>>276
燈子は一貫して「侑が好き」ってのは変わってないよ

ただ、生徒会劇をきっかけに、燈子自身の「自分が優等生でもなく、性格も悪かったら
誰にも好かれないだろう」という思い込みが揺らぎはじめた(単行本5〜6巻)
で、その変化しはじめの時点で(もう大丈夫だ、とタイミングを見誤った)侑が告白(6巻ラスト)

その時点では、まだ燈子の自己肯定は「燈子を好きになった侑」を受け入れるほどの
状態ではなかった…ので燈子は逃げた

そこで7巻の、沙弥香の告白ですよ
「(燈子の)ぜんぶが好き」「好きな人のままでいさせてくれるだろうという信頼」
沙弥香の言うことを理解して、初めて侑が口にした「好き」の重さに気づいた…というか、
「侑がわたしのことを好き」という状態を受け入れる決意ができた
だから「話をさせて、したい、今から会いに行く」と

40話「わたしの好きな人」は間違いなく神回だけど、燈子の心境変化のクライマックスは
38話「針路」の「小糸さん?」「うん」の大ゴマじゃないかなと思ってる