電カルについてちょっと勘違いしている人がいるみたいだが、電カルに一度打ち込んだ情報は修正は可能だが、修正した事実も残るから改ざんは出来んと研修医の時に習ったぞ
あと、改ざんするから医療ミスに繋がるのではなく、医療ミスをカルテ改ざんで隠蔽するんです
紙カルテだとそれが可能だから問題になった
改ざんを防ぐのも当初の電カル導入の目的だった

情報開示に関しては今でも患者が望んだらする義務があるし、別の医者に診療情報提供だってするからブロックチェーンでないとダメなわけでは全くない

それから、国を跨いでのセカンドオピニオン云々の話はそれはそれで良いと思うけど、現実的には医療法の問題とか保険の問題もあるから簡単ではないよ
国によって薬の使い方も違うしな
アメリカの医者に漢方の話したって無駄だろ?
あと、触診や聴診出来ねえのに、そんなんで良いのか?

画像診断とか病理診断なら世界共通だから法律の問題のない国同士なら繋ぐこと出来るだろうけど、それらの分野は今後はAIに置き換わると言われてるから放射線科医や病理診断医のセカンドオピニオンは不要になる時代が来るかも知れない

あと、忘れてはならないのが病院に来る患者の多くは高齢者
仮にこう言ったシステムが普及するにしてもネット世代の今の若い人達が高齢者になるまで本格的な普及は難しいだろう

ともかく、開発者の医者が患者目線でこの案件を企画しているようには思えない 臨床医の視点から作っているようにも思えない 医療経済のことは考えとるんかも知れんが

もしイギリスでもうちょっと普及するようなことがあったら、実際の現場ではどんな感じなのか聞いてみとくけど