下半身を失った獅子谷
「ウシジマ！糞が！あー、俺の足が！畜生！」
「そっ、そうだ！ヘイSiri！ヘイSiri！僕の下半身を直して！」
Siri「分かりました。下半身を元に戻しますね。」
Siriの不思議な力で獅子谷の下半身が元に戻る。
ウシジマ「！？」「ヘイSiri！獅子谷の下半身をまた切断して！」
Siri「分かりました。」
獅子谷「グワーッ！ウシジマ、てめーっ！ヘイSiri！俺の体を直して！ついでにウシジマの両腕をもぎ取って！」
Siri「わかりました。」
ウシジマ「ウォーッ！腕が！ヘイSiri！」
Siriを通じて延々とやりあう二人、見かねた柄崎がSiriに指示する
「ヘイSiri！二人の喧嘩をやめさせて！」
Siri「分かりました。」
獅子谷、ウシジマ「・・・俺たち」「なんで今まで、いがみあってたのか・・・」
「獅子谷！」「ウシジマ！」
がっちりと握手する獅子谷とウシジマ、柄崎も泣いている。
その光景を優しい眼差しで見つめる椚、自らの使命を果たしたかのように、穏やかな表情のまま永い眠りについた
