XRP Ledgerには約150のバリデーターが存在するものの、実際に取引を承認するのはリップル社が管理するUNL(Unique Node List)に登録された約35ノードのみです。そのため、XRP Ledgerの意思決定はこの35ノードに依存しており、分散性が極めて低いのが現実です。

また、UNLに含まれていないノードは取引のバリデーションに直接関与できず、これはビットコインやイーサリアムのような完全な分散型ブロックチェーンとは異なる仕組みです。さらに、35ノードのうち過半数(18以上)が悪意を持つとネットワークが乗っ取られる可能性があり、セキュリティリスクが指摘されています。