本当の尊王なんてもんはまずないからね。戦国時代の三英傑とも、朝廷の権威を外交や統治に利用するためできるだけ仲良く付き合ってたまでのこと。その群雄の下心を利用して自分たちに有利になるよう政治にちょっかい出してたのが近衛他の貴族。
光秀や秀吉の時代の朝廷の弊害を目にした家康が、武家政治との切り離しを図った。つまり象徴化。
江戸時代末期に貴族が困窮したのは、幕府の権威が確立して皇室の威光に頼る必要がなくなって、扱いが粗略になっていったから。
でそれを不満に思ってた一部の貴族が野心のある外様大藩と組んでクーデターを起こしたのが明治維新。また権威が崩壊したので、代替として皇室を中心に置いたようにみせた。