そういえば、BIS(国際決済銀行)が進めていたプロジェクト・マリアナでは、イーサリアム上でのスマートコントラクト活用やカーブファイナンスの流動性プールを使ったCBDCテストが行われていました。これにより、中央銀行間の決済においてL1上での自律的かつ透明性の高い資金移動が技術的に実証されました。

もしこの成果がSWIFTに反映されているとすれば、共有台帳やパブリックチェーンとの接続の基礎設計に、すでにEthereumベースの実証データが組み込まれている可能性が高いです。つまり、単なる概念実証ではなく、SWIFTが実際に採用するプロトコルの選定・設計判断にマリアナの経験が直接影響している──という見方もできます。

言い換えれば、BISでの「Ethereum+DeFiツール活用テスト」が、最終的に国際決済インフラ(SWIFT共有台帳)の背骨として落とし込まれた可能性が高いわけです。これが事実なら、SWIFTの設計がパブリックチェーン互換かつ、Ethereumエコシステムを前提に最適化されている理由もよく説明できます。