>>970
桜蔭の理社の配点が低いのはその通りだが、では配点の高い国算はどうかというと、
国算は国算でやはり「脳が汗をかくくらい考える」即ち推論を要求する問題が出ている。

これは桜蔭に限らず難関校は大抵そうだ。有名なのは一昨年度の開成の国語だろう。
業界で「開成ショック」と呼ばれたこの問題は、カニ弁当の販売実績のグラフを見て
「販売機会損失」の概念を小学6年生に推論させようとするとんでもない問題だった。
当たり前の話だが、「販売機会損失」の概念を教えている塾などどこにも存在しない。
「解法の暗記」などでは話にならないのは勿論、いくら知識を蓄えてもそれだけでは
太刀打ちできない問題と言える。