前スレ 
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/cryptocoin/1516094794/


仮想通貨の暴落理由をいくつか書いておくよ

1 仮想通貨全部をたした時価総額が1ヶ月くらい前からほとんど変わっていない。
つまり新規のお金が入ってきていないか、出て行く人とはいってきた人が同じくらいで仮想通貨そのものが頭打ち。

2 仮想通貨を買っている人は、仮想通貨自体に価値があると思って買っているのではなく、値上がりするから買っているだけ。
 逆にいえば、値上がりしなくなったのなら、今買っている人にとっては何の魅力もなくなり、リスクの大きさしか残らない。
 つまり、値上がりしなくなるというだけで暴落する。

3 BTC→アルトなどの変換を経験したりと、新規参加者が一通り仮想通貨の知識を吸収して慣れて、
 仮想通貨の危うさや限界を体験したことで夢が見れなくなった。
 天井が見えない状態に起きるバブルは、夢がないと持続しないでしぼむ。その夢が消えつつある。

4 仮想通貨の危険性を政府が認知し始めたため各国で規制が入るようになった。
 イスラム教徒は宗教的に禁止されたのでイスラム圏の人からはほぼ買われることは無くなった。
 中国のマイナー業者が政府からの規制によって廃業においこまれて、ハッシュレートの維持が難しくなり、
 POWシステムそのものが存在が危うくなっている。
 ハッシュレートが低下するとそれだけその通貨の書き換えが容易になるので、信用性が落ちる。つまり通貨の価値が落ちる。
 ディフィカルティの調整はその点では無意味・無力。
 ここからは消費電力の問題、脱税やマネロンの問題、自国通貨の流出問題等、
 国の規制である程度縮小しなければならない状況になってきている。

5 技術的な解決をしようという試みもあるが、ライトニングネットワークはセキュリティリスクが発生し、
 POS移行は新たな既得権の発生もあり、消費電力の根本的解決も不可能。
 DAGも単に効率がいいというだけ。結局は中央集権的な認証をするしかなくなる。その認証権は国家以外に妥当なものがない。
(私企業や特定少数の開発者による管理だと、彼ら自身が通貨発行権を手に入れるのと同じになり、
 法定通貨の枠組みが不安定=国家が不安定となる)
 リップルは銀行間の取引のなかでつかわれる手数料通貨なので、通貨そのものではなく本来それほど値上がりするものではないと理解され始めた。

6 仮想通貨の時価総額が数十兆円規模となっているが、実際に仮想通貨に入ってきたお金はその100分の1もない。
 板の薄い状況で100円から1万円に価格をあげるのは、1000万円もあればできる。実際にコインの価格は大口が自由に操作できる状況にあり、
 そのような操作が行われているのが調査で分かっている。 https://gigazine.net/news/20180116-bitcoin-price-manipulation/
 そのあいだにコインが増えて時価総額自体は見かけ上は1万倍になっているが、実際に入っているお金はそこまで多くはない。
 実はかなり脆弱な市場で暴落に弱い。
 4%の人がビットコインの97%を保持しているので、彼らの価格のつり上げによって参入者をよびこみ、
 自らがもつコインの価値を見かけ上は上げているだけ。
 なので一度下落要因が出ると買い手が少なく、サーキットブレイクも1時間もたたずに解除されるので、加速度的に急落する。
 数時間で価格が10分の1になったビットコネクトみたいなことが普通におきえるので、
 パニックの度合いがFXや株などの他の投資とは別次元。

つづく