ハコヅメをネカフェで一気読みしました。
単行本はもちろん、モーニングのバックナンバーも揃っていたので最新話まで読みました。
笑いとシリアスとリアルの配合バランスが絶妙な漫画ですね。
笑えるところは「ギャグ漫画か」と思えるほど笑わせてくれて、
シリアスとリアルなところは「鬱漫画か」と思えるほど重く心にズシンと来ます。

一番笑ったのは、山田氏と源氏が同僚たちが張り込みをしているオシャレな店にたまたまデートに来てしまった回ですね。
同僚たちの前で辱められるのはもちろん、ふたりして同じ店に来るとかネカフェで声出して笑ってしまいました。

しかし、あそこで捕まった犯人が後に重要な人物として描かれるのは意外でした。
ただのモブキャラかと思ったら後に重要な人物として出てくるというのは他にもあって、いわゆる伏線になっているんですね。
構成がしっかりしています。

で、一番重かったのは言うまでもなくアンボックス編です。
名作ではありますけど悲しいですね。思い入れのあるキャラが一人は辞めて、一人は亡くなって……でも名作です。

アニメ化決定してますが、アンボックス編はどうするのか。
まあ、1期だけならそこまで行かないでしょうけど、もし人気があって2期、3期と続けばやらざるを得ないでしょう。