで表情は見えない。それでも肩が震えているのははっきりと分かった。
出来の悪い都市伝説と思っていた事が自分の身に起こった現実に頭がついていかない。
十三階段を昇る死刑囚のように、抵抗するすべもなく俺は御輿と共に進み続けた。

結末は、というと
御輿は神社へとなにごともなく帰ってこれた。
巡幸の間ビビりまくっていた自分が恥ずかしくなった。
行きはあれほど不気味に見えた狛犬も俺の帰りを歓迎してくれている様に見えて、横を通り過ぎるたびに一体一体に愛想笑いして通りすぎた。

御輿を倉庫に降ろすと俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。
それにしても、もう一基の御輿、なかなか帰ってこないな…


なんだか味気無いな
0078CYBERPUNK2019/12/09(月) 20:04:12.20ID:U6rw3KAy
大学の夏休み、地元に帰ってきた俺は幼なじみの薦めで祭りの御輿を担ぐことになった。
御輿は2基、6人ずつ2組に別れて町内を練り歩く。
俺は友人とは別の神輿を担ぐことになった。
御輿の左右に3人ずつ、先頭の2人は何度か参加したことがあるらしい人が立つ。俺は右側の真ん中。
自治会のおっさんの説明もそこそこに、御輿は境内から出発する。
この神社の参道には、どんな謂れがあるのかは知らないが北側だけに狛犬が何体も並んでいる。横を通りすぎるたびに狛犬に睨まれてるような気味の悪さを感じて、俺はなるべく前だけ見るようにして鳥居へ向かった。

30分ぐらい歩いただろうか。
住宅街の中の小さな十字路を右に曲がったところで神輿は突然止まった。
前列の2人が立ち止まってしまったようだ。俺の位置からは前の人の横顔しか見えないが、左側の人の方を見てなにやら話している。
しばらくして、御輿はまたゆっくりと進み始めた。「道を間違えたのかな?」などとぼんやり考えていた時だった。
コトン
マンホールの蓋だ。しかも一ヶ所に4つ。

御輿は神社へとなにごともなく帰ってこれた。
行きはあれほど不気味に見えた狛犬も俺の帰りを歓迎してくれている様に見えて、横を通り過ぎるたびに一体一体に愛想笑いして通りすぎた。

御輿を倉庫に降ろすと俺は大きく安堵のため息をついた。
無事に戻ってこられた。当たり前だが。
それにしても、もう一基の御輿、なかなか帰ってこないな…
0079CYBERPUNK2019/12/10(火) 03:45:24.72ID:otxLpCRV
削る前のやつが一番いい
0080CYBERPUNK2019/12/10(火) 06:24:59.55ID:b+Vz46Cz
じゃあこれはもう完成ってことで次シンプルなの目指そう
0081CYBERPUNK2019/12/10(火) 10:37:39.13ID:f5BoZ7h1
タイトルは祭犯の雪な
0082CYBERPUNK2019/12/10(火) 12:28:05.51ID:nqI8tX39
さっぽろ雪まつり?
0083CYBERPUNK2019/12/14(土) 08:31:51.58ID:cmwWAdir
ベタだけど雪像の中に埋まってるオチで
0084CYBERPUNK2019/12/14(土) 19:41:13.02ID:gwYZluXI
一人内側にに残らないと完成しない雪像
0085CYBERPUNK2019/12/16(月) 17:08:39.53ID:WXvy7N2b
俺は毎年冬になると札幌雪まつりを見に行くことにしている
別に趣味じゃなくカメラマンという仕事での事だ、寒いのは好きじゃない
今年も気が乗らないながらも北海道の美味しいものだけを楽しみにやってきたわけだ

写真をさっさと撮って帰りたいと思っていたが今年は去年までと違って凄く素晴らしい雪像、まあ俺好みの、なんだがに出くわしラッキーだった
造形、コンセプト共文句なし、これをメインで雑誌に載せるかと夢中で写真を撮りまくった
俺にしてはここまで対象物に魅入られるのも珍しい…

隣の不細工な雪だるまが邪魔だが仕方ない、大体なんだ、何万人が訪れる雪まつりにガキが作ったような雪だるま、そしてゴテゴテした装飾にペイント、センスの欠けらも無い

ふと気が付くと既に夕方
夜景も取ろうかと思案していた時にサイレンが鳴る
「あれはパトカーか?」
何か事件だろうか
少し追ってみるか、と思いつつポケットからスマホを取り出し検索すると8才の女の子が行方不明らしい
「誘拐事案は追えないな」

寒くなってきたしそろそろ宿に戻るか、と大通りの方向に歩みを進めた時、不細工な雪だるまの箒がぽとりと落ちた
造形だけじゃなく作りも甘いな…
0086CYBERPUNK2019/12/16(月) 17:34:51.03ID:Bgc7vEUk
実際にありそう
0087CYBERPUNK2019/12/16(月) 18:49:30.16ID:sHKbyezi
恐いが雪だるまの中に居るっていう確定要素の一文が欲しいな
0088CYBERPUNK2019/12/16(月) 19:22:09.97ID:WXvy7N2b
適当に書いてみたから改変箇所あったらすきにしてくれ
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