RippleがFlare Networksと提携し、イーサリアムバーチャルマシン(EVM)を統合したプロジェクトを行う意味

EVMは、ビットコインのように金融取引ごとではなく、実行されるソフトウェア命令ごとに課金するエコノミーを
可能にすることによりチューリング完全性を実現します。

チューリングが完全であるということは、技術的にはピアツーピアの汎用ワールドワイドコンピューターであり、私たち
が知っているようなインターネットの機能を引き受けることさえできるのです。

ファイル共有エコノミー、ピアツーピアクラウドファンディングイベント、スマートコントラクト、ラップトップの未使用
のハードドライブ領域を貸し出す市場、仲介会社のないUberまたはFacebook(企業のない製品)などを作成できるでしょう。

それは基本的に1994年のインターネットのようなものです。

誰も未来が何をもたらすのかわかりませんが、インターネットと同じような可能性があります。

今日、EVMはいろいろなブロックチェーンでも使われており業界標準であると言うことができます。たとえばイーサリアム
のブロックチェーン上で、あるDAppsが展開されていればXRP Ledgerにも簡単に移植することが可能になるでしょう。

XRPもその機能や互換性を手に入れることができるということです。

イーサリアムはスケーリングに関して、ビットコインと同じように大きな問題を抱えている。"everything on the blockchain"
や"world computer"と表現しているが、実際はシステムは非常に遅くなり詰まってきているのが現実です。

遅すぎるイーサリアムよりRippleが標準になっていくでしょう。なぜならPCの発展を見れば基本的に低性能より高性能で
利便性を得られるものが一般人には選ばれてきているのです。
同じようなモノならより安く、より早くです。一般人への普及期には当たり前は当たり前に選ばれます。

アマゾンのベゾスCEOは価格はより安く、配達はより迅速で確実にという要素を重要視していました。これをユーザーが「変わらず
求め続けるもの」として定義し、すべての戦略を立てていました。
だから、アマゾンは最初のころは叩かれまくりましたが、その後、急速に発展し出したのだと思います。

XRPもコスト、スピード、スケーラービリティーを高めているのもそれに通じるものがあると思います。
私は長期的にはあと数年で急速に発展し出すと思います。