>>377
まず、XRPの危険性は、ETHの投資心理的リスクとは種類が異なります。ETHは「メタナラティブ(物語性)」や心理的期待が価格に影響する部分はありますが、その根底には世界中で稼働するL2、DeFi、NFT、クロスチェーン取引など、実際の利用やユースケースに裏付けられた需要があります。つまり、通貨なのである程度の心理的幻想に依存する部分はあるものの、ETH自体の基盤は現実の経済活動に直結しており、価値循環は自己言及だけに留まりません。

一方でXRPは、需要実体がほとんど存在せず、価格は主に期待値やリップラーのナラティブ、過去の銀行採用の“名声”に支えられているに過ぎません。トークンの利用が限定的で、金融機関による採用も?であり、実需のサポートがほとんどない状況です。供給量も非常に大きく、リップル社の保有・リリース戦略に依存しており、投資心理が市場価格を大きく左右する構造です。つまり、XRPの場合はETH以上に「実態なき自己言及的幻想」に依存していると言えます。

さらに、ETHはL1・L2・シャーディング・ロールアップを組み合わせることでスケーラビリティ問題や安全性の課題に現実的な解を提供していますが、XRPは垂直スケーリング型の設計に縛られ、性能改善や機能追加の余地が極めて限られています。この構造的硬直性こそ、価格下落時の暴落リスクや投資家保護の観点で大きな危険性を生み出します。

総じて言えば、ETHは心理的・金融工学的要素に影響を受ける部分はあるものの、実需やネットワーク効果によって価値を支えられており、幻想だけで大きくなった資産ではありません。大手企業が実需によって採用しているのです。

XRPこそが「需要実態のないナラティブ依存資産」として、暗号資産の中で最も危険性の高い部類に入るのです。大手企業の採用が全くないのがナラティブとみられ避けられている証拠でしょう。