加藤厚労相、7日に問題把握=裁量制めぐり一時空転―衆院予算委

2/19(月) 18:36配信 時事通信

加藤勝信厚生労働相は19日の衆院予算委員会で、
安倍晋三首相が撤回した答弁の根拠にした厚労省のデータについて、今月7日の時点で問題があると把握していたことを明らかにした。

野党側は「分かった時点で、なぜ明らかにしなかったのか」と反発し、審議は一時空転した。

加藤氏は7日、調査は一般の労働者に「残業時間が最も長い日」の労働時間を聞き、裁量労働制はそうした限定がなかったとの報告を受けていた。
8日以降の審議では、こうした説明はせず「データを精査している」と述べるにとどめ、14日に「精査に時間がかかっている」との理由でデータに基づく答弁を撤回していた。