XRPの実用化を進めていけば、保有する動機が生まれ、一般のホールドは加速していくし、投資家の
購入は継続して起こってきます。

それがXRPがバブル期を抜かして考えても0.3円から徐々に上がってきている理由です。
実用化を進めて、宣伝を本格的に開始すればホールドと投資はどんどん加速していきます。
まだ、インフラ整備中で一般層への広報はまだ本格的にやってはいないことに注意する必要が
あります。インフラ整備を終えて一般層への広報が本格すればこの状況は一変するでしょう。

供給を絞っただけのポンプを繰り返す通貨では一般層への普及は難しい。

運営用としての通貨のストックの少ない通貨は次第に資金難となり、実用化の取り組みは
疎かになり、継続は難しくなるであろう。そして普及を成し遂げる前に終わってしまう可能性が高い。

仮想通貨も長いスパンでみればセキュリティーが向上するし、法定通貨よりネットワーク上で扱い
やすくなるし、スピードも速く、効率もよくなっていく。銀行だって長いスパンで考えれば仮想通貨
を使用しだすのです。

送金業といつまでも競争できないような規制や仕組みでは公正な取引、市場とは言えません。

数年前は銀行はXRPを使用しないといわれましたが、ペルーの大手銀行インターバンクと
イギリスのユーロエクシム銀行はXRPを使用し始めますし、送金大手のマネーグラムやRiaなど
送金業もこぞってXRPを使い始めます。銀行もそろそろうかうかしていられないのです。

RippleNetに参加している300行が中長期的には競争激化でXRPを使い始めるという可能性も
そろそろ考え始めるべきでしょう。

SWIFT GPIはコルレス銀行をなくす仕組みではなく、今までのバケツリレー式の送金の延長です。
つまり、ブロックチェーン技術を国際決済システムに活用し、リアルタイムなプロセス追跡を可能し、
国際送金で必要なコルレス銀行(中継銀行)ごとの処理時間や手数料も開示、時間短縮や最も安い
銀行を取引相手が選びやすくする仕組みを提供するものです。

しかし、情報開示によるコレルス銀行ごとの競争を生み出して手数料が安くなる期待はできますが、
XRPを使った直接手渡しするような効率化を狙ったものではないため、手数料を安くするには限界が
あるでしょう。
現に地方銀行でいち早くSWIFT GPIに参加した京都銀行の国際送金はまだ高いコルレス銀行の手数料
がかかっています。XRPを活用し始めた送金業者の手数料に全然太刀打ちできていない状況です。

また、国際的に銀行組織を束ねて、国際送金から手数料を取るために作った国際カルテルのような
SWIFTに価格競争がどこまでできるかも疑問です。

XRPはもう国際送金市場に大きな風穴を開けてきているのです。この風穴は年月が経つにつれて
どんどん大きくなっていくでしょう。もう後戻りはしないし、できないのです。
※個人の考え、予想が含まれているため、最終的な投資はよく考え自己判断・自己責任で!