>>295
Agglayer(アグレイヤー)が普及し、チェーン間が完全に統合されれば、世界中の最終的なガス代支払いはすべてETHに一本化される。Agglayerは、EVM互換チェーンを Ethereum の総合決済レイヤー(settlement layer)へと吸収する仕組みであり、各チェーンは独自トークンで稼働しながらも、最終的な決済処理と検証はすべてEthereum L1へ回帰する構造を形成する。

このアーキテクチャが標準化すれば、個々のチェーンがローカルでどのトークンを使ってガス代を徴収していようとも、最終的にEthereumへ書き戻す段階で必要となるのはETHだけになる。つまり、

「どのチェーンでトランザクションが発生しても、最終決済はETHで行われる」

という状態が世界規模で成立する。

この特徴は、SWIFTのような巨大金融インフラがパブリックチェーンへ接続する際にも完全に一致する。中間チェーンをいくつ経由しようが、Agglayerを通じてEthereumに帰着する以上、最終的なガス支払いに必要なのはETHのみであり、ETHさえ保有していれば、ユーザーも銀行もあらゆるチェーンを自由に利用できる世界が実現する。

この構造は、世界11,000行を束ね、年間150兆ドル(約2京2,500兆円)の決済を処理するSWIFTがEVM標準へ接続する未来と密接にリンクしている。銀行がガス代支払いのためにETHを保有する動きが既に解禁されている以上、送金フローがEVM圏へ流れ込めば、その巨大な決済ボリュームのガス代がETH需要として直接的に発生し、Ethereum L1へ吸収されていく。

結果として、

ETHは世界金融の“最終ガス通貨(Final Gas Currency)”として機能するようになり、ステーキング報酬は国家級の収益規模に拡大していく。

要するに、

Agglayerが普及すれば、世界中のチェーンと金融システムの最終的なガス代はETHに統一される。
これこそが、Ethereumが“世界の決済レイヤー”へと進化していく核心的な根拠である。