>>982
全く違う

「後の先」…構えを取っている時が1番防御が固い。なので、相手から先に攻撃させることで防御出来ないようにし、撃ち込むこと。
相手の動きを読むので自然と格上が格下相手に使うことが多くなる

「対の先」…一般的にはカウンターではあるが、本来はそんな甘いモノでは無い。相手の方が格上で普通にやっても勝てない時に、自分が死んだとしても道連れにしてやるという心意気でやる行為。
防御をかなぐり捨て、かつ相手も防御出来ないように、相手の攻撃に合わせて全力で撃ち込む。
これをやられると、相手としては勝てる闘いに命をかける必要が出るので、割に合わないと怯み、勝ち目が出る。武士道とはシグルイなり

「先の先」…間合いを制して相手より先に撃ち込むこと。
実力が互角なら、先手を取って攻撃した方が有利。
同じ人間である以上、互いの間合いに差は殆ど無い。よって、一見すると同時に攻撃してカウンターの様に見えるが、実際は機先を制して先に動いた方が勝つ(七人の侍の久蔵の登場シーンなんかそうだね)。
間合いを制する前に動いてしまうと、後の先を取られる

「先先の先」…もはや攻撃しようというおこりも見せずに撃ち込むこと。
心理的に機先を制する、達人の域